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洋風旅館ぴのん。コース料理を浴衣とお箸で食べれるカジュアルな温泉宿は最高でした。

みなさん、こんにちはゆずです。

今回はお気に入りの温泉旅館のうちの1つ『洋風旅館ぴのん』をご紹介します。有名な群馬県の伊香保温泉にある温泉宿で、榛名山山域と組み合わせることの出来る立地です。

今まで4回、伊香保温泉で宿泊していますが、そのすべてが洋風旅館ぴのんに宿泊しているほどお気に入りです。

有名な伊香保温泉の黄金の湯を弾いており温泉自体も良いのですが、一番の魅力は比較的良心的な価格でコース料理のような美味しい食事を浴衣で箸を使って食べられる気軽さにあります。

行くたびにグレードアップしている洋風旅館ぴのんは、自信をもってオススメできる温泉宿です。

  • 洋風旅館ぴのんは伊香保温泉にある温泉宿で、最寄りのバス停は見晴下。都内から2~3時間程度で新幹線、特急、高速バスと公共交通機関が豊富。
  • 登山と絡める場合は、榛名山山域と組み合わせることが多い
  • 二食付きツイン室:16500円で宿泊(もう少し割引プランあり)
  • 温泉は2022年から4つの浴槽がすべて貸切に。特に黄金の湯を使っている浴槽がオススメ。やはり貸し切りはゆっくりできていい。
  • 館内が部屋の雰囲気も可愛く、おしゃれ
  • 最大の魅力は美味しいコース料理を浴衣で箸を使って食べれる気軽さ
  • 以前は階段移動が人によっては大変と感じたが、エレベーターも新設されて、段差解消に努めている点にも好感を持てる

洋風旅館ぴのんのコンセプト

洋風旅館ぴのんは4つの魅力を上げています。

  1. ご利用いただきやすいようにリーズナブルに
  2. 3つのフレンチ風懐石
  3. くつろぎの和のスタイル
  4. カップル、お友達、1人旅、少人数も歓迎

オーベルジュのような宿泊施設を備えたレストランみたいな雰囲気に似ています。毎度毎度宿泊するたびにメニューが違うので夕食の時間がとにかく楽しみ。

高級レストランのようにマナーみたいなものも特別あるわけでもないので、そのような気楽に美味しいフレンチ風懐石を食べられるというところが、コンセプトでしょうか。

ゆずもそのコンセプトがとても気に入り、榛名山に行きたいからぴのんではなく、ぴのんに宿泊したいので榛名山周囲の山を選ぼうとなっています。

洋風旅館ぴのんへのアクセス

公共交通機関で洋風旅館ぴのんへアクセスする場合、最寄りのバス停は『見晴下バス停』です。一番乗り換えがないのは高速バスです。『上州ゆめぐり号』が新宿や東京駅から伊香保温泉、草津温泉へ直通で出ているので非常にアクセスが容易。

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電車では新幹線、特急草津号、鈍行など利用して『JR渋川駅』まで行きます。渋川駅から伊香保温泉までのバスは約30分程度乗車すれば着きます。

上州ゆめぐり号『東京から伊香保見晴下バス停』 約3時間10分 2600〜3000円
特急草津『東京から伊香保見晴下バス停』 約2時間30分 約4500円(約3000円まで割引可能)
新幹線『東京から伊香保見晴下バス停』 約2時間 約5700円(約4400円まで割引可能)

時間を早くすると値段は高くなる、えきねっとトクだ値などの割引を使用すると少しでも差は減るかと思います。

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洋風旅館ぴのんと組み合わせる山々

まずは榛名湖湖畔の榛名富士。ロープウェイもあり、初心者にも簡単に登れます。ロープウェイを使わなくても2時間しないぐらいで登れるので良いですよ。

今回は二ケ岳(雄岳・雌岳)に登ってきました。写真は雌岳からの水沢山方面。素晴らしい景色です。

下山は石段街へ。急に観光地となり戸惑いますが、直接降りられるのはいいですよ。

ほかには『水沢うどんと水沢山』にも行きましたので、そちらのプランも食事も含めておすすめできます。

洋風旅館ぴのんの金額

宿泊プラン

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ツイン

1部屋 2人

1人 1泊2食 16500円

→クーポン+全国支援割適応『10500円』

今回は全国支援割で安くなるということもあり、ぴのんで初めてのツインルームかつ食事のグレードアッププランを利用しました。

最安値ならダブルベッド、ぴのんセール第1弾で1人2000円引きプランがあるので、それなら割引適応ない状態で1人11500円ですね。素泊まりプランもありますが、ゆずは2食付きのプランを強くオススメします。

