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【節約】青春18きっぷで安く山に行く方法

みなさん、こんにちは、ゆずです。

楽しい登山に行くためにはどうしても、交通費がかかってしまいます。電車の往復で4000-5000円なんてことは結構あり、遠くに行けば行くほど増えていきます。今回は登山にいく交通費を抑える方法をご紹介する、そんな話。

限られた時期だけですが、『青春18きっぷ』を上手く使って、山に行く方法をご紹介します。

ここで紹介すること

  • 1日で2400円程度の交通費かかればお得!!。日帰りでも泊まりでも交通費次第。
  • JRの普通列車に乗れる。一部例外でJR以外や特急に乗れる。
  • 利用時期は春・夏・冬の一部の時期。大体学生の長期休みの時期。
  • 注意点もご紹介

青春18きっぷとは

 
もう青春なんて、18歳なんて、過ぎましたよ…。そんなの使えんでしょ。
 
 
いやいや!実は年齢は関係ないんですよ!
春・夏・冬の限られた時期に乗れる、一日フリー乗車券みたいなものです
 
その通りです。日本全国のJRの普通列車を中心に一日乗り放題の乗車券のことが『青春18きっぷ』です。
正確にはもっと細かい規定がありますが、今回はそこまで深くはご紹介しません。絞って説明していきますね。

青春18切符の利用金額

青春18きっぷはの金額は、11,850円(おとな・こども同額)

※2019年10月の消費税増税に伴い、2019年冬から2000円アップの1万2050円になります。

結構な金額ですが、実は5回に分けて利用できる様になっています。そのため5日分分けて使える一日乗り放題の乗車券ということです。
連続して1人で5日分使うも良し、2人で日帰り登山+3人で日帰り登山の合計5回分使うも良しです。
2370円(1回分)×5回 合計11850円

※増税後

2410円(1回分)×5回 合計10250円
つまり1日の交通費2400円が超えると、その分お得になるわけです!

青春18きっぷは『どの列車で』利用できるか

金額についてはわかったので、今度はどこで使えるか。

まず日本全国のJR線の普通列車は使えます。あとは東海道線などの在来線にグリーン車がある場合でも、別途のグリーン車代金を支払えば乗れます

その他、細かい規定があり、廃線やJRだけでうまく乗り継げない路線の場合は、第三セクターの車両や一部の特急・急行も乗れる場合もあります。

例外はありますが、基本的には私鉄は使えない・特急列車や新幹線は乗れないと考えていただけば大丈夫です!

↓こちらの外部サイトでは青春18きっぷの使える範囲を細かく紹介しています。

トラベルjp 旅行ガイド

JR全線が5日間乗り放題の「青春18きっぷ」。とても有名な切符なんですが、いったいどうやって使うのでしょう?「5日間連続…

青春18きっぷは『いつ』使えるのか

大体、学生の長期休みの時期に合わせて発売されます。細かな違いはありますが、おおむね例年決まった時期に発売されます。

3月1日~4月10日
7月20日~9月10日
販売なし
12月10日~1月10日
上の表は利用時期。販売自体は利用時期の約10日前には終了してしまうので、ご注意を。

青春18きっぷの注意点と購入方法

ここは要点のみを記入していきます。

購入方法

  • みどりの窓口で購入可能
  • 1回・2回のみ使いたい場合は、オークションサイトや金券ショップで購入すると調整しやすい

注意点

  • 青春18きっぷは1枚の乗車券にスタンプを押して使っていきます。5枚に乗車券が分かれていません!
  • 1人が青春18きっぷを持っている場合、出発する駅を合わせるか、途中下車して一緒に入場する必要がある

伊東に向かう場合、『品川』『横浜』で途中下車して乗ってくる人に合わせて、乗車券を持っている人が改札口まで迎えに行かないといけません。正直面倒です。

団体で行く場合は、集合する駅を合わせる方がストレスも無くていいかと思います。

青春18きっぷの利用例

では実際、山で利用する場合を考えてみましょう。今までの情報をまとめると
  • 1日で2400円以上の交通費がかかる場合お得(途中下車もOK)
  • JRの普通列車を使う(特急で途中まで行って、そこから使い始めても良い)
  • 時期は春・夏・冬の一部の時期
この辺りの条件が満たせれば、どこの山でも大丈夫。
※記入金額は増税後の2410円で計算します!

