みなさん、こんにちはゆずです。
いきなりですが、ゆずには高価ですが買って試したい家電がありました。それはドラム式洗濯乾燥機。YouTubeやブログでも良い良いと言われており、その便利さからタイミングと条件が合えば買おうと思っていました。
そしてついに購入できる機会に恵まれて、ドラム式洗濯乾燥機を買いました。購入したのは日立の【BD-SV110EL】というモデル。
調べた中ではPanasonicの評判が良かったですが20万後半〜30万を超える値段がして、性能と金銭的なバランスから日立のモデルにしました。まだ届いて2週間ほどですが、レビューしていこうと思います。
※登山ウェアを洗う機会が今の時期無いのですが、今後利用することがあれば、登山ウェア【レインウェア】【ダウン】【シャツやズボン】のメンテナンスに使えるか?、というテーマでも書いていこうと思います。
↓レインウェア編、ダウンジャケット編を書きました!
みなさん、こんにちはゆずです。 これから梅雨の時期、雨が多くなり水にぬれる事も多くなる時期です。それに2020年6月19日から日本全国の移動の制限がなくなるとのことで、ゆずも登山を再開していこうと思っています。 そこで登山で使うレインウ[…]
みなさん、こんにちはゆずです。 冬場はよく使うダウンジャケット洗っていますか?寒くなってクローゼットから出して、シーズンオフでクリーニングに出されることが多いのではないですか? わたしもそうしていましたが、山で汚れたダウンジャケットを毎[…]
みなさん、こんにちはゆずです。 前回はドラム式洗濯乾燥機でユニクロのダウンジャケットを洗濯しましたが、今回は慣れてきたので持っている登山用のダウンジャケットを洗濯+乾燥させてみました。 ユニクロのダウンジャケットは問題なく出来ましたが…[…]
何故ドラム式洗濯乾燥機が欲しいのか
●洗濯物を入れて、次にドアを開けたら乾いている
こんなに素晴らしいことはないかと。色々と制約やメンテナンスなどの手間はありますが、メリットが勝ちます。
- 熱で乾燥するので除菌や花粉、ダニなどのトラブルが無くなる
- 雨の日でも関係なく、生乾き臭の不満がなくなる
- 洗濯物を取り出して、ハンガーにかけて、乾いたら取り込む動作がなくなる
ホントにこれらのメリットは良いですよ!
メリット・デメリットを理解しよう
色々とホームページや比較サイトのようなところを見ましたが、ドラム式洗濯乾燥機はメリットのみではありません。しっかりとメリットとデメリットを理解する必要があります。
特にタテ型洗濯機と比較されることが多いです。ちなみに汚れの落ちやすさはタテ型の方が優秀であるということも聞かれますが、最新モデルがドラム式も汚れ落としやすくしているそうです。
メリット | デメリット |
タテ型よりも節水 | 大型モデルが多い
家の中を通れない、置けない |
乾燥が優秀(タテ型も使える) | 高価 |
洗濯物の出し入れが楽 | 乾燥後のメンテナンスがめんどくさい |
洗濯物を取り込む必要がない | 乾燥はしわになりやすい |
乾燥による除菌、花粉・ダニの対策可能 | – |
この辺りで比較すると良いですが高価で大きい分、住んでいる物件で使用できるかどうかが一番重要だと思います。
日立のドラム式洗濯乾燥機【BD-SV110EL】
さてここからが購入したドラム式洗濯乾燥機の紹介です。タイプは3つに分かれます。
BD-NX120E か BD-NV120E | BD-SX110E か BD-SV110E | BD-SG100E |
奥行きが短い
横幅が長い |
奥行きが長い
横幅が短い |
奥行きが長い
横幅が短い |
洗浄能力高く、温水を利用する洗濯方法がある | 洗浄能力高く、温水を利用する洗濯方法がある | 性能が一番低く、安い |
洗濯12㎏ 乾燥6㎏ | 洗濯11㎏ 乾燥6㎏ | 洗濯10㎏ 乾燥6㎏ |
BD-NX120E か BD-SX110E | BD-NV120E か BD-SV110E |
最上位モデル | 中位モデル |
洗濯コンシェルジュ
液体洗剤・柔軟剤 自動投入 |
なし |
右より3万高い | – |
このようなラインナップになっています。共有するところは
- 乾燥方法【ヒートリサイクル】
- 風アイロン
- 乾燥が6.0㎏
