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mont-bellのスペリオダウンラウンドネックジャケットを普段着用で買ったけど、登山でもめちゃくちゃ重宝しました

みなさんこんにちは、ゆずです。

寒い時期の保温着としてはダウンジャケットが有名です。登山を登る方はメーカーを問わず、どこかしらのダウンジャケットを持っている方が多いのではないでしょうか。

私も普段着として使っているダウンジャケットを入れると全部で 5 着所有しています。一体そんなに何に使うんだと思うかもしれませんが、なんだかんだでフードが欲しかったり、より保温性を求めたり、より軽量性を求めたり、色々と試行錯誤したのです。後悔はありません…。

保温性抜群でモコモコのパーマフロストダウンパーカは別で紹介しています。

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今回紹介するモンベルのスペリオダウンラウンドネックジャケットは『薄手で軽量コンパクト』『襟なしの丸首仕様』『高品質で安い』そんな特徴の商品です。

重ね着しやすいインナーダウンを探している、高品質なダウンジャケットを探している、絶対的な保温力というよりは適度な保温力を求める方にはオススメです!

  • 丸首シルエットのダウンジャケットで首元がすっきり、着膨れもしにくい
  • 服の前面はスナップボタン、チャックなしポケット 2 つ、袖口もゴム紐のみで絞れない
  • S サイズ本体のみで 143g、 スタッフザック 7gと軽量
  • 800 FP の高品質ダウンを 35g 使用している
  • 最軽量のダウンジャケットではないものの、約13000円という値段と重さのバランスの良さが良い
  • 単体でも他のシェル・ダウンと組み合わせても使いやすく、様々な時期で使える汎用性の高さ
  • 暗めの方ではあるが、若干の光沢感がある
  • 人によってはこれぐらいの薄いダウンの場合、重さと暖かさに大きな差が出ないので、ユニクロや無印良品など安さを重視する考えもあり

ラウンドネックのダウンジャケットの軽快さ

ダウンジャケットの種類は襟付きのタイプ、フード付きタイプの 2 つに分かれていることがほとんどでした。最近というほどではないですが、近年になって今回紹介するような丸首のダウンジャケットが登場しました。

ダウンジャケットには保温力を求める方が多いかと思いますが、アウターで着るとモコモコして、インナーで着ると襟やフードがその上に着ているレインウェアの上着と干渉して重ね着しにくい特徴がありました。

丸首という形状から、ジャケットの上にレインウェアを着ても、首辺りで服の重ね着による圧迫感が無いのが非常に快適でした。

モンベルのスペリオダウン ラウンドネックジャケットを選んだ理由

今回はモンベルのスペリオダウンラウンドネックジャケットを購入したのですが、ユニクロや無印良品などからもラウンドネックのダウンジャケットは販売されています。

安価でラウンドネックのダウンジャケットを購入する場合は、モンベル以外の選択肢もありです。

モンベルを選んだ理由としては『高品質なダウンを使っていること』『軽量コンパクトであること』『ブログや YouTube でおすすめされていたこと』などがあがります。

商品自体は知っていたのですが、金額が思っていたよりも高かったので購入までに至らなかったですが、最後のひと押しは他人がオススメの物というのは重要ですね。普段使いで買ったのが、ここまで登山でも使うことになるとは思いませんでした。

2021年に買ってよかったものとしても簡単に紹介しています。

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高品質なダウンを使用している

今のところ最高品質が1000FP(フィルパワー)であり、ユニクロや無印良品で使われているダウンジャケットの多くは640〜750FPぐらいです。モンベルのスペリオダウンラウンドネックジャケットは800 FPです。

品質に関しては、800FPと1000FPの同じ 量のダウンがあるとして、膨らみが大きく暖かいのは1000FPです。

これは例えば話ですが1000 FP のダウン 80gと、800 FPのダウン100g が同じぐらいの保温性を持っていると考えれば、同じ暖かさのダウンジャケットを作ると20gの差が出るのが分かります。

そのため軽量化という点で登山に非常に大きく関わっており、できる限り FP の値が高いダウンジャケットを選ぶ方が軽量化に繋がることが多いです。

ただFP値が高いほど金額も高くなるので、ある程度の落とし所は必要です。約 13000円で丸首のダウンジャケットかつ、800 FPの品質を使用しているスペリオダウンラウンドネックジャケットはバランスに優れていると思います。ちなみに1000 FPのダウンを使用しているモンベルのプラズマ1000ダウンジャケットは約28000円と倍以上の金額がします。

日本の公式ホームページにはダウンの量は記載されていませんが、海外のモンベル公式ホームページを見るとジャケットに入っているダウンの量がわかります。ちなみにこのスペリオダウンラウンドネックジャケットに入っているダウンの容量は 35g です…、ホントかな?

