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南伊豆フリー乗車券でお得に伊豆に行く方法【山も紹介】

皆さんこんにちは、ゆずです。

今回ご紹介するフリーパスは南伊豆フリー乗車券です。南伊豆と名前があるように、都内や横浜辺りから下田など伊豆半島の南側にある観光地に行く時におすすめなフリーパスです。

場所によっては往復の交通費よりも安くなる場合があるので、一度検討してみる価値はあると思います。休日だけではなく、平日も使用できるのもポイントです。

実際にこのフリーパスを使って伊豆の方に旅行、登山で行ってきましたので、後半でご紹介していきます。

残念ながら、この南伊豆フリー乗車券は2021年6月をもって販売が終了しました。再度販売の予定は無いようです。

  • 利用する時期は限られるが、平日休日問わず使用できる
  • 連続する2日間使用できるので泊まりでも使える
  • 伊豆から離れている場所から出発するほどお得。品川からだと伊豆熱川辺りまで行くと金額的にプラスになる
  • 新幹線には乗れない
  • 特急券は別途支払うことで乗車できる
  • フリー乗車券の発券は前日までに行うこと
  • フリーパスエリアは伊豆急行線、一部路線バスのみ

南伊豆フリー乗車券とは

南伊豆フリー乗車券は『東京都区内』『横浜市内』『小田原』から『伊東』までの往復乗車券と伊東~伊豆急下田駅とその範囲内で指定された路線バスが乗り降り自由なフリー乗車券が一緒になっています。

南伊豆フリー乗車券は二枚組。

  1. 行き:購入した場所からフリー乗車区間内の乗車券
  2. フリー乗車券+帰り:フリー乗車区間内の券と帰りの乗車券
公式サイトより引用。利用できる電車・バスのフリーエリアです

今回は使用しませんでしたが、レンタカーの割引券もついてきます。

利用できる日、購入日

2020年度は2021年3月29日まで購入でき、3月31日まで利用できます平日、休日の制限はありませんが、通年というわけではなく時期がある程度決まっています。連続した2日で使えるのもポイントです!

また当日には発券出来ませんので、前日までに購入する必要があります。

なので注意点としてはフリー乗車券の発売時期、前日までに購入する、この2点です。

料金

東京都区内 大人 6270円
横浜市内 大人 5950円
小田原 大人 4490円

主にこの3エリアで設定されています。東京都区内は金額が同額なので、伊豆から離れている23区内の北側の駅から発券した場合はかなりお得になると思います。

品川〜伊豆熱川 3330円×2 6660円 390円お得!
品川〜伊豆急下田 3960円×2 7920円 1260円お得!

具体例としてこの二つをあげました。比較的南側に位置している品川からの場合は、伊豆急行線の伊豆熱川以南であれば往復するだけで交通費が安くなります

利用できる列車

利用できるのは普通列車のみ

ただ普通列車グリーン車、踊り子号のような在来線特急に関しては別途特急券、グリーン券を購入すると乗車することができます。

東海道新幹線に関しては自由席、指定席券を買っても乗車はできません。運賃も含めてとられてしまいますので、ご注意を!

利用する上でのまとめ

  • 利用する時期は限られるが、平日休日問わず使用できる
  • 連続する2日で使用できるので泊まりでも使える
  • 新幹線には乗れない
  • 特急券は別途支払うことで乗車できる
  • フリー乗車券の発券は前日までに行うこと
  • フリーパスエリアは伊豆急行線、一部路線バスのみ

利用例

伊豆にあるたくさんの列車を乗りに行く旅

まずは登山を絡めてみたいところですが、伊豆には素晴らしい特急や展望に優れた普通列車があります。別途特急料金などはかかってしまいますが、そのような電車に乗る旅も楽しむのも一つのポイント。

伊豆といえばこの特急列車『踊り子号』

少々マニアックな話になってしまいますが、この白と緑の踊り子号は昭和の時代から運行している列車で、老朽化のために2021年の春に引退します

踊り子号自体は新しい別の列車で継続することにはなりますが、もうこの列車には乗れなくなってしまいますので、この電車に乗ってみたい方や昔を思い出しにぜひ乗られてみるのもいいと思います。

熱海から伊豆急下田駅間で運行されている『リゾート21』。上の写真の黒船電車、下のキンメ電車は普通列車の料金で乗車することができます。

なんといってもリゾート21のポイントは、海側を向く外向きのシートや、内装がおしゃれなところ。この列車が別途特急券などがいらずに乗れるのは、とても素晴らしいと思います!

