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【登山まとめ】2019年に登った中で春夏秋冬でオススメ8選。2020年の参考に!

みなさんこんにちは、ゆずです。

今回は年末ということもあり、ゆずが2019年に登った山でオススメな山を紹介するという記事です。ここに登ったぜ!とか自慢は置いておいて、個人的に行ってよかったものを紹介することで、2020年の山の企画を考えている方への参考になればと思います。

何座登ったとか細かく計算はしていませんが、2019年は39回(年末年始も行くので実際は40回)行っていました。

縦走しているので細かくわかりませんが、日帰りも泊りも1回としてカウントしているので、山頂だけならもっと行っていると思います。

何が言いたいのかいうと、それなりに行っている分信憑性のある情報を提供できるのではないかと、そう思う次第です。では四季の山でご紹介していきます。

四季折々の山

はじめの頃は、冬は山には行かない。ゆずはそのスタンスでしたが、最近は冬山もかじる程度ですが登っています。やはり四季がはっきりと分かる山は、同じ山でも季節を考えるとガラッと風景が変わります。

春の花、秋の紅葉だけなく、色々な登山を楽しんでもらえれば良いなと思います。

2019年に使用した撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(ほぼこのレンズ)

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6(稜線での広大な写真一部)

今年もOLYMPUS OM-D E-M1にはお世話になりました。冬の極寒でも、雨の中でも耐えてくれて感謝、たくさんの思い出を記録してくれてありがとう。一度雨に打たれすぎて、故障しかけましたが何とか復帰しました。2020年では新型機に交換しているかもしれません。

春(2座:佐渡・利尻)

今年は春に離島への旅も多かったので、この時期で思い入れがあるのは『佐渡島:大佐渡山脈縦走』『利尻島:利尻岳』の2つです。

少し春らしさの山では無いですね。里山にも行ってはいましたが、ここのインパクトは忘れられません。

大佐渡山脈縦走【日本三百名山】

2019.5.29-30で佐渡旅行に行きました。この時は季節運航のバスを使って、日帰り縦走しています。コースタイムは6時間。バスの時間にはご注意を。タイムリミットあるので、ある程度歩ける人にオススメです。

佐渡はトビシマカンゾウという有名な花があります。この縦走路はほかの人もブログなどで紹介しているので、同時に楽しめば良いかなという心境でした。ところがどっこい、島の上とは思えない美しい稜線と花々、新緑の美しさ。

春を代表する素晴らしい山に巡り合えました。

ツツジは稜線の至る所に

新緑は下も上も鮮やかに

アルプスを思わせるこの稜線

とても島の上とは思えません

ここが佐渡島の最高峰『金北山』。この時はガスってきてしまいました・・・。

途中の稜線から、佐渡の港や海がひろがる景色を堪能する。

佐渡山脈縦走に関しては、別の記事にしております。よろしければ、ご覧ください。

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利尻岳【日本百名山・花の百名山】

2019.6.25 利尻岳に登りました。この時は利尻島だけではなく、礼文島にも行っていますが、礼文島はずっと雨。そのため礼文島はリベンジするとして、思い出深く残ったのは快晴の利尻岳です。

まずは飛行機や船から見た利尻岳が圧巻。本当にあの独立峰が島なのか?と思うほど。それだけに登ったあとに見えた周囲の景色は感動しました。

当然、景色も良いですが。個人的にエゾノハクサンイチゲが咲き乱れており非常に好きになりました。普通のハクサンイチゲよりも大きいようで、迫力があります。利尻岳といったら、リシリヒナゲシの方が有名みたいです。

コースタイムは8時間50分。基本的には避難小屋の使用は控えるように言われているので、この長時間の行程と標高差1500mを歩ける方にオススメです。

稚内空港に着陸する前、飛行機の窓から利尻岳が見えます。ここでテンション上がりましたね!!

船でどんどん近づいていくと、迫力がでてきます。船酔いしましたけどね…。

鴛泊コースで行きましたが、基本は前泊必須。最寄りのホテルからの送迎もあるようですが、鴛泊登山口にあるキャンプ場のバンガローを借りると、とても便利。素泊まりですが、荷物も減って良いですよ。

いきなりですが、ここは八合目。八合目からは利尻岳バーン見えます。迫力満点!

これがエゾノハクサンイチゲ。写真では薄っぺらい感じにしか撮れませんが、エゾノハクサンイチゲの大群落でした。

山頂付近。この辺は崩落個所がありますが、今まで登ってきた道と海が見事。海もしっかり見えるのが、島の山も素晴らしさ。

利尻岳山頂。ここまで来るととても満足していますが、帰りも長いので滞在はほどほどに。この日は19時30分ぐらいに降りてくる人もいたので、時間配分が気をつけてください。

夏(2座:白馬-朝日縦走・御嶽山)

夏…、東京に住んでいるゆずですが、夏はほぼ東京付近の低山は行きません。とにかく暑くて、脱水症・熱中症になるのではないかと思うほど。そして登山の大本命『日本アルプス』に雪も溶けて入れるようになります。