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ 紹介記事はこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 紹介記事はこちら
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 紹介記事はこちら

最近のセットである高倍率ズームレンズ・望遠ズームレンズ。登山後なので持っていますが、宿ではほとんどが高倍率率ズームレンズです。

宿の紹介

最寄りの見晴下バス停から歩くと、姉妹館の松本楼に大体5分ほどで到着。松本楼前の坂道を下ると、観光地のメインである伊香保石段街から徒歩10〜15分程度です。

とはいえ坂道にになっているので上り下りは注意が必要です。

坂道を下ると看板が見えてきました、洋風旅館ぴのん。

洋風旅館ぴのんに到着です。今回は外壁の工事中だったのでネットがかかっており、すみません。

普通の温泉旅館っぽくない入り口が、また良いですね。

立派な夢味亭というレストラン併設の温泉宿というような形ですね。オーベルジュと言っていいのか、定義の理解が曖昧なので、レストランに力を入れている温泉旅館と考えていただければわかりやすいと思います。

洋風旅館の名の通り、中はおしゃれな内装で温泉旅館とはまた違った魅力があります。ゆずのような30歳前後の年齢層にもデザインが非常に可愛らしく気に入っております!

2021年ではありませんでしたが、2022年に宿泊した時は自動精算システムの機械が導入されていました。受付の時にもらった部屋のカードキーが精算機の受付カードにもなりました。

洋風旅館ではありますが、館内・レストランは浴衣の移動も可能で浴衣の種類も可愛らしくたくさんあるのも魅力的ですね!サイズ展開も豊富です。

部屋

今回初めて宿泊したツインルーム。入った時の部屋の広さと内装の可愛さで多少値が張りますが、2人で泊まる場合はツインルームの方がいいかなと第一印象で思いました。

壁紙や椅子の色みなど、うまく合わせられるものですね。細かくは分かりませんが、パッと見た感じで良い色での組み合わせをしていると感じました!

館内用のスリッパや外に行くような下駄も準備万端。

加湿器付き空気清浄機もバッチリです!

地味に嬉しいポイントとして茶菓子のショートブレッドも用意。ポーションタイプのコーヒーもついており、到着したときの一杯が美味しくて嬉しいポイントですね。

小型ながらもテレビの完備。

電気ケトルと1杯分のオリジナル紅茶のアールグレイもあります。コーヒーだけでなく、紅茶を飲めるところもポイントは高いです!

温泉

さて、食事とはまた別の楽しみである温泉に行きましょう。よく温泉宿にあるのは薄いビニール袋でこのようにしっかりとしたバッグがついているのは少ないです。

これだけ立派なバッグがあり持ち運びには全く困りませんでした。ちなみにこのバッグを持っていくことで、姉妹館の松本楼の温泉にも無料で入ることが出来ます。

ぴのんは黄金の湯の使った浴槽が男女内湯、白銀の湯を使った貸切風呂有料風呂が各2個を使う体制でした。

それが2022年から今まで4つあった浴槽は全て無料貸切風呂となりました。これは大きい!!部屋にあるタブレット端末で空き情報を確認できますので助かります。

今まで有料貸切風呂だった浴槽も無料で入れ、貴重な黄金の湯を使った内湯も確実に1人で独泉出来る幸せは最高。

そしてパワーアップポイントはもう1つありまして、エレベーターが出来たこととても素晴らしい宿ですが、地下2階に浴槽があるので部屋から階段を登り降りする必要が必ずありました。

それが高性能なエレベーターが出来たことにより、階段が大変な方でも非常に利用しやすくなり隙がほとんど無くなりました!

