みなさん、こんにちはゆずです。
雪山って大変なイメージありますよね?山登り自体もそうですが、冬季通行止めでアクセスが限られたり、冬はバスとか、ロープウェイが運休になっていたりと3シーズンとはやや違い不便です。
アクセスも良く、行程も短い入門編の山を探して、白羽の矢が立ったのは長野県『美ヶ原』。自家用車ではない場合は、美ヶ原にあるホテルの宿泊と送迎が必要ですが、贅沢に1泊するのも、とても良かったです!
今回は美ヶ原登山を中心にご紹介していきます。
山本小屋ふる里館の宿泊に関してはこちら
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美ヶ原について
美ヶ原は日本百名山の1つですが、美ヶ原高原と言われるようにあまり『山』って感じはしないです。最高峰の王ヶ頭2034mがありますが、どちらかというと美ヶ原の魅力は、高原にあるだだっ広い地形にあると思います。
牧場で牛もいたり、高山植物、冬の雪原と四季折々の景色が味わえる素晴らしい場所です。
美ヶ原へのアクセス
3シーズンは松本駅から山本小屋ふるさと館前まで、路線バスが出ています。季節運行で曜日指定があったりしますが、アクセスはまずまずでしょう。冬のこの時期はバスが運休しているので注意。
- 自家用車
- 山本小屋ふるさと館 送迎車
- 美ヶ原高原ホテル山本小屋 送迎車
- 王ヶ頭ホテル 送迎車
この4つの方法のみとなります。ゆずは今回、山本小屋ふるさと館に宿泊して送迎を利用しました。ふるさと館の場合は『上諏訪駅からの送迎』となります。
美ヶ原のルート
3シーズンの場合は下からや美ヶ原自然保護センター側からの南・西側、など色々とありますが、冬の時期は基本的には1つ。
- 王ヶ頭の東側、山本小屋バス停がある方向から
この一択になることが多いです。一応下のキャンプ場から登ってくることはできますが、タクシーを使用することになるので、現実的にはないかと。
もう少し路線バスが通っててくれるといいんですが…。この辺は意外とバスが無いんだよな。
アクセス(公共交通機関使用)・行程
日時:2020年2月9-10日(日月)
コースタイム:山と高原地図参照
山本小屋ふるさと館→美しの塔→王ヶ頭→美しの塔→山本小屋ふるさと館
2時間10分(実際は雪道+写真・動画撮影+休憩で3時間30分)
私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。帰路の送迎車の時間はありますが、9時に出れば4時間ぐらいの余裕があるので、ゆったりと撮影しながら歩きました(最近はこんなのばっかりです)。
メンバー構成:2人パーティー
新宿から中央本線の特急あずさで『上諏訪駅』まで。そこからは送迎車で山本小屋ふるさと館へ。夕方は美しの塔で夕陽を見て、翌日朝から王ヶ頭ピストンするコースです。
今回の山行の金額
料金(新宿起点)
新宿駅 → 上諏訪駅
特急あずさ 指定席 |
5980円
4170円(お先にトクだ値) |
山本小屋ふるさと館 宿泊 | 1泊2食 15300円 |
上諏訪駅 → 新宿駅
特急あずさ 指定席 |
5980円
4170円(お先にトクだ値) |
合計 | 交通費 8340円(11960円)
宿泊費 15300円 合計:23640円 ※お先にトクだ値で買えれば、30-35%割引。今回は往復で3620円節約。 |
交通費の節約に関しては、こちらを参照。はやめに取っておけば3620円も節約出来ますよ!ランチやディナー、下山後の温泉の金額までカバーできるほど!
皆さん、こんにちはゆずです。 登山にハマってくると、遠くの山に行きたくなる事が多くなるはず。ただ遠くとなると、その地域に行くまでの交通費がかさみます。 在来線特急、新幹線だけではなく飛行機を使うこともあるでしょう。 今回はJR東日本が運営し[…]
今回の撮影機材
カメラ | OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら
DJI Osmo Action 紹介記事はこちら |
レンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら |
今回もいつもの相棒たちです。
山行記録
使用地図
※注意
この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!
トイレ情報
- 山本小屋ふるさと館
- 王ヶ頭ホテル内のトイレ(利用せず)
今回はトイレは2つ。行程はそこまで長くないので、朝にコーヒーをがぶ飲みしなければ大丈夫だと思います。一応、王ヶ頭ホテルはありますが、冬装備は外すの面倒で帰路の送迎車の時間もあったので、今回は寄っていません。
ちなみに山本小屋ふるさと館のトイレは綺麗です。
- ※山本小屋ふるさと館男性トイレの画像
山本小屋ふるさと館まで
※今回の山行では12本アイゼンは使用していません。山本小屋ふるさと館で『スノーシュー』『ストック』を宿泊者は無料でレンタルできるので、スノーシューを利用しています。
夕日に染まる美しの塔と雪原
美しの塔までは、宿のイベントとして雪上車を出してくれます。今回はなかなか乗れる機会もない雪上車に乗りたかったので乗りましたが、徒歩でも20〜30分ほどで行けます。
ただ踏み固められているので、凍結での転倒は要注意です。登山メインじゃない人も来れますが、防寒着だけはしっかりとお願いします。冗談じゃなく寒いので。
ちなみにyoutubeでの動画も作ってみました。
朝日に染まるアルプス
朝日も見れるかなーと頑張ったのですが、朝寝坊しました。この項目の写真は同行者に写真を提供してもらいました。
朝日は上がる前が1番赤いですよね。凄まじい赤さ。
そしてこの赤さは雲があると、より際立ちます。
カップル?と朝日。素晴らしい写真です。
そしてこのアルプスの雪肌…!!鳥肌が立ってきますね。こう見ると朝は晴れていたなと、後悔しています。
山本小屋ふるさと館から王ヶ頭まで
さいごに
今回は冬に染まる美ヶ原をご紹介しました。小屋はもうホテルレベルですし、王ヶ頭までの道のりもそこまで過酷なところはないです。スノーシュー、ストックのレンタルも出来て、冬装備もそこまで大層なものは必要ない。
これぞ、雪山入門編として相応しい山ではないでしょうか!
当然、標高2000mの高い山なので気温は氷点下まで落ちます。平坦な場所がゆえに、吹雪になると道しるべになるものが無いので、迷いやすいという恐怖も当然あります。
ただその時は牛伏山か、小屋でゆっくり出来るという切り替えの良さも魅力。
ぜひ美ヶ原の冬の絶景を味わってもらえればうれしいです!