みなさんこんにちは、ゆずです。
だんだんと暖かくなった時期になってきました。そろそろ登山服も衣替えの時期。特に行動中は汗もかきやすくなり、薄手になってくるでしょう。
登山スタイルは人それぞれですが、今回は暑い時期におすすめする『アームカバー』についてご紹介します。なぜ長袖1枚だけでなく半袖+アームカバーの組合わせで使うかなど、アームカバーの利点をご紹介します。
結論からお話しすると、長袖よりも通気性がいいこと、長袖よりも温度調節がしやすいこと。この2点になるかと思います。そのうえでmont-bellのジオライン L.W. アームウォーマーをオススメしています。
- アームカバーは『日焼け予防』『素肌の怪我予防』『長袖単体よりも体温調整がしやすい点』など、利用するメリットも大きい
- デメリットは『上腕のゴム部分がずれてくる』『半袖と色が別になるからダサくなる』こと
- ジオライン L.W. アームウォーマーは『入手のしやすさ』『比較的、安価』『評判が安定している』。Sサイズで握りこぶし程度に小さくなり、26gと軽量。
- 今ではワークマンで約500円ほどで売っている商品もあるので、試すだけならそちらを購入する手もあり。
まずアームカバーって必要なのか
アームカバーの必要性は人それぞれだと思いますが、ゆずにとっては暑い時期の登山にとってスタメンです。
また半袖のときには日焼けをしないように、着けるイメージが大きいのではないでしょうか?ゆずも最初は半袖1枚の方が快適で、わざわざアームカバーをつける方が暑くなると思っていました。実際にはそこまで劇的に暑くはならないので、メリットの方が大きいです。
- 露出してる肌の日焼け予防、擦り傷などの怪我予防
- 保温性の向上(半袖1枚よりも)
- 付け外しのできる汎用性の高さ
- つけている方が汗でベトベトしない
- 荷物を少し減らせる
という点だと思いますね。
半袖の場合、二の腕から手先まで露出をしています。その露出している部分をアームカバーで覆うだけ露出部分の日焼け止めとして使え、汗を吸ってくれるので素肌にウインドシェルを着てもサラサラです。長袖は脱ぐことが出来ないですが、半袖+アームカバーならアームカバーだけ外して調整も出来ますし、2回分の着替えなら長袖2枚よりも半袖2枚と1枚のアームカバーの方がコンパクトで軽量だったりします。温泉入って帰宅する時は、アームカバー外して半袖1枚で帰れます。
逆にいらないと思う理由だとしたら『上腕部分がずれてくる』『半袖と色が別になるからダサくなる』などでしょうかね。ゆずとしては、その理由は分かりますが、利便性を取っています。
ジオライン L.W. アームウォーマーを選んだ理由
ジオライン L.W. アームウォーマーを購入する前は、CW-Xのアームカバーを使用していました。その時インターネットで調べた時には、ランニング用途でしたがそのアームカバーの知名度が高かったからです。
その時は特に考えもせずに、その場すぐ手に入った白を購入しました。
悪くはないと言えば悪くはないですが、段々と使ってるうちにアンバランスな白い腕が気になってきて、 いつの間にか着用頻度は減っていきました。素直に黒を買っておけば良かったと後悔…。
あと細かい点として、上腕部分はゴムで止める仕様になるのですが、使い続けるとゴムが伸びてきて、緩くなってずれてしまう機会が増えてきたのも理由ですね。ゴムの伸びは避けて通れない部分もあるので、消耗品と割り切りが必要だと思いました。
新たに購入するにあたって色々なアームカバーがありましたが、モンベルを選んだ理由は
- 無難なデザイン
- 値段
- 手に入れやすさ
- メンテナンスさ
- 他者が紹介していた
この辺りが理由となります。新しいものが好きなゆずですが、ある程度消耗品と割り切って購入することにし、手に入りやすく、値段も比較的安価で評判も安定している『ジオライン L.W. アームウォーマー』を選びました。
ジオライン L.W. アームウォーマーの詳細
