【立山】メインルートからは外れるけど、劔岳を望める奥大日岳は素晴らしい山でした!

皆さんこんにちは、ゆずです。

最近は暑いですね、こんなにも暑いと標高の高い山に行きたくなってきますが、なかなかタイミングが合わない今日この頃。

以前北アルプスの立山に行った時のことを記事にしましたが、その時は雄山』『浄土山』を紹介しています。今回は2017年に登った『奥大日岳』の山行記録を記事にしようと思います。

立山のメインルートである劔岳や雄山などとは外れる少しマイナールートですが、そんなことない素晴らしい稜線と景色、そして人の少なさで大満足できる良い意味で裏切られた山でした!!

特に雷鳥沢キャンプ場にテント泊される方や宿泊する方には、オススメしたい山だと思います!

現状の登山道の状況は必ず確認してから行くようにお願いします。

  • 公共交通機関のみで標高2420mまで行ける
  • 今回は雷鳥沢テント場にテント泊
  • テントは置いて、奥大日岳ピストン登山が可能
  • 初めてのテント場としては、混雑によるトイレ待ち以外はかなり良い環境
  • 奥大日岳の行程は6時間程度

山行の概要

日時:2017年8月6日-7日

メンバー構成:4人パーティー

コースタイム:山と高原地図参照

【1日目のコースタイム:約50分】【2日目のコースタイム:約6時間】 

私のペースは大体、写真を撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらいです。この時は山頂に滞在している時間を長めに取っていたので、実際は7時間ぐらいかかっています。

ルート紹介

立山を紹介する上でやはり最大の魅力は、標高2420mの室堂まで公共交通機関を利用して、あっという間に高山地帯に行けること。

奥大日岳は、冒頭で述べたように雄山や劔岳といった山の知名度には負けてしまいます。実際にゆずもブランド力ナンバー1とも言える日本百名山の立山『雄山・大汝山・富士ノ折立』に登ることしか頭にありませんでしたが、同行者からのオススメでついでに登ることにしたぐらい。

しかしながら、日本二百名山に選ばれるだけの魅力が詰まっており、雄山~別山縦走コースとは違った稜線歩きが出来たのは魅力でした。劔岳を見る山としても良いですし、弥陀ヶ原の地形を見るにも絶好で、さらには能登半島まで見ることが出来る展望も素晴らしい。

雷鳥沢テント場からも行きやすいので、ここをベースキャンプとしてアルプス初のテント泊としてもオススメ出来ます!

公共交通でのアクセス【東京起点】

主に立山の室堂までは『長野側』『富山側』に2方向から行けます。またどちらも公共交通機関で行ける点は非常に優れていて、近い方から行くで良いと思います。

立山黒部アルペンルートへJRでお越しの方について。…

何だかんだで公式ホームページが分かりやすいですね。

ゆずの住んでいる関東からは、方向的には長野が近いですが、新幹線を上手く使うとそこまで変わらなかったりします。金額にも差が出るので、その点は考慮が必要ですね。

今回、行きは夜行バスを利用して長野方面から入り、帰りは電車を利用して長野方面へ抜けて帰りました。

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら
設定 jpeg撮って出し
ピクチャーモード:ViVid

2017年は初めてミラーレスカメラを買った年でもあり、また今回の立山で初めてごついカメラを持って行く山行でした。

今で所有していたコンパクトデジタルカメラでは星空撮影が難しかったので、初のミラーレスカメラで星空撮影でも出来ないかとワクワクさせて行ったのを覚えています。

山行記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

  1. 室堂駅内のトイレ
  2. 雷鳥沢キャンプ場のトイレ

2日目のトイレは実質、テント場のスタート・ゴールにあるのみ。

キャンプ場のトイレは綺麗・汚いというよりも『かなり混みます』。800-900張ぐらいのテントが集中することもあり、早朝の行動開始時間はいつも以上に早めの方がトイレ渋滞には合わないと思います。

