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靴ずれと足の匂いに悩む方へ。injinji(インジンジ) ライナークルー

みなさんこんにちは、ゆずです。

いきなりですが登山靴のトラブルありますか?

ゆずは初めて縦走靴を履いたときに足の親指にマメが出来たり、下りで爪が当たって痛くなったりしたことがあります。

爪に関しては靴のサイズ感もあるので何とも言えませんが、マメの様な皮膚の問題は足の汗をかいて皮膚がふやけたことで問題となることがあります。

そんなマメのトラブルは、5本指インナーソックスを着用することで無くなりました。着用したのはinjinji(インジンジ) 社が出しているライナークルー。

一度履いたらやめられない、インナーソックスの定番商品です。

  • 靴下の下に履くインナー靴下
  • 5本指ソックスが皮膚の摩擦や、皮膚の蒸れなどの環境を整える
  • インターネットで手に入れやすく、値段も1200円ほど
  • 毛玉も出来にくく、生地も耐久性も良好
  • 流石に3年使うと摩耗が激しいが、穴は開かなかった
  • 使用して臭いも少し抑えられた
  • 使用してからマメのトラブルはなし

マメが出来る理由

肉刺(まめ)は手や足にできる水疱(水ぶくれ)[1]で、医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)とも呼ばれている[2]。皮膚に摩擦などの機械的刺激が加わることで生じる水疱のこと。

wikipediaより引用

本当は文献などで調べたかったですが、見つけることが出来ず、引用している先も記載しているwikipediaから引用しました。

読んでのごとく、皮膚に何らかの刺激が起きることでマメが出来ます。出来やすい状態としては

  • 靴の摩擦(激しい運動・長時間の運動)
  • 皮膚が湿って柔らかくなってしまっているとき

とこの条件はまさに登山でしょう!!

マラソンでも同じことが言えますが、登山靴は厚手の靴下も履くこともあり、靴自体の通気性もマラソンシューズよりも悪いです。

それでも摩擦は生じにくそうだけど??

マラソンと違って走るわけではないし、ハイカットシューズを履いていれば足首で固定されて靴の中で動かなそうですよね。もちろんその通りではあるのですが、登山は登りや下ることが多い運動でもあるので、つま先で踏ん張ったりする機会も多いです。

また靴自体も若干の余裕も持たせて空間はありますし、靴底自体も固いこともあり、動きと摩擦は生じてしまいます。

靴下を履いていても、足先が袋状になっている靴下と皮膚で擦れて摩擦が生じます。

5本指インナーソックスを着用する意味

今回着目するところとしては、靴下と皮膚の摩擦を減らすこと皮膚が湿らない様に皮膚環境を整えること、にあります。

インナーソックス自体はあまり馴染みがないかもしれませんが、登山では【ファイントラック】【ミレー】などが『ドライレイヤー』というジャンルで商品を出しています。一番はじめはファイントラックのスキンメッシュですかね。

このドライレイヤーというジャンルは、肌に密着するような服を着て、肌から出た汗をすぐに外に放出するというもの。インナーソックスが皮膚に密着して汗を外に放出するように働き、足が湿っていかない様に皮膚の環境を整えてくれます。

そしてより足に密着するためには、指と指の間まで密着するモデルの方がより汗も吸収出来るので『5本指』のソックスが向いているのです。

足先1本まで密着した5本指ソックスを履けば、どの足の指を曲げても動きに追従するので、皮膚と靴下のずれが生じることが少ないです。

  1. インナーソックスは足が湿らないように皮膚環境を整える
  2. 5本指ソックスは足の指それぞれの摩擦を軽減して、指と指の間の汗もしっかりと吸ってくれる

この二点が5本指のインナーソックスを使用するメリットです。

オススメするinjinji ライナークルー

愛用しているインナーソックスが、injinji ライナークルーです。

S(23.0~25.0cm) M(25.5~27.0cm) L(27.5~29.0cm)のサイズ展開があり、ゆずはSサイズでちょうどいいです。ちなみにゆずは足長240mm  足周240mm ワイズEEという足の形をしており、靴は下記を履いています。

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素材 クールマックス75%、ナイロン21%、ライクラ4%
値段 1,200円+税