大きさはあまり変わりません。横長モデルか奥行きあるタイプのどちらかを選ぶ必要があります。BD-SG100Eのみが、性能と価格を抑えたモデルとなっています。
上位機種と中位機種の違いは『洗濯コンシェルジュ』『液体洗剤・柔軟剤 自動投入』の有無。自動投入は便利だと思いますが、購入時で3万の値段差があるのでそこに魅力を感じるかどうかでしょうか。
BD-SV110ELにした理由
- 奥行きが長いモデル
- ナイアガラ洗浄という洗浄能力が高いモデル
- 温水を利用する洗濯方法があるモデル
- 風アイロンというしわを伸ばすと評判の性能
- 洗濯11㎏ 乾燥6㎏で十分な容量
- ヒートリサイクル方式はヒーター式よりの光熱費が安く出来る
- 洗濯コンシェルジュ・液体洗剤・柔軟剤 自動投入に3万はかけたくない
- 予算は20万以内に抑えたい
これらが理由となります。特に赤色で引いた部分は重視した内容です。上位モデルのBD-SX110Eは洗濯コンシェルジュ、洗剤自動投入がついているだけで基本性能は同レベルです。むしろ3万円高くなります。
高性能のドラム式洗濯乾燥機ならPanasonicな感じでしたが30万ぐらいしますし、良い性能のモデルは洗剤自動投入もついて高いのが他社の特徴。
20万ぐらいで洗剤自動投入は無いけど、日立が持っている集大成の性能を持っているモデルがBD-SV110ELなのです。
BD-SV110ELの値段
インターネットで購入すると安くなるものもありましたが、使っていた洗濯機のリサイクル料金や設置費、送料などもろもろを加えると、意外と値段がかかるもの。それに設置も専門で運ぶ時も丁寧かと思い、家電量販店のヨドバシカメラさんで購入しました。
結果的に冷蔵庫も購入するので安くしてもらい、ポイント還元の分も加えると
かかった金額 | 割引・キャッシュバック |
本体、設置費、送料、リサイクル料 | ポイント還元、キャッシュレスポイント 15%
平日配送割引5000円 |
合計 約175000円 |
ちなみゆずが購入したのは2020年6月3日。6月20日でヨドバシ.comの料金はポイント分を割引して【170964円】購入した時よりも、20000円ぐらい安くなっています!!
ゆずの場合は冷蔵庫を購入して割引してもらった金額なので、その差が無くなるぐらいなのでちょっと悔やまれますがタイミング的にはしょうがない。
ヨドバシカメラでは搬入出来るか確認してくれる!
ヨドバシカメラでは実質無料で家の中に搬入できるか確認してくれます。これが本当に便利で、自分でも入るか測っていますが専門業者の方が確認してくれればなお安心。100円の現金を払って、ヨドバシポイント100をバックしてくれるので、実質無料です。
ゆず宅でも、家に来て廊下の方向転換やドアの幅、防水パンの大きさなどを細かく確認してくれたので、安心しました。結局、玄関から洗面所の間のドアを外さないとドアノブが干渉するので、そこのみを自分で外せば搬入可能と診断してもらいました!
当日はドアを事前に外しておいて、特に問題なく搬入出来ました。
このヨドバシカメラの見積り診断はとても助かったので、自宅に洗濯機が入るか確認するのにとてもオススメです!!
BD-SV110ELを使ってみる
圧迫感はありますが、搬入出来て一安心。
我が家では横長モデルは入らない。自宅の防水パンの大きさ、蛇口までの高さを確認を。
こちらはメニューボタン。正直内容多すぎて、説明書みつつ1つ1つ使っています。使っていくと慣れてくると思います。
洗剤自動投入モデルでは無いですが、洗剤自体は入れやすい。いままで使っていたタテ型洗濯機は洗濯槽の横に洗剤を入れて、洗濯槽の上の横から柔軟剤を細い注ぎ口に通してこぼしたり、色々と不満あったのでそれに比べたら大満足です。
登山服用、レインウェア用、ダウン用、日常服用、おしゃれ着用など洗剤を分けているので、自動投入じゃなくても今のところ不満はありません。比較が出来ないので何とも言えませんが。
第一印象は洗濯槽がでかいこと!
今まで使用していたタテ型洗濯機が5.5㎏だったので、洗濯量は2倍ですが乾燥すると6.0kgまでなので、乾燥までする場合は洗濯する量はそこまで変わらないんですよ。入口が大きくなっているので洗濯物も入れやすく、取りやすいですね。
ちなみ購入したのは左開きモデル。右開きモデルもあるのでご注意を!
