まさに秋冬のオールラウンダーの登山パンツ。Arc’teryx Gamma AR(アークテリクス ガンマAR)

みなさんこんにちは、ゆずです。

3シーズンのアークテリクスの定番である登山パンツ『パリセードパンツ』を愛用して、すでに2代目。寒い時期はタイツを履いたり、パリセードパンツで頑張ってきましたがさすがに寒い時は寒い。

アークテリクスの登山パンツに魅了されたゆずは、冬の時期に履くアークテリクスのパンツとしてガンマ AR を購入しました。

ソフトシェル素材で裏起毛の温かい登山パンツですが、極端にオーバーヒートすることなく、耐候性の高さから多少の雪や風があっても冷えにくい。まさしく秋冬のオールラウンダーとして相応しい名品です。

結論としては値段は高いものの、天候に対してのプロテクションが強く秋冬を支える素晴らしい登山バンツだと思います。

  • ガンマシリーズのオールラウンダーモデル
  • 秋冬向けの登山パンツ
  • 金額は26400円と安くはない
  • 単体で0〜10℃ぐらいの気温帯向け(個人差あり)
  • インナータイツや化繊パンツなどでもう少し寒い気温帯にも対応可能
  • XSショート丈で重さ447g。公式ホームページ では平均484g
  • ソフトシェル素材で伸縮性良く、表面の撥水性あり
  • ポケットはウエスト前に2つ、右大腿部に1つ。全てジッパーあり
  • 裾がめくれるのを防止するフックあり
  • 30℃の洗濯可能、60℃の乾燥可でメンテナンスもしやすい

Gamma AR(ガンマAR)を選んだきっかけ

アークテリクスの薄手トレッキングパンツであるパリセードパンツに魅了されて、肌寒い時期用にもう 1 本トレッキングパンツが欲しいタイミングがありました。

パリセードパンツを選んだ時もアウトレットモールで出会ったのがきっかけでもあり、このガンマ ARにしたのも実際にアウトレット店で試着して気に入ったからです。

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店員さんに質問しました。パリセードパンツを持っています、これだと寒いので、もう少し冬の時期にも使えるパンツがあるでしょうか?

その中で何点か出てきたものの1つがガンマ AR です。他にも紹介された商品がありましたが、アイゼンガードが足の内側についているタイプの商品、ポケットが少ないなど使い勝手も考慮した結果、ガンマとなりました。

ちなみにガンマシリーズは『耐候性と伸縮性のあるミッド/アウターレイヤー。高い通気性と対摩耗性を備える』としています。

後はアークテリクスの商品名の後にあるアルファベット2文字が特徴的です。この 2 文字が意味するのはどのようなシチュエーションに向いているか、生地の厚さなどから示しています。

SL:スーパーライト

FL:ファスト & ライト

LT:ライト

AR :オールラウンド

SV :シビア

今回の『AR』はオールラウンド。ガンマというトレッキングパンツシリーズの中でARの立ち位置的は中厚手〜厚手ぐらいとなります。生地もソフトシェル素材です。

癖の無い優秀なスタンダードモデルという事もあって、長年愛用されてサイズ展開も豊富な商品です。

秋冬に活躍するガンマAR

素材:Burly™ ダブルウィーブ50%、ナイロン43%、ポリエステル7%

ズボン表面:耐久撥水加工済み

金額:26400円(税込み)【2022年1月29日時点】

購入したのは2018年。XSのショート丈を購入しています。2021年にリニューアルしたようで、調べた限りではよりタイトなシルエットになって、ポケット部分の生地も含めてすべて本体生地と同じに、バックルも現行のパリセードパンツと同系統のものになっている様です。

またサイズもインチ表示に統一されていますが、一番小さい28インチにショート丈が無いようです。30インチのショートを購入された方が、旧商品のXSショートを持っており、XSショートよりも大きいと感想を書かれていたので、参考までに。

