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【節約】丹沢・大山フリーパスを使って安く山に行く方法

皆さんこんにちは、ゆずです。

よく登山は道具さえ準備すれば、それ以降はあまりお金はかからないといわれることがあります。

しかし山にハマると、新しい道具が欲しくなったり、遠くの山に行きたくなります。

普段から公共交通機関を利用している私は交通費を抑えるため、色々な節約方法を調べ、普段から山に登っています。

関東圏に住んでいる方は近場の奥多摩・丹沢・秩父でも少しずつ節約すれば、大きな額になります。

今回は主に『丹沢山域』を利用して山に登る。そんな時に使える節約方法を購入法や使用例も含めてご紹介していきます。

・購入方法:デジタルチケット(EMotオンラインチケット) ※2022年4月22日追記

丹沢・大山フリーパスの紹介

フリーパスの概要

小田急電鉄で販売している、お得きっぷの1つです。

利用期間は2日間で、当日購入可能

購入駅からの小田急電鉄往復券

一部区間の小田急線乗り降り自由

一部区間のバス乗り降り自由

大山ケーブルカーも範囲内のキップあり

周辺の観光施設・飲食店などの優待券

この内容が一定の金額を払うことで購入できます。このフリーパスでは主に丹沢山域の登山で効果を発揮します。

フリーパスの種類

大きくわけて『Aキップ』『Bキップ』の2種類に分かれます。

『Aキップ』は『大山ケーブルカーの乗り降り自由』が付くのみで、その他の違いはありません。

なお横浜駅から海老名駅を結ぶ『相鉄鉄道』からも利用することが出来ます。そちらからも『Aキップ』『Bキップ』で分けて購入できます。

小田急線、相鉄線の各駅から購入することが出来る、ということになります。

 
昔の私
ふむふむ、新宿よりは横浜の方がアクセスが良い。これは助かる!

フリーパスの購入方法

券売機での購入

私は主にこちらを使用します。ちょうど公式ホームページに分かりやすい写真が載っていましたので、下記ホームページ内の『フリーパス購入方法』をご参照ください。

相鉄線からの購入方法も『フリーパス』のボタンがありますので、同様に進んで購入できます。

小田急トラベル各事業所

私は使用したことがありません。

一部取り扱いの無い店舗があるようです。駅も限られていますし、相鉄線から利用する場合は使用できません。下記、店舗をご参照ください。

主な旅行代理店での購入

ホームページよりJTB、KNT、日本旅行など、との紹介あり。

私は利用したことがありません。取り扱いが無い場合もあるようで『Bキップ』のみの取り扱いになるようです。各旅行代理店に問い合わせることになります。

デジタルチケット(EMotオンラインチケット) ※2022年4月22日追記

今までは購入した場合は、紙の券を所有して提示や改札口を通す必要がありました。持ち運んで紛失の可能性や乗り換えの時にわざわざ購入しないといけないので、朝の急いでいる時間には結構手間でした。

今では新しい試みで、クレジットカード決算をしてスマートフォン内にデジタルチケットを購入することが出来るようになりました!金額は一緒ですが、いつでも購入できるので非常にやり取りが簡単です。

ただ残念なことに小田急線内でしか利用できず、相鉄線経由の丹沢・大山フリーパスではデジタルチケットが購入出来ませんので、ご注意ください。

フリーパスの値段

小田急線 各駅より購入

 

Aキップ(大人)

Bキップ(大人)

新宿

2470 円

1530円

下北沢

2420円

1480円

登戸

2220円

1280円

新百合ヶ丘

2140円

1200円

新松田

1860円

920円

小田原

2000円

1060円

藤沢

2290円

1350円

相鉄線 各駅より購入

 

Aキップ(大人)

Bキップ(大人)

横浜

2420円

1480円

フリーパスの利用範囲

利用範囲
出典:小田急電鉄公式ホームページより

とても分かりやすい図がホームページにありました。

 
昔の私
ん?この範囲だと一部の山にしか使えないな・・・。

その通り。丹沢山域に使えるといいましたが、万能ではありません

宮ケ瀬ダム方面は途中まで(上飯山から先は追加料金払えば行けます)

西丹沢方面は使用できない(檜洞丸、畦ヶ丸、大野山など)

・丹沢の北に抜ける縦走には使用できない(塔ノ岳~蛭ヶ岳~道志方面)

