皆さんこんにちは、ゆずです。
いきなりですが、山でのご飯楽しんでいますか?
山でのご飯は普段の生活の中で食べるご飯よりも、美味しく感じるほど魅力的。疲れているから、空気が美味しいから、いろんな理由があると思いますが、とにかく美味しい。
最近は山ごはん王をきめる決定戦があるように、山のご飯自体にも注目されていると思います。それを紹介するのも非常に魅力的なのだと思いますが、残念ながら私はそこまでこだわってお伝え出来るほどの知識がありません。
そこで今回は今まで山の中で食べたご飯の中で、比較的簡単で用意もしやすく食べやすい。それでいて美味しいと思える料理をご紹介していこうと思います。
基本はお湯だけ、焼くだけ、蒸すだけでもシンプルで美味しい。なんだかんだ魅力的な点だと思います!
- 手軽に出来る山ご飯は導入にはオススメ
- 調理手順や調理に使う食材が多いと、準備と時間かかるので大変
- お湯と火器があれば、かなり山ご飯を楽しめる
- 一番手ごろなカップラーメンでも山で食べれば最高の美味しさ
- 冷たいものを焼く・蒸す・煮込むだけで美味しさは跳ね上がる
手軽に出来る料理とは
手がかかる料理ほど美味しいとは思いますが、それなりに準備が大変だったり、持っていくものが多かったり、ゴミも増え、洗い物も増えるものです。
出来る限り工程が少なく、食材が手に入りやすい料理の方が、導入としてはおすすめです。
お湯を入れるだけ、ゆでるだけ、焼くだけ、蒸すだけなど調理工程は 1 つに抑えています。料理自体もコンビニやスーパーで手に入るものを上手く使い、より山で簡単に楽しめるようにする必要があります。
手軽に料理するための道具
なんだかんだで道具によってできることも変わってしまうため、道具の選択は重要です。ある程度の山をやってる人ならバーナーは持っているかと思いますが、山を始めたばかりの人でバーナーを持っていない人もいるでしょう。
そんな方にはいつも便利と話してはいますが、山で使う魔法瓶は最強です。お湯があるだけで時短にもなりますし、フリーズドライのようなお湯だけでできる料理もありますので、それだけでも十分な山のご飯となります。
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そうは言っても『フライパンのような火で調理できるもの』『火器(ガスでも固形燃料でも)』が必要になってしまうことも多いです。
手軽な山ご飯を紹介していく
焼き:ホットサンドを使った料理
まず最初に紹介するのはホットサンドメーカーとバーナーを作った料理です。シンプルにいろんなものを挟んで食べればめっちゃくちゃ美味しい。
コンビニで売っているパンでも、自分で具材を買って手作りをするにも、工程は簡単です。ただ難点としてはホットサンドメーカー自体が重たいので、持っていくのに少しだけ大変というところが難点でしょうか。
ホットサンドメーカーを作った 1 つ目の料理はコンビニで買える蒸しパンをホットサンドメーカーで焼く。それだけです。
バターを塗りたくったホットサンドメーカーに蒸しパンを挟むだけ。
それなのに表面はカリッと中はふんわり。とても美味しい蒸しパンが出来上がります!
荷物は重たいですが出来上がりも早く、お茶と一緒に食べればそれだけでアウトドアカフェの出来上がり。控えめに行って最高です。
ホットサンドを変えるだけでキャラクターのロゴが入ったりと、おしゃれにできるというのも面白い点でしょうか。
もう一点おすすめな点としては、地元や登山目的地近くののスーパーやパン屋さんで買ったパンを焼くのもおすすめ。
どうしても山にパンを持って行くと冷えてしまいます。潰してホットサンドすることにはなってしまいますが、カリッとした暖かいパンを食べれるので、これまたパンが美味しく食べられます。
自分の好みにあったパンを選ぶという楽しみもあります。写真にはありませんが、カツサンドをホットサンドしたら無類の美味しさでした!
焼き:フライパンでウインナーを焼く
タイトル通りウインナーを焼くだけ。たったそれだけのシンプルなことなのですが、これが食べてみるとめっちゃくちゃ旨い!
なんでこんなに旨いのかと思えるほど、旨いです。味付けもほとんど不要なので、その点楽なのも良い。
ウィンナーのバリエーションも日によって変えてもいいでしょう。ピリ辛が好きなチョリソー、少し風味を加えたいレモンパセリ、ちょっと背伸びの高級ウインナーを持って行くのも面白いかもしれません。
ウインナーの可能性は無限大です。自分の好きなウインナーを見つけましょう!
