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【日光街道Part2】越ケ谷宿~杉戸宿を歩く。宿泊でいく日光街道1日目

みなさん、こんにちはゆずです。

日光街道第2シリーズの開幕。前回は日帰りで東京の日本橋から埼玉県の越ケ谷駅まで歩いて、日本橋・千住宿・草加宿・越ケ谷宿を通りました。

今回は泊まりで行って来たので、その1日目。越ケ谷宿・粕壁宿・杉戸宿の3つを進みます。

神社巡り、道中のご厚意、すきすきすぎーと36、昔の自然災害の痕跡などを実感できた、コンクリートロードを歩きます。

※日光街道は完歩しました

日光街道の記事
日本橋~越ケ谷宿 ブログ記事
越ケ谷宿~杉戸宿 ブログ記事
杉戸宿~古河宿 ブログ記事
古河宿~小金井宿 ブログ記事
小金井宿~宇都宮宿 ブログ記事
宇都宮宿~日光東照宮 ブログ記事

日光街道ついて

前回同様、歩くのは『五街道』のうちの『日光街道』越ケ谷宿・粕壁宿・杉戸宿を今回歩くことになりますが、まだ埼玉県を歩きます。

21個あるうちのまだ3~5個目ですね。まだまだです。

日本橋 前回
千住宿
草加宿
越ケ谷宿 今回
粕壁宿
杉戸宿

街道歩きの個人的楽しみ方

前回もこの項目は書いたので省略。この3点を楽しんでいます。

  1. 日数制限は設けない
  2. 出来る限り歴史的な建造物、要所には寄る
  3. 現代のものも一緒に楽しむ

前回同様に歴史を感じられる場所は少ないので、神社であったり、市区町村の観光地、その地区にある喫茶店や飲食店を楽しんでいます。

街道歩きの注意点

今回歩いてみて、まだ車通りの多い車道歩きですが、日本橋~越ケ谷に比べると『店の間隔が広い』ように感じます。

徐々に関東圏を離れていくと、コンビニや飲食店の間隔が広くなっていくので要注意。特に『食事』『トイレ』に関してはシビアになる必要があり

【次のコンビニにしよう!】【もう少し美味しそうなお店があったら入ろう!】

など思っていると、タイミングを逃すことになります。食欲・排泄欲に気をつかうと街道歩きも十分に楽しめませんので、早め早めにトイレや飲食店を地図アプリなどで目星をつけておくとトラブルなく、スムーズです。

今回の日光街道

今回は『泊まり』の1日目。埼玉県の『越ヶ谷駅』から同県の『杉戸高野台駅』まで。ほぼ車道歩きになります…。杉戸高野台駅周辺は宿泊施設がないので、よほどのルールを定めていない限り、杉戸高野台駅から宿泊施設のある駅に移動して、翌日戻ってくるなどすれば便利です。

何故か私は『歩き以外はダメ!』という考えに縛られて、杉戸高野台駅から久喜駅までさらに歩いて、そこで宿泊しています。

 日時:2019年10月16日

 距離:約25.9km(Googleマップ参照)

杉戸高野台駅までは21.6km

 時間:5時間30分(Googleマップ参照)。

杉戸高野台駅までは4時間30分

    実際は8時間30分(休憩、朝食・昼食、寄り道含む)

杉戸高野台駅までは7時間30分

あまり時間は参考にならないかもしれません。基本的には色々と寄り道しています。久喜までの1時間、普通に電車に乗って移動していればよかったと思います。

 メンバー構成:2人

 アクセス:浅草・北千住より越ヶ谷駅まで東武線を使用。

日本橋 前回
千住宿
草加宿
越ケ谷宿 今回
粕壁宿
杉戸宿

使ったザックはこちら

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今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら

いつもの相棒たちです。この時もまだオズモアクションはこの時購入していないので、使用していません。

街道歩きの記録

使用地図

今回も使用したのはこちら。細かく地域ごとに分かれて地図も載っており、案内も丁寧で分かりやすいです。この地図とスマートフォンのGoogleマップとGPSがあれば、基本的には問題ないでしょう。

この情報の中から、必要な部分、興味のある部分をピックアップして寄り道してみると良いと思います。これは本当に便利ですよ!次の宿までの距離も載っていますし。

トイレ情報

今回は前回よりもお店の間隔は広がっています。基本的には公道歩きなので『公園』『コンビニ』などでトイレに困ることは少ないでしょう。ただギリギリまで我慢せずに行けるタイミングで行きましょう。

