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DJI Osmo Actionを登山用に購入。買ったアクセサリーと使った感想

みなさん明けましておめでとうございます、ゆずです。

登山用に使う動画撮影機器が欲しくなり、色々と探していた年末。愛機であるOM-D E-M1はFHD30fpsが限度で、手ブレ効いていても2013年モデルでもあり、持ちながら歩くと結構歪んだ映像となってしまいます。

最近の新型カメラは手振れ性能も向上しており、新型ミラーレスの導入も考えましたが、悩みに悩んでアクションカメラの『DJI Osmo Action』を購入しました。

DJI Osmo Actionを選んだ理由と同時に買ったアクセサリー、登山で使った感想を紹介します。

※1/8 

山で2度使用した時の感想と、新しく導入したアクセサリーやバッテリーの必要な数についてを追加しました。

新型カメラよりもアクションカメラを買ったわけ

ゆずの場合、OM-D E-M1の後継機であるE-M1 markⅡだったり、E-M5 markⅢといった新型機に買い換えるという手段がありました。

純粋に写真自体の高感度に対する強さとか、オートフォーカスがはやくなるとか、画質が良くなるとか動画以外のメリットも多いのが魅力的でした。

ただ動画も撮れば、当然その間カメラでの写真撮影はできず、バッテリーの消耗もはやいわけです。ましてや手持ちで撮影するので、岩場やトラバースといった危険地帯では両手が塞がり、撮影出来ない。

そこでGoProで有名なアクションカメラへの興味が湧きました。小型であり、広角にも強く、防水性や手ブレに強いところに惹かれました。

アクションカメラ4機種と迷う

今回購入したのは、DJI社が販売しているOsmo Action。最近はYou Tubeにも比較動画がたくさんあり、比較が簡単でした。

ちなみに悩んだのは

  • DJI Osmo Action
  • DJI Osmo Pocket
  • GoPro Hero 7
  • GoPro Hero 8

の4機種。ソニーのアクションカメラは2機種除外としました。

RX0シリーズは映像は良いけど、35mm判換算で24mmの広さで、使用しているレンズとさほど変わりなく、高価過ぎて除外。

もう1つのシリーズはだいぶ新型機が発売していないことから、せっかく買うなら継続していくシリーズの方がいいので、こちらも除外としました。

Osmo Actionの決め手

上記4種で悩みましたが、自分が登山で使う上で必要になるものを挙げて、決めた次第です。

防水性

Osmo Actionは単身で水深11mまで潜ることが出来ます。登山では潜ることはほとんどないですが、突然の雨や川の中に沈めても写真が撮れ、今後沢登りにチャレンジしたくなったときにも対応出来ます。

