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登山に向くカメラ~自身の経験をもとに紹介~【写真付き】

皆さんこんにちは、ゆずです。

山に登ると素晴らしい景色や高山植物など、普段の生活にない景色がたくさん見ることが出来ます。

私もそんな景色を記念に残したい!知り合いに自慢、教えたい!と多々思いました。

そして実際に山に登っているときに、たくさんの写真を撮ってきました。結果的にカメラは買って良かったと思います。

ただカメラを購入するときにあれこれ悩み、今までに2回カメラを買い替えています。そしてカメラに求めるものが変わっているのです。

今回は私がカメラを購入した理由や変わっていった考えをご紹介します。

登山に持っていくカメラの機種や用途を少し細かく紹介することで、具体的なモデルを購入する時の参考になればと思います。

登山カメラの種類と山行スタイルごとの紹介はこちらを参照して下さい!

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※2019年の年末にアクションカメラを購入したので、2020.1.10追記しました。

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※2020年3月にE-M1の後継機、E-M1MarkⅡを購入したので、追記しました。

登山カメラを何故欲しくなったか

使用してきたモデルの紹介の前に、まずは何故登山用にカメラを購入しようと思ったかを書いていきます。

スマートフォンのカメラへの不満

私がカメラを買ったときは2015年。日常使いでは不満は特にないものの、使っていたスマートフォンは特別カメラに強くないモデル。

もう少し綺麗に撮れれば

・毎回、画面のパスワードを外してカメラ起動をするのが大変(今はある指紋センサーとか無かったもので)

など小さな不満が溜まっていきました。

スマートフォンの大切さを知る

スマートフォンは携帯電話です。今では連絡手段を取るために必須となっています。

他にもGPSで現在地を知ることが出来たり、色々な役割を持っています。山では電波も悪く、電池消費がはやい…そんな風に山に登る度にスマートフォンの大切さを痛感していきました。

※遭難したときなど、スマートフォンは命綱です。故障や電池切れなどしっかりと気にしましょう。

魅力的な記録を残すために

上記の理由だけでカメラを買おうかな、と思い始めていましたが値段が高いのです。

はたしてそこまでお金を出して使うのか?

そんな疑問がありましたが、切っ掛けは突然やってきました。

ツアーですが、沢登りをやることになったのです(沢登りとは川の中を歩いたり、滝を登ったりする山行スタイルの1つ)。

沢登りなんて今後またやるかわからない、このイベントを記念に残したい!と強く思いました。

携帯電話を水中で使い、壊せば一大事です。これはもう買うしかないな!と感じたのが始まりです。

使ってきたカメラの系譜

OLYMPUS(オリンパス) TG-860 Tough 

これはOlympus TG-870 Tough もうTG860は無いのです

初めて買ったカメラは『防水コンパクトデジタルカメラ』のTG 860 Tough(以下TG860)です。

使用期間は2015年夏~2016年秋前ぐらい(それ以降も冬山や水辺で使うことあり)。

こいつで初めてアルプス山脈に行ったり、山の写真をたくさん撮る楽しさを教えてくれた良い相棒でした。

日帰りの山で20枚ぐらい撮ってた私が、100枚ぐらい撮るようになりました。

たくさん撮ったのを見直してみると『あー、こんな所歩いたな!』『この道はこんな雰囲気だったか!』『この山だと花が綺麗だったな!』など色々と思い出すものです。

※残念ながら、このシリーズは廃盤。現在はTG5 Tough などTG一桁のシリーズのみとなってしまいました…、残念。

何故TG-860 Toughを選んだか

沢登りに使いたかったので防水性能必須

撮れる写真の範囲が広かった(35mm換算21mm)

・液晶が反転出来て、自撮りがしやすい

・Wi-Fi内蔵しててスマートフォンにすぐに写真を送れる

・登山ザックの胸ベルトに付属品を使って、くくりつける事が可能。歩いてる景色を動画で撮ることが出来る。

この辺りが数ある防水コンデジの中で、このモデルを選んだ理由です。

OLYMPUSのもう1つのモデルのTG4 Tough(当時の最新機種)は5万円ほどして予算オーバー。 

頑丈さや自撮り、動画、スマートフォンよりも広い範囲を撮れるなど、かなりスマートフォンのカメラと差別化させました。

TG-860 Toughを買い替えた理由

実は買い替える予定は無かったのですが、登山中に液晶が真っ暗になり、使えなくなってしまいました…。

当時はもうカメラが無いと駄目になっていたので、近日に控えてた尾瀬の景色を撮るために別のカメラを購入しました。

※保証期間内であり後日交換してもらえました。早く修理を依頼したところ、OLYMPUSさんからTG 860の後継機TG 870に交換してもらえました。素晴らしい対応に感謝しております。