アークテリクス公式オンラインストア

防水性・防風性に優れた、伸縮性のあるソフトシェルパンツ。ガンマ シリーズ:伸縮性のあるソフトシェル アウターウェア | …

重さは約447g。『公式ホームページ では平均484g』

パリセードパンツの公式でも300gで、ポケットも少なくなっているのに200g近くは重量増となります。それだけ生地の厚さは出てしまいます。

  • 30℃限度で洗濯機次第で可
  • タンブル乾燥 60℃まで
  • ドライクリーニング・漂白・アイロン不可
  • 柔軟剤使用不可

洗濯に関してはこのような仕様となっています。柔軟剤など使えない点は他の登山用具と共通するところが多いので、特に問題はありません。普通に洗濯機で洗えて乾燥もできるので、十分にメンテナンスはしやすい方です。

ポケットはウエストの前に2つ、右大腿部に1つ。パリセードパンツは5つなので、2つも少なくなってしまいます。個人的には後ろポケットがあると助かるので、後ろは欲しかったかな。

ちなみに全てジッパーが付いているので、物を落としたりする心配は無いですね。

先ほども書きましたが、ポケットの生地も本体と同様のものとなっています。これは良いアップデートだと思います。旧モデルは大腿部ポケットだけ、水染みてしまうので、地味にマイナスポイントだと感じていました。

旧モデルのバックル。

こちらはパリセードパンツのものですが、新モデルはこのバックルになっています。

暖かさの理由の1つとして、裏地はフリース素材となっています。比較的厚手の生地と裏生地のフリースにより、どちらかと言うと寒い時期に活躍するトレッキングパンツです。

生地は分厚いですがソフトシェル素材となっており、伸縮性があります。大きく曲げると多少の突っ張り感はありますが、足上げは十分に快適です。

特徴の1つとして、裾にフックが付属しています。

靴の紐に引っ掛けると裾が上がることが無いので、めくり上がり予防に繋がります。表生地は撥水加工が施されているので、多少の雪でもすぐには染み込まないので、その時に靴紐に引っ掛けるこの機能を使いますね。

使用する気温帯

結構厚めの生地のガンマAR。使用する気温帯はいくつぐらいなのでしょうか。人によって個人差はありますので、参考程度にしてください。

寒がりゆず
ちなみにゆずは寒がりです
  • ガンマ AR パンツ単体(行動中):-5℃ 〜 10℃
  • ガンマ AR パンツ単体(停滞時):0℃〜10℃

概ねこのような気温帯です。登山中は多少の氷点下〜0℃の気温帯でも防風性もあるので、比較的快適に行動することができます。ただし休憩中や登山口に向かう移動中の電車の中など、体を動かしてない時は結構寒いです。

当然雪山でも使えますが、ある程度雪の中を行動する場合や、風の強い稜線など、上記の気温よりも下回る気温で活動する可能性がある場合は、インナータイツや別途の化繊パンツを併用すると良いでしょう。

ちなみにゆずの場合は、日帰り冬の低山の場合は早朝であることと電車の中が寒いということもあり、最近は行きと休憩中にmont-bellの化繊パンツである『ULサーマラップパンツ』を履いています。

中にタイツを履いてしまうと、朝は寒くても日中に暑くなり脱げないこともあるので、体温調節しやすいように化繊パンツを必要時に着るという形にしています。

他にも薄手メリノウールタイツ+ガンマ AR+ULサーマラップパンツ+レインパンツで-15℃のご来光待ちで頑張れたぐらいです。雪山だとサーマラップパンツやレインパンツを脱いだり、着たりで調整しています。

ちなみにそこまでレベルの高い雪山には行ってないので、参考程度にしてください。

1月中旬の奥鬼怒。気温はこの時に測っていませんが、これだけの雪が積もる寒い時でも大丈夫。稜線に出ることが無いような樹林帯歩きであれば、昼の時間帯ということもありますが、インナータイツ+ガンマARでも快適でした。