ちゃんとエレベーターを降りてから、温泉に繋がる道もバリアフリーとなっており、素晴らしいの1言。

エレベーターでテンションは上がりましたが、黄金の湯内湯を見ていきましょう。

こちらは以前女性の内湯だったほうで、脱衣場も一人では使い切れないほどの広さ。

  • 源泉:伊香保温泉総合湯(黄金の湯)
  • 泉質:カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉
  • 源泉温度:41.6℃(利用時は42℃に加温して使用)
  • かけ流し、循環ろ過は使用していません

元々が大浴場だったので設備的には特に不備はありません。ですがドライヤーの風量はやや弱め。最近は5000円以内でも風力強いドライヤーもあるので、少しアップグレードは期待。

さすがは元大浴場だけあって洗い場は3つもあります。十分ですね。

黄金の湯を使用した内湯。今までは3人ぐらい入っていたら窮屈でしたが、貸し切りになったことで、この浴槽が一人で使える空間に!!やはり貸し切りは偉大です。

源泉から距離があるので加温となりますが、それでも色も含めて温泉に入っている特別感も得られます。

こちらは『藤うさぎ』。もともと有料の貸し切り風呂でした。それもあって脱衣所は非常にコンパクト。基本的なアメニティは同じです。

リッチさを出すためなのか、頭上からシャワーを浴びれる仕様。普段から使ったことないタイプなので面白かったです。

浴槽は黄金の湯よりも小さなもの。1-2人が限度ですかね。

  • 源泉:伊香保温泉 西沢の湯1.3.4号の混合泉(白銀の湯)
  • 泉質:温泉法第二条の『温泉』に該当(メタけい酸含有)
  • 源泉温度:15.5℃(利用時は41℃に加温して使用)
  • 循環ろ過は使用、塩素系薬剤使用

白金の湯は平成に掘られた温泉なのですが、黄金の湯よりも源泉温度が低く、加温と循環ろ過が必須。源泉かけ流し以外は認めないとまでは言いませんが、やはり消毒のための塩素系薬剤の匂いがするのは、正直苦手です。ゆずとしては、黄金の湯一択。

同じく白銀の湯を使用している『月ノ桜』。先ほどの藤うさぎと同様の有料貸し切り風呂だった場所です。アメニティの常備。

頭上からのシャワーも健在。

こちらは少しだけ広いのと、肩からお湯が浴びられるようになっています。

  • 源泉:伊香保温泉 西沢の湯1.3.4号の混合泉(白銀の湯)
  • 泉質:温泉法第二条の『温泉』に該当(メタけい酸含有)
  • 源泉温度:15.5℃(利用時は41℃に加温して使用)
  • 循環ろ過は使用、塩素系薬剤使用

ここも白金の湯なので塩素臭あり。

夕食

洋風旅館ぴのんの最大の見所である夕食の時間がやって参りました。レストランの内装も非常に雰囲気がよく、この空間を浴衣で食べれる気楽さは最高。

使っていいと公式ホームページで明記されてはいましたが、しっかりとお箸も用意されています。

今回無料特典で料理はグレードアップしています。一般的なのはぴのんスタンダード、今回はぴのんセレクトです。

前菜、魚料理、口直し、肉料理、デザートのコース料理です。途中でチェックインの時に選択したパン、中華蒸しパン、ご飯が運ばれてきます。

ちなみに普段はコースが出るようなお店に行くことはほとんど無いので、出てくる料理が新鮮で楽しみながらテンション高めでお送りします!

前菜…、なんですかこれは!

黒い板みたいな皿にも驚きですが、盛り付け方もオシャレ。視覚でも楽しませてくれます。

岩魚と太刀魚の燻製

ゆず的は酸味好きなので、この自家製ピクルスは最高でした。

チャーシューとマコモ茸をゼリーで固めたもの。手前のソースを付けることで、コクが出て非常に美味しく食べられました!

