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【北アルプス】白馬岳~雪倉岳~朝日岳の白馬大縦走①。白馬大雪渓を登り、白馬山荘へ。

皆さんこんにちは、ゆずです。

思い出に残る山は沢山あると思いますが、特に印象に残った山はあると思います。ゆずは北アルプスでも特に気に入った山域が、白馬岳から雪倉岳を経由して朝日岳の縦走路です。

気に入っている理由は『高山植物の多さ』に尽きるかなと。当然景色も素晴らしいのですが、高山植物が咲き乱れる姿は圧巻の一言。

特にお気に入りは白馬岳~雪倉岳の間ですが、長くなってしまうので2泊3日の行程を3つに分けて、自分が撮影した写真で恐縮ですが、この山域の魅力を伝えられればと思います。

第1回目は登山口である猿倉から宿泊地の白馬山荘までの道のりをご紹介します。日本三大雪渓に数えられる白馬大雪渓を通るインパクトのあるコースです。

実際に2020年はこの白馬大雪渓のコースは崩落の危険性があり、ある時期より通行止めになっています。2021年度も登山道の状況は、必ず確認してから行くようにお願いします。

白馬山荘のホームページ

  • 猿倉から白馬山荘までのコースを紹介
  • 夜行バスでアクセスしている
  • 日本三大雪渓の白馬大雪渓を登る
  • 雪渓は転倒・滑落、落石に注意すること
  • 雪渓上は軽アイゼンの装着を推奨
  • 道中のトイレは白馬尻小屋、白馬岳頂上宿舎の2つ
  • 後半は高山植物のお花畑も見れる

山行の概要

日時:2019年7月30-8月1日

メンバー構成:2人パーティー

コースタイム:山と高原【1日目のコースタイム約5時間50分】実際には7時間。

私のペースは大体、写真を撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらいです。人気の山域ということもあり、人が多く、雪渓や狭い登山道での待ち合いが多く、時間を取られます。

ルート紹介

1日目は猿倉から宿泊地の白馬山荘までの登りのみ。

山頂にはいくことはありませんが、冒頭でも述べたように日本三大雪渓の白馬大雪渓を通り、白馬岳に登るためには最短のコースとなります。通過自体はかなり緊張を要しますが、登りでヒートアップする体に下からの冷気が上がってくるので、意外と良いです。

私もはじめはそうでしたが、山の中で雪の上を登る、もしくは横切るのは少々怖いです。人気があるだけで決めずに、緊張感のある道という認識を持って進みましょう。

宿泊する白馬山荘もかなりの大型の山小屋で、別館にはおでんやソーセージなどの様々な料理が食べられることが出来ます。人気の宿だからか、結構混んでいます…。

公共交通でのアクセス【東京起点】

新宿~白馬八方バスターミナル(夜行バス) 6300円(6時間)
八方バスターミナル ~ 猿倉バス停 950円(25分)

東京から登山口の猿倉に行く場合は、バスの方がアクセスが良いです。夜行バスで行くと、行動時間が増えるのでより良いです。

電車を使うと、最寄り駅は白馬駅。

①東京~長野(新幹線)+長野~白馬(バス) 2時間30分 ~ 3時間
②新宿~白馬(特急あずさ) 3時間40分
③松本経由 or 糸魚川経由の大糸線で白馬 3時間30分 ~ 4時間30分

時間に関しては電車使った方が早いですが、どんなに早くても白馬駅には10時前後の到着になります。そこから猿倉にバスで向かっても、登りはじめ11時でコースタイム5時間50分。

朝から東京を出るには間に合いません。高速バスで白馬に向かい前泊か、ゆずの様に夜行バスで向かうのが無難ではないかと思います。

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事はこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら
設定 jpeg撮って出し
ピクチャーモード:ViVid