2月上旬の茨城県の低山。気温は0〜10℃ほど。行動中はガンマARのみです。

1月上旬の陣馬山。この時は0〜8℃ぐらい。行動中はガンマARのみ、茶屋での長い休憩中はULサーマラップパンツで保温という感じですね。

11月中旬の大菩薩嶺。冬に入りかける日ですが、さすがは標高2000mですね。0〜10℃ぐらいで、1月の低山と同じぐらいの寒さでした。

ですがガンマARなので、この時も問題無かったですね。大体ゆずの場合は11月〜12月にかけてがガンマARに移行する時期な様です。

12月末の山梨県にある御前山。ゆずが好きな秀麗富嶽十二景の一座ですね。この時は寒波が来ており、−10〜0℃と朝は特に寒かった

朝は最強のダウンと名付けているパーマフロストダウンパーカを行動中に着てたぐらいです。

この時は薄手メリノウールタイツ+ガンマARで行動中はちょうど良い。ただ行きの電車の中では、膝がキンキンに冷えていました。この時の寒さで、行きの電車でも化繊パンツを履こうと決心しましたね。

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まとめ

  • ガンマシリーズのオールラウンダーモデル
  • 秋冬向けの登山パンツ
  • 金額は26400円と安くはない
  • 単体で0〜10℃ぐらいの気温帯向け(個人差あり)
  • インナータイツや化繊パンツなどでもう少し寒い気温帯にも対応可能
  • XSショートで重さ447g。公式ホームページ では平均484g
  • ソフトシェル素材で伸縮性良く、表面の撥水性あり
  • ポケットはウエスト前に2つ、右大腿部に1つ。全てジッパーあり
  • 裾がめくれるのが防止のフックあり
  • 30℃の洗濯可能、60℃の乾燥可でメンテナンスもしやすい

オススメする、しない人は?

単体で0〜10℃ぐらいの気温帯向けの秋冬向けの登山ズボンということもあり、その気温帯での活動する機会が少ない人にはあまり向かないと思います。

例えば低山も含めて冬の登山は全く行かない、3シーズンをメインに行動する人でしょうか。そのような方は 3 シーズンに使っている登山ズボンにインナータイツを追加して使うような組み合わせが出費も少なくて良いと思います。

実際に 26400円する登山ズボンなので、お世辞にも安くはありません。インナータイツを追加で買う金額の方が安く済むので、色々なシチュエーションに対応できるという点では利点。もしくは停滞時の保温のために、ダウンパンツや化繊パンツと併用する方がいいと思います。

後はポケットが 3 つしかないので、数を気にされる方は注意した方がいいと思います。

上記にあげた点が気にならないのであれば、このガンマ AR パンツは素晴らしい商品だと思います。多少重くはなりますが、履き心地もよく伸縮性も良い。それでいて適度な保温性も持っており、オーバーヒートもしれにくく、行動中は蒸れも少なく快適です。防風性も強いことから多少の悪天候になっても安心感があり、まさにオールラウンド。

長年アークテリクスで定番商品であることが納得できます。

さいごに

今回はアークテリクスのガンマARパンツを紹介しました。

使用できる時期は3シーズンよりも少ないものの、0〜10℃ぐらいの気温帯で使用することに安心感のある登山パンツ。多少の雨や雪も弾いてくれて、防風性も優秀で、下半身の環境を外界から守ってくれる優秀なパンツです。

値が張りますが、それだけの価値はあるかと思う素晴らしいパンツです!

唯一の大きな不満点はポケットが3つであること。サコッシュを携帯していますが、スマートフォンや財布などの落としたくないものは、カバンなどに入れない派なので、後ろポケットがあると重宝したかなと思います。

はじめの方はパリセードパンツ+インナータイツの組み合わせも良いのですが、秋冬はより耐風性のあるガンマARパンツの方が安心感あって、使っちゃんうですよねー。

皆さんのこの時期のオススメの登山ズボンはなんでしょうか?是非とも教えてください!

それでは皆さん、お気に入りの登山ズボンを履いて良い山旅を!

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