トイレの写真 ※クリックで開きます

扇沢駅のトイレ。水洗で快適。

立山は人が多いこともあり、トイレでは誰かしらが居たので写真撮影出来ませんでした。言葉で説明しますが、まず室堂トイレは扇沢駅並みに綺麗です。

中の写真は無いですが、テント場のすぐ横にトイレ

夜行バスに乗り、初の立山室堂へ

朝の7時、長野県の扇沢から室堂行きの乗り物たちに乗ろうとしている時。おはようございます。

朝の扇沢は大混雑。今回はテント泊なので、大型ザックを背負って移動するのが何とも疲れます。この記事を書いている2021年では立山に3回行っているので、アルペンルートも慣れたものですが、当時はじめて行ったときはワクワクが勝っていたような気がします。

ゆず
慣れって怖い

名物となっている『お弁当いかがですかおじさん』をはじめて見て、面白いパフォーマンスだなと思いました。

ここから室堂までは前回の立山に行く記事に載せていますので、移動中の紹介はお任せしましょう!

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変わっているところとしては、当時扇沢から黒部ダムまで通るバスは今はなきトロリーバス。今でもバスは走っていますが、この区間のバスは平成31年より電気バスになっています。

トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで、みんな大好き室堂に到着!

初室堂のゆず
天気いまいちだけど、めちゃくちゃ感動しました

室堂から雷鳥沢テント場へ

行きの時はわかりませんでしたが、正面左奥に延びている山脈が奥大日岳に続く稜線です。

8月に登山に来て、ここまでの残雪がある山はこの当時は初めてでした。みくりが池にもまだまだ雪が残っています。

初残雪のゆず
8月に雪ってすげー!何で溶けないんだ!

別の年の8月後半にも立山に行ったことがありましたが、後半はもっと雪が溶けていますね。残雪が残っている山肌の景色も美しいと思います。

室堂から50分ほど歩いてキャンプ場まで向かいます。写真で見えるのは、らいちょう温泉雷鳥荘。

2020年の夏に宿泊したことがある山小屋です!記事は参考までに。

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キャンプ場までは舗装されていますが、意外と降るので初めて重い荷物を持って歩く場合はお気をつけてください。

さて画面中央に目的のテント場が見えてきました

800張ぐらい張ることのできる大型なテント場で、シーズン中はかなりの量のテントでごった返すテント場で有名です。2020年の秋の連休では、トイレ待ちに2時間とかTwitterで見ましたね…。

ゆず
遊園地並み、もしくはそれ以上ですね…

当時、コロナウイルスが関係ない平日でも結構な数のテントがありますね。

長い階段を降り、ようやくテント場に到着!

ここのテント場は非常に広く、平らに整地されているのでテント場としてはかなり張りやすいです。

すごく混雑している時とは別として、隣とのスペースが比較的空いており、まとまったスペースが取れるので、グループでの登山でも向いています。

6人ぐらいで使うような見たことない大型のテントも張ってありましたね。

この時のゆずはテントを所有していなかったので、同行者のステラリッジに初めてテント泊させてもらいました!

結果的にはテントが欲しくなって、翌年の2018年5月にマイテントを購入しています。

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初めてのテントにテンションがあがっています!

ちなみに今でこそステラリッジはレインフライが4色ほどありますが、以前はそこまでの展開がなかったので、右奥に見えるように黄色テントが量産されていました。

モンベルウェブサイト

ステラリッジ テントの別売フライシートです。新開発の素材を使用し、世界トップクラスの軽量性と剛性を実現しました。傷んでき…

室堂に着いた時は天気は曇りだったのですが、テントを建てた時には周囲はガスに包まれてしまった…

しばらくは外で山のテント泊生活を楽しんでいましたが、雨が降ってきたのでテント内に退散。降ったりやんだりの天気でしたね。

こうゆう時は素直に山小屋だと、色々と出来ることが多いなと思いました。

ゆずたちはテント場に10時半頃に着きましたが、これからテントを撤収する人や張りに来る人で行き来が多かったです。流石は人気の山ですね。

雨に濡れる高山植物を撮影

ちなみにここのテント場は外国人の方が多数いました!