この点ではOsmo action、GoPro2種に有利です。

手ブレ補正

この点はGoPro Hero8とOsmo Pocketが有利。ただOsmo Actionも大きくは劣らない程度とのこと。

起動動作やタッチパネルの反応のはやさ

この辺りは調べた限りでは多くの方がお話しており、GoProは動作がまだもっさりとしており、タッチパネルの反応もイマイチな部分があるようです。

パソコン、スマホ、カメラを使っていると特に思いますが、どんなに画質綺麗でも、どんなに高性能でも、使うときに起動や反応が遅かったりするのは、ストレスがたまります。

この点は非常に良い点だと思います。

値段

ゆずが購入した時は、年末セールの時で約35000円ほとで売っていました。発売当初が43000円ぐらいだったので、発売半年で魅力的な金額でした。

最新のGoProHero8との差額で、予備バッテリーや周辺アクセサリーを購入出来る余裕が出来るので、これが1番の決め手です。

ファームアップの多さ

Osmo Actionは2019年5月17日に発売したモデルですが、ファームアップをもう3、4回実施しています。大きく例を挙げると

  1. 録画するときの、表示される画面の遅延の改善
  2. ハイパーラプスの追加
  3. 録画しているときに、前面液晶に切り替えても録画が続くようになった

などなど、使いやすいファームアップがされているのはメーカーが力を入れているのが伝わってきます。

Osmo Actionの気になるところ

そういう事でOsmo Actionを購入しました。購入するにあたって気になるところもあったので、そこにも触れていこうと思います。

※2019年の年末に使う機会が出来たので、一回だけですが使ってきた感想も踏まえてお伝え出来ればと思います。

手ブレ補正ONで画角が狭くなる

これは購入前から分かっていたので、特に不満点は無いですね。ただ実際のところどうよ?と気になる方も多いでしょう。

Osmo Actionの手ブレ補正RockSteady』は強力な手ブレ補正ですが、これをオンにすると画面がクロップされてしまいます。ようは画面が狭くなるのです。

公式サイトで広角幅145°なので『35mm判換算で約7mm』

自分が情報を調べた限りだと、クロップ率は18%みたいで、118°になるのでしょうか?

間違ってたら、すみません!!

118°になるとして『35mm判換算で約13mm』程度。まあ狭くなるとしても、OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO並みの広さです。

まあ画質とか魚眼だとかは、一度置いておきましょう。そのくらいなら、まだまだ超広角ではないですか?

つまり、ゆずは特に不満なく満足しています。

一応、自撮りメインの人は顔が画面に収まりやすいという観点から、広い方が良いかもしれません。後はとにかく広い動画を希望の方はGoProの方がいいかと。詳しくはYou Tubeに比較動画が多くあるので、そちらを見てみるのをオススメします!

電池持ちはいかほど?

公式サイトより以下、抜粋します。

   完全に充電されたバッテリーでは、1080P/30fpsで最大135分の録画(ロックステディOFF、1分後に画面がスリープされた状態で)、4K/60fpsで最大63分(ロックステディON、1分後に画面がスリープされた状態で)の動画撮影に対応しています。

とのこと。短くても1時間、長くても2時間といったところですが、まあ液晶で撮った動画を確認したり、モード変えたりするのでもっと短くなるでしょう。

ちなみに最新のGoPro Hero8は公式ホームページのQ&AでGPS、Wi-Fiなどの機能をoffにした状態で4K/60fpsで47 分撮影可能と記載があります。

色々な比較がありますが、高性能な分GoProの方が電池消耗は強い様子。電池のもちはOsmo Actionのほうが良いようです

予備バッテリーは持っていったほうが良い?

上記の録画時間を参考に登山の時はバッテリー必要か。…まあ必要ですね。

歩行中はハイパーラプスや動画を使用。小屋の中を撮ったり、比較的使いましたね。半日使っても2個以上のバッテリーは必要な印象です。モバイルバッテリーの充電しつつでは間に合いません。

泊まりなら3個ぐらいを夜にまとめてモバイルバッテリーで充電するのが、良いかもしれません。

耐寒性能は?

バッテリー性能は-10℃まで耐えられるようです。

冬の入笠山で試しましたが、初日の出のタイムラプスを撮るのに使ったときは30分ほど起動していても問題は無かったです。気温は定かではないですが、小屋の温度計では-5℃程度だったのではないかと。

吹雪などでは不明ですが、天気の良い冬山なら大丈夫ですかね。2020年の冬はもう少し使えればフィードバック出来ると思います。

タッチパネルのはグローブで使える?

スマホ同様、スマホ対応した手袋でないとタッチパネル操作は出来ません。冬の時は『指先だけ出る手袋』『タッチペン』を使用する必要がありそうですね。

ちなみに動画、写真などの撮影モードを変えるだけならQSボタンというボタンを押すと、押すたびに写真→動画→タイムラプス→ハイパーラプスのいう風に変えられるのでそこは大丈夫です。

4kからFHDに変更する、シャッタースピードを変える設定などはタッチパネルでの操作が必要となります。

DJI Osmo Actionと購入したアクセサリー

本体

Osmo Actionの外観です。GoProと違って、自撮りにも使える前面ディスプレイが付いています

またレンズフィルターは回せば外せるので、NDフィルターにしたり、PLフィルターなどを付けることが出来ます。

付属のものはこちら。バッテリーは1つのみ。

Osmo Action Charging Kit(充電キット)

