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伊香保温泉と一緒に榛名山も楽しもう!!【榛名富士登山】

みなさん、こんにちはゆずです。

2019年6月。梅雨の晴れ間に登った群馬県の榛名山。新緑が美しい山は手ごろに登れる初心者に優しい山で、ロープウェイもあります。

そんな気軽に行ける榛名山と一緒に楽しむのは、群馬県の有名な温泉地の伊香保温泉。温泉と山をセットで行くには、近場であり、温泉+登山をとても組み合わせしやすい場所です。宿のバリエーションも豊富で、色々な方向からアクセス良好です。

もし新型コロナウイルスが落ち着いて、近場で温泉と山を楽しむとしたら、また行きたいなと思っている温泉と山です。みなさんの再開登山+温泉旅行の参考になればと思います。

榛名山について

榛名山は火山地帯です。カルデラ湖である榛名湖の近くにはロープウェイの通る『榛名富士』を中心に、最高峰『掃部ヶ岳(かもんがたけ)』『相馬山』などの様々なピークが存在します。

上毛三山の一角として数えられており、同じ一角である赤城山と同様『榛名山』という山はありません。上記の榛名富士、掃部ヶ岳などがあるこの一帯の山域を榛名山としています。ロープウェイがあるからか、榛名富士が一番有名で登りやすいです。

この榛名山という場所は、日本二百名山、ぐんま百名山、関東百名山といったものに選ばれる素晴らしい山です。人によっては、最高峰の掃部ヶ岳に登らなければ登頂したとは言えないということもありますが、そこは楽しんでいきましょう。

伊香保温泉と榛名山

伊香保温泉は榛名山の麓にあり、温泉と自然を一緒に楽しめる素晴らしい環境といえます。

草津白根山の恩恵で草津温泉や万座温泉があるといったように、榛名山の恩恵で伊香保温泉があるかと思いましたが、観光協会のホームページなどを見た限りではそうではないようです。

どちらにしろ、素晴らしい組み合わせであることは分かります!

ちなみに伊香保温泉は昔からの『黄金(こがね)の湯』と平成になって掘った『白銀(しろがね)の湯』があります。ゆず的には黄金の湯を、源泉かけ流しで提供しているところが良いかなと思います。

榛名富士のルート

  1. 榛名湖温泉ゆうすげ方面から
  2. 榛名山ロープウェイ側から

おもなルートはこの二つ。のロープウェイからは観光客も含めてたくさんの人がいます。一方①のゆうすげ方面からは人が少なく、ある程度山登りを楽しまれている方が行く人が多かったですし、静かな山が味わえます。

6月のブナ新緑の時期には、エゾハルゼミの大合唱が聞けるのでとってもオススメ!!夏のアブラセミよりも爽やかに感じられて好きです。おばあちゃん家の縁側にいる雰囲気。

榛名富士へのアクセス

  1. 自家用車
  2. 電車+バス

自家用車は、榛名富士には『榛名山ロープウェイ』があるので、そこの駐車場を利用するといいでしょう。掃部ヶ岳といったそれぞれの山に行く場合は、自家用車は特に小回りが利くので向いています。

電車に関しては『榛名湖までバスが二種類』あります。高崎駅から直通で行けるバスと、伊香保温泉から出ているバスがあります。ただ伊香保ロープウェイ前で降りる場合は、伊香保温泉側のバスか、榛名湖から伊香保温泉へ向かうバスに乗る必要があります。

高崎駅からバス一本でロープウェイ前には行けませんのでご注意。

反対側のゆうすげ方面を利用する時は『榛名湖温泉ゆうすげ線』を利用します。上記の榛名湖バス停で乗り換えか、伊香保温泉から直通でバスが出ています。

榛名湖バス停へ
  • 高崎駅から直通バスあり
  • 伊香保温泉から直通バス
榛名ロープウェイバス停
  • 榛名湖から伊香保補面バス
  • 伊香保温泉から榛名湖方面バス

の途中にあり。高崎からは直接行けない。

榛名湖温泉ゆうすげ線
  • 榛名湖温泉から乗り換え(高崎駅から来た場合)
  • 伊香保温泉から直通バス

まとめると上記のような状態ですね。

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2019年6月19日

コースタイム:山と高原地図 赤城・皇海・筑波 参照

一日目

榛名湖温泉ゆうすげ → 榛名富士山頂 → ロープウェイ山頂駅 → ロープウェイ麓駅 → 沼の原 → ゆうすげ入口バス停

2:00~2:30(榛名富士のみなら1:15)休憩込み3:00

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。榛名富士に追加して、沼ノ原やゆうすげ入口バス停までの散策もしたので、やや時間がかかっています。

メンバー構成:2人パーティー

前日は伊香保温泉の洋風旅館ぴのんに宿泊。私がよく拝見する、温泉ブログ 山と温泉のきろくのももさんオススメの良い宿でした。もう二度リピートしている良い宿です。コスパ抜群で食事がかなり美味しいですね!