実は見積り段階で排水するためのホースを通すために、かさ上げが必要かもしれないと言われていました。ですが結局かさ上げせずに、本体の下から出るホースで排水溝に問題なく繋げられました。
仮にかさ上げが必要だと、別料金ですが2000円ほどで用意してくれるので安心ですよ。
実際に洗ってみた
感想ですが、バスタオル、シャツ、靴下、下着などは乾きムラなく洗濯から乾燥まで一行程で出来ました。とても満足!
ただ気になったこともあり、その3点に触れていきます。
- 乾燥後の服のしわ
- ネットに入れたままの乾燥はムラが出る
- 日々のメンテナンスは必要
乾燥後の服のしわ【シャツ、Tシャツ、ズボン】
日立の風アイロンはしわが出来にくい、という評判ではありますが、結論から普通にしわは出来ます。分かってはいましたが、ネットに入れたまま乾燥は特にです。
今回はお試しもかねて、良く使う服を洗ってみました。設定したのは『洗濯・乾燥自動モード』で行いました。だいたい洗濯〜脱水が40分ほどで乾燥が2時間ぐらいですね。
- 液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる
- 風通しのよい日陰で、吊り干しして下さい。
- 乾燥に関しては記載なし
洗濯表記は旧タイプのシャツ。ポリエステル45%、綿55%。
ネット使用して、そのままネットから出さずに乾燥されたものです。まあ結構なしわがあります。
日立のスチームアイロンという機能があるのですが、これは温風を当ててしわを伸ばしたり、除菌をするもの。先ほどのシワシワのシャツをスチームアイロン15分をかけたものが上の写真。
まずまず伸びていますが、洗濯+乾燥にさらに時間がかかってしまいます。
こちらは無印のTシャツ
- 液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
- タンブル乾燥禁止
- 日陰のつり干しがよい
綿100%でこちらもネット使用して、そのままネットから出さずに乾燥されたもの。見事なまでにシワシワですが、洗濯表記ではタンブラー乾燥禁止ですからね。自己判断でお願いしますね。
同じくスチームアイロンをかけたものが上の写真。これは結構しわが無くなりましたね。
こちらは無印のチノパンです。
- 液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
- タンブル乾燥禁止
- 日陰のつり干しがよい
綿100%でこちらもネット使用して、そのままネットから出さずに乾燥されたもの。これまたタンブラー乾燥禁止。意外と多いですね、タンブラー乾燥禁止って。
そして見事なまでにクシャクシャです(笑)
同じくスチームアイロン15分をかけたものが上の写真。しわは減りましたが、このまま履くとかなり見栄えは悪くなりますね。
比較対象として乾燥と吊り干ししたパターン。これは洗濯して30分のみ乾燥後、室内干しして扇風機に当てた同じズボンです。しわが全然違います、吊るし干しって凄いですね。
しわにこだわる方はこだわらなければ、取り出して吊るし干しが安定なんでしょうね。
ちなみにネットに入れていなかったTシャツや下着、靴下などはしわは少なかった印象です。しわに関してはタオル類、靴下や肌着・下着類は特に気にならないですが、ネットに入れたまま乾燥させるとしわになりやすいですね。
ネットに入れたままの乾燥はムラが出る
ネットに入れたまま乾燥させるとシワが出来やすいですが、乾燥機の中では固まって乾燥されるので乾燥のムラが出来てしまいます。
なので大きいバスタオルは乾いているのに、バラけるのが嫌で洗濯ネットに入れた靴下が乾いていない(特に内側)ことも、購入して2度ありました。
結論:乾燥のムラが出ないように、洗濯ネットからは出して乾燥させるのが理想。
ネットに入れて洗濯した後に、ネットから出して乾燥したのがこちら。これは良いですね!吊り干しするよりもとても楽でした!!
ただ乾燥禁止のものに行うのは自己判断でお願いしますね。
日々のメンテナンスは必要
とても便利なドラム式洗濯乾燥機ですが、細かなメンテナンスは欠かせません。ゆずはブログやYouTubeで調べていたので承知していましたが、今一度注意喚起として。
この日立のドラム式洗濯乾燥機の場合は、乾燥機を使ったら3点ゴミを取り除きます。3点のゴミ取りは5分ぐらいで終わるので、そこまで手間ではないですけどね。
①洗濯槽前面のゴムパッキン周囲
洗濯槽の一番手前にあるゴムパッキン。ここに乾燥機使用後はホコリや髪の毛などの汚れが付着します。
こちらは初めて洗濯+乾燥した時の写真です。ゴムパッキンの表面にホコリが付いているので、ウェットティッシュでひと拭き!
