みなさん、こんにちはゆずです。
今回は四万温泉にある温泉宿の紹介。以前は重要文化財である『積善館』に宿泊し、昔ならではの建物を味わえ素晴らしいものでした。
ただこういっては何ですが、四万温泉の中心地である『やまぐち地区』は少し鄙(ひな)びた感じがあり、宿も良い雰囲気ではあるのですが、次回はタイプの違う宿にも泊まってみようと思いました。
ゆずは男性ですが、今回は少し女性受けしそうなおしゃれな感じの温泉宿を開拓です。
前回の積善館宿泊のときや、水晶山下山後にも寄った『柏屋カフェ』。実はここを経営している方がやっている宿の情報を入手して、そこに宿泊することにしました。
宿泊した宿の名前は『四万温泉 柏屋旅館』。内観もおしゃれで、部屋食、貸切露天風呂などが特徴的な宿です!
四万温泉について
四万温泉は、群馬県 吾妻郡 中之条町(ぐんまけん あがつまぐん なかのじょうまち)にある温泉地です。硫酸塩泉の原泉をもち、1954年に酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉とともに国民保養温泉地第一号に指定された温泉です。
四万温泉街は『日向見』『ゆずり葉』『新湯』『山口』『温泉口』の5つの地区に分かれています。『やまぐち地区』にある群馬県の指定重要文化財に選ばれている積善館は、千と千尋の神隠しのモデルになったようで人気もあります。
今回の宿泊地があるのは『温泉口』。中心街のやまぐちよりも離れています。
四万温泉へのアクセス
詳しくは下記の記事を参照。直接、東京からバス一本で行ける『四万温泉号』がオススメ!
皆さんこんにちは、ゆずです。 伊香保温泉、草津温泉など、群馬の北西方面は有名な温泉街が並びますが、今回ご紹介するのは『四万温泉(しまおんせん)』。 私が行きたかった温泉の1つです(毎回そんなことを言っている気がする)。 前回ご紹介した万座温[…]
基本 | |
東京八重洲口 9:00 → 四万温泉 12:30 | 四万温泉13:45 → 東京八重洲口 17:30 |
冬増便(上記に追加して) | |
東京八重洲口 10:40 → 四万温泉 14:25 | 四万温泉10:45 → 東京八重洲口 14:45 |
柏屋旅館の金額
四万温泉 直行バスプラン
四万温泉 直行バスプラン
・四万温泉号 往復料金 ・柏屋旅館 一泊二食 |
18100円 |
往復交通費、宿泊費が込みこみの『四万温泉 直行バスプラン』。それぞれ別で予約するより、安いです。電話での予約になりますが。
今回の撮影機材
カメラ | OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら |
レンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら |
今回もいつもの相棒たちです。宿の写真はほとんど『E-M1+12-40mm F2.8 PRO』での撮影です。
宿の紹介
四万温泉到着から宿まで(徒歩の場合)




ちなみにゆずは水晶山から下山して、徒歩で向かっています。
みなさん、こんにちはゆずです。 今回は群馬県にある『四万温泉』に行ってきた話。相変わらずマニアックかと思いますが、山に絡めていきます! 四万温泉に行ったけど、せっかくなら山に登りたい!四万温泉に行ったときに、手ごろに登れる山は無いのものか、[…]








高速バスのバス停から直接宿に行く場合は、この温泉口で降りると一番近いです。

外観


内観




一階:食事処(朝食)、内湯、談話室、ロビー
二階:客室、貸し切り露天風呂







※宿は階段での移動となります

部屋
館内にはWi-Fiも飛んでいます


- だるまさ~ん
- 懐かしき黒電話。実家は黒電話だったなー
- 薄型テレビ
- 金庫も完備
- 広縁にある流し台
- タオル、歯ブラシもしっかりと
- 部屋にある少し古めのドライヤー
- 冷蔵庫にはお酒類
- 半纏も少し凝っていておしゃれ。
- ちなみに様々な種類の浴衣が廊下にあります
- お風呂に持っていけるように籠もあります
- バスタオル、フェイスタオル、足袋靴下、帯、巾着
- 電気ポッド
- お茶と湯呑も一般的
- 緑茶ティーパック
- お茶請けは『上州だるま』
- 広縁のテーブルにはガムテープ。 これでカメムシにお帰りになってもらうのです
- 鍵も二つあるので便利
お風呂
・男性内湯【光の湯】、女性内湯【山百合の湯】
入浴時間『15:00~翌11:00』
・貸し切り露天【月の湯】【桜の湯】【楓の湯】
入浴時間『15:00~25:00』『翌朝5:00~11:00』
・2源泉の混合泉【源泉 長静館の湯 + 源泉 つばたやの湯-1】
- 温度:48.2℃
- pH 7.5(中性~弱アルカリ性)
- 湧出量:毎分30L
- ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
- 低張性高温泉(水分が体に浸透しやすい熱い温泉)
・源泉かけ流しは客室露天を除き、貸し切り露天の【月の湯】のみ
●内湯

- 部屋より新しいドライヤー
- この流し台好きですね
- 洗い場は充実
- 内湯 ややこもりがち
貸し切り露天【月の湯】【桜の湯】【楓の湯】

鍵をかけた場合はランプが灯ります。この場合は桜の湯に人が入っているということ。

- 一度外に出て、外階段を登ると入口
- 中は綺麗な脱衣所
- ヒーターはありますが、入口の鍵をかけないと付かない仕様。
- 洗い場は1つ
- 楓の湯


- こちらは桜の湯
- 木で出来た四角の浴槽
- ここも洗い場は1つ
- 脱衣所、ストーブもあります
- ここが月の湯。唯一の源泉かけ流し
- 桶型の風情ある浴槽です
- ここも洗い場は1つ
- 脱衣所、ストーブも同様
- これは朝の写真
どれも素晴らしい温泉でしたが、やはり源泉かけ流しの【月の湯】が一番でした。源泉が熱めで絞って注がれていますが、12月だったので少し熱めという感じで入れました。
浴槽に入ったときに、一度に溢れ出る温泉はやはり最高です!
夕食
部屋出し 18時から

まずは食前酒【梅酒】を一杯!

- 花豆
- 刺身こんにゃく
- 柿の白和え とんぶり
- なめこそば粉蒸し 大根おろし
- 風呂吹き大根 そぼろ餡
- 酢の物 りんごのバスケット
- 鴨鍋 群馬県産野菜のこだわり
- ステビア ポーク ヒレ肉 マディラソース添え
- 炊き立て栗ご飯
- 赤だし
- デザート
朝食
朝食は一階食事処。8:00・8:30・9:00の時間で選びます。

実は朝ごはんのかわりに『柏屋カフェ』でブランチにすることも出来ます



- むむ、飲み物忘れてしまった…
- 朝からたくさんのサラダは嬉しい
- 切干し大根、さつま揚げ、とろろ、漬物、そら豆
- 茶碗蒸し
- 焼き魚
- 温泉粥と味噌汁。これは美味
- グレープフルーツ
さいごに
今回は12月にいった四万温泉 柏屋旅館について紹介しました。その場で観光して泊まるのもいいですが、やはり登山後の温泉宿は最高です。
前回泊まった積善館とは全然タイプの違う宿でしたが、食事と宿の雰囲気、貸し切り露天【月の湯】が中でも気に入りました。月の湯以外にも、貸し切り風呂が合計三個あるのは利点。
貸し切り風呂、食事部屋出し、少しおしゃれな宿に泊まってみたい方にオススメできる宿です!ぜひ四万温泉に行かれた際の候補の1つにいかがでしょうか!