値段も極端に高いわけでもなく、楽天やアマゾンなどのインターネットの店舗でも取り扱っているので、手に入れやすいこともメリット。

ベースレイヤーと書かれたライナーモデル。

一応、2重履き用の靴下ということになっていますが、単体での使用も可能です。

釣り干し推奨、漂白剤・アイロン・ドライクリーニング禁止。特に乾燥機や柔軟剤などは書いていませんが、大体ダメなことが多いですし、ゆずは他の登山服と一緒に洗うので中性洗剤のみで洗濯しています。

現状のカラーはグレー、グラノーラ(肌色)、スナッパー(緑色)であり、上記の色はスナッパー。インターネットで紹介している写真よりは少し緑色は弱いです。

踵部分も立体的に作られています。

履いてみました。ゆずの場合は小指が若干大きいですが、概ねサイズ感は良好です。

しっかりと足指の動きに追従してくれます。メーカーがいうような素肌に近いような違和感のなさです。

2重履きをするとこのような感じ。大体履いているダーンタフの靴下を組み合わせることが多いですね。

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曲げてみても、中でずれはありません。

実際に使ってみて、特にこのライナークルーで素晴らしいのが『継ぎ目のない裁縫の素晴らしさ』『耐久性の素晴らしさ』の2点につきます。使っている素材も乾きやすく、汗臭さも少ない優秀なものです。

継ぎ目のない裁縫

普段も無印やユニクロといった靴下を履くことが多いゆずですが、その商品に比べると特に良いのが5本指部分の裁縫の丁寧さ。

左手が無印良品の5本指ソックスで、右がライナークルー。パッと見た感じではそこまで大きな差はない様に思います。

拡大して見てみると、指先の裁縫部分が盛り上がっていてライナークルーの方が少ないことが分かります。シルエットに関してもいい勝負をしていますが、ライナークルーの方が一手先をいっています。

糸の細さもライナークルーの方が細かく伸縮性も良く、指の付け根も形が綺麗です。指先から付け根まで小さな差ですが、裁縫の丁寧さが長時間のアクティビティをサポートしてくれます。

良い仕事してますね!

耐久性も素晴らしい

このライナークルーを使用して、もう4年。1足目が劣化したので、今は2足目に新調して1年ほど経過しています。先日、楽天お買い物マラソンのついでにもう1足購入したぐらい気に入っております。

素肌の代わりに、外に履いている靴下との摩擦を受けているライナークルーなので、どの程度摩耗していくが気になりますね?

参考までに『3年使用』『1年使用』『未使用』で比較していきます。

3年使用しているので、汚らしくて申し訳ございません。全体的な汚れは足先に集中しているのが分かります。

特に親指の腹と母指球~その隣の消耗が激しいですが、穴が開いていない!

靴下同士の摩擦でもここまですり減るということ。3年間ゆずの素肌を守ってよく頑張ってくれました、ありがとう!

こちらが1年使用したもの。

若干の摩耗はありますが、まだまだ大丈夫です。もともと毛玉も出来にくいですが。1年、3年との比較では毛玉がそこまでふえていません。毛玉が出来ないのも非常に素晴らしい!

参考までに新品です。2足あれば、長期縦走でも重宝しますよ。

使ってみた感想

このライナークルーを履いてから、マメが出来ていないのが全てです。下りが長く続く下山でも、長時間の縦走でもほぼ全ての山で履いていきましたが、これは最高です。

副産物として、素肌が蒸れることが少ないので靴下も臭くなりにくくなりました。ウールの靴下と合わせて履くと、その効果は特に感じます。夏に靴下を2枚重ねて履いて暑くないのかと思いますが、常に素肌に触れているライナークルーはサラサラなので、むしろ履く方が快適です。

靴下は消耗品ですが、1200円ほどでこの丈夫さなのでコスパも良好と言えるでしょう!

さいごに

2重履き用のインナーソックス、injinji(インジンジ) ライナークルーを紹介しました。

購入する前は2重履きで、そんなに変わるかなーと思っていたのが良い思い出。今では常に身につけて肌を守ってくれる相棒です。

山道具はレインウェアやザックといった大きなものが主役になりがちですが、意外と小物が縁の下の力持ちだったりします。

このライナークルーも普段の靴下と組み合わせて、さらに使いやすくする素晴らしいもの、コスパも良好なので是非ご検討してみてください。

ではみなさん、良い山旅を!

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