ポケットなどに入れて常時携行すれば、肌寒いときにさっと装着できる便利なアームウォーマーです。縫い目にはフラットシーマー処理を施しごろつき感を解消。伸縮性に優れるためずり落ちにくく、袖口はスパイラルスランテック®カフで心地よくフィットします。制菌防臭機能やUVカット効果も備え、春先から秋口にかけて広範囲に活躍します。
【素材】ジオライン®[ポリエステル]
【平均重量】33g
【カラー】ブラック(BK)、ライトグレー(LTSV)
【サイズ】S:22-26cm、M:26-30cm、L:30-34cm(上腕囲) (男女兼用)公式ホームページ抜粋
モンベルの代表的なベースレイヤーに使われている化繊のジオラインを使用しています。袖口の加工も同様なので、ジオライン L.W. ラウンドネックシャツを上腕部で切り分けた感じですね。
ジオライン自体も長くラインナップされている商品ですし、速乾性に優れた道具だと思います。
今回購入した大きさは S サイズ。体型としては細身の方なので S サイズでも若干ずれやすいですが、それでも許容範囲です。
一番小さい S サイズはペアで26g とかなり軽量。
薄手の生地も素晴らしく、ペアで握りこんでも拳ぐらいの大きさ。一番は速乾性であったり、日焼け防止として使うことが多いですが、万が一の保温性向上としても使えます。
登山道具の例に漏れず、柔軟剤は使えません。とはいえ、特に中性洗剤を使用していれば制限なく洗濯もできて、低温ですが乾燥まで出来るので十分にメンテナンスはしやすい。
前述した通り、アームカバーは消耗品と考えるのが無難です。
腕周りはどこかしらにスレたり引っ掛けたりすることが多いので、購入して1年ぐらい経ちますが、腕の部分にどこか引っ掛けたのか、ほつれている部分が3箇所ほどありました。
使用自体には問題がありませんが、ある程度傷ついていくものと割り切って使っていきましょう。見方を変えると、3回ほど素肌を傷つける場面があったのを守ってくれたと思えば、安い物です。
使用した感想
まずはこの商品というよりも、アームカバー全体に対しての感想になります。
登山の始めたては半袖でも全然問題ないと半袖だけで愛用していましたが、アルプスなどの日差しが強い場所に行くようになってからは、日焼けが痛かったり、枝などに当たって肌のダメージを考えるようになって、半袖のみで行くことは少なくなりました。
半袖+アームカバーの組み合わせは、ちょうど上腕の部分で分離しているので空間が出来ており、脇の下ぐらいまで風が入ってきたりして、長袖単体よりも意外に涼しいのです。
分離できる方が応用が利きやすく、アームカバーを外して半袖の上にウインドをシェルを着るなど、長袖単体ではできない幅広い組み合わせができる点は魅力的かなと思います。実際にゆずもアームカバーを外して調節したり、アームカバーを付けることで保温性を上げたりと、アームカバー単体だけで調節しやすくなった場面があります。
ジオライン L.W. アームウォーマーの良さとしては、ベースレイヤーで採用されている素材の信頼の高さや、安価で入手しやすい点が魅力的。
長袖は暑いけど、日焼けも考えて半袖に切り替えられない方にはおすすめだと思います。お金はかかってしまいますが、2000円の出費で自分に合うか、合わないか判断していただいてもいいかと思います。
さいごに
ジオライン L.W. アームウォーマーの紹介をしましたが、どちらかというとアームカバーを使うことをオススメするという記事になりました。
素肌よりもアームカバーを付けていた方が汗の乾きもよく、なんだかんだで快適と感じることがゆずは多いです。
十分オススメできて愛用している商品ではありますが、最近はワークマンなど安く提供しているブランドもあるので、2000円という金額に抵抗がある方は、まずはワークマンで購入を検討してみてもいいかと思います。調べた限りでは約500円のものが去年はあったようです。タイミング合えば、ゆずも検討してみたいですね!
快適な山旅のために、アームカバーを一度手にとっていただければ幸いです。
それでは皆さん、いい山旅を!