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【群馬】水晶山。四万温泉に行ったときに登れる手ごろな山

みなさん、こんにちはゆずです。

今回は群馬県にある『四万温泉』に行ってきた話。相変わらずマニアックかと思いますが、山に絡めていきます!

四万温泉に行ったけど、せっかくなら山に登りたい!四万温泉に行ったときに、手ごろに登れる山は無いのものか、と探したのがきっかけ。

四万温泉から3時間程度で登れる『水晶山』。お手頃日帰り登山をご紹介します。

四万温泉の歴史と立地

四万温泉は、群馬県 吾妻郡 中之条町(ぐんまけん あがつまぐん なかのじょうまち)にある温泉地です。硫酸塩泉の原泉をもち、1954年に酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉とともに国民保養温泉地第一号に指定された温泉です。

群馬県の指定重要文化財に選ばれている積善館があり、千と千尋の神隠しのモデルになったとの話もあり、写真を撮りにくる方も多いです。

山を挟む場合は北が苗場山、平標山などの新潟方面。西は草津方面、東は伊香保温泉がある榛名山方面があります。

四万温泉へのアクセスと山にかけられる時間

詳しくは下記の記事を参照してください。

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東京から四万温泉まで直接行ける『四万温泉号』。その高速バスを使用すると、アクセスはぐんとあがります!

ただ山を絡める場合はバスの発着時間『12時30分到着』『13時45分発』という実質、半日程度の行動時間しかありません。そのため、3-4時間ぐらいしか登山にかけれないので、少し長い山は厳しい状態でした。

行程時間・ルート

日時:2019年12月18日(水)

コースタイム:3時間(写真・動画撮影+休憩込み)

 四万グランドホテル前→ゆずりは地区→稲裏神社(登山口)→水晶山→四万温泉街

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。トイレに行ったり、足湯で少し遊んだりしましたが、意外と時間は短かったです。

メンバー構成:2人パーティー

四万温泉号で四万グランドホテル前に到着後は、四万温泉街から歩いて登山口まで向かいます。登山口は二つあるので、まずは『ゆずりは地区』まで歩きます。

稲裏神社から水晶山へ。水晶山から四万の街並みを見て、景色を堪能後、四万温泉まで下ります。今回はせっかくの四万温泉なので、宿泊して帰りました。

今回の山行の金額

料金(東京起点)

東京駅 ←→ 四万温泉

『四万温泉号』

四万温泉+宿泊費込みの『直行バスプラン』利用

柏屋旅館 一泊二食 合計18100円(税込み)+150円入湯税

今回は四万温泉号と宿泊が一緒になっている『直行バスプラン』を利用しています。下記の四万温泉号単体でも利用可能。その場合は、往復5100円です。

東京駅 ←→ 四万温泉

『四万温泉号』

往復5100円

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら

 

レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら

今回もいつもの相棒たちです。

山行記録

使用地図

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

使用した地図は国土地理院1/25000地図『四万』。画像はスマートフォンアプリ『ジオグラフィカ』を使用。

今回の行程ログです。
時計回りで行っています。トイレマークなどはアプリで入れています。
  1. 四万グランドホテル目の前の路線バス待合所のトイレ
  2. ゆずりは地区『ゆずりは飲泉場・足湯』横の公衆トイレ

今回はトイレは2つ。行程はそこまで長くないですが、山中にはありませんのでご注意を

※①②トイレの画像
バス停裏のトイレ。男女共有なので注意
中の写真は利用者の関係で撮れませんでした。

足湯近くの公衆トイレ。ここは男女別です。

とても綺麗です

ウォシュレットもしっかりと

四万温泉に到着~登山口まで

まずは登山口まで歩きます

 

四万温泉号は四万グランドホテル前で停車

 

せっかくなので少し寄り道

 

群馬重要文化財の『積善館』。前に来たときは雪が降っている時期でした

 

寄り道もほどほどに、登山口のあるゆずりは地区へ。ちなみにここは山口地区。
地名にもなっている四万川を渡ります

 

四万川の水が綺麗ですね~

 

対岸に渡って、北に進む

 

しばらく歩くと『ゆずりは』の看板

 

まずは第一の目的地『ゆずりは飲泉所・足湯』。とても立派

 

杜の足湯

 

湯量が少ないですが、れっきとした源泉かけ流し。量が少ないので、ややぬるめ
源泉温度:45.2℃
湯量:3.1L/分
足湯近くの公衆トイレ。ここがラストです。

 

道路を歩くと、右手に見えてくる『稲裏神社』。
ここが登山口になっています。

登山口~水晶山山頂まで

①までは急登。一度、下がったのち、②まで急登。
その後は水晶山へトラバースしながら進んでいきます。

 

いざ水晶山へ!まずは①のピークまで。

 

いなつつみ神社というのですね

 

この神社の裏から登ります

 

今回は12月だったので問題はなかったですが、何とここも『ヤマビル』がいるようです!!