まだこの時は初代のE-M1。今思えば懐かしい限りで、動画を撮影する機会が多くなったゆずとしては、もう戻れなくなってしまいました。

山行記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

  1. 猿倉の公衆トイレ
  2. 白馬尻小屋のトイレ
  3. 白馬岳頂上宿舎のトイレ
  4. 白馬山荘のトイレ

トイレは途中の小屋には大体あるので、多い方です。

一番長い距離は②~③の間。4時間半の時間が空いてしまいますが、山小屋のトイレとしては、綺麗な方に属するトイレが並びます。

トイレの写真 ※クリックで開きます
猿倉のトイレの外観。人がたくさん居たので、さすがに中までは撮影できず。

ちなみに白馬尻小屋のトイレも同様に、中は撮影出来ませんでしたし、外観すら撮影していないとは…。

こちらは頂上宿舎のテント場側のトイレ。この横を通るときに臭気があったので、ここは少し戦う必要がある印象。

白馬山荘のトイレ。大型の山小屋なので、トイレも大きいですね。綺麗な造りしていますが、人が多いのゆえに排泄物も多いからか、軽めの臭気はありました。それでもいい方に入ると思いますけど。

ぼっとんトイレなので、蓋を開けると臭気はするのはしょうがないかな。綺麗に清掃されている方です。

最近ゆずが紹介している立山などに比べると綺麗さは違いますが、良い部類に入る方だと思います。

猿倉までの道のり

夜の23時。新宿からこんばんは。

白馬行きの夜行バスに乗車していますが道のりは遠い。それでも日中の活動時間を増やすためには、やはり夜行バス。白馬のメインな場所は『栂池』なので、猿倉は白馬八方バスターミナルで乗り換えする必要があります。

6時間少々揺られて、八方バスターミナルに到着です。ここで白馬駅から出てくる猿倉ゆきの 路線バスに乗ることになります。

ゆず
久しぶりに乗ると、首とか腰、お尻が痛くなるぜ

券売機で券を購入。

上高地でもよく見る、環境にやさしいバスです。始発は白馬駅からなので、まずまずの人が乗っています。

路線バスに25分ほど揺られて猿倉に到着。登山口にある『猿倉荘』の建物が雰囲気あって良いですね。いかにも山のベースキャンプ地って感じの佇まいです。

いざクライムオン!

猿倉荘のすぐ横が登山道になっています。

この矢印の先ですね。トイレを済ませて、登山届を記入して、いざ出発です。

山荘の後ろからすでに森。これから登る山にテンションが静かに上がっていきます。

最初は林道で平坦な道を進むことになります。

道はまだアルプス感が無いですが、景色は一級品。雲で少々隠れているものの、アルプスっぽい岩肌の山々がそびえています。

7月後半ぐらいから出てくるトンボ。登山によくいる羽虫を食べてくれるので、ゆずは山の中のトンボのこと羽虫から守ってくれる『守護神』と呼んでいます

冗談抜きで守護神が多くいる登山道では羽虫はほとんど見かけないですし、同日のいない場所で休憩していると顔の周りに羽虫が鬱陶しく飛んできます。

守護神は存在感はありますが、目とか耳に来ることも無いので邪魔な感じはありません。

雪渓が近いのか川が流れ、真夏の登りで涼を味わう。

1時間ほど自然を味わうようにウォーミングアップで歩いていると、到着しました白馬尻小屋。おつかれさん!と大雪渓に来たことを歓迎されています。

ゆず
これからもっと登ることになるけどね!

まだ山の麓ではありますが、白馬大雪渓を登るための最後の山小屋です。次にあるのは、稜線上の白馬岳頂上宿舎。

冷蔵庫に並んでいる飲み物よりも、おそらく大雪渓から流れる雪解け水をためたここにある飲み物の方が美味しそうに見えてくる現象。

ゆず
もう炭酸が飲みたい

登りの核心部である白馬大雪渓へ。

大雪渓に関しての注意事項が並びます。

歩いて15分ほどで大雪渓に取りつきます。先行している人達が、この大雪渓を列になって登っているのが分かります。

ゆず
ここまで来ると大迫力!