上記のような計画には向きません。購入前に再度確認してください。

丹沢・大山フリーパスの利用例

実際にフリーパスを利用した山行をご紹介します。紹介するのは丹沢でもかなりの人が登る『塔ノ岳』です。2パターンに分けていきます。

 ヤビツ峠~塔ノ岳~大倉登山口【表尾根縦走】

塔ノ岳へ表尾根を歩いていくコース。山と山を繋いで歩くことで、振り返って歩いてきた山脈を見た時は感激もの。都内からも近く、アクセスも良好、展望も優れているオススメのコースです。

アクセスと行程

 簡略的な地図ですが、ご参照ください。

・秦野駅からヤビツ峠までのバス代

・大倉登山口から渋沢駅までのバス代

・秦野駅まで、渋沢駅からかかる電車代

この3つがフリーパスの範囲内で利用できます。新宿を起点として比較していきます。

新宿 → 秦野

670円

Bキップ

(ケーブルカー使用なし)

1530円

秦野 → ヤビツ峠

470円

大倉 → 渋沢

210円

渋沢 → 新宿

670円

合計

2020円

1530円

490円の節約が可能なことがわかります!

仮に5回でも行けば2450円の差が出てきます。かなり大きいですね!

山行写真(11月22日の記録)

平日なのにこの混雑(秦野駅)

 

これから歩く表尾根

 

私は合計3度行ってますが、表尾根の曇り率高い…。前向きに幻想的!!

 

普通に丹沢は鹿がいます。この時は群で居ましたね。

大倉登山口~塔ノ岳~大倉登山口【バカ尾根往復】

塔ノ岳へのアプローチで一番メジャーなルートですかね。大倉尾根を登っていくのですが、バカみたい登ることから『バカ尾根』と呼ばれます。

個人的な印象で、長い登り、人が多い、展望が優れるのは後半…といった様にあまり良いイメージを私は持っていません。

しかし危険な場所が少なく、登りと下りもシンプルなので『高い山に行ってみたい!』と山に慣れていない方から希望があった時、体力の指標に使いやすいです。

休憩所も多く、トイレも多い、帰りのバスも20分毎にあり終バスも余裕がある、といったメリットが多いです。

『山と渓谷』の月間雑誌でも体力の指標で載っていることも多いです。

アクセスと交通

ルートは単純。大倉登山口から塔ノ岳の往復(ピストン)です。今回は温泉に入って帰る場合を追加して比較します。

新宿 → 渋沢

670円

Bキップ

(ケーブルカー使用なし)

1530円

大倉登山口 ⇔ 渋沢

210円×2

=420円

渋沢 → 鶴巻温泉

220円

鶴巻温泉 → 新宿

590円

合計

1900円

1530円

その差は370円。少しでも温泉が安くなれば良いですよね!

一応、温泉寄らなくても『新宿 ⇔ 渋沢 ⇔ 大倉』だけでも230円安くなります。

山行写真(5月28日の記録)

大倉から登る時に我々を迎え入れてくれる『丹沢クリステル』。いいネーミングです(笑)

 

こうゆう山小屋が至る所に。休みやすいですね。

 

階段多めの登り。

 

小屋にはこうゆうご褒美も。割高ではありますが、幸せになれますよ!

 

山頂…。展望なし!

 

晴れていれば素晴らしい景色。同じ場所とは思えませんな(12月23日)

 鍋割山〜塔ノ岳縦走

塔ノ岳に縦走するもう1つのルート。大倉バス停を起点とするのは変わりないですが、鍋割山で鍋焼きうどんを美味しくいただく贅沢ルート。

詳細は下記ページで紹介しています。

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さいごに

今回は丹沢・大山フリーパスを使って、丹沢山域に行く方法を紹介しました。

丹沢はガイドブックでもよく紹介され、雑誌でも取り上げられることも多い場所です。よく訪れることがある場所にも、フリーパスのように安くできるお得なキップがありました。

小さな情報かと思いますが、この情報が皆さんの山旅の節約に繋がればと思います。

2日間利用出来るので泊まりの山行、日帰り後に七沢温泉に宿泊するなど行動の幅が広がり、楽しみが増えますね!

私も七沢温泉に宿泊してみたいです!

丹沢で他に有名な『鍋割山』『大山』にも使用できますので、まずは一度お試しください!一度買えばキップ1枚で管理も楽ですよ!

他の節約関係の記事もご参考に!

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