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【レビュー】mont-bell パーマフロフトダウンパーカ。冬登山の防寒着に最適!

みなさん、こんにちはゆずです。

本日は寒がりなゆずが『冬の極寒に耐えられる防寒着買いたい』と思ったのがきっかけ。雪山はもちろんですが、冬のテント・小屋泊、冬の低山の休憩中、ご来光や星空を眺める時、色々と寒さに耐えることが増えてきました。

ゆずは細身の体系で、一度身体が冷えると体温がなかなか戻ってこないんです。今まではダウンジャケット持っていましたが、薄手のもの。使い勝手は良いのですが、さすがに冬には耐えられません!

というわけで冬に使う防寒着を探し、数あるものから選んだ『モンベルのパーマフロフトダウンパーカ』を紹介します。

※今回紹介するモデルは、2018年発売、サイズM、色はブルーブラック(BLBK)です。

このモデルの購入を検討しているかたへのポイント

  1. 生地は極薄でもないので、かさ張るし、やや重い
  2. 防風性あり、多少の雨は弾ける程度。アウター要素あり
  3. 保温力は抜群
  4. 休憩・日の出・星空観賞などの停滞時、就寝時など動いてないときに使う
  5. コスパの良さ

狙うは静的インサレーション

いきなりカタカナを繰り出しましたが、最近は動的インサレーションなど動いていても蒸れにくい、という行動時に保温を適度にするモデルが流行っています。有名どころだと、パタゴニアのナノエアや、ポーラテック社が出しているポーラテックアルファを使っているモデル。

ただゆずは、停滞時の絶対的な保温力を求めて購入しました。

止まっている = 静的

保温着 = インサレーション

というジャンルで候補を探しました。

ダウンの方が合っている印象

では自分はどんなシチュエーションで使うか考えてみましょう。出来る限り細かいと良いと思います。ゆずの場合は

  • 冬の停滞したときの保温着が欲しかった。休憩、日の出待ちなど
  • 出来れば軽いほうが良い
  • 基本は日帰り。使っても小屋一泊か、まれに冬のテント一泊
  • 値段は安いほうが良い

こうみると、値段以外はダウンに傾いているのがわかります。

モンベルのダウンジャケットの種類は豊富

他社比較してと悩んだのですが、やはり安さには適いません。コストパフォーマンスではモンベルは非常に素晴らしく、最終的にはモンベルの商品の中から選ぶことにしました。

あとはどの保温力にするか、です。ホームページに良い比較の写真を見つけました。

公式ホームページより引用

ちなみにゆずは同社の『ライトアルパインジャケット』を所持しています。これよりは保温力が高いものが必要。南極大陸に行くほどのモデルは使わないので、ポーラーダウン以上は排除。

  • アルチプラノダウンパーカー
  • アルパインダウンパーカー
  • パーマフロフトダウンパーカ
  • パーマフロフトライトダウンパーカ
  • ベンティスカダウンパーカー

この5点に絞られます。

結果的にはパーマフロフトダウンパーカに

保温力とアウターとして使う性能を重視した結果、パーマフロフトダウンパーカにしました。パーマフロフトライトダウンパーカーの方は、持っているライトアルパインダウンジャケットとそこまで違いを出せないかなと思い、除外。

安さのアルパイン、軽さのアルチプラノと迷いましたが、パーマフロフトダウンパーカは『ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス』という生地を採用しており、外気を遮断し、ある程度の雪や雨ははじいてしまいます。

用途としてはこの生地の関係で、アウター要素が強く出るのが決め手。大量のダウンを保温力を蓄え、冷気も通さない、私にぴったりでした。

あとは値段の安さ。ゴアテックスを使用して、このダウンの量の商品だと6万とか他社ではしますが、このパーマフロフトダウンパーカは税込みで3万ほど。約半額程度です。

品質は800フィルパワーのダウンがたくさん入って、この値段、さすがmont-bell。

スペック表

表地 ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス
裏地 20デニール・バリスティック®ナイロン・タフタ[帯電防止加工]
中綿 800フィルパワー・EXダウン
平均重量 558g
サイズ XS、S、M、L、XL (男女兼用)
収納サイズ ∅16×26cm

やや大きく、重いのが難点ですが、日本メーカーであるのでサイズ展開も豊富。

実際につかってみた

各種写真

正面から。Mサイズ
中はダウンのロフトがしっかりしています
バフバフですよ!
首周りは肌さわり良いです。首元には引っかけられるコードがついてます。
フードの作り。ちょうど指に沿ってゴムが通っているので、頭のフィット感は良いです
フードの後ろはテープのみ。個人的には追従してくれるように、ドローコードで締まるようにしてほしかった
ちなみにフードは着脱式。ボタンが付いています
後ろはこのようにジッパーあり
この様にフードが取れます
取ったフードにもダウンがしっかりと入ってます
裏側
ポケットは胸①、お腹②。止水ジッパーになってます。そのため少し動きは硬い
お腹ポケットの中は、一側のみフリース生地になっています
手首には密着性を高めるベルクロが付いています
正面から
166cm、やせ型
中には長袖一枚、薄手の防寒着着用
後ろ姿

今まで使って重宝した場所

基本的には12~2月の低山、状況によっては標高が高い場所に行く場合、11月や3月にも持っていきます。

  • 11月の月山登山前の車中泊
  • 12月の山梨県 御正体山
  • 1月の低山で、鍋パーティの時。この時は1時間ほど停滞。
  • 1月の山梨県 滝子山
  • 年末年始の大菩薩峠 ご来光待ちで主に活躍
  • 2月の安達太良山(小屋でも休憩でも重宝)
  • 3月の新潟県 平標山

思いだすだけでも、このぐらいは使いました。静的インサレーションとして買っただけあり、停滞時・就寝時など体が止まっている時に重宝します

雪山での着用も、冷たい風を通すこともなく快適。

メリット・デメリット

メリット

  • コスパ
  • 保温力高い
  • 防風性
  • ポケット3つの収納性

デメリット

  • 極軽量モデルではない
  • フード後ろのドローコードがない
  • 収納がかさ張る
  • ダウンが抜けやすい印象(モンベルのモデル全体の印象)
  • デザイン性

寝袋の軽量化にも

実際にはまだ使っていませんが、保温性のあるダウンパーカーは、上半身部分が寝袋のかわりとして使えます。冬は無いかもしれませんが、結構暑くて寝袋を頭まで被らないことってあるんですよね。

同じモンベルのハーフモデル。#1のモデルの場合、約300gの重さの違いがあります。大きさもコンパクトになるので、軽量化にもいいかも。

軽量の恩恵を最大限に生かすUL(ウルトラライト)アウトドアギアをはじめ、世界中から厳選した山道具を販売するお店です。実践…

ウルトラライト系のギアを扱うお店『ムーンライトギア』。ここでもキルト型の寝袋扱っています。このような型も理にかなっているのかなと個人的には思ったりします。

さいごに

今回はモンベルの静的インサレーション『パーマフロストダウンパーカ』を紹介しました。近年は蒸れにくく、適度な保温力を保ってくれる動的インサレーションが注目されますが、純粋な保温は大事ですね。

軽量化が好きなゆずですが、寒さを我慢できないものはできません!軽さ、軽さがかり言ってても、そこは自由でいいと思います。

パーマフロフトダウンパーカはかさ張りはするものの、防風性にも優れてコスパも良いです。冬山や日の出、星空観賞などで絶対的な保温力をお探しの方には、オススメ出来るモデルだと思います。ぜひ購入の参考にしてください。

mont-bellのレインウェア・ラウンドネックダウンジャケットに関しては下記を参照!

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