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【秀麗富嶽十二景】新緑の時期に登る、雁ヶ腹摺山と姥子山縦走

皆さんこんにちは、ゆずです。

秀麗富岳シリーズも9つ目で、今回の秀麗富岳は6月。ハルゼミや新緑で楽しめる時期です。

旧500円紙幣に描かれた富士山で有名な『雁ヶ腹摺山』とそのお隣『姥子山』の縦走です。アクセスにやや難ありですが、今回はここに公共交通機関を使って登ってきました。

今回のコースのまとめ

  • コースタイムは6時間程度、まずまずなアップダウン
  • 登山口までの公共交通機関アクセスはやや難あり
  • 新緑が綺麗でハルゼミの鳴き声が春を感じられる。
  • 美しい富士山が望める(今回は見れず)
  • トイレが少ない

毎度おなじみ秀麗富嶽十二景

シリーズ恒例の山梨県大月市の秀麗富嶽ですが、雁ヶ腹摺山、姥子山はともに秀麗富岳十二景のNo1に選定されています。

特に1番が特別ということは無いですが、何か特別感あるNo.1ですね。

大月市・秀麗富嶽十二景が選定され、4年に公布されました。この十二景は大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したものです。

引用:大月市ホームページ

山梨百名山にも選定

山梨県にある、素晴らしい山を選んだ山梨百名山には『雁ヶ腹摺山』が選ばれています。

姥子山は残念ながら、秀麗富嶽のみとなっています。ただどちらもいい山ですけどね。

アクセスにはやや難あり

この2座は隣同士に位置している山ですが、どちらも路面バスを使っていくと、長い道路を歩くことになり、オススメはしません。タクシーを使うことになります。

一応、最寄りバス停は『ハマイバ前』。歩くと大峠まで3時間かかります…。

雁ヶ腹摺山の登山口は、自家用車で行くと駐車場もあるのでピストンで行くには自家用車を強くオススメします。

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2019‎年6月6日

コースタイム:5:45(実際にかかった時間は6:15ほど)。

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。アップダウンも多く、意外と体力削られました。

メンバー構成:2人パーティー

JR中央本線『大月駅』で下車。そこからタクシーを予約しておき、雁ヶ腹摺山の登山口『大峠』まで移動。

そこから雁ヶ腹摺山、姥子山と縦走。ピストンは味気ないので、岩殿山方面まで歩き、セーメーバンという面白い山から降ります。

セーメーバンから降ったあとは、近くの『遅能戸バス停』まで歩いて、バスではじまりの大月駅まで戻りました。

温泉は入りましたが、自宅近くまで戻ってきてから入ったので、今回は温泉施設の紹介は特にないです。

今回の山行の金額

料金(新宿起点)

新宿駅 → 大月駅 1340円
大月駅 → タクシーで大峠 7500円(1人3250円)
遅能戸バス停 → 大月駅 270円
大月駅 → 新宿駅 1340円
合計 1人 6200円

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

縦走の山行記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

トイレ情報

  1. 大月駅 駅前公衆トイレ(男女別で綺麗)
  2. 大峠 トイレ(男女共同で1つ)
この2つのみです。今回はスタートしたら、大月駅に戻るまでトイレはありません。携帯トイレの用意をオススメします。
大峠のトイレは、ぼっとん式のそこまで綺麗なトイレではありません。それでも大月駅から40分程度乗車するので、綺麗では無いですが大峠トイレ使用を推奨します。

行程

皆さん、おはようございます。秀麗富岳の本拠地『大月駅』です。今回はこちらからタクシーで行きます。ここにはタクシー乗り場はありますが、規模は小さいので予約していくほうがオススメです。

