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晩夏と紅葉が楽しめる時期。9月にオススメな登山 TOP5

  • 2023年9月15日
  • 2023年9月29日
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みなさん、こんにちはゆずです。

気が付けばもう9月。平地ではまだまだ暑さが続く日々ですが、標高の高い山ははやくも秋模様。

今回はゆずが9月に登った山の中で、オススメできるTOP5をご紹介します。思い出深いところを見直して見ましたが、やはり低山はまだまだ残暑の残る時期なので、おのずと活動もしやすく紅葉がはやく訪れる高山帯が多くなりました。

それでも登山人生の中で、自信を持ってオススメ出来る山々ばかりなので、その点はご安心ください!!

それでは、いってみましょう!

今回の選定方法

9月に行った山の中で、ゆずが思い出に残った、もしくは同じ時期にもう一度行きたいと思った場所を選定します。9月の定番な場所は色々とあるかと思いますが、実際に行けていないところは入れていませんのでご了承ください。

9月の前半と後半だけでも山の景色はだいぶ違いますので、その点も踏まえて見ていただけるといいかと思います。

第5位: 五竜岳~唐松岳

牛首よ、目立たない割に怖い道してるわ

第5位は後立山連峰の一角、五竜岳と唐松岳です。ロープウェイやリフトを使って行ける交通アクセスのいい山としても有名。2017年9月9-10日に行っています。

荒々しい岩場がある五竜岳と、歩きやすい道が続く、比較的初心者向けの唐松岳をつなげるコースです。行ったのが9月の上旬なので紅葉はほとんどありませんでしたが、このときの経験のない状態での岩場の怖さや、山から見る夜景の美しさ、朝日に染まる雲のカーペットの様な特徴的な景色は忘れられません。

ただ牛首よ、お前は結構歩くの怖かったよ。もうちょいアピールしておくれ。

行きはゴンドラ、帰りはリフト。課金して標高を稼げます。山頂まで行かなくても、ある程度の散策で満足できてしまうレベル。景色が開けて一気に綺麗と思います。

五竜岳山頂付近から唐松岳、白馬方面を見た景色。雲の中から覗く山々が最高だ。

こちらは反対の鹿島槍ヶ岳方面。こちらも荒々しさが残る稜線。

ほんの少し赤くなっている草木もありますね。ちょっぴり秋の始まりを感じます。

朝日に染まる板みたいな雲。10年以上登山をしてますが、なかなかこのような形で広がっている雲を見ることは少ないのです。特徴的な景色を見ると、特にその山旅に特別感が生まれ忘れにくいと思います。

2日目、五竜岳から唐松岳への縦走路。牛首以外はとても歩きやすくなだらか。

この当時はあまり岩稜帯歩きに慣れていなかった時期。岩場の部分は山と高原地図で!マークになっていたりしますが、ここ牛首は !マーク はありませんでした。

思っていたよりも足場も狭く、すれ違いも大変だったので、テント装備だったこともあり、ハラハラしたのを鮮明に覚えています。今行けば意外とあっけないものかもしれませんが、この時の牛首の恐怖感は忘れられません。

唐松岳から八方尾根は非常に歩きやすい。リフトでワープして縦走を終えました。

第4位:立山(浄土山・龍王山)

雄山ばかりが立山ではないぞ!!

第4位は北アルプスの立山にある浄土山と龍王山の縦走路。立山といえば雄山を思い浮かべることでしょうが、是非とも隣にある山『浄土山・龍王山』を忘れないでください。2022年9月18-19日に行っています。

知名度は敵いませんが、コースタイムは雄山往復よりも30分程度短く行けることが出来て、短いながらも山々を繋いで歩くことが出来ます。雄山を眺める山としても優秀で、雄山の次は是非ともこちらをご検討ください。

登った9月中旬は紅葉が始まる程度だったので、もう少し遅い9月後半にいけると室堂周辺も含めて見事な紅葉が楽しめることでしょう!!!

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室堂から見て左が雄山、右が浄土山。

9月中旬ともなれば、チングルマもうっすらと色づき始めています。後半になればもう少し色づいていたのでしょう。

浄土山までの上りは大きなゴツゴツした場所を進みます。一部大きく足を上げることになるので、若干登りにくい場面はありますが、注意して登ればそこまで危ない場面はありません。

ここが一番の登りなので、頑張りどころです!

浄土山まで登ると雄山までの登りを一望できます。室堂から簡単に登ることができるので、登山をそこまでやっていない観光客のような方も紛れて登っていますが、この写真を見てわかるようにかなり登ります。

雄山を眺めるのに、ここ浄土山は最適です。

室堂から見ることができない五色ヶ原方面の絶景は見事。あの平たい五色ヶ原まで行ってみたい。

龍王岳までは岩場がすごいように見えますが、そこまで登りにくくはありません。ここはピストンになるので、最悪登らなくても下ることができます。体力に合わせて登る登らないを決めても良いでしょう。

龍王岳からの眺めも絶景!!