地図アプリで事前にコンビニを調べて、距離を意識しておくと良いでしょう。

タイムスケジュール

越ケ谷駅 8:10
越ケ谷 香取神社 8:50
カフェ ド ルピナス 10:30
粕壁宿 12:00~12:30
小渕山観音院 12:50
すきすきすぎーと36 13:00
中華料理屋【宝来】 13:10~14:00
杉戸宿 15:00
杉戸高野台駅 15:40
久喜駅付近のホテル(泊) 16:40

越ケ谷宿~軽食(カフェ ド ルピナス)まで

おはようございます!
前回の終着地である『越ケ谷駅』から再開。
平日なので、会社員、学生が通勤・通学していく中歩きます。
駅からはまず東に歩いて、旧日光街道に合流します。
この旧日光街道を進みます
街道の途中には、昔からある蔵が残っていたり、昔住んでいた人の『○○邸』のように紹介されているところがあります。
街道を歩く人もいれば、サイクリングする人も多いのでしょうか。サイクルカフェと書いてあります。
ここは『はかりや』という複合施設のようです。色々な施設がたくさん入っているみたい。
このような看板があることから、時期によって入るお店が違うのでしょうか。
惣菜のお店もあり、軽食として買おうかと思いましたが、空いていませんでした…。
元荒川を渡ります
朝は空気も澄んでて良い気分ですね
しばらく歩くと恒例の神社シリーズ。ガイドブックにも載っている『香取神社』。
街道近くのこの神社は、江戸時代に武士、町人、百姓の往路、帰路の旅の安全と家族の安泰を祈願して参詣休憩する人が後を断たなかったようです。
緑の参道
主に勝運・厄除・交通安全・商売繁盛・縁結び等の神様が信仰されていたようです。
このような安産の石というものもあるようですね。
力石なんてものもありますね
こちらが拝殿。赤を基調とした見事な建物。
毎度思いますが、このような彫刻は見事だと、ただ感心するばかり
このような木の彫刻は特に立体感があり、芸術的ですよね。
秋なので、銀杏が落ちています。
大量の銀杏!さすがに臭いますね。
神社を後にして北上。北越谷駅を越えて、線路の下を通ります。
道的には線路沿いが行けますが、旧日光街道を進みます。
家で育てているガーデニングの花も、単調な街道歩きを癒してくれる。
下間久里香取神社
香取神社の名前は多いですね。ここは獅子舞が有名な様です
所々に東武線近くまで寄ることがあるので、体力や時間を考えて、コース選びに利用してください。せんげん台駅前通過。
おー、こう見ると歩いてきたもんです。
大枝香取神社

調べてみると千葉県にある『香取神社が』総本社の様ですね。全国には香取神社が400もあるとのこと。

小休止(カフェ ド ルピナス)

旧日光街道から日光街道に戻ってきて、ちょうど武里駅付近でカフェの文字。
カフェ ド ルピナスで小休止することにしました。
小さいお店ですが、落ち着けるお店です。
インテリや雑貨もおしゃれです
招き猫もたくさんあります。なんか街道から招かれた感じですね。
さて頂いたのは、紅茶と

ホットケーキのセットです。まだ時間は10時半ですが、意外とお腹も空いて軽食です。

粕壁宿まで

さて軽食を食べて活気が戻り、次の宿場町の『粕壁宿』に向かいます。
野田線の下をくぐります。
このような看板も、面白くて記録に残してしまう。あまり見かけないですよね?
ガイドブックに載っていた八坂神社も、道路の反対側なのでスルーするゆるさも大事(笑)
さて粕壁宿到着。宿めぐりの一番手である八坂神社はさっそくスルーしています(笑)
漢字は違いますが、ここは春日部駅前。この辺りはだいぶ道も広くて栄えています。
春日部市の粕壁宿。
粕壁が初期の名前だったのですが、どうやら1944年に内牧町と合併して『春日部市』になったようです。東武線の開業当初は『春日部駅』ではなく『粕壁駅』だったみたいですね。
駅前を通り過ぎると最勝院(さいしょういん)というりっぱな寺院があり、せっかくなので入ってみることに
これは見事に整備されていますね。

日本の風景といった感じで、庭を見る様にゆっくりしてしまいました。

粕壁宿~すきすきすぎーと36と昼食

古利根川を渡り、日光街道に戻ります
街道横にあった、見事な松の木。道路沿いのこの木は見事でした。
この小渕山観音院も道中にあるパワースポット的な場所。観音信仰の霊場としても有名とのこと。かなりの古い建物で、残るように改修もしているようです

松尾芭蕉の『奥の細道』の旅の第一日目に泊まったところと伝わってもいるようです。結構歩いてますね。観光などをしないで歩くだけなら、1日目でここまで行けそうですが、かなり疲れそうです。