作例

雨や水の中でもしっかりと撮影。

下の2枚はこのTG860強みの広角(広い範囲)での写真。当時のスマートフォンでは撮れなかった、広大なアルプスを表現するインパクトのある写真。

川の中からの滝
水中撮影
雨の中下山
金峰山からの景色
人生初のアルプス(鳳凰三山)
この写真がカメラを好きにさせた1枚かも

FUJIFILM(富士フィルム) XQ2

富士フイルム XQ2

TG 860の修理が間に合わないため、次のカメラを探していた私。

大きな不満は無かったですが、もう少し綺麗な写真撮れないかな?と思って『高級コンパクトデジタルカメラ』のジャンルを探していました

このジャンルは値段も高くとても悩みました。

何故XQ2を購入したか

購入金額が4万程度だった

→8~10万ぐらいのカメラあったが、そこまで出せない。

・電源ボタンを押してから起動がはやい

→TG 860は遅くて待つ事があった。

明るいレンズ(F 1.8)

→ボケが良い写真や夕方とか薄暗い樹林帯で撮れる写真の幅が広がりそう。

・TG 860より大きなセンサー(2/3型センサー)

TG 860より綺麗に撮れそう

防水性能は無し

→雨の日は修理から戻ってくるTG 860に任せることにしていた

・少し写真の設定を弄れる様になる

→TG 860はほとんどが設定オート

 

この辺でしょうか!

何となく見ていただくと、小さな不満はあったことがわかります。

ただこれは写真をたくさん撮る機会が増えて、もっと綺麗な写真を!雰囲気が良い感じの写真を!と意欲が出てきた証拠です。

XQ2を買い替えた理由

使用期間は2016年秋前~2017年2月ぐらい。実は1番使用期間が短かったカメラでもあります。

ただ景色を撮った写真ではなく花や山、一緒に登っている知人を主役にした写真が撮りたくなったのです。

1番の理由は『一眼レフカメラ』を持った人と一緒に山を登ったことですね。

その後見せていただいた写真を見て、この写真はカッコいい!こんな写真の撮り方があるのか!と感動したほどです。

強いて言うなら、XQ2はズームすると画質が粗くなる傾向があります。これぐらいの不満です。

求めるものが変わっただけで、コンパクトで軽いXQ2は非常にまとまったカメラだと思います。

※残念ながら、このシリーズも廃盤。バランス良いモデルだけに非常に残念。

作例

TG 860で撮れなかった写真がたくさん撮れました。

アップにしてボケを生かして撮るなど、TG860よりも綺麗に味のある写真が撮れれました。

そのため、ただ正面から撮るのではなく、写真の取り方(下から撮る、花を強調して撮るなど)を気にするようになりました!

尾瀬の落ち葉 木道の味が出てて、買ってよかったなと思った1枚
落ち葉についた氷の膜も美しい
下山後の1枚
こんな日常的な光景も思い出の1枚に
安定の富士山もいい色です
丹沢 塔ノ岳より
街並みや雲も美しく写る

OLYMPUS(オリンパス) OM-D EM-1 

Olympus OM-D EM-1

私が現在でも使用しているミラーレスカメラです。

2017年2月~2019年 約2年使用してますね。

 
昔の私

一眼レフ??あんな大きくて邪魔なカメラは絶対に買わない!

と登山を始めた時に友人に話していたのが嘘のようです(笑)

今では数々の山や旅行に連れていった相棒となりました!

何故OM-D EM-1 を購入したか

・中古で5万円(発売当初は14万ちょっと)

→ちょうど『OM-D EM-1 mkⅡ』という最新モデルが出たばかりであり、私が購入する時に中古の値段が落ち着いていました。

・とりあえず性能が良いモデルを買った方が良いと思った

→当初『OM-D EM- 5』というもう少しコンパクトで安いモデルを買おうとしていました。ただ今までの経過も含めて、XQ2との差別化も図る意味でとにかく性能が高いモデルを選びました。 

防塵防滴、-10℃耐低温性

→『防水』ではないですが、OLYMPUSは過酷な環境にもタフに耐えてくれると評判。元々OLYMPUSを使用していたので信頼していました。この時は雪山なんて行くと思って無かったですが…

手振れ補正が素晴らしい

 →手振れ性能がTG 860より良くなったので、これはさらにブレない写真が撮れると思いました。結構、歩きながらとかパッパッと写真を撮ることが多いタイプです。

一眼レフよりもミラーレスカメラの方が軽量、コンパクト

様々なメーカーを見ましたが、やはりミラーレスカメラの方がコンパクトでした。私の場合は軽量を重視しました。

 

意外と選んだ理由は単純なものですね。

『頑丈』で『長く使える』『性能が良い』モデルです。結果正解でしたね!