  • 充電器
  • 充電バッテリー×2

この2つが入っているセットです。バッテリー2個というところより、充電器が入っているのがポイント。これ単体で売ってないんですよね

バッテリー1個ずつ、本体で充電するよりも3個いっぺんに充電出来るので非常にオススメ。USB-Cポートで充電できます

箱を開封。シンプルなデザインで充電器は非常にコンパクト。

モバイルバッテリーやコンセントから、3つを充電できます。

バッテリーは1つ30g。

プラスチックのカバーもいれて2個で81g。カバーは持っていかなければ、バッテリー3つで90g程度。

充電器は38gと非常に軽量。USB-Cポートで揃えていれば、モバイルバッテリーで使っているケーブルで統一できるので、そこまで嵩張りません。

  • 充電器 38g
  • 充電バッテリー(カバーなし)2個 60g

概ね100gですね。コンパクトにまとまっています。

マイクロSDカード SanDisk

安心安全のSanDiskのエクストリームプロ 128GB

PGYTECH  エクステンションポール & ミニ三脚

ようは自撮り棒です。そこまで長くは伸びないですが、足元ぐらいまで届きます。

持ち手を開くと三脚になります。別のところから三脚を出すことも無いので、とても気に入りました。初日の出のタイムラプスではこれを使ってます。

最大に伸びると、ここまで。

ここのメーカーは、ピンを差し込んでひねるだけ。手軽ですが、冬山ではグローブ付けていると細かい付け替えが大変です。

薄手の手袋なら問題ないと思います。

一応、普通に使うのはこれぐらい大きいねじ穴が大きいタイプ。冬山グローブではむしろこれぐらい大きいほうが、持ち手が大きく回すだけだし、交換しやすい。

RAKOUEI クリップマウント

普段はバックパックに止めておくように、クリップ型のアクセサリーを購入しました。

水平を保つのに慣れが必要で大変でしたが、360°回転するので安価であり便利です。もう少し使い勝手のいい、クリップマウントを探したいですね。

2度目に使用しての感想

1月6日、2度目に日帰り山行で使用しました。その感想も追記しておきます。

日帰りだとバッテリー3個以上は必要か

大体、ハイパーラプス、4K30fps挿画を撮りながら行動していましたが、2時間いかないぐらいでバッテリー1つ無くなる感じでした。5時間ぐらいの行程でしたが、3つ目のバッテリー残り40%程度です。

結論、1日7-8時間のロングコースだと5-6個のバッテリーが必要です。状況によってはモバイルバッテリーを使用した充電が必要です。

クリップマウントを新調

購入したクリップマウントは左右の方角調整が出来ませんでしたが、それを行えるように出来るクリップマウントを購入しました。

正面を向いている感じ
右にスイングしている感じ。左にもスイング出来ますよ。

これなら微調整で左右の方向を調整できます。おすすめです。あとは垂直になっているのが分からないので水準器みたいのを買う必要がありますかね。

まとめ

  • 十分に軽量でタフなカメラ
  • 手ブレ補正で画角狭くなるが、35mm判換算で約13mmの超広角の撮影は可能。
  • 値段も下がってきており、コストパフォーマンス良好
  • ファームアップも頻繁に行っている
  • 前面液晶はOsmo Actionの強み
  • Osmo Actionは起動、動作がGoProに比べるとはやい
  • グローブでのタッチパネルの操作はスマホ対応のものが必要
  • −5℃までなら、実際に起動してくれた
  • 長時間の行動時には予備バッテリー必須

さいごに

今回は登山用のアクションカメラとして、DJI社のOsmo Actionを導入したことを紹介しました。

小型な動画撮影機器は、バックパックへの取り付けでもストレス少なく、棒に付ければ手持ち以上のハイアングルや、歩きながらのローアングル撮影も可能です。

純粋に一眼レフカメラやミラーレスカメラでは出来ない撮影が出来たので、購入してとても良かったと思います。

2020年は写真だけでなく、動画をもっと撮っていこうと思うゆずでした。

では皆さん、今年もよろしくお願い致します。

他のカメラ記事もご覧ください。
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