当ブログの運営ではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

レンタサイクルで行く自転車登山は最高。桃の花咲く桃源郷と山梨の蜂城山を旅する。

皆さんこんにちは、ゆずです。

登山に行くときには電車、バス、自家用車を主に利用して移動することがほとんどですが、たまに自転車で登山口までアクセスする方もいたので、ちょうど興味はありました。

ただタイミングが合わずに実施したことはありませんでしたが、先日利用する山域のバスの時間が嚙み合わなかったので『じゃあレンタサイクルで行ってみるか』となりました。

登山そのものだけでなく、登山口までのアプローチもふくめて楽しむことが出来たので、その紹介をしたいと思いました。実際にレンタサイクルで登山に興味があるかたの参考になれば幸いです。

今回利用したのは『山梨県甲府市ぐるりん』というコミュニティサイクル。塩山・勝沼ぶどう郷駅を起点として、春の桃の花を満喫出来て非常にオススメです!今後も利用する機会が増えれば、追記していこうと思います!

  • 自転車移動は時間の制約や決まったバス路線も無いので、非常に楽
  • 自転車では移動自体も楽しめる
  • 現地に手ぶらで行っても自転車に乗れてそのまま返せるレンタサイクル
  • 4月上旬の甲府市は桃の花が綺麗な春の時期
  • 今回のレンタサイクルは『甲府市ぐるりん』
  • レンタサイクルは1日乗車券が1010円で乗り放題
  • 8時~20時で利用可能。交通系ICカードを使用
  • 蜂城山は往復1時間30分程度で登れる山

自転車登山の魅力

もともと自転車登山は魅力に感じている部分は多かったですが、一番の利点としては『小回りが効くこと』。バスであれば1時間に1本のバスの乗るために調整しないといけなかったり、バス停が決まっているのでバス路線が無い部分は徒歩を強いられました。

自転車移動は時間の制約や決まったバス路線も無いので、非常に楽です。

ただそれは自家用車移動にも同じことが言えますが、実際に自転車での移動をしてみて、風を切ったり、道中の花や面白そうな場所に寄ったりするのは車以上に楽しめました。自家用車は楽に移動が出来る点が魅力的ですが、自転車では移動自体も楽しめるということが何よりの魅力です。登山が本番ではなく、登山口までも楽しんじゃいましょう!!

まだ一回しか行ったことないですけど…

レンタサイクルで行く利便性

自転車の場合、マイ自転車の選択肢もありますが、今回はレンタサイクルです。最近では電車に自転車を載せるように出来る場面やその鉄道会社がアピールしている場所もあるくらいです。ただ魅力的ではありますが、何だかんだで重くもなってしまいますし運ぶのも大変です。

現地に手ぶらで行っても自転車に乗れてそのまま返せる。そんなレンタサイクルを利用した登山からまずは始めてみませんか?

アクセスと行程

日時:2022年4月8日

コースタイム:6時間00分ほど(登山自体は1時間30分程度)

登山含めた総移動距離:約23㎞

メンバー構成:2人パーティー

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。今回は自転車移動の方が、長めのものとなりました。

JR勝沼ぶどう郷駅でレンタサイクルして、釈迦堂パーキングエリア周辺で桃の花を散策。その周辺からは桃の花の間を通りながら、蜂城山の登山はさらっと。さらにタンポポやつくしなどの春を愛でながら、昼食を食べて勝沼ぶどう郷駅に戻るコースとなっています。

今回の山行の金額

料金(都内起点)

東京駅 → 勝沼ぶどう郷駅 1980円×2

青春18きっぷ1回分 2410円

山梨県甲府市ぐるりん レンタサイクル 一日乗車パス 1010円
合計 3410円

いつものごとく大活躍の『青春18きっぷ』。普通に往復するだけで1500円ぐらい違うのだから、春のこの時期でも非常にオススメ!!

往復のバスも場所にもよりますが、1000円ぐらいはかかることが多いので一日自転車が乗り放題1010円であることを考えると安いと思います。

関連記事

みなさん、こんにちは、ゆずです。 楽しい登山に行くためにはどうしても、交通費がかかってしまいます。電車の往復で4000-5000円なんてことは結構あり、遠くに行けば行くほど増えていきます。今回は登山にいく交通費を抑える方法をご紹介する、そん[…]

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ 紹介記事はこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 紹介記事はこちら
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 紹介記事はこちら

ここ最近のスタメンメンバーですが、野鳥撮影する可能性もあり、望遠ズームレンズも最近は追加しています。

自転車山行の記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください。今回登る蜂城山は『大菩薩嶺』の地図に含まれています。

トイレ情報

自転車の利点は小回りが効くことなので、コンビニエンスストアなどあれば、登山口に到着する間に工夫して移動していくことが出来ます。今回は参考までに勝沼ぶどう郷駅のトイレの写真を記載します。

※蜂城山の登山口にはトイレはありません!!