運行時間は限られてしまうので時間が合うようであれば、是非リゾート21に乗車すると楽しい伊豆の旅が楽しめると思います。

後は JR東日本が運行する『サフィール踊り子』というものがあります。2020年の春から運行を開始した列車で、全席グリーン車と言うなんとも贅沢な車両です。

正直速さと料金を考えたら新幹線の方がコストパフォーマンスに優れていますが、個室車両や海を見ながらまったりと行くサフィール踊り子の旅も興味はあります(ゆずはまだ未乗車)。

日本百名山 天城山

次に伊豆半島にある日本百名山、天城山です。天城山の登山口に行くためのバスが、 JR 伊東駅から出ています。ただこの南伊豆フリー乗車券を使った場合、都内から伊東駅までの往復運賃が4620円なので損をしてしまいます。それに伊東からのバス料金は適応外です。

日帰りの場合は青春18きっぷなどを代用することをお勧めします。

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↓の記事は紅葉の時期に天城峠まで縦走した記事になります。

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伊東の大平山と金谷旅館に宿泊

伊東周辺の山に登って、伊豆半島南の蓮台寺にある温泉旅館に宿泊する1泊2日の温泉山旅に行ってきました。

東京〜伊東駅 2310円
伊東〜蓮台寺駅 1650円
蓮台寺〜東京駅 3960円

合計7920円 1650円もお得!!

このように伊東周辺の山に行った後に南まで移動して宿泊すれば、十分にお得です!ランチ代や特急券代に回すことができます。

伊東ゆったり湯めまちウォーキングコース。歩くのは『大平の森コース』。伊東駅から歩いて、大平山を過ぎて展望抜群の馬場の平を経て、伊東or南伊東駅にまで歩くコースです。

以下の公式サイトには、PDFで地図もダウンロード出来るので参考にしてください!

伊豆・伊東観光ガイド

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大平山の先にある展望エリアからは富士山が見えます!

馬場の平の展望。伊東の市街地と海が絶景です。写真では分かりにくいですが伊豆大島まで見られますよ!

宿泊したのは、蓮台寺駅すぐ近くにある『金谷旅館』。旅館の目の前には中学校があり、こんなところに温泉旅館があるのかと思う不思議なところ。旅館の敷地も大きいです!

とにかくお風呂が広く、ゆったりと出来ました。お湯自体は『単純泉の弱アルカリ泉』なので特徴は少ないですが癖はなく、源泉が出ている場所から離れるほどぬるくなるので、自分の好みが探しやすく、良いお風呂でした!!

宿泊記を書きました!

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西伊豆の山や旅で利用(雲見温泉)

伊豆急下田駅から出ているバスで雲見温泉、松崎、堂ヶ島といった西伊豆に行くことが出来ます。ここまで来ると確実に泊まりの方が楽しめると思いますので、二日間利用できる南伊豆フリー乗車券との相性がいいです。

ゆずも西伊豆の方に旅行で歩いたり登山をしましたが、二泊三日だったのでこの乗車券は使用できませんでした。例えば雲見温泉近くにある烏帽子岳、高通山といった山とセットにして、雲見温泉に泊まるのもオススメです。

とくに雲見温泉の宿は1万前後の宿でも海鮮のボリュームがとても良い!

1万で宿泊できる宿ではかなりの食事のボリューム!!

この船盛りで2人前ですよ!美味しいお刺身はすぐに無くなってしまうものですが、この時は自分の分を食べるので精いっぱいなほどのボリュームでした。

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さいごに

今回は南伊豆フリー乗車券を利用して、お得に伊豆に行く方法をご紹介しました。個人的には時期限定のものではありますが『連続する2日』『平日・休日関係なく利用可能』という2点が使いやすいと思います。

特に2020年は人が集まるのを避けて、平日に出かけることがほとんどなので休日のみに使えるフリー乗車券は正直、ゆずは恩恵を受けにくい。

また2日間連続で使えるのも、日帰り・宿泊とどちらも選べるので素晴らしい。残念ながら伊東周辺まではお得感がないですが、伊豆南部に出かけるときはお得感抜群のフリー乗車券なのでオススメです!

ではみなさん、良い山旅を!

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