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【八ヶ岳】朝日に染まる雪山の稜線。泊まりで北横岳を楽しむ!

みなさん、こんにちはゆずです。

雪山初心者で行ける山、探してみると色々とあると思いますが、なかでもロープウェイで行ける『北横岳』が紹介されていることが多いと思います。

雪山の中でも標高差も少なく、日帰りでいける山としてガイドブックの多くに載っています。ただ今回は夕日、朝日を求めて北横岳に山小屋泊する山行をご紹介します!

宿泊した山小屋は、北横岳ヒュッテに泊まりました!

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北横岳について

  • 甲信越百名山
  • 決定版 信州百名山

これらの山に選ばれている山です。あまりこの辺には詳しくは無いですが、上記に書いたようにロープウェイが使用できて、コースタイムが短いので春夏秋冬で登山入門編としてオススメされています。

また北横岳は活火山であり、2003年に活火山に見直された、少し珍しい山です。南・北峰と山頂が二つに分かれていますが、南峰が山頂として扱われることが多いようです。

北横岳へのアクセス

  1. 自家用車
  2. 電車+バス

この2つの方法のみとなります。

自家用車は、ロープウェイを使用する場合は北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に駐車場があるので、そこに駐車して登るのが一般的です。

電車に関してはJR茅野駅まで移動して、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅まで路線バスで向かうのが一般的です。茅野駅までは特急あずさが止まりますが、都内からのアクセスだとロープウェイ駅に着くのが10時は過ぎてしまうので、コースタイムなどは余裕をもって行動してください。

北横岳のルート

  1. 北八ヶ岳ロープウェイからの南コース
  2. 蓼科山方面からの北コース

おもなルートはこの二つ。特にロープウェイを使った南側のコースがほとんどの印象で、今回利用したコースです。

夏・秋などは双子池や蓼科山からの縦走で使う方はいそうですが、今回の冬の時期は北側に行く人はほとんど居ないのではないかと思います。

あくまで北横岳が雪山入門編といわれるのは『ロープウェイからの北横岳ピストン』のことなので、ご注意ください。

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2019年3月16日

コースタイム:山と高原地図 2019参照

一般的な日帰りコース

 

ロープウェイ山頂駅 → 北横岳 → ロープウェイ山頂

 2時間10分(冬だともう少し時間かかります)
今回は泊まりコース。帰りはロープウェイ使わず

 

一日目:ロープウェイ山頂駅 → 北横岳ヒュッテ

二日目:北八ヶ岳ヒュッテ → 北横岳 → ロープウェイ山頂駅 → 徒歩でロープウェイ山麓駅

一日目:1時間

 

二日目:2時間40分

雪道の関係で全体的にもう少し時間かかります

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。北横岳は日の出を見るときに登っていますので、連続では行動している時間はかなり少ないです。

メンバー構成:2人パーティー

JR茅野駅から、バスで北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅まで移動。ロープウェイ山頂駅まで移動して、庭園のような開けた坪庭を通り北横岳ヒュッテまで移動します。

天候が一日目は悪かったので、早朝に北横岳で日の出を見ました。ヒュッテで朝食を食べ終えた後は、そのままロープウェイ山麓駅まで徒歩で戻ります。

今回の交通費

料金(関東起点)

新宿駅 → 茅野駅 特急あずさ 5650円

 

お先にトクだ値30% 3955円

茅野駅 → 北八ヶ岳ロープウェイ(バス) 往復2200円(片道1300円)
ロープウェイ 山麓 → 山頂 片道1000円(往復1900円ですが、モンベルカード使用して-200円出来ます)
北横岳ヒュッテ 1泊2宿 冬料金 9500円
茅野駅 → 新宿駅 特急あずさ 5650円

 

お先にトクだ値30% 3955円

合計 交通費11110円+宿泊費9500円

 

合計:20610円

毎度おなじみの『えきねっと お先にトクだ値』。あずさの割引はさすがです。

そのほかは細かいですが、路線バスは往復で購入すると少し安くなり、ロープウェイはモンベルカードを提示すると往復料金のみですが割引されます。

遠いですが、頑張れば青春18切符で行けなくもないです。結構きついと思いますが…。

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今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら

 

DJI Osmo Action  紹介記事はこちら

レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら

今回もいつもの相棒たちです。低温でもやはり安定の12-40mmPROレンズですね。最近は12-100mmF4.0 PROが欲しくなるところ。

ボディもMarkⅡにグレードアップしたいですね。

山行記録

使用地図

記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

トイレ情報

  1. ロープウェイ山麓駅
  2. 北横岳ヒュッテ

今回はトイレは2つ。行程はそこまで長くないのですが、ご注意を。ロープウェイ山頂駅にはトイレは見かけなかった(喫茶店の中にあるかも)のと、冬季は北横岳ヒュッテの外のトイレは凍結で使えない可能性あります。

ロープウェイ駅山麓のトイレはこちら

東京から八ヶ岳ロープウェイ駅まで

特急あずさで茅野駅に到着

 

駅を降りて、道路を渡るとバスの乗り降り場があります

 

バス停前の建物で往復券を購入できます。支払いは現金のみです。

 

バスは1時間以上かかります。ゆずは乗り物酔いするので、毎回緊張するんですけどね。

 

バスの中で目を開けると雪が降っていました。ロープウェイ駅はとても立派です。

 

中はお土産コーナーがたくさん

 

一部モンベルの商品を販売しています、万が一サングラスなど忘れても何とかなります。

 

この窓口でロープウェイの乗車券を購入します。電子マネー、クレジットカード支払い対応です。

 

この扉を通ってロープウェイへ。

スキー、スノボー客に紛れてロープウェイに乗ります。乗車時間は7分ほどです。

ロープウェイ駅から北横岳ヒュッテまで

※今回は降雪2日目ということもあり、12本アイゼンを利用して登っています!数日前は暖冬で雪が結構溶けて凍っていたようで、一部氷の上に雪が付いている状況だったので、ご注意ください。

わかんは一応持っていきましたが使用はしませんでした!