さて滑り止めのアイゼンを履いていざ出発。ちなみに雪はシャーベット状になっていたので無くても登れるぐらいでしたが、あくまで気候・技術・疲労度など条件は人によって・日によって変わるので、持っていた方が良いと思います。

軽アイゼンレンタルも白馬尻小屋では行っている様ですが、2021年は白馬尻小屋の営業はしないようなので、注意してください。

軽アイゼンという括りにはなっていますが、ゆずは冬の低山でも使用するチェーンアイゼンを装着して登っています。脱着も楽ですし、このくらいの雪なら爪が短いチェーンアイゼンの方が、個人的には歩きやすいです。

大雪渓・小雪渓を越えていく

大雪渓は登りのコースタイムで2時間半。なかなか長い間、この雪の上にいることになります。

ゆず
長い戦いになりそうだ

大雪渓の左右にも別の雪渓があります。緑と白の雪渓が一緒に広がる様子を見ると、高い山に来たなと、感じますね。

それにしても凄い列…!さすがは人気の山域ですね。大人数のグループも多く、所々渋滞しています。

ちなみにこの大雪渓。雪の上を歩くことも慎重に行く必要があるのですが、右にあるような岩が谷に向かって転がってくることがあります。雪の上だと遮るものがないので、落石にはより注意が必要です。

天気は晴れと曇りを行ったり来たり。この広い大雪渓で視界が無くなると、道に迷いそうになります。先ほどの落石も音がしても視界不良だと、どこから岩が転がってくるか分からないので、めちゃくちゃ怖い。

ゆず
快晴だと照り返しあるし、涼しいから曇りで良かった

水蒸気も関係するのか、大雪渓上ではガスっていても、意外と上は晴れていました。

そしてもう1つの恐怖。雪渓は落ちたら終わり。

谷に雪が溜まっている部分を歩くことになるのですが、雪渓の下は雪解け水が流れており、下は空洞になっています。

イメージ的には橋の上を歩いていることになるのですが、雪が薄いところを歩けば落とし穴の様に落ちる可能性もあるのです。

特に端の部分は雪が薄く、目でも見える範囲でもかなりの高さが空洞になっています。実際に2020年は雪不足や気温上昇から、通行止めになっているので、大雪渓の状態は事前に確認するようにしてください。

自分が雪渓の恐怖を感じたのは、よく見ていた登山ブロガーみやっちさんの記事です。これが自分だと思うと、恐怖がこみ上げてきます。

今日という日を忘れずに

過去の山行を軽く振り返る雑談記。 登山を始めて今日まで、幸い大きな怪我もなくやらせてもらっていますが、危ないシーンが全く…

なので大雪渓自体が終わったことで、少し緊張感が抜けました。写真には残せていませんが、ゆずが雪渓から出たところで落石が生じて、みんなが通っているかなり横ですが雪渓上を岩が転がっていったので、特に緊張しました。

落石の聞いたことがある方も多いと思いますが、結構音が大きいですからね。一番ひどいときは雷が落ちたかと思いました。

ゆず
落石、ホントに怖い

しばらくはまた登山道。いつの間にかガスに包まれた道を登ります。

高山植物も大雪渓前に比べると増えてきます。ホント、よくこんな過酷な状況で咲いていられるよ、と感心します。これはシシウドかな?

