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初めての3泊4日。裏銀座縦走に行くまで、何を準備して行動してきたか、お伝えします

  • 2023年8月26日
  • 2023年8月26日
  • 登山
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皆さんこんにちは、ゆずです。

7月下旬、北アルプスの裏銀座縦走に3泊4日で行ってきました。人生はじめての3泊4日の縦走山旅なので、心配事が多かったです。

  • 実際に3泊の行程をどう考える?
  • ここまで連続で歩くと体力持つかな?
  • 重たい荷物は辛いから、できる限りで軽量化しないとな。
  • 持っていく道具は実際にどう選ぶかな

そんな悩みが尽きませんでした。実際に他のかたもこのように悩むのではないでしょうか?

今回はそんな悩みを解消できるように、3泊4日の北アルプス裏銀座縦走をどのように計画し、体力をつけて、荷物の軽量化を考えて道具を選んだか、ゆず目線の考えをご紹介します。連泊だけでなく、泊まり自体を初めていく方にも、参考になるように書いていきます!

今回の行程

まずは今回ゆずが歩いた行程と、テントや山小屋泊なのかをご紹介します。最近の記事と重複する部分なので、ご存知の方はスキップで大丈夫です!

行程:裏銀座縦走路(槍ヶ岳までは行かず) すべて2食付き小屋泊

1日目:高瀬ダム~烏帽子小屋(5時間20分)

2日目:烏帽子小屋~野口五郎岳~水晶小屋(6時間00分)

3日目:水晶小屋~水晶岳~水晶小屋~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳~双六小屋(6時間40分)

4日目:双六小屋~新穂高温泉(5時間15分)

このような形で、2食付きの小屋泊でした。とはいえテント泊の人には当てはまる部分もあると思います。その点も比較しながら検討していただくと面白いと思います。

①山旅の計画と決定

準備の段階で、ほぼすべてが決まる

登山は準備がもっとも重要だと思います。自分の体力・技術力を理解して、それにあった山を選択することが出来るなら、大きなトラブルなく実行出来るでしょう。

今回は自分の手が届くレベルから、もう少しステップアップした山に行きたい場合を示します。2段飛ばし、3段飛ばしではなく、確実に1段上の計画を選んでステップアップしていきたいところ。

ゆずが考えるとしたら、2つ

  1. 憧れの山、山域を選ぶ
  2. 泊まりの日数、小屋かテントか

大きな計画をたてる場合は、その中で判断していきます。

憧れの山、山域を選ぶ

やはりここまで計画を考える場合は、自分の憧れる場所を考えるでしょう。まずはその憧れの山たちの一般的な距離やコースタイムを調べること。岩場が多いところなのか、道が荒れているのか、交通手段はいいのか、まずは想像の中でもいいので行けると思えるかが大事です。

ゆずの場合は、裏銀座・雲ノ平方面は未開拓地で、憧れもあり、行ったことがないゆえに手も出しにくい部分でした。立山や木曽駒ヶ岳といったアクセス良好の場所でも、十分に綺麗な景色は見ることが出来ますからね。

コロナで3年ほど連泊は遠のいていたので、2023年の年始めに今年の目標の1つとして決定しました。

泊まりの日数、小屋かテントか

歩く総距離は変えられないですが、一日どこまで歩くか、テントを持っていくか小屋にするかで負荷量も調整出来ます。

1日8時間 × 3日間

1日6時間 × 4日間

同じ24時間歩くでも日数を増やせば、それだけ余裕が出来ます。テントだと衣食住をすべて自分で担ぐので、より体力は必要でしょう。逆に連泊が増えると、慣れない環境で生活する時間も増えるのでそのストレスも人によって変わります。

ゆずの場合は、写真や動画撮影に時間がかかると分かっていたので余裕持って4日で設定。時間の余裕もあれば安心感もありますし、3泊という慣れない行程にも向き合えそうですからね!

テント、小屋泊はお好みで。ゆずの場合は少しでも荷物を少なくする、その一点で全てを山小屋泊にしました。正直 宿泊料金は高くつきましたが、この場合 背に腹は変えられません。 実際に行ってみて良かったです。

何キロの荷物を、何時間歩いたことがあるのか、その経験をもとに 1日の最大で歩ける時間を考えていくと良いでしょう。

②体力つくり・ジム通い

山は逃げない、さあ鍛えるんだ!!

行く山が決まり、実際にどの程度の距離を歩くのか計画出来たことでしょう。

 1日6時間歩く

 標高差1000m登る?

