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【丹沢】駅から登れる抜群の展望大野山。歩きやすくて初心者にもオススメです。

皆さんこんにちは、ゆずです。

春が訪れる3月に登山に行きました。場所は丹沢の西側『大野山』。

行くことになるのは2度目ですが、前回行ったのは秋の時期で曇天+少量の雨が降る日。富士山や山頂付近の展望が優れるのがこの山の魅力。それが味わえなかったので、リベンジです。

道自体は案内標も多く、荒れてもいないので迷うことも少ないですし、トイレもあり、道も歩きやすい。初心者向けの山だと思います!

現状の登山道の状況は必ず確認してから行くようにお願いします。今回も一部崩落で通行止めの道がありましたからね!

  • 丹沢の西側に位置する初心者向けの山
  • 駅から登れ、コースタイムは3時間30分ほど
  • 道も整備されて、案内標もしっかりとある
  • トイレもはじめ、途中、終わりと3ヶ所ある
  • 東屋や広めの山頂で休憩しやすい場所が多い
  • 富士山の展望が良い。相模湾や西丹沢の山並みもよく見える

山行の概要

日時:2021年3月24日

メンバー構成:2人パーティー

コースタイム:山と高原【コースタイム約3時間30分:実際は5:00ほど】 

私のペースは大体、写真を撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらいでしたが、2020年からは特に山をゆっくり楽しんでいるのと、動画撮影もしているのでコースタイムは遅めです。

ルート紹介

大野山の特徴といえば、山頂に広がる牧草地。開けた平たい山頂部分は周辺の山々を見渡せて、展望に優れます。また丹沢らしく、富士山を展望するのにも向いている『展望に優れた山』ですね。

バスを使用することなく、公共交通機関のみで登れますし、道も歩きやすいので初心者向けの山でもあります。実際にスニーカーで登っている人もいたぐらい。

コースタイム3時間30分のうち、1時間は車道歩きです。登山道歩きを重点に置いている人には少々物足りないかも。隣の『山北駅』や『丹沢湖』方面にも下山出来るので、ルートも少々バリエーションを効かせられます。

ゆずが行った2021年3月は山頂~山北に下る道(山頂から地蔵岩)が通行止めだったので、ピストン登山にしました。それ以外の山北駅に降りる道はずっと車道ですよ?2時間以上の車道の下りなんて地獄ですわ。

公共交通でのアクセス【東京起点】

電車【往復】

交通費
東京 ⇔ 谷峨 時間:約2時間ほど 金額:1690円×2
金額 合計3380円
青春18きっぷ 2410円(970円安い!)

東海道線+御殿場線を利用します。

毎度おなじみのJRのみで利用できるなら青春18きっぷで、かなりお安く移動できるようになります。東海道に乗っている時間は短い方ですが、混雑を避ける場合は普通車グリーン車もオススメ出来ます!

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注意する点は東京方面から御殿場線を乗って谷峨駅で降りるときに、Suicaで入場した場合は谷峨駅では出ることは出来ません。この辺はJR東日本とJR東海の会社が違うことによるものの様です。

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ 紹介記事はこちら
Insta360 ONE X2  紹介記事はこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 紹介記事はこちら
設定 lightroomでの現像
階調自動補正のみ使用

この大野山で初めてM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3レンズを使用しました。12-40mmのPROレンズに比べて、望遠側が寄れないことへのストレスを感じてしまいましたが、いろいろと試しながら撮影出来ました。

また今回の記事は初めて行ったRAW現像。jpeg撮って出しではなく、階調自動補正のみを適応させてみました、いつもと違う感じの写真になりますが、よろしくお願いいたします。暗い部分は結構明るく引きあげられていますね。

山行記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

  1. 谷峨駅トイレ【水洗】
  2. 開始40-50分ごろの途中にあるトイレ【バイオ】
  3. 山頂のトイレ【水洗】

トイレは全部で3つ。途中のトイレはそこまで綺麗ではありませんが、トイレがあるだけ重宝します。トイレ問題はかなり少ないと思います。

トイレの写真 ※クリックで開きます

①の谷峨駅のトイレです。駅のトイレの中では小規模ですが、十分にトイレとしては良いと思います。

途中にあるトイレ。こちらはバイオトイレで、排泄した後にボタンを押すと便座内のおがくずのようなものが回って、排泄物を自然分解するように働くようです。

一定の時間、排泄物が残るので水洗よりも臭いがあります。

山頂にあるとは思えないほど、綺麗なトイレです。さすがは車で山頂まで来られるところなので、整備されています。スタート地点にある谷峨駅のトイレと遜色ないレベルのトイレですね。

谷峨駅~登山口まで

おはようございます。

早朝のJR国府津駅。JR東海の管轄である御殿場線に乗り換えて、目的の谷峨駅まで行きます。ちなみに乗り換えの御殿場線は前よりに停車しているので、東海道線の12両の一番後ろに乗車しているとかなりの距離をホーム上で歩くことになるのでご注意を。

谷峨駅は品川などのJR東日本管轄エリアからSuicaで入場した場合、Suicaでは改札を通れないので注意です。ゆずは青春18きっぷを使っているので、問題なかったです。

ゆず
こうゆう細かい仕様がめんどくさい!!