チェックインの時に選んだ中華蒸しパンとパンは前菜の後にスープと一緒に出てきます。

コーンスープも甘すぎることなく、おいしく食べられます。

魚料理のスズキとホタテのドーム、クリームソースの味付けが絶妙に美味しい。ドームを崩して、ひと口食べた時のスズキとホタテの風味が口いっぱいに広がって感動。

肉料理が一番のメインなのでしょうが、今回のコース料理の中で一番美味しかったです!

口直しの甘さ控えめのオレンジシャーベット

上州牛ヒレ肉のロースト マデラソース

恥ずかしながらマデラソースは初めて食べましたし、緑のエスカルゴバターも初めてでした。肉も非常に柔らかく文句なんてありません!

香草バターともいわれるエスカルゴバターですが、個人的には無いほうがくどくなく美味しかった。あくまで好みのお話ですよ。

最後はデザートのプリン、柿&マスカット、リンゴのタタン風、食後のコーヒーor紅茶。今までデザートが甘ったるいと感じたことは少なかったですが、今回はプリン、リンゴのタタン風も甘く、さっぱりめのフルーツにも生クリームがあるくらいに甘めでした。

これもまた好みですが、プリンか林檎のタタン風のどちらかで良かったですね。年齢を重ねて、甘いものが胃に重く感じてきました…。

朝食

朝食も夕食と同様のレストランです。朝日の差し込むレストランは抜群の雰囲気。

コーヒー飲み放題

林檎、オレンジ、牛乳からも選べます。

夕食時に飲んだぴのんオリジナルブレンドの紅茶も飲み放題。ダージリンに近い味わいでした。

朝食は『和食(松本楼)、洋食、中華』から選びます。毎度、他が気になりますが、結局この洋食に行きつきます。パン、スープ、サラダ、オムレツ、フルーツと十分なボリュームです。

そして中でも絶品なのがオムレツ。プレーンのオムレツですが、これがまた美味いのなんの。このために洋食を毎度選択しています。

昼食

1泊2食の旅はこれで終わりですが、今回は全国割クーポンがあったので昼ご飯も食べて帰りました。日帰りの肉料理、魚料理、中華料理、パスタ以外にも固定のメニューが多くあります。

ランチメニューに関しては1380円と高いような気もしますが、サラダ、ドリンク、デザートもついての値段でとても美味しかったので昼ご飯もぴのんは全然あり!

ただ山を登ってから帰る場合、ラストオーダーが14時なのでその点は注意ですね。

サラダの他に中華蒸しパンを注文したので、スープもついてきました。

今回食べたのは B ランチの魚料理です。サーモンのソテー クリームチリソース。

いやー、やはり美味しい!普段からの魚よりも肉料理を注文しがちですが、夕食に食べた魚料理がとても美味しかったので注文したら、やはり当たり。

中華料理もあるレストランだからこそのチリソースなので、これからは魚料理にしちゃいそうです。

中華蒸しパンも安定の美味しさ。ソースが相変わらず美味しいので、ソースをパンで絡めて食べてしまいました。

デザートは林檎のシャーベットとホット烏龍茶にしました。昨日ほどの重さも無く、さっぱりと食べることが出来たので大満足!

朝昼晩と食事に関しては素晴らしいの一言。抜け目の無い料理に大満足です!

さいごに

今回は何度も行っていたお気に入りの温泉旅館『洋風旅館ぴのん』を紹介しました。

登山と絡めるには榛名山以外の選択肢が少ないですが、低山歩きと絡めてぴのんでの宿泊が出来ると山も泊まりも楽しくなります。

伊香保温泉のメイン通りの石段街からは少し離れているからこそ静かなので、その点もゆずはポイント高いです。内装の可愛さ、圧倒的な食事の満足さ、それでいて温泉にも入れるこの山と温泉の組み合わせは至高です。

オーベルジュは高いところも多いので、比較的リーズナブルに泊まれるぴのんはこれからもゆずのお気に入りの宿としては君臨するでしょう。組み合わせる山の選択肢が減っているのが最近の悩みです。

それでは皆さん、良い山と温泉旅を!

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