ちなみに駅前にはデイリーヤマザキショップがこの時にはありました。

タクシーに揺られ約40分ほど。今回の登山口である『大峠』に到着です。自家用車で来ることが出来るので、平日でしたが車は何台かとまっています。
この白い車のように、横並びでとめていくようです。
白い車の横にある『お手洗い』。見た目はそこまで汚くない印象ですが、中はまずまずのものです。
さてここが登山口。トイレの場所から車道を少し奥に行ったところにあります。いざ入山。
植生はブナと松が多く、新緑が綺麗です。そして松林もあることから、私の大好きな春の風物詩『ハルゼミ』が鳴いています。
詳しくないのでわかりませんが、足元に咲く黄色い花に癒されて歩きます。
アクセスは悪くとも、登山道は整備はされています。
数は少ないですが、アカヤシオも綺麗。それにしても駅では快晴だったのに、なぜか曇ってきましたよ…。
急登を登り終えて、笹原の場所に出るともうすぐ山頂。
今回主役の1つ目『雁ケ腹摺山』に到着。ここまでは1時間程度で来れるので、平日でも人は多め。
ここで往復して帰る方も多いようです。
雁ケ腹摺山のもう一つの看板です。上記の茶色の看板が一番新しいですが、この看板は平成12年なので、設置から19年たっているのですね。
じゃん!これが旧500円札に表記されている富士山の風景です!!
なんてね、快晴だったのが束の間。富士山は雲に阻まれてまったく見えません、心の目で見てください。ちなみにホームページで紹介している写真はこちらです。
気を取り直して、次の秀麗富岳である姥子山に向けて出発。ここから急に下っていきますが、私のお気に入りポイント。上からの光、下に生えている緑が綺麗で爽やかな気分で進めます。
苔や巨岩も良い雰囲気です。
緑の登山道を下って行くと林道に出ます。林道にでるとすぐに姥子山への案内図が見えてきます。
ずっと下ってましたが、姥子山へは登り返しです。終盤は岩場が出てきてますが、ここまでくればあと少しです。
そしてもう一つの秀麗富岳一番『姥子山』に到着です。山頂は岩場っぽくなっており、展望も良いです。
天望は良いはずですが…、御覧の通り。写真には写っていないですが、肉眼では富士山のうっすらとしたシルエットが見えていたのです。一応、こちらがホームページの写真です。
姥子山から先の縦走は破線ルート、先ほどの林道まで戻ります。自家用車で来た人はこのまま大峠まで戻る必要があります。あの下りは登り返したくない、大月方面に私は縦走するため、林道をやや南下。
カーブミラーの左に道があります。
こちらですね。さらに降っていきます。
降るのが飽きてくるので、道端のものを眺めて降ります。ハルゼミの抜け殻も珍しいですね。
展望のいいところを過ぎたら、晴れてくるという始末。でもいいんです、光がさして緑が綺麗なんで。
新緑は癒されますね~。
樹林帯をまた下って行くと、このような林道に再度出ますが、ここは左に進みます。
ここの林道はだいぶ荒れていますが、歩行での通行自体は可能。地図上にもある『百間干場』です。この反対側に金山峠への道があります。
下ったのに、また登りますけどね。
金山峠山頂。破線ですがここから金山鉱泉方面に下ることも出来ますが、荒れているようです。私は大垈山(おおぬたやま)方面へ。
木漏れ日の綺麗な道ですが…登ります。下った分登るのです。
おー、富士山が見えてきましたよ!
樹齢300年、白ブナの木です。私の10倍程度生きているんですね、実際にみると圧巻です。
展望が無いですが、大垈山山頂。樹林帯の山頂です。
次の山、セーメーバンに向かう途中珍しい木がありました。実際に姿は見えませんでしたが、『ココココ』と音がしたので、おそらくキツツキが居たんだと思います。
こんなにも穴があくんですね。
さらに下って、セーメーバン到着。私はお隣、岩殿山に行った時から地図上にあったこのセーメーバンがずっと気になっていました。
理由は名前が気になっただけ、ですけどね!!
地図では『晴明盤』との表記もあり、由来は安倍晴明が関係しているそうですよ。
山頂は比較的平らで広め。休憩にも適していますが、展望はありません。新緑とハルゼミを楽しんでください。
私は癒やされながら休憩していると、ハエに襲われましたけどね。
セーメーバンの途中の電線の下は切り開かれており、展望がいいです。ここ数時間は樹林帯なので、開放的な気分です。
少し杉も出てきましたが、まだ木漏れ日で癒されます。
長かった縦走もここで終わります。サクラ沢峠からは町に下ります。
ここが分岐。右斜め前に下って行きます。すぐのトラバースはやや土が柔らかく、崩れやすいので注意。
ささっと下り、車道に出ます。降りたところから右へ進み、このまま直進。
川を渡ると、宿泊地『森屋荘』前にでます。バス停はこの写真の左へ。
この道をまっすぐ進みます。
最後にすこーし登ったところに遅能戸バス停があります。バスの便数も少ないので、時間には注意してください。大月駅まで戻り、今回の山行は完全に終了です。

さいごに

今回は秀麗富岳十二景の一番『雁ヶ腹摺山』『姥子山』の縦走を紹介しました。残念ながら、秀麗富岳として富士山の展望は見れませんでしたが、新緑・ハルゼミに癒された山行となりました。

この縦走はアップダウンもあり、帰りのバスも本数少ないので注意が必要です。次回こそは富士山が見れるように、リベンジしたいと思うゆずでした。

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