みなさん同様、ゆずも2019年はどこのアルプスに行くが吟味。その中で思い出深いのは『北アルプスの白馬岳・雪倉岳・朝日岳縦走』『2014年噴火した御嶽山』の2つです。

白馬岳・雪倉岳・朝日岳縦走【日本百・二百・三百名山】

2019.7.30-8.1に猿倉から白馬岳を登り、高山植物の綺麗な雪倉岳、朝日岳に縦走して、蓮華温泉に下山するコースに行っています。全行程20時間の長丁場。今回は白馬山荘と朝日小屋に泊まっています。

このコースの魅力は雄大な稜線と、何といっても高山植物の宝庫なところ。朝日小屋の食事もとても美味しく、山小屋の食事の常識がくつがえるほど。

白馬岳単体もおススメですが、白馬岳~雪倉岳には高山植物がたくさんあるので、是非ともそこをじっくりと味わっていただきたいです!たくさん歩くのと、2拍3日山の中にいることになるので、体力はいる山ですね。

日本三大雪渓の1つ『白馬大雪渓』

白馬山頂はガスだったので、白馬~雪倉途中から白馬岳方面。ここからが高山植物のハイライト。

大好きな花『ハクサンイチゲ』の群落。先ほどのエゾノハクサンイチゲ同様、ハクサンイチゲ系はこのように花がまとまって咲いてくれるので、写真で写りもいいです。

チングルマ、おヒゲモード。ゆず通称おじいちゃん。

7時間ほどの行程を歩き、ご褒美の『朝日小屋の食事』。とてもとても美味しかったです!

最終日、朝日岳から蓮華温泉の分岐の途中。あの雲の先には日本海まで伸びる『栂海新道』が続いています。

御嶽山【日本百名山】

2019.9.17-18には長野県の御嶽山に登ってきました。御嶽山は2014年9月に噴火し、多くの被害が残りました。

この御嶽山も2018年から決められた時期に、一部の区間で入山が許可されるようになりました。まだ完全にはすべての登山道が通れる訳ではないですが、山頂まで行けるようになっています。

この2019年も夏から秋の定められた期間で山頂まで行けるようになっていたので、9月に行きました。景色や五ノ池小屋も良かったですが、噴火の爪痕も残っている御嶽山は自然の生々しさを教えてくれたので、その思い出が強く残っています。

活火山だから恐ろしいという意見もあると思います。ただ富士山だって活火山です、明日にも噴火する必要があります。なのでオススメにはしましたが、活火山であることに注意して、今の御嶽山を楽しまれてください。

今回はロープウェイから山頂、五ノ池小屋まで。帰りは山頂経由せずに帰る、よく歩かれる行程です。

ここは9合目前の黒岩付近。この辺から展望と天気が良くなってきました。

9合目を超えた先から山頂までが時期限定で通行許可されている場所。この写真はニノ池ですが、ここは通行出来ることになってます。

ニノ池は噴火前に景色を見ることが出来なかったですが、美しいエメラルドグリーンの池だったようです。火山灰でだいぶ池は埋もれてしまっています。

ここは山頂剣ヶ峰から一ノ池、ニノ池の景色。この区間はヘルメット着用区間です。

噴火によって新しく設置されたコンクリートの避難所。富士山にもこのような場所が作られるのでしょうか。

山頂付近は噴火の爪痕が残っています。階段の鉄パイプが曲がっていたり、へこんでいたり、石の灯籠や標識が割れて吹き飛んでいました。

ここはサイノ河原。広大な地形が広がり、ここも美しかったです。霧が出てると迷いそうですが。

宿泊は五ノ池小屋。テラス席など非常にクオリティの高い小屋でした。焼き立てのピザも別注ですが、美味でした!

秋(2座:瑞牆山-金峰山・栗駒山)