※クリックでトイレの写真が見られます。水洗で綺麗
リニューアルされたのか綺麗

水洗のめちゃくちゃ綺麗なトイレ。

勝沼ぶどう郷駅周辺

到着しました、勝沼ぶどう郷駅。

こうして登山目的で下車したのははじめて。ワインで有名だったり、登山でもこの近くに甲州高尾山がありますが、タクシーなどを使う場合もあるので機会には恵まれませんでした。

若干散りはじめですが、ソメイヨシノの花々も駅前で咲いています。今回のメインは桃の花ですが、桜でも悪くないですね。

このあたりは少し丘の上になっているので、展望はバッチリ。南アルプス方面と桜を一緒に楽しむことが出来ます。

勝沼ぶどう郷駅の前は、このように桜並木を楽しめます。本当はすぐにレンタサイクルして向かう予定でしたが、思っている以上に桜が綺麗で長居してしまいました。

桜並木の部分が何となく駅のホームっぽいと思っていたら、旧駅ホームでした。ぶどう郷の名前もなく、隣は甲斐大和駅ではなくて『はじかの』という駅だったのですね。

散っている桜が多かったですが、陽当り次第だと思いますが満開の桜も残ってて満足!

レンタサイクルの借り方

レンタルする場合は、窓口の有人と登録機の無人どちらでも行なえます。1番借りるのが早くて8時からなので、8時から借りるなら無人登録機一択です。

注意点はレンタサイクルが置いている近くには登録機は無く、駅の改札口を出たら左手にすぐ置いてあります。

今回は1日パスを購入します。当日8-20時で借り放題です。もう少し貸し借り出来る場所が多ければ、短時間利用を反復出来るのですが、そうもいかないので。

まずは1日パスを借りることを入力して、手持ちの交通系ICカードを使用して、自転車の鍵として登録し名前の入力と進みます。

その次は電話番号の登録。

電話番号を登録すると、電話番号宛のショートメールが来ます。そこに来た数字を入力します。

そこまでしたらあと少し。クレジットカード、交通系ICカードなどで支払いをすれば、購入完了です。

勝沼ぶどう郷駅を出ると左手にレンタサイクルがたくさんあります。ちょうど2022年4月からスポーツタイプのレンタサイクルが増えたようで、緑色の方はかなり綺麗でした。

ちなみにどれも電動自転車なので、起伏のある道でも快適でした!!

それではいざ出発ですね!

ちなみに勝沼ぶどう郷駅構内にコインロッカーがありました。観光もですが、登山後の入浴など考えている方はロッカーに荷物を預けると、より活動しやすい自転車旅が出来ると思います。

いざ出発

基本は道順をGoogle先生に聞けば間違えはありません。いきなりの緩やかな長い下り道。車や徒歩では感じられない爽快感が最高です!

街並みも近づいてきて、山の景色も少しずつ変わって行くのが楽しい!

色々な花が有りすぎて、判別がわからない(笑)

ただ車とかバイクよりも、見つけたものをサッと撮影したりする自由度が高いので、写真撮影する人にも良いと思いました。

前回は3月中旬頃に登山しましたが、いつの間にか花が咲き乱れていますね。春ですね〜。

途中にあった勝沼氏館跡。自転車旅の特有の楽しみ方として、面白そうなところに立ち寄れるのは非常に魅力的です。

春を感じさせるつくしも生えています。

ここは勝沼ぶどう郷駅前並みに綺麗なシダレ桜が咲いていました。これは見事ですね!

次は裏手にある『祝橋』

今では右側に見える橋に自動車が通っているので、実質は徒歩か自転車でしか来られない貴重な場所です!

上から眺める川の景色も綺麗!

ワインが有名な地でもあり、果実畑が目立ちますね。

だんだんと桃の花も増え始めて、トイレ休憩に寄ったのは『釈迦堂パーキングエリア』。普通に道路から階段で降りられて不思議でした。

パーキングエリアの上には釈迦堂遺跡博物館があり、先ほどの階段を上がってここに来る人はまずまず居ましたね。

その裏手にある桃の花が咲き乱れる場所にも人が集まっていました。これでもか!っていうぐらいに鮮やかな白・赤・桃色が綺麗ですね。ちなみに色による品種の違いなどは全く知りません!(笑)

上ばっかり見ていては気が付かない、足元のタンポポ。春ですわ~。

春っぽく明るめの写真。

ここにはちょっとしたお土産コーナーもありました。桃、ぶどう関係の商品が多かったですね。珍しいものでは山菜。

この日は結構暑かったので、本当はぶどうアイスに惹かれましたが、水分補給の一環としてももジュースを飲みました。しっかりと冷えていて美味しかった!!

こうゆう立ち寄りが非常に楽しい。

途中にあった別の登山口への看板。自転車でも狙えるなと、再認識!

