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ahamo+povo2.0の組み合わせで登山に行ってみた感想

みなさんこんにちは、ゆずです。

以前、POVO2.0がサブ回線に向いているのではないかという記事を書きました。これによりゆずが現状では登山中に一番電波が通じると思っているdocomo回線であるahamoと、docomo回線がカバーしきれないエリアを補助する形でau回線であるPOVO2.0を併用する組み合わせを使用することにしました。

pixel6を購入したことで、ahamo + POVO2.0 のデュアルSIMの組み合わせで実際に使用する環境も整ったわけです。

今回は実際に1ヶ月ほどahamo + POVO2.0 のデュアルSIMの組み合わせで登山に出掛けたので、実際に利用した感想を書いていこうと思います。

結果として、今回行った山域では4G回線はdocomo回線がやはり繋がりやすく、auが繋がらないところでもdocomoは繋がったものとなりました。今後も山域を増やしてau回線に助けられる状況を確認していきたい。

※この記事はdocomo、au公式ホームページのものと、山と高原地図ホーダイの地図情報をスクリーンショットして記載しています。

  • 2回線使用するには、2回線使えるスマートフォンが必要(今回はpixel6)
  • docomo回線+au回線という組み合わせで使う(ahamo + POVO2.0)
  • SIMカードかeSIMなのか、自分が使用できる環境を調べる
  • 今回登った3座では、auの優位性があまり見つけられなかった
  • au回線の方が安定して繋がりやすい場面が少しあった
  • 念のため2つ目の手段があるという精神的な安心感はある
  • 2回線は有効ではあると思うので、引き続き検証していく

今回の組み合わせ

改めまして、今回ゆずが使用する環境はGoogle Pixel 6 でahamoとPOVO2.0 の組み合わせを使います。紹介する組み合わせを使うためには回線の契約だけではなく、使用するスマートフォンの性能にも左右されます。

今までゆずが使用していた Google Pixel 3a の場合は2 回線を使うことができませんでしたが、新しくなった Google Pixel 6 を使う場合はそれが可能となっています。

  • SIMフリー端末のPixel 6
  • ahamoは SIMカード
  • POVO2.0はeSIM

SIMカードとeSIMの違いは、スマートフォンにmicroSDカードみたいなSIMカードを入れて使うか、eSIMというスマートフォン内蔵されている着脱不可のSIMカードを使うか、みたいなものでしょうか。スマートフォンや回線会社によって、SIMカードなのか、eSIMしか対応しないのか決まりますのでご確認ください。一応ahamo、POVO2.0ともにSIMカード・eSIMのどちらでも契約可能です。

今回使用する Google Pixel 6 ですが、画面右上にあるアンテナが 2 つありますね。2 つの回線を使えている証拠で、左側がdocomo回線、右側がau回線になります。

この 2 つの回線を比較し、docomoと au がどれだけ繋がりやすいか繋がりにくいかを検討してみようと思いました。

日本百名山 山梨大菩薩

日本百名山である山梨県大菩薩です。ちょうど Google Pixel 6 のデビューした山でもあるのですが、docomo、 au の公式ホームページでは携帯電話が繋がる登山道を紹介しています。

上がdocomoで下が au です。

どちらもグレーになっているところが繋がらない場所としています。赤やピンクなど色が付いているところは、携帯電話が繋がる場所になります。

実際にこれを比較しながら見比べてみましょう。

今回登り始めたルートは公式ホームページの範囲外のエリアになりますが、概ね今回通った場所はdocomo、 au も電波状況は似てる様子。

改めて見てみると、公式ホームページは参考程度ですね。ただどちらかというと au の方が正確な印象です。賽ノ河原ではdocomoは繋がる、au は繋がらないとなっていますが、どちらも繋がらなかったですし。

一応、docomoは 3G のカバーエリアも含まれているようなので、4 G だけではエリアの抜けがあるのかもしれません。

静岡伊豆 達磨山・金冠山

伊豆半島修善寺の西側に位置する『伊豆稜線歩道』の一角である達磨山と金冠山です。

一番上がdocomo、真ん中が au、一番下が山が分かりにくかったので Google マップ、公式ホームページをそのままスクリーンショットしたものを掲載しています。

山梨県の大菩薩のように日本百名山など有名な山でないためか、公式ホームページで取り上げられていないので日本全体のエリアマップから探しています。

全てのポイントで電波状況を観察できなかったのは申し訳ありません。ただ公式ホームページに載っているエリアマップはかなり正確だと思いました。

Google マップで言うと霧香峠という辺りが、今回山行中に撮影した一枚目の戸田峠という場所になります。その辺りはau の黄色のエリアが抜けており、実際のエリアマップ通り au は繋がっていません。

達磨山山頂もスクリーンショットした時は電波がつながっていませんが、まれに繋がる感じでした。

山梨甲府 羅漢寺山

大菩薩と同じく、山梨県にある羅漢寺山。昇仙峡からロープウェイも出ているので、比較的アクセスがしやすい山としても有名です。

これは Google マップでも登山道が全くわからないので、かなりざっくりしたエリアとなります。上の達磨山と同じく公式ホームページをスクリーンショットしたものを記載します。

大体の登り始めが、画面中央下の昇仙峡オートキャンプ場の左上にある⑦ 辺りから登ってます。

docomoよりもau の方が圧倒的にエリアを埋めている割合も多いので、auが繋がりそうではありますが、結果的にはどちらもほとんど繋がっていました。

むしろ電波の状況だけを見れば、 au の方が悪い印象を受けました。伊豆の山ではエリアマップはかなり正しい印象でしたが、ここ羅漢山に関してはそこまで参考にならないという感想です。

実際に比べてみて

まだまだ使い始めで山も3座程度しか行っていませんが、使い勝手は上々。純粋にdocomoと au が繋がっている、繋がっていないのを同時に見れるのが楽しかったです!

そして今までの仮説通り、au よりもdocomoの方が現状では電波が繋がりやすいというのが感想です。auの方がエリアマップでは繋がるはずの所でも、大きくは変わりませんでしたからね。

純粋に圏外と言うだけではなく、電波の強度というところでも、docomoの方がアンテナがたくさん立っていました。ただ細かい部分をいうとdocomoも繋がるけど安定しない所で、auは比較的安定した電波強度だった場面も少ないですがありました。

なので今回3座の検証結果だけを言うなら、au回線は無くても変わらなかった。強いて言えば、限られたエリアでauの方が電波が強いぐらい、というのが答えになります。

あとは2つあるという心理的安心感でしょうか。万が一トラブルが起きても、連絡手段が2個あると安心出来ますからね。地味に大事だと思います。

2回線持ちが山で有効か

結論は今のところdocomo回線でカバーできる範囲が広いので、docomoだけでも大丈夫

ということにします。これからも比べてみて、2回線持ちの良さを検証してみようと思います!

さいごに

これまたマニアックな記事となりましたが、山での電波問題に悩まれている方の参考になればと思います。ゆず本人としては 2 回線という点は、安心も含めて有効だとは思っているので、今後も試し続けようかと。通信障害とか、普段使用時のトラブルにも強いですし!

2021年のPOVO2.0のおかげで2回線を導入するハードルも下がったというところも、タイミング的には素晴らしいと思っています。

3回線同時使用で、今と変わらないくらいの料金でSoftbankも使えるようになれば最強なのですが…。安全に登山を行えるようになればと良いですな。

それではみなさん、良い山旅を!

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