 

序盤から登っていきます
等高線で分かっていますが、きついですね

 

斜度はこんな感じ

 

曇りでどんよりしていますが、隣の山もしっかりと見えています。

 

モミの木を眺めつつ…

 

①のピークに到着。ベンチがあるので、小休止にも向いています。
ちなみに奥にあるのは、熊よけの鐘。叩けますよ!

 

①からは『奥四万湖』が見えます。
四万ブルーといわれ、青い水が特徴的

 

②に向けて出発。笹で生い茂っている尾根を少し下ります

 

②までも急登。
12月ですが、秋を感じます

 

②のピークに行かなくても、水晶山へはトラバースすることが出来ます。

 

②967mのピークです
ま、何もありません(笑)

 

先ほどのトラバース道まで戻ってきて、水晶山へ

 

一度ティーブレイク
ちなみにこの日は平日ということもありますが、登山者はゼロでした…

 

さらに進めば、少し下ったところにベンチが見えます。
ここまで来れば山頂は目の前

 

水晶山

 

何やら階段が見えます

 

水晶山山頂は岩の上で、この階段を上ります

 

岩の上のほこら

 

ここからは展望台になっていて、四万温泉街を見渡せます。

 

到着したグランドホテルもすぐに分かります。
グランドホテルのあるやまぐち地区は、一番建物が多いですね

 

周囲の山並み

 

熊よけの鐘も特注の金ぴか仕様

 

四万♨の文字が光ります

水晶山山頂~四万温泉街(やまぐち地区)へ

山頂から四万温泉やまぐち地区に下山です。

 

やまぐち地区に向かって下山。
ここからはすぐに谷に向かって降りていきます。

 

周囲の景色もこの辺で見納め

 

この斜面をトラバース

 

途中からは谷沿いにひたすらに下る。
フェンスが出てきたら、フェンス沿いに歩きます

 

このような谷をずっと下ってきました

 

意外にも綺麗な案内が所々にあります

 

一部紅葉している木もあり

 

下の方は杉林。
急に暗くなった気がします

 

ここで唐突なモノクロ写真
樹林帯にモノクロって結構好きなんですよね

 

樹林帯を進み、この標識が出れば下山です。

 

水晶山入口(今回は出口だけど)
地図で言うと、①のところ

 

あとは道路です。ここは②の分岐。
やまぐち地区には奥ではなく、画面右手前に進んでください

 

川が見えてくると、河川敷に降りるような道があるので、進みます

 

降りると、小さな橋があるので渡ります

 

橋からはグランドホテルも見えますね。やまぐち地区に戻ってきました。

下山後にオススメなカフェ【四万温泉 柏屋カフェ】

最後に下山後のティータイムにオススメな場所。四万温泉 柏屋カフェまでの道も簡単にご紹介します。

カフェへはグランドホテルではなく、南側に進みます。

 

途中に塩之湯 飲泉所があります

 

そこまで来れば、シャレオツな柏屋カフェはすぐそば。

 

ケーキと紅茶のセット

さいごに

今回は、四万温泉で日帰り登山にオススメな『水晶山』を紹介しました。日本百名山や紅葉で有名な栗駒山など、山がメインということも多いでしょうが、温泉街の近くの山はどこかな?というように探すのも良いと思います。

比較的、知名度もある四万温泉。

温泉も素晴らしいものですが、その近くの山もお手頃で良いものでした。もちろんアルプスのようなド派手さはないですが、低山ならではの静かな山歩きも良かったです。四万温泉街も一望できて、熊よけ用の鐘も面白かったですね!

四万温泉の裏山的な存在『水晶山』。ぜひ四万温泉に宿泊して、山と温泉を楽しんでみてください!

下山後には四万温泉 柏屋旅館に宿泊しました!

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