急に田舎っぽくなる御殿場線。ゆられること35分ほどで、目的地の谷峨駅に到着。

駅周囲はすでに山の中。

ゆず
もう空気が良い気がする…!

ここが神奈川県とは思えないぐらいですね。

これが交通系電子マネーの改札。TOICAしか使えない仕様。ホント、何で使えないんだよって思いますよ。

駅には親切に登山道の詳細が書いてあります。調べた通りで迂回路は車道なので、今回は山北方向へは行かない計画です。

前回のときは山北まで歩いて、駅前の入浴施設に入って帰った気がします。まあ、こればかりは残念。

駅前にはコンビニなどの商店はありません。この自動販売機で必要に応じて水分を購入されるといいでしょう。

赤ポストは良い雰囲気。

少々見にくいですが、駅から大野山の山頂周辺が見えます。写真の左上にある少しハゲている部分です。

駅前にはバス停がありますが、行先は丹沢湖方面。大野山を反対側から登りたいときは、ここを通るバスを利用するのも1つの手です。

道端に咲くスイセン。

さすがは春。ソメイヨシノも綺麗に咲いており、久しぶりの春をかんじられます。

大野山の案内標はしっかりとしており、登山口までは丁寧に案内をしてくれます。

線路と車通りの多い道を越えます。方角としては右側に広がる畑の中を進んでいきます。

地図としてはこのような感じ。右にある『嵐』と書いているところが、登山口の入り口になります。なので嵐までの約30分間は車道を歩きます。

畑には朝露に濡れた野菜がたくさん植えてありました。

ゆず
絶対に美味いねこれは!!

先ほど歩いた高架が見えます。

同時に渡れるのは10人までしか渡れない橋が登場します。渡ったのは2人ですが、橋自体は別に凄い揺れる訳でも無いですし、特に怖いところもありません。

川沿いの道を進み、案内標通りに車道を山側に進みます。

この辺りは地味にきつい緩やかな車道の登り。

振り向くと微かに富士山が見えるようになっています。

この階調自動補正は手前の暗いところはよく補正されていますが、空の方が明るすぎる気がしますね。こうゆうところは手作業になるのでしょうね、勉強になりますね。

今までの12-40mmPROレンズでは撮れなかった距離の1枚。12-200mmレンズの記事で紹介しているので今更ですが、先ほどの立ち位置から、ここまでのズームが出来るのが素晴らしいですね。

ゆず
やっぱり富士山が見えると、テンション上がりますよね

富士山の登山道もしっかりと描写出来ています。解像感はややもやっとしていますが、このレンズでなければ撮影出来なかった1枚。

この菜の花も、春を感じさせる花でもあります。

民家の横ですが、大野山の登山道入り口に到着。登山道の入り口になっているすぐ横の家の人って、やっぱり迷惑に思っているんですかね。

登山口から山頂まで

春を感じながらも、落ち葉や少し秋っぽい草を撮影していく。花が散って、落ち葉に落ちているのなんて、哀愁を感じてしまいます。

少し山道を歩いていると、再度コンクリートに出てきます。ここは右正面に進みます。

案内標があるので、コンクリートロードをさらに進む。

ちょうどこのような建物が出てくるのですが、ここを右。ちなみにこの少し顔の形をしたような建物はトイレ。トイレ内の画像が気になる方は、上記にあるトイレの項目をクリックして見てみてください。