情報がわかると、それに合うような負荷量の山を選び、体力つくりに通うと良いでしょう。

ゆずの場合、意識したところは4つ

  1. 月に2~3回は山に行く
  2. コースタイム6時間前後、標高差1000m程度の山を選ぶ
  3. 想定した荷物の重さは8~10kgぐらいで、日帰りでも設定する
  4. 身体の弱い部分を見直せるように、理学療法士が行う整体院に行く

日本3大急登のブナ立尾根も1000m以上登りますし、1日の累積標高も500~1000m前後、コースタイムも6時間ほどなので、それを想定した時間を意識すると良いでしょう。

意外にも良かった月1の理学療法士が行う整体院通い

私は理学療法士をしていますので、自分の身体のことは分かっているつもりではありますが、やはり自分自身の身体を客観的に見てもらうのは違います。自分と付き合いのある理学療法士が経営している整体院に通い、自分の身体の弱い部分を一緒に強くしていきました。

  • ザックを背負うと肩が痛い
  • ザックを背負うを腰を反ってしまい、腰が痛くなる
  • 下りで膝を痛めやすい

登山を続けていくためにこれらの悩みを相談し、自分の身体で苦手なところを話し合いました。右左の足の硬さの違い、腰をひねりにくいのは右左どちらかなど。自分で行うストレッチやマッサージといったセルフケアの獲得、弱い筋肉を動かしていくための筋力トレーニングを指導してもらいました。

5月から毎月1回通って、背中・お腹のバランス良くなってきたね、弱かった右足のふんばりでもフラつきが減ったね、筋肉凝ってきたらマッサージ・ストレッチが出来るようになったね、と変化点も共有出来たのが良かった!!

登山中の実感としても腰痛が減った、以前なら右膝の痛みが出そうな下りの行程でも出なくなってきた、自分の弱点を改善しようと日常的に意識するようになった、などの自覚もあります。

高性能な道具、軽量化も大事ですけど、結局は自分の身体が全ての軸。決して安い金額ではありませんが、裏銀座以降も身体を壊さないように通って投資する価値はあると心から思いました。間違いなく、自分の身体の自信を持って裏銀座縦走を迎えることが出来たと思います。

ゆずの意見としては、筋トレだけのジムよりも、身体の硬さや筋肉の使い方を知ることが出来て満足でした!しっかりと相談・カウンセリングも行ってくれるので、引き続き月1ペースで進めていこうと思います。

※誤解のないように案件ではありません。知り合いでも自費で通う以上は、しっかりとゆずの中で考えた上でご紹介したいと思って、この記事に載せています!!

③軽量化の試み

たかが100g、されど100g、甘く見るな。

ここからは軽量化の話。普段から軽量思考なので、ものすごく削ること出来ませんでした。ただ性格上安全を取ってしまう性格、最後の最後まで悩んで削った部分を書いていきます。

モバイルバッテリー10000mAh×2 ⇛ 10000mAh1つのみ

スマートフォン、カメラ、スマートウォッチなどの電子機器を充電するために、モバイルバッテリーをいつもより余裕を持たせようとしました。ただ山小屋で充電出来ますし、充電する電子機器も絞ったので10000mAh1つでも可能と判断しました。結果問題なし!

200gぐらいは軽量化出来たと思います。

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スマートウォッチ+専用の充電ケーブル ⇛ ソーラー充電の時計

最近は手元で地図が見れて便利なので、スマートウォッチを愛用しています。ただこれも充電が必要であり、2泊以上の山行では充電を挟む可能性が十分にありました。ゆずが使用している TicWatch Pro 3 Ultra GPSは、専用の充電ケーブルも必要なのでケーブル重量もかさみます。

ソーラー充電式の時計に変えたので、充電の手間が無くなり、専用ケーブルも持参する必要が無くなったので、ストレスは激減!!

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インナーシーツ持参 ⇛ ISUKA(イスカ) シルクシーツ レクタ 135gのもの

宿泊した山小屋はインナーシーツの使用を推奨していました。購入する必要がありますが、安いやつは200-300g程度とややかさばります。行動中は使わないもので、出来る限り軽量なものを選んだのが、ISUKA(イスカ) シルクシーツ レクタ 135g。コンパクトでシルクの肌さわりが良い、使いやすいインナーシーツでした。

ウールの半袖Tシャツ3枚 ⇛ 2枚+軽量の化繊半袖Tシャツ1枚

ゆずは基本的には公共交通機関を利用します。車に着替えを置ければ幸せですが、着替えセットなど下山後に使用するものも全て持っていきます。

行動中に着るもの、小屋などの休憩中に着る+行動中の予備のもの、帰宅時に着る綺麗なもの、合計3枚を持っていくことにしました。半袖2枚でも大丈夫でしたが、やはり3泊4日ははじめてなので雨で濡れたなども考えて半袖3枚にしました。

その中でも軽量化を考えて、帰宅時に使う半袖をウールのものから、キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツに変更しました。74gというハンドタオル並の超軽量半袖です!