龍王岳の下りで会ったライチョウ。浄土山、龍王岳あたりはライチョウも多いようで、今までこの辺りに2回来たことありますが、どちらもライチョウには会えています!

ライチョウに会いたい方にもおすすめできますね !

日帰りも可能ですが、是非とも室堂周辺の温泉旅館に泊まっていただくと楽しめると思います。

雷鳥温泉雷鳥荘、みくりが池温泉、この2つに泊まったことがありどちらもオススメ。上の写真はみくりが池の写真です。

みくりが池温泉の食事はとにかく豪華!とても山の上で食べているとは思えないほど、贅沢ができます。トイレも綺麗ですし、ほぼ不満なく過ごすことができるでしょう。

日本一標高の高い温泉の名は伊達ではありません。かけ流しの温泉を楽しむことができます。

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第3位:尾瀬 至仏山、アヤメ平~皿伏山~尾瀬沼

安定の尾瀬はいつ行っても素晴らしい・・・

第3位は尾瀬。2017年09月30日に登った至仏山、2020年9月8-9日に行ったアヤメ平~皿伏山~尾瀬沼の縦走の様子をご紹介します。9月初めは夏休みも終わりニッコウキスゲ、紅葉の合間に位置する時期なので、人も少なく楽しめます。人の少ないアヤメ平は素晴らしく、尾瀬ヶ原よりも開放的でゆずは湿原では一番好きかも。月末になると紅葉も徐々に色づき始めて、色づく様子を見ながら登った至仏山はとってもいいですよ!

当然、尾瀬ケ原をゆったりと歩くのもいいですし、燧ケ岳を登ったりするのもいいと思います!体力に合わせてプランニングが出来るのも、尾瀬の魅力です!

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まずは百名山、至仏山からご紹介。9月末に行ったこともあり、だいぶ紅葉が進んでいます。ゆずは鳩待峠からのピストンで日帰りだったので、登っている最中、朝日で綺麗に山肌が色づいてきました。

全てとは言いませんが、木道も整備されているので、全体的に危ないところは少ないですね。

尾瀬ヶ原から見ることはできない、新潟方面に広がる山々の景色。至仏山に登ると湿原ではなく、やはり山に来たなと思います。

至仏山から小至仏山への縦走路はなだらかでとても綺麗でした。是非とも尾瀬ヶ原に一泊してほしいところですが、ここの日帰りだけでもかなりおすすめです!

今度は9月初旬のアヤメ平、尾瀬沼に向かう別の山旅。アヤメ平に向かう途中で振り向くと、先ほど紹介した至仏山がそびえています。

ここがアヤメ平。私ゆずが大好きな湿原で、木道の先に佇む燧ケ岳が、まるで海に浮かぶ島のようにとてもがカッコイイです。

ここの景色は好きだな〜。

尾瀬の中でほとんどの人が歩いたことがないのではないか?そんな皿伏山です。ゆずはこの時2回目ですが、時間や余裕があるならばアヤメ平から尾瀬ヶ原に下り、そこから尾瀬沼の方に抜けた方がおすすめかと思います。

ただ、ここの人気のなさもまた一つの魅力的な部分だと思いますので、ここを歩いたことのない方は一度は行っても良いと思います。

目的地の長蔵小屋も古い木造建築の山小屋なのに、内装は綺麗で木造造りが凄く良い味を出しています。

大江湿原の3本カラマツが朝霧に包まれて、とても幻想的。

早朝、燧ケ岳を尾瀬沼から見上げると、アヤメ平から見た景色とは違うことに驚きつつ、その景色に感動することでしょう。

早朝の朝霧に包まれる尾瀬ヶ原、尾瀬沼はとても素晴らしい。山頂で日の出を見たりするのとは、また違った楽しみがあります。

第2位: 平湯乗鞍登山道

赤じゃない、黄色が素晴らしいんだよ!!

第2位は手軽にバスで行ける乗鞍岳から平湯に下る、平湯乗鞍登山道。テレビ番組で紅葉の時期に登っており、バスで行ける場所を徒歩で下ることで乗鞍岳の新しい魅力に気付けるのではないかと思い、2021年9月25-26日に行きました!

結果的には下りで膝を痛め、悶絶しながら下った苦い登山となりましたがそれも良い思い出。赤が全てと思っていた紅葉に、ダケカンバの黄葉の魅力を教えてくれた素晴らしい登山道です!

下りがまあまあキツイですが、膝を痛めたのに第2位にするほどの綺麗な稜線、黄葉は間違いなくオススメ出来ます!!

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頑張れば日帰りでも行けますが、何でも言うように。朝日夕日を見るために山の中に泊まれれば泊まりたい派のゆずです。

畳平バスターミナルのすぐ目の前にある白雲荘。バスターミナル近くもあって内装やトイレもとても綺麗で、立山クラスです。しっかりと夕食朝食を食べてから出発すると、行程に余裕ができるでしょう。

大黒岳からの朝日。徒歩20分程度で見られる大絶景。

みんな大黒岳に行ったら、すぐ帰っちゃうのは非常にもったない!!!