秋はとても迷いました。紅葉はやはりどこも魅力的でしたが、絞ってこの2つ。『奥秩父の瑞牆山と金峰山』『東北の紅葉で有名な栗駒山』です。

瑞牆山、金峰山は紅葉と稜線の美しさで、栗駒山はやはり神の絨毯など名称のある見事な紅葉です。

東北の紅葉は行きたくて行きたくて、ようやく今年に行けて良かったです。

瑞牆山・金峰山【日本百名山】

2019.10.30-31。この時期の瑞牆山、金峰山の紅葉の見所はみずがき山荘〜富士見平小屋の部分です。

紅葉、苔などの緑が美しい樹林帯、好展望の稜線と紅葉だけではない魅力的な山でした。

行程は一日目はみずがき山荘から金峰山・金峰山小屋まで。二日目は瑞牆山を登って、みずがき山荘に下山です。コースタイムは4時間30分と8時間

二日目は長いので、長いと感じる方はどちらか1つの山でもオススメです。

ミズナラやブナの紅葉美しい。

赤だけでなく、黄葉も綺麗。次に紹介するの栗駒山の赤も良いですが、歩きながら楽しめるこの紅葉も私的には好きです。

緑の樹林帯も美しいです。

金峰山山頂。ここからの展望は素晴らしいです。写真にも富士山見えていますが、八ヶ岳、北アルプスも見えました。

秋にオススメするもう1つの理由は、空気が澄んでいて奥行きまで見渡せること。山の奥の奥まで見渡せます。

んー、見事

宿泊した金峰山小屋。ご飯がとても美味しく、こじまりした小屋ですが、居心地の良い素晴らしい小屋です。

小屋の前からは夕暮れが見える。暮れたあとのマジックアワーの方が、雲の染まった赤が素晴らしいです。

山頂からは朝日が見えました。

瑞牆山山頂からの景色。眼下は絶壁、足を滑らせると終わりです。

雲が出てきましたが、この瑞牆山の岩は特徴的。

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栗駒山【日本二百名山・花の百名山】

2019.9.29-30。ずっと行きたかった東北の紅葉。神の絨毯なんて言われている名峰栗駒山。平日でもとても多くの人でにぎわっていました。休日だともっと人凄いかもね。

季節運航の紅葉号に乗って、いわかがみ平から入山。山頂を経由して須川温泉で一泊。翌日、再度栗駒山にアタックして、須川温泉から戻る贅沢なコースでした。やろうとすれば日帰りでも行けます。が、個人的には須川温泉宿泊をオススメしたい

コースタイムはどちらも3~4時間。しかし紅葉の写真をバシャバシャ撮ると思うので、コースタイムは押してしまうと思います!(笑)

東栗駒コースから登り、途中沢を通ります。この辺から徐々に色づく。

おー!!なんと見事な赤!曇天ですが、赤が凄いですね。

途中で見つけた屋久島のウィルソン株ならぬ『ウィルソン岩』

今日の宿は須川温泉の宿『須川高原温泉』。露天が有名なのでしょうが、この内湯が一番好きで、ヒバ作りの見事な浴槽。洗い場もヒバなので良い!

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須川側はこんな感じ。ここが一番好きな紅葉の景色で、この時期は須川側が赤い。それに須川温泉近くの方は、黄葉で樹林帯歩きが楽しい。

山頂『栗駒山』今度は別のコースで来たいと思いました。

現在は通行禁止の須川コース方面。

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冬(2座:安達太良山・平標山)

冬は低山も行っていましたが、やはり雪の多い冬らしい山が思い出に残りました。『福島の安達太良山』『新潟の平標山』を選びました。

この二座は完全な雪山なので、装備をしっかり、天候を見極めて行ってください。

安達太良山【日本百名山】

2019‎.‎2.21‎-2.22。福島の名峰安達太良山。アクセス良好な雪山とくろがね小屋の温泉というベストな場所。頑張れば日帰りでも行けますが、やはり温泉に入れるので、くろがね小屋宿泊をオススメです!

コースタイムは2日合計で5時間30分ぐらい。ただ冬山は雪の状態によって、夏より時間がかかります。余裕をもって歩いてください。私も合計で8時間かかってます。

ここはくろがね小屋。2021年には建て替えが決まっています。

この雰囲気の宿に行くのは、今だけ!

この宿の近くに源泉があるので、とても新鮮な温泉が真冬の雪で入れます。これは本当に素晴らしい!

2日目は山頂アタック。

山頂の標識は雪に覆われています。エビのしっぽも見事。

うっすら雲がかかってますが、周囲は雪山。この景色は雪山のみ、これが見れるのがはまる理由ですかね。

樹氷も素晴らしい。ふつうは見られない景色ですよね。

安達太良山に関しては、別の記事にあげています。良ければ、ご覧ください。

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平標山【ぐんま・新潟・越後百名山】

‎2019‎.‎3‎.‎21-3.22。都心では桜も咲き始める時期ですが、残雪期登山です。ちなみこの時期は午後だと雪が水っぽくなるので、アイゼンで止まりにくくなります、ご注意ください。

ここはどちらかというと高山植物で隣の仙ノ倉山とセットで登られることで有名かも。松手山を通る山頂とのピストンですが、夏ではコースタイムは5時間30分ほど。雪山の標高差1000mはつらく、7時間ほどかかりました。

普段はこの標識がしっかりと見えますが、豪雪の山ですね。3月でもじっかりと積もってます。

平標山まではほぼほぼ登りです。近そうで遠い。

松手山。平標山の山容が美しい。雪庇出来てますが、よく見ると崩れてきているので、ギリギリ歩くと落ちますので、注意。

バックカントリーで有名だけあり、スノボーを背負っている人がいました。周りが綺麗です。

山頂からみる景色。正面少し左に平らに見えるのは、百名山の苗場山。真っ白に染まっています。

さいごに

今回は2019年に登った山の振り返りと、四季でオススメな山をご紹介しました。8選とやや多くなってしまいますが、魅力的な山が多かったのは事実。結構悩みました。

関東から遠いところばかりになってしまいましたが、とても良い山です。是非とも2020年に登る山の参考にしてください。

そしてランキングをつけるものでもないですが、強いて言うなら一番思い出にあるのは噴火もあった『御嶽山』。景色だけでなく、山というものの恐ろしさも感じました。今後とも怪我の無いように山を楽しみます。

来年は一度の登ったことのない『富士山』、ほぼ行ったことのない関西・四国・九州方面に足を延ばせたらと思います。ではみなさま、来年も山でお会いしましょう。

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