OM-D EM-1 のメリット、デメリット

実際にEM-1を使用したメリット、デメリットをご紹介します。ここには初めてミラーレスカメラを使った感想も含みます。

メリット

レンズを変えることで撮れる写真の幅が増えた

・やはり一眼レフよりコンパクト

ファインダーが見やすい(屋外でとても撮りやすくなる)

・故障なし(中古なのに1月20日現在、1度も無い)

センサーにゴミがつかない(OLYMPUSは汚れないことに定評があるが、私も感じた)

・マイクロフォーサーズ(OLYMPUSやPanasonicで主に使用している規格)のレンズはコンパクトで値段がまだ安い(高いは高いが、高級レンズもまだ手が出しやすい値段だと思います)。

・ダイヤル類が多く、いちいちメニューを開いて操作しなくても、ダイヤルを回して直感的に設定が弄れる

星空が撮影できた(コンデジでは無理だった)

・写真を撮る事が更に楽しくなった。

・カメラのグリップが大きかったが、持ちやすくて安定感がある

・ズームでも画質が綺麗(レンズにもよる)

デメリット

・ボディ以外にもレンズにも金がかかる。そこが面白い所だが、やはりお金がかかる。

ボディが大きくかさ張る(コンデジよりは大きい)

・撮りたい写真によっては数本のレンズが必要でかさ張る

・直感的に操作出来るが、慣れるまでに時間がかかる

・設定出来るものが多すぎる

電池のもちが悪い(私はパッパッと撮るので、1つの電池で200枚は撮れるので、日帰りでは予備バッテリーに変えることは少ない)

・手軽に自撮りが出来ない

高感度撮影で写真が荒くなる傾向がある(OM-D EM- 1でよく言われている)

 

考えられるだけ挙げてみました。

個人的にはメリットがかなり上回っていますが、購入の参考にして下さい!

正直、『一眼レフ』『ミラーレスカメラ』はハードルが高いと思われるでしょうが、使い慣れればかなり出来る事が増えます。

2年使ってますが、まだ使いきれてない機能がまだまだある気がしますね。

作例

この花粉まで分かるカタクリの美しさ。感動しましたね
秋田の乳頭山からの景色。緑が美しい
ここからレンズを変えてます。奮発して買った良いレンズ。写り方が変わり、さらに楽しくなりました。ハクサンイチゲと剱岳
五竜岳から白馬方面。この景色は鮮明に覚えています。
屋久島 宮之浦岳。1番行きたかった山でした
夕焼けの景色も魅力的
追加購入した超広角レンズ。今までよりもさらに広大な景色が撮れました。朝日岳から茶臼岳
超広角にて剣岳を撮った1枚。剱岳のカッコよさ、いつかは登りたい。

心境の変化まとめ

①頑丈で防水仕様のカメラが必要

→たくさん撮る楽しさを知った。もっと綺麗に撮りたい!

②大きさはそのままに綺麗に撮れるカメラが必要

→綺麗に撮れると、もっと色々なものを撮りたくなる。一眼レフでさらに幅の広い写真が撮れそう!試したい!

③一眼レフ買いたい!でも頑丈で出来るだけ軽い、けど妥協しないモデルを!

 

どこまで求めるかにもよりますが、私はこのような形で変化しました。

今では撮れる写真が変わるので、今まで4本のレンズ購入するにまでハマりました。写真は素晴らしいものです!

後継機E-M1MarkⅡにグレードアップ

詳しくは下記のサイトをご覧ください

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  • オートフォーカスの甘さ
  • 動くときの手振れ補正の物足りなさ
  • バッテリーライフの悪さ
  • 高感度撮影時のノイズの多さ
  • 新型センサーになり、解像度向上への期待

主にこの辺りが購入した理由です。またMarkⅢが新型として発売されて、MarkⅡが安くなっているのも、大きなポイントでした。がっつりと使いこもうと思います!

アクションカメラという選択肢【2020.1.10追記】

写真を残したいというためにカメラを使う方が多いと思いますが、動画も残したい方もいると思います。『GoPro』で有名なアクションカメラというジャンルがあります。

『防水』『広角な写真・動画撮影可能』『強力な電子手振れ補正』

登山というアクティビティにはばっちりです。自撮りも出来るし、ザックやヘルメットに装着して歩いている感じを記録に残すことが出来る優れもの。

詳細はこちらの記事で紹介しています。

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さいごに

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

ちょっとマニアックな話になってしまいましたが、私が使用してきた登山カメラをご紹介してきました。少しでも細かく伝えて、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

旅行や登山の思い出は、天気や時期も様々でその時だけの一生もの。

皆さまもまずはカメラで記録を残してみてはいかがでしょうか!

レンズの紹介はこちら

OLYMPUS OM-D EM-1で使用するオススメのレンズ【登山】

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