ナットウに惹かれるゆず
いつか行きたいナットウ箱山

蜂城山登山~下山

さてやっとこさ、登山口への看板を見つけました。道なりに進みます。

この辺りはちょうど桃の花も入れて、山や高速道路が写る良いスポットでした。

さきほどの看板の場所から5分ほど坂道を登れば、登山口です。

ちなみにここまで上記の寄り道をして、約2時間30分自転車のみの移動時間は30分程度で到着するでしょう。なのでバスと徒歩よりも寄り道しなければ時短にはなると思います。バスの本数も多くは無いので、より細かい観光も考えている方にはオススメです。

路肩に自転車を置いて、いざクライムオン!蜂城山は山頂に神社があり、その参道ということになっています。

桃の畑からすぐに山に入ると動物除けの鉄柵があります。

往復1時間30分程度の山で道としては整備されており、特に迷うところはありません、ジグザグにひたすら登ります。

天然記念物でもある根回り1.5mの巨樹であるヤマボウシがあるとのこと。とはいえ、この時にヤマボウシが全然分からずに、スルーしてしまいました。本当はまっすぐ行くとあるみたいですが、写真のように丸太が並んでいて行けないと勘違いしました。

ほかの方の記録を見ると、枯れて折れてしまった?ような情報もあるので、詳細は不明です。

参道ということあって、途中には灯篭が何ヶ所かありました。

全体的には展望に優れませんが、一部開けた場所もあります。ですが最近は野鳥にもハマっているので、樹林帯でも終始野鳥がさえずっているのを聞いて周囲を見渡したりと非常に楽しかったです!

甲武信ヶ岳、塩山方面が見えます。ちなみに一番左手前にあるぽこっとした独立峰は『塩ノ山』で、良い形してますよね。こちらは塩山駅から2時間ぐらいで往復出来てしまうようで、ゆるハイク候補に入っています。

次回のレンタサイクルは、この塩ノ山と日帰り温泉のセットでも良いかなと思っています。

さてそうこうしているうちに、蜂城山天神社に到着。

山頂にこんな立派な鳥居と建物があるのが驚きです。

すぐ横には木々の隙間から景色を望めるベンチがあります。行きたいランチのお店のラストオーダーが迫っていましたが、せっかくなので休憩してから早足で下山。

この日は20℃を超える暖かい陽気で、朝は肌寒くても日中の登山中は若干汗をかく温度帯でした。そんな汗ばんだ身体で桃の花が左右に咲く坂道を下った爽快感は格別でした!!!こいつはたまんねぇ!!

風が身体を冷やし、風を切る爽快感は是非とも味わっていただきたい。

そんな格別の爽快感を味わったものの、ランチを食べるためのお目当てのお店はまさかの貸し切り…。急いで調べなおして、別でお店を見つけました。自転車ならではの小回りの良さ!

急遽お邪魔したのは『レストラン シャンモリ』。ランチが15時までやっている素晴らしいお店、本当にありがとうございました!

クリスタルポークのローストポークを実食。青春18きっぷで交通費が1500円ぐらい節約できたので、ちょっと贅沢なランチも良いですよ!

あとは勝沼ぶどう郷駅までの長い登坂が待っていますが、そこは電動自転車の快適さは格別で、ほとんど疲れることなく登り切ってしまいました。電動自転車ありがとう!!

感想

ちょっと行ってみる?ぐらいの軽い感じでも移動できることや、飲食店含めたお店の立ち寄りにも自由度があるのが良い。登山口までのアプローチも、バス停から登山口までは車道をしばらく歩いて…みたいなこともありますが、自転車なら登山口ギリギリまでアプローチ可能。よほどのことが無ければ、車と違って停める場所にも困りません。

他には汗ばんだ身体に風を切る感じや、桃の花の中を颯爽と駆け抜ける爽快感は格別。エンジン音も無いので、自然を肌で感じられます。それでいて電動自転車であれば、意外にもアップダウンがあっても疲れないものです。

登山を入れて、総移動距離は23㎞でバッテリー容量は残り80%とまだまだ余裕がありました。よほどの長距離を連続で使用しない限りでは、バッテリーの持ちも良いと感じました。

登山+αの部分の楽しみ方が広がる、素晴らしいアクティビティだと思いますので、これからも良いプランを練っていきたいですね!

さいごに

思っている以上に楽しくて、最近の経験ですがすぐにブログにしてしまいました。やってはみたいとずっと思っていて、こうして実際に実施できて良かったです。また新たな登山の楽しみ方を見つけれて非常に良かったです。

登山もそうですが、野鳥散策などにも向いていそうでバードウォッチング+登山の自転車旅なんていうのも楽しそうでワクワクが止まりません!

それではみなさん、良い山と自転車旅を!

最新情報をチェックしよう!