150程度の薄手メリノ半袖は140-150gぐらいするので、半分ぐらいに収まります。ほぼ嵩張らないので、非常に良かったです!

長袖 ⇛ 全て1枚のアームカバーのみ

人によっては日焼け予防として長袖を着用する人もいるでしょう。ただ半袖よりも長袖のほうが重く、嵩張りますので、アームカバー一組を半袖と組み合わせることで軽量化しています。

ゆずは、mont-bellのジオライン L.W.アームウォーマー(29g)を使用。4日間の行動中は常に着用して、皮膚を日焼けや外傷から守ってくれました!

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防寒用手袋 ⇛ 薄手の行動用手袋+レイングローブ

身体が冷えるとなかなか温まらない体質です。そのため防寒関係はやや過剰になる部分ですが、安心を取っています。

ただ今回は少しでも削りたいので、最低気温がいっても10℃前後だと仮定。防寒用の手袋は無くし、薄手グローブ+レイングローブのレイヤリングでカバーすることにしました。

結果は想定通りの気温帯で、特に問題なく過ごせました。レイングローブは防寒だけではなく、雨天時に濡らさないことにも繋がるので、非常に重宝しました。防寒手袋100g程度の軽量化です。

誤解のないように、寒いは人によっては違います。ただ削るのではなく、自分にはどの程度の温度が耐えられるかをしっかりと意識するのが大切です!

④持参予定のギアや服をフィールドテスト

想像から現実へ。

軽量化を考え、持っていくギアや服も決まってきたら、体力つける練習がてら実際に登山で試しましょう!

ゆずが悩んだのは

  1. 行動中にメインで着るウールの半袖
  2. 履いていく靴
  3. 背負っていくザック

この3点です。これらは4日間、行動中に身につける予定なので悩みました。

行動中にメインで着るウールの半袖

ウール半袖は何枚か持っていますが、極力涼しいタイプのものを吟味。山と道からDF Mesh Merino Crew Neckが6月に販売されたので、スタメンになるか何度か試しました。使用感は良かったので、いつも使用しているIcebreaker 『スフィア ショートスリーブ クルー』を保険で持っていくことで落ち着きました。

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縦走中に履いた靴

履いていく靴もひと悩み。最近はトレイルランニングシューズで軽快に登るのが楽で好きなのですが、裏銀座縦走は岩場も通りますし、天候も読めません。

結果としては、スポルティバ TX5 GTXのローカットバージョンであるTX5 GTX LOWを使用しました。TX5 GTXは愛用し信頼している靴なので、そのローカットなら行けると思い、春から履き慣らしておきました!裏銀座でも1.2を争うぐらい活躍してくれました!

地味に良い点として、夜行バスや公共交通機関での移動時も快適です。

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縦走中に背負ったザック

ザックに関しては、if you have『hug』かハイパーライトマウンテンギア『SouthWest4400』のどちらか。普通は40Lを背負えるhugで行けるのですが、ある程度の重い荷物を4日間背負っていくストレスを考えると、腰荷重がしっかりと出来るSouthWest4400も十分に選択肢に入ります。

これはギリギリまで悩みました…。容量大きすぎますが、肩の負担が減らせるハイパーライトマウンテンギア SouthWest4400を選びました!問題なく背負えたので、非常に良かったです!

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⑤本番

さあ、あとは歩くだけだ

身体作りはOK、持っていく道具も本番と想定して厳選した。ここまで考えれば、最後に注意するのは当日の健康面だけです。

よく寝て、糖質、タンパク質などの食事をしっかりと摂って、風邪を引いたりしないようにする。自律神経が乱れないように心身共に整えておきましょう。

ここまで準備したなら、あとは楽しむだけ。準備した成果を見せるとき!!

さいごに

計画から実行までを文章に表したら、必ずこれをすれば大丈夫!!というものは難しいのが分かりました。それでもゆず個人の考えが、新しく泊まりに行く方、連泊数を増やす方には例えにはなったと思います。

ゆずの性格上『健康で安全に登山を続けたい』というものがあるので、慎重な面は個性としてご了承ください。

皆さんの計画を立てるときの考えや、本番までの準備を是非とも教えてください!ゆずの中で抜けている補填にもなり、ブログを読みにきてくれている方々の参考にもなると思います。

それでは皆さん、良い山旅を!

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