軽量・コンパクト・シンプルであること

ゆずが購入したのは S サイズ。

付属のスタッフザックに入れて150gの重さなので 、7g のスタッフザック分を引くと、本体の重量は143g。

かなり軽量だとわかります。襟が無い仕様だとしても腕まであるジャケットタイプでここまで軽量に出来るのが、やはり凄いなと思います。

身長 166cm、53kg、 痩せ型。S サイズを着用しています。

長袖2 枚を中に着用していますが、まだゆとりはあります。そこまで着膨れする感じもなく、多少の光沢感はありますが、比較的には暗めの光沢です。

襟が立っていない丸首なので、首元がスッキリ

登山の場合はチャックがついているフリースを中に着ていたり、このダウンジャケットの上にレインウェアなどを着るため、首元でチャックが溜まってやや窮屈になります。

同時に首元の保温力が落ちるという考えもありますが、そこに関してはネックゲーターなど別の小物で補えばいいです。

極力チャックなどの部品を使わないということもあって、前はスナップボタンで留めます。チャックじゃないので多少風を通してしまいますが、この軽快さが逆に楽です。

なのでポケットも前に 2 つ付いていますが、チャックはありません。貴重品を落としたりしないようにだけ注意しましょう。

袖にもゴム紐のみ。ベルクロなどでフィット感を調節する機能はついていません。

通年使える汎用性の高さ

上の表はモンベルが発売しているダウンジャケットの保温性と軽量コンパクト性の一覧表です。公式サイトより引用しております。

保温性だけを見ると、スペリオダウンランドネックジャケットは発売されているダウンジャケットの中で一番低いです。コンパクトさに関しても、1番軽いプラズマ 1000ダウンジャケットの次です。

これだけ見ると保温性が低いのかと思いますが、そんなことはありません。さすがに冬の寒さを耐え切れるほどの暖かさを持ってはいませんが、単体でなくても、レインウェアや他のダウンジャケットと組み合わせることで、保温力を調整することができます。

比較的温かい時期の 3 シーズンであれば、単体でも十分です。朝晩の冷え込みの時や寒い秋の時期でもウィンドブレーカーやレインウェアと組み合わせることで+αの保温力を得られます。休憩中の保温期として忍ばせておくと重宝します。

冬の時期の低山であれば、このスペリオダウンラウンドネックジャケットをインナーに着込んで行動しても意外とちょうどいいぐらい。それでいて休憩の時には、別に持参したダウンジャケットをさらに組み合わせたりすると、さらに保温力が増して使えます。

丸首のデザインが、着込んだとして非常に使いやすくなっているので、組み合わせやすいところもポイントです。

なかなかインナーダウンとして中に着ている写真がなかったので、非常に分かりにくくすみません。

長袖 + 長袖 + スペリオダウンラウンドネックジャケット + 化繊のジャケットを着ています。中にインナーダウンを着ているとは思えないぐらい着膨れしにくい、シルエットがいいです。

ユニクロのダウンジャケットと比較して

ゆずは別にもダウンジャケットを持っていますが、これよりも保温性が高いモデルなので、このジャケットと比較する対象にはありません。

薄手でインナーダウンとして使われる代表格としては、ユニクロで販売しているウルトラライトダウンシリーズでしょうか。ゆずはかなり前ではありますが、ウルトラライトダウンのジャケットを所有していますので、それと着た時との比較を追記しておきます。

ウルトラライトダウンシリーズは 640 FPの品質のダウンを使用しているようです。所有している S サイズのジャケットの重さは約 200g

丸首のシルエットでもないので、重さに関しては正確な比較はできませんが、入っている品質のダウンも考えると多少でもユニクロの方が重いです。実際に着てみても、スペリオダウンラウンドネックジャケットの方が軽くて暖かいですね。

ただ値段も含めたトータルのバランスで考えると正直何とも言えません。

ユニクロ:約200g、約5000円、入手がかなりしやすい、保温性は多少劣る程度

モンベル:約150g、約13000円、入手しやすい、保温性は良い

このような8000円差で50g の重さ、多少保温性が劣る点をどう捉えるかですね。ゆずとしては 50g ですがやはり軽さは感じるところ、アウトドアブランドゆえの裁断・裁縫による動かしやすさにメリットを感じているので買ってよかったと思います。

他にも好日山荘でも売られ始めている『TAION』というメーカーも気になりますね。

まとめ

  • 丸首シルエットのダウンジャケットで首元がすっきり、着膨れもしにくい
  • 服の前面はスナップボタン、チャックなしポケット 2 つ、袖口もゴム紐のみで絞れない
  • S サイズ本体のみで 143g、 スタッフザック 7gと軽量
  • 800 FP の高品質ダウンを 35g 使用している
  • 最軽量のダウンジャケットではないものの、約13000円という値段と重さのバランスの良さが良い
  • 単体でも他のシェル・ダウンと組み合わせても使いやすく、様々な時期で使える汎用性の高さ
  • 暗めの方ではあるが、若干の光沢感がある
  • 人によってはこれぐらいの薄いダウンの場合、重さと暖かさに大きな差が出ないので、ユニクロや無印良品など安さを重視する考えもあり

さいごに

今回はモンベルの名品『スペリオダウンラウンドネックジャケット』を紹介しました。

スタンダードモデルとして、同ブランドの『スペリオダウンジャケット』『ライトアルパインダウンジャケット』の方に注目してしまいますが、ラウンドネックモデルも非常に良いバランス。

日常使いメインで購入したのが、いつの間にか登山でも使うようになり、使用頻度の高い相棒になってくれました。これからも使用していこうと思います!

それではみなさん、丸首ジャケットに魅了された良い山旅を!

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