外国の方々がたくさんいてテントを張っている様子を見ると、ここはヨーロッパアルプスなのではないかと思ってしまった…

ゆず
立っているだけで、絵になるなぁ

テント場のすぐ横にはチングルマも咲いております!

初テントでの山ご飯は茹でたパスタにレトルトのパスタソースをかけた簡単なもの。それでも大変美味しかったのですがね!

ちなみにこの後雨が降ってきて、パスタに水が入り味が薄くなった苦い思い出…。

パスタを雨で台無しにされた後は、ずっと雨。明日は日の出を山頂から見るため、早朝の2時台に出る予定。雨も降っているので早々と寝ることにしました。

おやすみなさい。

2日目 奥大日岳まで朝日を見に行く予定で行動する

二日目おはようございます。早朝の2時ですが、意外にもテントの明かりがついているのが多いのか驚きました。

とても眠たいですが、アタックザックに荷物を準備。結局起きたのは良いけど、出発に時間がかかり、山頂日の出は難しそう。

ミラーレスカメラでの星空撮影は今回が初めて。シャッター速度などもあまり理解がなく、ひとまず事前に調べた通りの設定で撮った一枚。

肉眼ではもう少し見れたのですが、これだけでも感動したものです!もう少し上手く撮れるようになりたいなと思う次第。

テントと星空を狙って撮影!三脚も無かったので、岩などが映り込んでしまっていますが、個人的には夜のテント泊の感じが出ていて、結構好きな一枚でした。

さて奥大日岳に向かって出発です。今夜は月が明るく、まるで日の出の様。

日の出が昇る前の美しいブルーとオレンジ、そして色が変わる境界線の美しさよ。剱岳方面の山脈が黒のシルエットとなってとってもカッコイイ!!

だんだんと明るくなってきました。やっぱり予想通りで日の出は山頂から間に合わないかな。正面に見える山が山頂かと思いますが、奥大日岳はまだ先。

劔岳のシルエットがさらにさらにかっこいい!!

少し明るくなってきたと思ったら、そこから一気に明るくなりました。

画面の右側には弥陀ヶ原が見えます。四角に切れ落ちて、台形のような地形をしているのが、この奥大日岳方面からはしっかりと確認出来ます。

ここまで角ばったような地形は初めて見ました!

上の方に視線を上げてみると、北アルプス槍ヶ岳や薬師岳方面の山々が連なって見えます。

槍ヶ岳は画面ちょうど真ん中にちょこんと頭を覗かせております。

初槍のゆず
とんがった山容が判別しやすい!!

太陽が上がりきる前の色合いというのは、とてもゆずは好きです。

奥大日岳の先にある大日岳。ちょうど陽が当たっている鞍部には大日小屋が建っております。

ランプの小屋としては有名で、このときいつかこの山小屋に泊まってみたいとゆずは思いました。2021年の現在でも、まだ宿泊が叶わず…。

さて奥大日岳はあともう少し。このトラバースの先のピークが奥大日岳です。

先ほどは槍ヶ岳が先端だけ出ていましたが、ある程度の全貌を望めるようになってきました。

少しだけ残雪部分が出てはきましたが、特にアイゼンを履くほどの雪ではありません。

剱岳をバックに歩く姿はかっこいい!

奥大日岳のすぐ前には、チングルマやハクサンイチゲなどの高山植物の群落が散財していました。

私がハクサンイチゲを好きになった一枚。ハクサンイチゲの群落の後ろには、剣岳のシルエットが映るこの写真はとても気に入っております。

ゆず
ちょっと露出マイナスすぎないか?