ロープウェイ山頂を出るとこんな感じ。スキー客が右に行く中、登山組は左正面に進みます

 

これは8月の入り口

 

坪庭探勝路に進みます

 

坪庭に行くのに、色々とかいてますが、ひとまず北横岳へ。

 

坪庭は平坦な庭園みたいところですが、雪で天気悪いと場所を見失いやすいので注意。

 

夏の坪庭

 

迷いやすいと言ってもさすがは入門の山。雪道に木の棒が刺してあり、目印が多いので道は迷いにくいです。

 

探勝路の途中から一度左に曲がると、北横岳までの斜面が広がります

 

雪をみつつ進む

 

二日前に雪が降ったので、新雪の中を歩く

 

急登を登り終えると、平坦な道になるので、ここを進めば目的地は近く

 

北横岳ヒュッテが見えてきました

 

雪降る中、北横岳ヒュッテに到着!!

北横岳ヒュッテの様子はこちらで紹介しています。

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早朝の北横岳へ

おはようございます
朝6時に出発です。寒いですー。

 

山頂までは夏道で10分。実際に20分あれば着きます。

 

日の出前であり、徐々に明るくなってきました。そしてこの絶景…!!

 

何とか北横岳南峰に到着

 

地平線が赤く染まる。日の出の瞬間も良いですが、この色が変わってくる時間も好きです

 

南アルプスまで見える…。昨日の雪が嘘みたいだ。

 

南八ヶ岳方面も美しい

 

朝日が上がってきました

 

おはようございまーす!
これを待っている時は極寒ですが、最高です!

 

日の出後、せっかくなので北峰へ。樹林帯も朝日で赤く染まってきています

 

だいぶ日も上がってきました

 

かぁー!朝日の色合いが最高だ!

 

5分ほどで北峰へ到着。途中吹きだまりがあって膝上ぐらいのラッセルになったのは想定外。

 

隣には日本百名山である蓼科山。山頂付近の岩場が真っ白に染まって、ハゲている感じになってます。

 

こちらは霧ヶ峰、美ヶ原方面。
2020年2月に行っているので、反対側からみるのも醍醐味かなと

 

一度、南峰へ戻ります

 

さらに日も上がり、赤さはだいぶ減りました

 

南八ヶ岳も白く、青く染まっています

 

下りまーす

 

太陽の中の樹林帯。朝日じゃなくても、やっぱり綺麗ですね

だいぶ日も上がって、朝食のため北横岳ヒュッテに戻ってきました。

七ツ池に寄り道

ヒュッテ前から七ツ池に寄り道します

 

樹林帯を5分ほど下ると、すぐに七ツ池まで

 

池…?? もう雪原ですね(笑)

 

雪遊びをしてヒュッテに戻ります

トーテムポールみたいなやつも赤く輝いています

北横岳ヒュッテからロープウェイ山麓駅まで

トーテムに見送られてヒュッテをあとにします。
『ハハハ!また来いよ!』

 

それにしても良い青空!

 

平坦な道でも昨日とえらい違い

 

開けたところが見えてきました

 

坪庭を一望できます!こんなに広がっていたのかー!

 

それにしても広い雪原です。上から見るとより分かりますね!

 

斜面の樹林帯を下って坪庭へ降ります

 

小さな木を愛でる

 

坪庭からはアルプスの絶景

 

坪庭探勝路を昨日とは逆回りで進み、ロープウェイ山頂駅へ

ロープウェイ駅は天気も良いので、朝から大盛況。

ロープウェイ山頂からは歩いて下山

スキー場を横切ると、登山道への入り口へ

 

つららがキラキラしています

 

樹林帯

 

開ける場所もあるので、飽きは来ないです

 

絶景のロープウェイを下から見上げる

 

下から見る蓼科山

 

途中、一度スキー場を横切ります

スキー場を横切ってからは暑くなり、岩場も露出して歩きにくい。後半は飽きがちでしたが、無事に山麓駅に到着です。

あとはバスの時間を待って、帰宅です。お疲れ様でした!

さいごに

今回は泊まりで北横岳に行ったときの山行をご紹介しました。

日帰りでも行ける北横岳。手頃に登れるのにアルプスや南八ヶ岳方面の大絶景が見れて、とても素晴らしい山でした。

夏にも登ったことがあるのですが、その時は展望はイマイチで隣の蓼科山が見えた程度。今回の晴天の大絶景でアルプス見えるなど、だいぶ印象が変わりましたね。坪庭を一望出来たのも良かったです。

最後に泊まりのメリットですが、やはり朝日、夕日を見られるのと、時間をゆったりと出来る点でしょうか。

雪の時期の北横岳、日帰りないし北横岳ヒュッテ泊まりで行くこともオススメします!

これを参考にして、ぜひ楽しい登山を!

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