建物周囲を歩くことが出来るので、お参りして回ります。
正しい参拝の仕方が書いてありました。

敷地内の建物に猫がいました。なかなかに暴れており、やんちゃな猫ちゃんです。

じゃれていると、猫パンチを繰り出してきます。
歴史的な建造物に触れ、再度街道歩きを再開。次の目的地『杉戸宿』がある『杉戸町』に入ります。

このモニュメントがある休憩所はインパクトがありました。その名も『すきすきすぎーと36』。

何じゃその名前!と思いましたが、北緯36度線と国道4号線との交差する地点に設置した休憩所の様です。すきすきすぎーと36は公募で町内の中学生のものが採用されたそうです。良いネームでゆずは好きです(笑)

そしてこのすきすきすぎーと36(言いたいだけ)にある中華料理屋『宝来』さんでご飯をいただきます。街道沿いにはドライブスルーのお店が目立つのに、地元のお店で良い味を出しています。
時間は13時でちょうど昼時。ずっと歩ているので、お腹が空いています。

ラーメンと半チャーハンの組み合わせは良いですよね!ガッツリとカロリー摂取している感じです。味も良く、お店をやっているご夫婦とも街道歩きをしていることを話して楽しかったです。やっぱり歩いている人、寄っていく人は多いようですが、ご高齢の方の方が多いようです。

杉戸宿~杉戸高野台駅

昼食を食べて、しばらく歩くと酒蔵があります。ここにも杉戸宿の文字があります。ここで購入したお酒はまた夜に飲むことに
道中の民家の窓には二匹の猫。おおきなあくび。少し窓越しに遊びます。
急に真顔!(笑)
今回の旅のベストショット!
この民家は見事な柿がたくさん出来てました。

さきほどの民家の窓で猫とガラス越しで遊んでいると、家主の方が出てきて、柿をくれました!
こうゆうの旅っぽくて良いですね!

杉戸宿は看板自体も少なく、このような小さな標識しか見つけられませんでした。
所々に古い民家や蔵もあります。
東部動物公園駅と杉戸高野台駅の間ぐらいから現れたのは、この赤テープ。
昭和22年のカスリーン台風の時、利根川堤防の決壊でこの赤テープまで浸水したようです。

翌日には利根川を越えてるので、さらに赤テープを見ることになるのですが、こんな離れた場所からあったのが印象的でした。

さてドライブスルーのお店も増えてきてところで、幸手市に入ります。ここまで来ればもう杉戸高野台駅に到着です。

ホント、何でここで乗らなかったのか…。

杉戸高野台駅~久喜駅

ここからは日光街道とは完全に離れて、明日また戻ってくる予定。
宿泊予定地の久喜駅まで歩きます。ここが辛かった、緊張の糸が切れたというか、終わったと思ったのにまだ終わっていない感じ。
時期的に紅葉は無いですが、秋の実りの柿が至る所で民家の庭に出来ているのが印象的でした。
だいぶ田んぼも出てきました。夕暮れの田んぼ道は心休まりました。
さて杉戸高野台駅から1時間歩いて、宿泊地の久喜シティホテルに到着。
一般的なビジネスホテルです。安さ重視ですね。駅近なので、なんでも揃います。
晩御飯は久しぶりにサイゼリヤにて。アラビアータ
モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ。2つ合わせても1000円いかない高コスパ!
本当はご当地のご飯みたいなものが楽しみなんだけど、駅前は特にめぼしいものが無かったので…。
宿泊地で『杉戸宿』という日本酒で打ち上げ。今日通った場所のお酒を、打ち上げで飲むのは気分が良かったです!

本日の日光街道歩きはここまで!

2日目はまた杉戸高野台駅まで戻って、そこから街道歩きを再開します。

さいごに

今回は日光街道Part2として前回の終点『越ケ谷宿』から『杉戸宿』まで歩きました。宿泊施設が街道沿いに無いので、久喜駅まで移動したのですが、絶対に電車・バスは使わない!という縛りがなければ宿泊施設ぐらいまでは電車を使いましょう。

理想は街道沿いにあれば良いのですが、都内から離れていくと駅近くに宿泊施設がある場所が限られてしまうのです。あくまで街道だけは徒歩で歩きたい人はオススメの方法です。

街道自体は寄り道は神社や寺院が主で、民家や飲食店での人との会話がとても楽しかったです。コンクリートの道も足に負担はかかるので、短い距離を楽しんでみると良いと思います。

次回は幸手、栗橋を超えて利根川を渡り、古河まで歩きます!

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