雪解け水で出来た川を進みます。

この辺も道が狭いのに結構人とすれ違うので、道の渋滞が発生しやすかった。登りだけならいいですが、下りもいるのでそら混みますわ。

突如現れるこの岩は『岩室跡』。山と高原地図にも載っている目印になる場所です。ここは跡なので、入れるような感じはないですね。くぼみとかも無かったです。

高山植物の種類も増えてきます。これはハクサンフウロ。

クルマユリ

ん~これは何だろう。

再び晴れ間も見えてきて、次の関門『小雪渓』が見えてきました。

小雪渓の後ろには槍ヶ岳のようなごつごつした岩山『杓子岳』がそびえています。実際に登るのは、この裏からですがなかなかの迫力ですね。

ゆず
こいつは素直にカッコいいと思いました

小雪渓は幅は少ないものの、斜面を横切る形で進みます。白馬尻小屋にあった注意書きでも、この小雪渓で滑落事故が行っている様です。

実際に見てみると滑り台ですからね、これ。横にステップは切ってあるので、慎重に進めば大丈夫だと思いますが、ホント慎重に進みましょう。

小雪渓周囲には、ゆずが好きな花の『ハクサンイチゲ』が咲いています。

小雪渓から振り返り杓子岳を望む。ちなみに小雪渓はこの幅ですれ違いがほぼ出来ないため、さらにまた渋滞します。ゆっくりと進みましょう。

白馬山頂到着まで

緊張の大雪渓、小雪渓を抜ければ、小屋までは歩きやすいです。地図で花畑と書いてある通り、花が咲き乱れております。

何度も覚えても忘れてしまう、ミヤマキンバイだがミヤマキンポウゲだが判別の難しい黄色の花たち。

小さい黄色の花が遠くから見て、色づいているのが分かるほど咲いています。

ここは緊急時避難小屋。緊急時でもこのような小屋を作ってくれていることに感謝ですね。

感謝のゆず
小雪渓のステップといい、小屋といい、人の手でこれだけ登りやすくしてもらっているので、ホントに感謝。

そしてこの景色よ!!これからある稜線に登ることを思うと、ワクワクが止まらないぜ。

道端の至る所にハクサンフウロ。

これはハクサンチドリかと思っていましたが、花の感じから『テガタチドリ』かな。高山植物はその場で判別できるものはまだまだ少ない。Google先生には教えてもらっています。

咲き乱れるハクサンフウロ。

ミヤマオダマキ。

高山植物が足元に咲き乱れ、視線がおのずと下に向いてしまいますが、ふと見上げると小屋が見えてきます。

テントの方はここに泊まることになる『白馬岳頂上宿舎』ですね。

立派な山小屋ですが、何と『村営』。

200人収容できる大型の山小屋です。

お疲れのゆず
ここがゴールで良いんじゃないかって思ってしまう

今回は利用しませんが、テント場の雰囲気です。思った以上にテントが張ってありました。

さて気が付いたと思いますが、稜線は完全にガスの中。さっきまでは晴れ間もあったのですが、完全に無くなりました。そして雨も降ってくる次第。どうしてこうなった…。

もうすぐ目的地だと雨具を着ずに頑張ってきましたが、諦めて雨具を着て進むと、現れる山小屋。こんな大きな小屋がここまで近づかないと、シルエットすら分からないとは。

大型の山小屋2つ目の『白馬山荘』に到着。先ほどの白馬岳頂上宿舎の200人でも多いと思いましたが、ここはなんと800名収容できる山小屋!!

それほどまでの人がここに集まるのが驚きですね。

ゆず
北アルプス×百名山×大雪渓×夏休みなど要素が重なったからかな

受付前にも列が…!

ここまでの大型の山小屋ははじめてでしたが、意外にも相部屋には仕切りがあって驚きました。完全に布団をくっつけて寝るものだと。これだけでも個人的にはポイント高いですね!

1日目は小屋に登ってくるだけ終わってしまいましたが、今回の行程で1番の楽しみは明日の雪倉岳を越える縦走路。しっかりと歩けるように、ご飯を食べて早く寝て英気を養います。

それではまた明日!

さいごに

白馬縦走の1日目。白馬岳まで登れる最短の登山道をご紹介しました。

見どころとしては白馬大雪渓と高山植物たちでしょうか。白馬岳頂上宿舎まで登れば、稜線に広がる山々が綺麗に見れると思うので、そこまで頑張れば絶景が待っています。

今回は稜線の天気は優れず1日目の展望はお預けでしたが、2日目は山々の景色が見れたので、次に書くそちらの記事でご覧ください!

それではみなさん、良い山旅を!

今回使っている道具は↓

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