見落としがちな部分は、さらにゴムパッキンの裏側。こちらには表面よりもホコリなどのゴミが溜まっています。これもウェットティッシュでひと拭き!
②糸くずフィルター(本体左下)
排水中の糸くずを取るためにある、糸くずフィルター。これも洗濯、乾燥の度に付着しているゴミを毎回取り除きましょう。
回して外して、ゴミ取って戻すだけなので、手間は少ないです。
ここの扉を開けると糸くずフィルターを取り出せます。
オレンジの部分をつまんで、回すのみ!
このような櫛みたいな部分に髪の毛や、ホコリが絡めとられます。
③乾燥フィルター(本体上)
本体上にある乾燥した時に出るフィルターにも、ホコリが付きます。これも乾燥を使用したあとにホコリを取り除きましょう。
取っ手を引っ張るだけでホコリが取れる様にメンテナンスも楽にしています。乾燥フィルターの周囲にはゴミが溜まりやすい場所が3か所あるので、全てゴミ取りしましょう!
黄色の取っ手を引っ張ると動きます。
そのまま引っこ抜くと、黒いゴムの部分にホコリが付いてきます。そのままゴミ箱に捨てるだけなので、メンテナンスも楽ですね。
乾燥フィルターがはまっていたところにもフィルターがあるので、こちらもお掃除。
みなさん、こんにちはゆずです。 今回は日常のメンテナンス道具について。手軽に使えるハンディ掃除機(ハンディクリーナー)のご紹介。少しブログテーマは外れてしまいますが、登山道具などや収納している引き出しなどの掃除にも使えるので、メンテナンスと[…]
まとめ
- ドラム式洗濯乾燥機は乾燥が優秀
- 大型なので、搬入時の通路や防水パンの大きさや幅に左右される(条件が厳しい)
- BD-SV110ELは上位モデルから洗濯コンシェルジュ、洗剤自動投入を除いたモデル
- BD-SV110ELは機能的には上位機種と同等で、3万安い
- ヒートリサイクル方式(ヒーター式よりも光熱費が安く、65℃程度で乾燥させる)
- 洗濯のみは11㎏だが、乾燥まで入れると6.0㎏までなので注意
- 2020年6月上旬に購入して、割引・ポイント還元込みで175000円。
- 6月20日でさらに本体価格が20000円安くなっている
- 搬入出来るかは家電量販店の見積りなどを利用するといい
- 乾燥後のしわはある(特にネット使用時)
- 洗濯ネット使用すると、乾きにムラが出来やすい
- 洗濯・乾燥後はゴミやホコリが溜まるので、都度破棄する必要があるが5分で終わる
さいごに
今回は日立のドラム式洗濯乾燥機【BD-SV110EL】を紹介しました。洗濯は人によっては毎日しますし、2.3日にまとめてやる人もいるでしょう。日常で使う家電で手間が減るのは本当に便利。
実際に使ってみて洗濯ネットだと乾燥ムラがあったり、しわがあったり、タンブラー乾燥禁止の服が多かったり、メンテナンスもしたりと制限もありましたが、トータルでは良かったです、大満足。
洗濯機としても優秀だと思うので、洗濯までの服や乾燥まで行う服は自分たちで選択していきましょう。今回の日常で使用したドラム式洗濯乾燥機の紹介はこれでおしまい、次回は登山で使用するレインウェアやダウンジャケットなどのメンテナンスもやってみて、ご紹介できればと思います。
ではみなさん、梅雨の時期に毎回ホカホカのタオルが使える乾燥機能は良いので、是非とも購入の参考にしてください!それでは!
他の家電についてはこちら
みなさん、こんにちはゆずです。 ゆず 山に行けん!なんか美味しいものでも食べたい! 登山に行けない日々が続き、葛藤を美味しいものを食べる方向に向けています。そんな中、美味しいパンをトーストしたくて購入したトースターがあります。 […]
みなさん、こんにちはゆずです。 今回は日常のメンテナンス道具について。手軽に使えるハンディ掃除機(ハンディクリーナー)のご紹介。少しブログテーマは外れてしまいますが、登山道具などや収納している引き出しなどの掃除にも使えるので、メンテナンスと[…]