畳平から登ってきたら、是非とも反対側に降りることを強く推します!理由??この景色見たら、歩きたくなること間違いなし!

ゆずはお手軽双六岳と呼んでいます。天空の滑走路といっても、遜色はないですよ?

今回の本題である平湯乗鞍登山道。ダケカンバの黄色が色づく稜線を見ると、これからあそこを歩けるのかとワクワクするはず。さあ下りは大変ですけど、あの黄色の世界に入り込みましょう!

ナナカマドも色づきはじめているので、少し遅らせれば紅葉も混ざってきそうですね。紅は保証できませんが、黄葉は自信を持ってオススメ出来ます!

近づくと見えるダケカンバの幹の白さと葉の黄色。ああ、非常に美しい…!

中盤から後半はひたすらに樹林帯のくだり。下った先にある平湯温泉を楽しみに無心で下るのみ。

スキー場を下れば平湯温泉に到着。振り向けばあの頂きから降りてきたのかと、驚くくらい高い場所で驚きますよ。

日帰りでももちろん良いですが、下山してゆっくりとしてください。ゆずは平湯温泉の『ひらゆの森』がオススメです。

安くて、こんな大きな貸し切り風呂も1人で使えちゃいます!

第1位:栗駒山

その圧巻の紅葉に驚愕すること間違いなし

第1位は紅葉の山と言えば、ここだよね!と言われるほど、登山をしている人には有名な『栗駒山』です。宮城県、岩手県の県境にある栗駒山は、山肌一面が真紅に染まり『神の絨毯』と言われています。

ここには2019年、2022年9月末に2回行っていますが、どちらも大満足。出来るのであれば、麓の温泉旅館である須川温泉に是非とも泊まり、湯の熱さで触覚、宿の食事で味覚、硫黄の臭いで嗅覚、野鳥や湯の注がれる音で聴覚、白濁したお湯と圧巻の紅で視覚と栗駒山を五感で味わってもらいたい。須川温泉からの往復も良いですが、ゆずとしては秣岳(まぐさだけ)まで延びる天馬尾根を歩くのも是非とも選択肢へ。

紅葉といえば栗駒山という評判は、伊達ではありません。ゆずの登山人生の中で9月といえば?と聞かれたら、間違いなく栗駒山の名前を一番に出すことでしょう!!

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須川温泉登山口から硫黄臭が漂い、THE温泉!って感じ。

2022年9月27日。2022年は紅葉が少し遅かったので、神の絨毯と言われるほど真紅に染まった紅葉は見られませんでした。

こちらが栗駒山山頂から須川温泉側に下る斜面。

2019年9月29日。上の写真とほとんど同じ位置から撮影したものですが、色が圧倒的に違うのが分かると思います。

2日ほどしか違わないのに、ここまで色付きが違うとは…。その年の気候によるものなので、完全に運です。

2019年は宮城県側から登ったので、東栗駒山辺りから栗駒山山頂方面を見た様子です。こちらもしっかりと神の絨毯たる色合いをしています。

こちらが登山口にある須川高原温泉。バスの時間は長いですが、新幹線の一ノ関駅からバス1本で来られて、登山口もバス停の目の前。アクセスは良好と言えるでしょう。

私の大好きな須川高原温泉の内湯。このヒバ造りの浴槽が何とも好きですねー。自分たちで自炊する自炊棟もあり、宿泊費を抑えることもできるのも特徴的です。

一泊目を自炊プラン、二泊目を2食付きにして宿泊費を抑えることも出来ます。ゆずも2022年はその様にしてます!

2022年に行った時は、秣岳を登る天間尾根コースから栗駒山へ歩きました。こちらは宿から歩いて20分ほどの須川湖。

秣岳より、しろがね湿原を望む景色。

しろがね湿原から望む景色は『東北のモンサンミッシェル』という名称がついています。神の絨毯といい、東北のモンサンミッシェルなど、何とも絶妙なネーミングセンスで好きになりますね!!

ゆず一番のおすすめ天馬尾根は、栗駒山に向かう途中振り返るとより美しい。

歩いてきた縦走路が紅葉に染まり、奥に見える鳥海山まで見えて、開放感も良いです。紅葉が一番有名だと思いますが、当然景色もバッチリ綺麗に見えます!

さいごに

以上5つのご紹介でしたが、気になった場所はありましたか?

夏の終わりを楽しむのもよし、早めの秋を味わうもよし、9月は場所に迷う時期でもありますが、いろんな選択肢があるのでたくさん迷いましょう。それが楽しいのです。参考になれば幸いです。

今回挙げた場所以外にも、皆さんそれぞれの強い思い出を持った山旅はあるかと思います。是非ともその体験をゆずにも教えてください!

それでは皆さん、高山に雪が降り始める前のラストスパート、紅葉に染まり始める9月の良い山旅を!!

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