冬・春 【伊豆】天城山

伊豆半島にある百名山『天城山』。正直アマギシャクナゲが綺麗な5月下旬~6月上旬、その前の新緑や、遅めの紅葉を味わい所。ただすべて時期的に合わない…。

あくまで一例としてどうぞ!

東京 ~ 伊東駅 通常【往復4540円】 青春18きっぷ【2410円】
伊東 ~ 天城縦走登山口 往復2000円 往復2000円
合計 6540円 4410円
往復で2130円お得!
コース:天城縦走登山口~万二郎岳~万三郎岳~天城縦走登山口
伊東駅からバスに乗車

 

レッツハイキング!

 

この山域に多い『ヒメシャラ』

 

冬には温かい伊豆でも雪が降るのです

 

万三郎岳。…曇り。

 

時期を変えて。晴れた紅葉の天城山は素晴らしかった…。

夏 【群馬】谷川岳

群馬水上と新潟越後の間にある百名山『谷川岳』。青春18きっぷでいける時期だと、夏の時期のみ。春と冬の時期は、完全な雪山。入山する人を選ぶ山に早変わりなので、ご注意を。

夏は夏で暑いですよ!ただロープウェイ使えば、そこまで難易度の高い山ではなくなるので、オススメです。

東京 ~ 土合駅 通常【往復6040円】 青春18きっぷ【2410円】
ロープウェイ 往復2060円 往復2060円
合計 8100円 4470円
往復で3660円お得!
そしてモンベルカードを使えば、ロープウェイ往復100円引き。塵も積もればですね!
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コース:土合駅~ロープウェイ~天神平~谷川岳【トマの耳・オキの耳】~天神平~ロープウェイ~土合か水上駅

モグラ駅こと『土合駅』。地上に出るまで462段だそうです!

 

ロープウェイはスキー場のもの

 

ここは天狗の溜まり場。この辺りから周囲の絶景が望めます

 

この時は天気が悪かった『トマの耳』

 

肩の小屋と、苗場方面に歩ける谷川主脈縦走。いつか!

 

日本のエーデルワイスこと、ホソバヒナウスユキソウ

 

そしてカッコつけてる私こと、ゆずです…(笑)

冬・春 【山梨】秀麗富岳十二景、大菩薩嶺

山梨県大月市が富士山が綺麗に見える山をピックアップしたものが、『秀麗富岳十二景』といいます。私のブログでも紹介しているものもあり、先ほど紹介した山よりは、距離も難易度も選べます。

また百名山である大菩薩嶺も行けますが、一番登山道に近い『上日川峠バス停』から行く場合は、青春18きっぷの時期だと夏のみなのでご注意を。

特に12月の冬の時期は、まだ雪の降っているところも少なく、綺麗な雪化粧をした富士山が見ることが出来ます。

新宿から大月まででお得なので、甲府方面に行く場合はさらにお得になってきます。

新宿 ~ 大月駅 通常【往復2640円】 青春18きっぷ【2410円】
新宿 ~ 笹子駅  通常【往復3880円】 青春18きっぷ【2410円】
新宿 ~ 甲斐大和駅  通常【往復3880円】 青春18きっぷ【2410円】
往復で230~1470円お得!
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まとめ

  • 1日で2400円程度の交通費かかればお得!!。日帰りでも泊まりでも交通費次第。
  • JRの普通列車に乗れる。一部例外でJR以外や特急に乗れる。
  • 利用時期は春・夏・冬の一部の時期。大体学生の長期休みの時期。
  • みどりの窓口で購入可能
  • 1回・2回のみ使いたい場合は、オークションサイトや金券ショップで残り回数が少ないものを、購入すると調整しやすい
  • 青春18きっぷは1枚の乗車券にスタンプを押して使っていきます。乗車券が分かれていない。
  • 1枚の青春18きっぷで登山する場合、出発する駅を合わせるか、途中下車して一緒に入場する必要がある

さいごに

今回は青春18きっぷを利用して、安く登山に行く方法をご紹介しました。

乗れる乗車の制限はありますが、うまく使うことで交通費に関するハードルも下がることはやはりいい。

いかに一日で遠くまで安くいくか、など考えていくと疲れてしまうので、個人的には少しでも安くするツール。そんな感じから使用していくことが、まずはオススメだと思います。

節約して、良い山ライフを楽しんでください!

こちらの節約方法もご参考に!

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