トイレの後ろは少ないですがベンチがあります。

左下のトイレマークのところが現在地。緩やかに斜面を上がって、一度、車道をまたぐ。そこからは急斜面を登って、山頂にゴールです。

トイレの後ろを進み、少しあがると分岐。右側の斜面側に進みます。案内もしっかりと書いているので、方角は問題ありません。

山の中でのソメイヨシノを少ないですね。ここでも咲いているのはヤマザクラ。個人的には葉っぱも同時に咲いているヤマザクラも可愛いらしくて好きですね。

この辺の尾根歩きはなだらかで好きです。写真や動画撮影が捗りますね。

緩やかな尾根を終えて一度車道を越えると、ここにも東屋が。

前回に来た時もあった気がするコンテナ。

中にはジャムや梅干しなどが多数入っています。どなたかが手造りのものを販売しているみたいですね。以前は柑橘系の果物も入っていた気がします。

ゆず
無料販売所って、惹かれるところがあります

コンテナを過ぎると、斜面が急になってきます。ここが一番の斜面で正念場。その分標高が上がってくるので、周囲の展望も優れてきます。

このピンクの花と青空も良いですね。

周囲の木々も減ってきて、視界も確保されていきます。以前はこの辺りで雨が降ってきたので、こんなにも展望が優れているとは思えませんでした。

それにしても暑い。ここまで登ると汗が一気に出てきますね。

写真では分かりにくいですが、相模湾も綺麗に見えます。富士山の展望が良いことは知っていたのですが、ここから海も見えたとは。嬉しい誤算です。

何となくゴールが近そうな登山道。

ここまで登って来れば登りは終わり。

平坦で富士山の絶景を見続けられる素晴らしい道。

ゆず
ここはとても気持ちの良い道でした!

あ~、気持ちいい!!

山頂到着する前にとても立派な東屋があります。山頂にも東屋がありますが、人が集中しますし、目の前に富士山もドカンと見えるので、ここでの休憩はとてもオススメです。

ゆずもここで富士山を見つつ休憩。山ご飯として、冷凍から揚げを使用した酢豚を作りました。非常に美味!!

お茶飲んでもう一息。富士山を眺めて飲むお茶は格別です。

ゆず
最近の最高のひと時

山頂には車で入れるので、コンクリートロードも出てきます。

山頂は平べったい開けた場所。ここまで来ればもうゴール。今まで見えていなかった西丹沢の山々が見えてきます。

下には丹沢湖にかかる橋や周囲の建物が見えてきます。

お疲れ様でした。標高723m『大野山』に到着です。

山頂はとくに開けていますし、立派な東屋もあります。ここは休憩する場所は困りませんね。

ベンチもあるし、芝生に敷物でも敷けば良い景色を見ながら、まったりできます。

祠のようなところもあり、今回の安全を祈願。

ゆず
特に山の中にある祠とか神社は祈願をよくしてしまいます

信玄ゆかりの温泉という中川温泉が、この丹沢湖にあります。あまりこの辺りは宿泊も、登山もあまり行っていないので、今度行ってみたいと思っています。

山頂はミツマタも咲いている

時期がら咲いていれば良いとおもっていましたが、咲いていました『ミツマタ』。

ちょうど丹沢湖を挟んだ反対側にミツマタで有名な『ミツバ岳』があります。意外にもここ大野山の山頂にも一部ミツマタ群生があります

圧巻のミツマタまではいきませんが、素晴らしい景色を見られました。

ここからはミツマタ成分多めでお送りします。

相模湾方面の展望とミツマタ。

透かしミツマタ。

ゆず
結構、満足できたぜ!

ミツマタに別れを告げて、下山します。ちなみに本来行く予定であった山北駅方面に下る道は平坦でこちらも気持ちよさそう。

以前来た時よりもベンチが増えたな、と思っていましたが、地域振興会の方々が作ってくれていたのですね。ありがたいです!

下山します!

山頂にあるトイレに寄って下山です。苔に包まれた倒木

綺麗な桜

登りでゆっくりしすぎて、下山はささっと下ります。何となく、さっと流してしまいそうな文章ですが、大切な言葉ですよね。綺麗な水源地を守りましょう。

ピストン登山なので、特に景色は変わりないですね。橋を渡っているところまで戻ってきたので、駅までもう少し。

畑で焼いている焚火を見つつ

大野山を振り返る。

谷峨駅に到着しました。そこまで大変ではない道のりをゆったりと終えて、今回の登山は終了です。

さいごに

今回は駅から登れる初心者向けの山、大野山を紹介しました。

展望には優れ、車道は長いですが駅から歩いて登れるし、道は荒れているところは少ないし、とかなり行きやすい山だなと感じます。初心者の方が気にされるトイレも、間にあるバイオトイレ以外は水洗で十分な水準ですし、数としてもある方だと思います。

富士山ドーンの景色もインパクトがあり、山頂や山頂直下の東屋でのんびりすれば楽しいこと間違いなし!

ただゆずが下る14時ぐらいの時に、登りはじめるスニーカー姿の若い二人組が居たので、初心者向けの山ではありますが、時間配分には十分に気を付けないと下山で大変な目にあると思うので、それで山を嫌いになってほしくないなと思います。

それで皆さん良い山旅を!

⇩使用した靴

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