焼くだけとシンプルではありますが、フライパンとバーナーという 2 つの道具がないとできないので、その点はご注意ください。もっと簡単に作るとすれば固形燃料と小型のフライパンでできるので、安く導入してみるのもありかもしれません。
お湯:カップラーメン
カップラーメンを山ご飯として紹介するのはどうなのだ、というご意見もあるでしょう。それでもゆずは紹介したい。山で食べるカップラーメンは美味しいんです!!
- お湯があればできる
- 約 3 分でできる
- 手に入りやすい
- 味のバリエーションが豊富
- しっかりとカロリーも取れる
以上の点から山で食べるご飯としてはシンプルで非常に魅力的。お湯があればできるので、導入コストも非常に低くく、時間に余裕がない時でもすぐに食べれる。
何より山の中で食べるカップラーメンが何でこんなに美味しいのか、と感動すること間違いないはず。山に登っている人は必ず通っているであろうという道です。
立山の絶景を見つつ、食べたカップラーメンは最高でした。
長い工程を歩いて疲れていたので、BIG のカップラーメンなんて一瞬で食べられます。ただし汁を処理するのがめちゃくちゃ大変です。捨てられないので、基本は飲むか雑炊にします。
最近では汁を飲みきるのも大変な時もあるので、ミニサイズも重宝しています。ミニサイズとおにぎりというだけでも、十分に手軽な山ご飯となり得ます。
子供の頃に食べたブタメン。これをもう一度山ご飯として見直してみましょう。ミニサイズ感も案外いいですし、安いのも非常に魅力的でしたね!
煮込み:コンビニで買うアルミ容器の鍋もの
夏の暑い時期には向きませんが、秋や冬といった寒い時期に向くコンビニで買うアルミ容器の冷凍鍋もの。
こちらはアルミ容器のまま販売しているので、バーナーさえあれば食べられます。少々割高にはなってしまいますが、しっかりとした具材も入っていて、鍋物としてもうどん、ホルモンなどバリエーション豊富。
こちらはコンビニで購入した冷凍のホルモン。ネギは別で持って行きましたが、これをおかずにご飯が進む進む。
ゆずはご飯として食べましたが、人によってはこれをおつまみとして晩酌もいいでしょう。
この時は冷凍うどんも持っていったので、〆としても入れることで濃い残り汁ごと食べやすくなります。
2 つ目は鍋焼きうどんとシンプルです。冷凍のうどんの中でも具がたくさん入っているという点も魅力的。ほとんどのコンビニエンスストアで手に入って、味の変動もないという点は安定して食べれるので安心です。
気分によってセブンイレブンやローソンなど、お気に入りの鍋焼きうどんを探してみるのも良いでしょう。
意外と秋の季節で購入して2〜3 時間ぐらい経っても、ちょっとしか解けていないぐらいなので、そこまで心配しなくても大丈夫。
登山口付近や、登山口最寄りの駅前で購入できるとより良いと思います。
寒い時期に食べる鍋焼きうどんはめちゃくちゃ美味しい
おにぎりを追加で買っていけば、残った汁で雑炊も作れます。うどんの量が少なくても雑炊にすれば意外にもお腹が膨れる 1 品のでき上がりです。
カップラーメンと比べて、残り汁が濃すぎないので食べやすい点も魅力的なポイントです!
蒸し:シュウマイ、肉まん
焼いて煮込むときたので、次は蒸すです。
冷凍や冷蔵で売っているシュウマイや肉まんを使って蒸し料理を山の中で食べる。ただ蒸して暖かくなっただけで、これだけ美味しいのかと感動することを間違いなし!
メスティンに追加で購入した網を入れるだけで出来ます。ただし蒸すという作業が発生しますので、鍋+バーナーが必須です。そのほかにも蒸すのに水が必要ぐらい。
ゆずは持っていないですが、100円均一のダイソーで買えるメスティンも評判良いみたいですし、網もワークマンで300円ぐらいで買ったので導入コストも低いです。
その他だとホットサンドメーカーに比べると、メスティンは軽いので、そこまで重量にならない。蒸してしっとりとしているので、パサパサしてないという利点もあり食べやすいと思います!
さいごに
山でできる簡単な山ご飯いかがだったでしょうか。人によってはこんなものが料理と言えないと思う人もいるでしょう。それでもこんな簡単なものでもやって、食べてみると結構美味しいものです。
簡単にできるという点が、次もやってみようというきっかけになるので、次の山では蒸しをする山ご飯を食べてみよう、といった別の楽しみをみつけられます。シンプルに楽しむ、その点も非常に重要なことだとゆずは思います。
今回の紹介した山ご飯の中で 1 つでも、皆さんがやってみたいなと思えるものが紹介できたら幸いです。
それでは皆さん、いい山ご飯を!