というか今のところ、伊香保温泉の宿泊はぴのんだけですね。

温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。…

翌日の朝に伊香保温泉から出る路線バスに乗って、榛名温泉ゆうすげまで移動。そこから榛名富士を登って下るシンプルなコースです。時間に余裕があったので、ゆうすげ入口バス停まで歩くので、沼ノ原や道路横を通れる緑の道を歩きました。

そこからは伊香保温泉まで戻って、高速バスに乗って都内まで戻ります。

今回の交通費

料金(関東起点)

新宿駅 → 伊香保温泉 普通期、インターネット事前予約料金

2490円(車内で購入した場合2620円)

路線バス

伊香保温泉 → 榛名温泉ゆうすげ

940円
路線バス

ゆうすげ入口 → 伊香保温泉

630円
洋風旅館 ぴのん

一泊二食 食事グレードアップ

10150円
伊香保温泉 → 新宿駅 普通期、インターネット事前予約料金

2490円(車内で購入した場合2620円)

合計 合計:6550円

宿泊費込み:16700円

交通費は電車よりもアクセスも値段も良い『上州湯めぐり号』が便利。

5/20の段階で1日3便ほどに減便されています。新型コロナウイルスの関係で、便数の変更や欠便の可能性があるので、事前の確認をしっかりとしてください。

ブログにも別でまとめているので、下記を参考にしてください。

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今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら

今回もいつもの相棒たち。

山行記録

使用地図

記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してくださ

トイレ情報

  1. 登山口 榛名湖温泉ゆうすげバス停前の公衆便所
  2. 榛名山ロープウェイ 山頂駅
  3. 榛名山ロープウェイ 山麓駅
  4. ゆうすげの道入口前の公衆トイレ

榛名富士の入山前・登山中・下山後、ゆうすげの道にありますので、とても豊富。行程自体も短いですし、そこまでトイレには困らないと思います。

伊香保温泉で前泊。洋風旅館ぴのんでお腹を満たす。

前日に宿泊した『洋風旅館ぴのん』
造りが可愛らしく、おしゃれな感じ。ペンション的な雰囲気ですかね
料理はとても美味!中華とフレンチをミックスした料理。見栄えも綺麗です!
温泉と洋風な料理が味わえるのが魅力的です。
いや~、肉も美味しかった

こちらは内湯。限られた旅館にしか配湯されない『黄金の湯』です。

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バスに乗って、登山口の榛名湖温泉ゆうすげへ

旅館から徒歩5分ほどでバス停があり、アクセス良好。朝食をしっかりと味わってスタートです。
ロープウェイ前で降りていく人が多い中、我々は榛名湖の反対側に回ります。
途中、湖畔越しに榛名富士が見えるのが綺麗!富士の名が付けられているのが納得。
こちらが榛名湖温泉ゆうすげの建物。宿泊後にここで入浴を考えている場合は逆ルートで行くといいでしょう。
すぐに湖畔に行ける道があります。
ボードで遊んだり、釣りをされている方が優雅で良いですね。
榛名湖と榛名富士の組み合わせで楽しむのも、面白うそうです。
遮られるものがない見事な榛名富士。

こちらがバス停前の公衆トイレです。

いざ榛名富士へ!

榛名林間学園という、何故か東京都板橋区立所有の建物前を通ります。
この道路を少し進むとすぐに登山道が現れます。
ここが登山口。道路からすぐに見えるところに位置しているので、すぐに分かると思います。
エゾハルゼミの合唱を聞きながら、見事な新緑を味わいます。

道は草でかくれていますが、踏み跡は良好。

良い緑。葉脈が透けるのが結構好きです。大体がブナと松林ですね。
展望はあまりありませんが、新緑を楽しめるのでこの時期はオススメかも。紅葉も綺麗そうです。
この黄色い花も見事だったのですが、詳しくはわからず。調べた限りでは『ヒカゲツツジ』かな???
40分で手短に山頂に到着です。この神社が山頂にあります。
この神社までくるとロープウェイからの人もいるので、人が多い。皆さん思い思いに休憩しています。
山頂は広めに座るところもあるので、敷物を用意していれば、腰かけて休憩に適しています。
展望は良いのですが、行ったときは雲が多い。うっすらと相馬山がそびえているのが分かる程度。
展望はこのように優れていて、榛名湖、榛名周囲の山々、赤城山や谷川岳といった山々も見渡せます。

一度下山します

反対側のロープウェイ駅山頂駅から山頂までの道。コンクリートで固められています。こちらからは観光客が目立ちます。
榛名富士山頂駅はこんな感じです。
標高自体は低いので、すぐ下にロープウェイ駅は見えます。榛名湖も見えますね。
少し展望が晴れて、榛名富士の南~東の山が見えます。
さて下山も徒歩ですが、30分程度なので、歩いて降りるのも良いですよ!
レンゲツツジを横目に下ります。
特に危ないところもなく、ジグザグに下っていきます。


あまりに単調だったのか、途中の写真を撮っていなかった…。

この写真は下山した道にいた馬です。乗馬できるのか、結構な馬がコンクリートの道路を歩いていて、驚きました!