改まって見直してみると、もう少し○○して撮影すれば良かったと後悔する場面はありますが、まあこれもまた1つの思い出ということですね。

奥大日岳の山頂に到着。奥大日岳から日本海側を望むと、うっすらと能登半島が伸びているのが見えました。初めて能登半島を見たのが、奥大日岳からなんておしゃれ~。

ちょっと傾いてる奥大日岳。

劔岳のシルエットがかっこよすぎて、とにかく剱岳を入れた写真ばっかり量産しております。

今まで歩いてきた道を振り返ります。奥には立山のメインルート雄山〜大汝山〜富士ノ折立の縦走路が見えますね。

左側が紫がかってるのはご愛嬌。この残雪、山肌、稜線のゴツゴツした感じ、これぞ夏山に来た感じがします。

この時は早朝の奥大日岳を登った後に、テントを回収して雄山に行く予定ではありましたが、あまりの居心地の良さに長時間山頂に滞在してしまいました。

5時ぐらいに到着したので、山頂はゆず達のパーティーで貸し切り。

滞在を決めたゆず
あ~最高。もう雄山行かなくても、大満足ですね。最高なので、もっと居よう!

名残惜しいですが、テントを回収して下山します

高山植物と夏山の稜線が美しい。登山者を入れると、より雰囲気が出ます。

チングルマまっしぐら。

チングルマおじいちゃんもまっしぐら。

絶景を見つつ戻る道はあっという間で、テント場がまた見えてきました。改めて見るといい場所にテント場がありますね!

らいちょう温泉雷鳥荘や雷鳥沢ヒュッテが、凄いところに建っているのが改めて分かる!

あー、ハクサンイチゲがキレイだぁ!

この川を渡ればテント場はすぐそこ。

テントもだいぶ撤収してしまったようです。こんなに朝早くからテントを持って活動する人は、大体の人が剱岳方面に向かったのでしょうか。

さて我々も朝食を食べてテントを撤収します。1日目は天気が良くなかったので、ここまでの絶景が見れませんでしたが、テント場からの見晴らしは抜群!

さらば素晴らしいテント場!

まったりと室堂まで整備された道を戻ります。室堂のすぐ前に人だかりがありました。何かと思ってみてみると

驚きのゆず
雷鳥がいる!!!

この時ゆずは初めて雷鳥を見ました!

持っていったミラーレスカメラのレンズがそこまで遠くまで撮れなかったので、雷鳥は小さい…。

見つけた場所が室堂のすぐ近くなので、このあたりは一般の方も多くいらっしゃいます。雷鳥を撮影するために、かなりの人がカメラもしくはスマートフォンを持ちながら撮影をしていました。

さながらアイドルの撮影会ですね。まあ山のアイドルではありますけど。

ここまで戻って来れば、今回の山行はほぼ終わり。絶景とお別れして、あとはアルペンルートと東京までの長い道のりが待っているので、やや憂鬱。

アルペンルートは混んでいると、戻るのにも時間がかかるので早めに降りました。特にロープウェイとケーブルカーは人が溜まりやすかったので、早め早めの行動を。

無事に下山したらお風呂で汗を流して、黒部ダムを催した黒部ダムカレーなるものを食べて、帰路につきます。

この時台風が来ていたため中央線が運休。松本経由で帰宅できなくなり、急遽長野方面に回り、振替輸送で長野新幹線に乗って帰ったのもいい思い出。

最後までインパクトの残る山旅となりました。

さいごに

今回は北アルプス立山の奥大日岳を紹介しました!

前回に紹介した雄山や浄土山に比べると、コースタイムが長く、より簡単に登れる所ではないですが、見るアングルが変わるだけで別の立山の景色を楽しむことが出来ました!

とくに剱岳の山容は突出したカッコイイ良さがあったので、剱岳を望む山としても素晴らしいものだと思います。

また奥大日方面はあまり登山者が少なかったので、立山の中でも静かな山域を好まれる方には、特にオススメできる山だと思いました!

それでは皆さん、良い山旅を!

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