沼ノ原、ゆうすげ入口バス停へ

下から見上げる榛名富士。良い形。
斜面をロープウェイが通っているのが、目で見えます。
GPSのログを取った地図です。
榛名富士から降りてきて、ロープウェイ前を通り過ぎ、沼ノ原入口まで歩きます。

トイレのマークがあるところですね。ちなみにこのトイレスタンプは自分で打ち込んでいるものなので、アプリを使用しています。

ロープウェイ前から沼ノ原までは歩道を歩きます。
このように『昭和天皇行幸の道』が整備されています。とても歩きやすい道です。
車道に出てきたら、ゆうすげの道への案内標があるので、進みます。
ゆうすげの道入口です。写真を撮り忘れましたが、ここに公衆トイレがあります。
トイレマークから沼ノ原を通って、するす峠の分岐がありますが、そこを左に曲がって進みます。
ゆうすげの道はこのような木道を歩きます。名前の由来の『ユウスゲ』の花は7月ごろの夕方に咲いて、昼には閉じる花。

時期を変えて、ユウスゲを見に行くのも良いなと思いました。

しばらく歩くと、するす峠への分岐があります。今回は左に行きますが、右に行くと相馬山に登ることが出来ます。
分岐です
分岐はここですね。我々は左に曲がって、一度道路を渡り反対側を歩きます。
一度車道を渡ります。ここはメロディーライン(車で走ると音楽が鳴るやつ)になっていて『静かな湖畔』が流れます。

し~ずか~な、湖畔の森のかげから~、ですね!

このように看板があります。
車道を渡ると、あとは平坦な道。このようなツツジと新緑と松が美しい道を堪能出来ます。

この道は結構気に入りました。エゾハルゼミの鳴き声も聞こえ、視覚・聴覚・嗅覚で大自然を味わえます。
一応『つつじの道』という名前みたいですね。ユウスゲやマツムシソウなどが夏・秋で見られるようです。
車道に出てくれば、バス停はすぐそこ。かなりの量のツツジに囲まれながら歩きます。
お疲れ様です。ゆうすげ入口バス停に到着です。
一応、車道を歩けばスタートした榛名湖温泉ゆうすげまで戻ることが出来ます。

伊香保温泉に戻り、温泉とご飯を食べる

伊香保温泉の石段まで戻ってきました。良いところとして、登山後も温泉で汗を流せて、ご飯も食べられます。
石段からの景色も良いですよねー。冬に来たときは周囲の山が雪化粧で綺麗でした。
今回は石段を登った途中にある『黒船屋』さんで昼食です。13:30ぐらいなので、時間にもゆとりがあります。
トマト煮込みハンバーグをいただきます!美味しかったです。
今回利用したのは『石段の湯』。休憩所もあり、石段途中にあるのでアクセスも良いです。
ですがせっかくの『黄金の湯』が消毒・循環なのは残念…
風呂上がりの牛乳は完璧。
ゆず
ここも良いが、やはり伊香保の露天風呂が格別ですね!

伊香保温泉のオススメはやはり『露天風呂』。黄金の湯の源泉にもっとも近く、ぬるくならないので源泉かけ流しが出来る素晴らしい仕様。41.2℃の源泉なので、離れると温度が落ちて加温するしかないんですよね。

温泉も大きいので開放感もあり、浴槽の隅が適度にぬるくなっており、長湯も完璧。

ただ洗い場がない、脱衣所が外なので寒いので、そこだけは注意。

こちらは11月に行った時ですが、露天風呂の入口。
敷地内に源泉が湧き出ているところを見ることが出来ます。凄い量で湧き出ていますよ!!
独泉が出来なかったので、敷地にあった写真で浴槽の雰囲気を。黄金の湯をふんだんに使っている素晴らしい温泉です。
こちらは女性風呂。もともと大きな混浴の浴槽を真ん中で仕切ったような形です。
あとは時間をつぶして、上州ゆめぐり号で新宿まで戻ってきました。
バスで一本なので、ほんとに便利ですね!

さいごに

今回は群馬県の有名な温泉地『伊香保温泉』と、榛名山のセットで行った時の山旅をご紹介しました。

温泉地へのアクセスも良く、山も手ごろに登れます。登山後も温泉や食事をするところも充実しており、かなり良い組み合わせで楽しむことが出来ますよ。

今は新型コロナウイルスの関係で活動制限されていますが、新緑や紅葉の時期でもまた行きたいと思います。皆様も、活動範囲が戻ってきたとき、手ごろに自然と温泉を味わえるこの組み合わせで出かけてみてはいかがでしょうか!

ゆずも楽しみにその時を待とうと思います!

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