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冬の山歩き初心者に日光戦場ヶ原がおすすめ!野鳥撮影やツアーなどでも人気の場所です。

皆さんこんにちは、ゆずです。

先日、冬の日光に山登りに行きました。冬の戦場ヶ原は冬が多くても歩きやすく、公共交通機関も発達しており、レンタルやツアーなども豊富。

がっつりとした冬靴などが無くても3シーズン用の装備に少しプラスすることで、冬の山旅を楽しめます。標高差もなく、人の出入りも多いほうなので、冬の登山を楽しみたい初心者向けの良い場所だと思います。

ゆず的には登山だけではなく、野鳥も多くいたので野鳥撮影にも向いており、周辺の温泉施設も栄えているので泊まりで楽しむことをオススメします!!

  • 冬の戦場ヶ原は人の出入りも多く、道も分かりやすいほうなので、冬の登山をしたい初心者にはオススメ。ただ‐10℃近くの寒さになるので、防寒着やチェーンスパイクなどの最低限の装備は必要
  • 中禅寺温泉、湯元温泉など温泉地までの公共交通機関が充実しており、フリーパスも利用すると非常に動きやすい。バスの本数や時間も充実している方
  • 東武鉄道の乗車料金は株主優待乗車証を利用して安く、路線バスのフリーパスは宿泊することで冬の時期は半額に出来るので、非常にオススメ
  • 色は少ないものの、冬の戦場ヶ原は無機質な冷たい感じがまた格別。寒い自然の環境でも野鳥たちにも多く会えるので、野鳥撮影に興味があるか方にも良い
  • ウソ♂のオレンジ色のほっぺが最強!!

行程

日時:2023年2月16日

コースタイム:戦場ヶ原赤沼バス停〜光徳入口バス停:夏道は1時間半(実際は3時間半)

メンバー構成:2人パーティー

前日の登山でやや疲労が残ったゆずは、同行者と相談して戦場ヶ原のまったり散策に変更。帰るバスの関係で、歩く時間を調整しました。本当は湯滝まで行く予定が、野鳥撮影に時間がかかってしまい、バス停を1つ前に変更しました。

アクセス

東武日光駅、JR日光駅から路線バスを利用。赤沼までは約1時間10分ほどで到着します。バスも1時間に2本とかあり、終バスも遅めなので、公共交通機関は恵まれている方だと思います。

各日光駅へは特急を利用することが多いでしょう。特急リバティ、けごんなどを使って快適に移動できます。

今回の山行の金額

料金(都内起点)

浅草 → 東武日光(特急利用) 2750円(特急1360円)
東武日光駅 → 赤沼バス停 1700円
片道 合計4450円

ここでフリーパスや株主優待乗車証を利用すると安くすることが出来ます。

  • 浅草〜東武日光駅の乗車券 → 1390円を約800円に
  • 湯元温泉フリーパス → 2日で3500円乗り放題

東武株主優待乗車証を金券ショップで800円程度で入力出来れば、往復1200円ほど安くできます!!

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湯元温泉フリーパスに関しては赤沼バス停往復だと元は取れませんが、宿泊で湯元温泉に移動したり、今回のように湯滝や光徳入り口バス停に行くだけでも良いと思います。

ちなみにゆずは中禅寺温泉か湯元温泉の対象宿に宿泊することで手に入る冬期割引フリーパスを購入しました。値段は何と半額の1750円!! 事前に宿に連絡したり、ひと手間かかりますが、これもオススメ!2023年3月31日まで利用できますよ!

冬期割引フリーパス半額、東武株主優待乗車証で1200円引きと公共交通機関節約の参考になればと思います!

今回の撮影機材

カメラ FUJIFILM X-H2 紹介ブログ
レンズ TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
サイズ 1200 × 800に圧縮
jpeg 撮って出し(基本Provia)

2023年から使い始めた愛機、FUJIFILMのX-H2。一本で野鳥までも撮れるように用意した高倍率ズームレンズですが、今回の戦場ヶ原でいい感じに活躍しました!

X-H2に搭載された鳥認識オートフォーカスのおかげで、動き回る鳥に対してもピントが合いやすくなりました!今まで鳥認識機能が無いカメラを使用していたので、それに比べるとかなり楽。非常に助かりました。

山行の記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください。

今回のコースにトイレは1つ。

赤沼バス停に冬期でも使用できるトイレがあります。一応湯滝まで歩く場合は湯滝周辺の駐車場にトイレ情報はありました。実際には確認出来ていないので、冬期開放情報は確認してください。

・赤沼バス停のトイレ。立派な造りをしています!

※クリックでが見られます。水洗トイレ

水洗トイレ完備。

東武日光駅〜赤沼バス停まで

おはようございます。早速ですが、特急けごんに乗りやってきました東武日光駅。このスペーシアの車両も今年の夏辺りから新型のスペーシアXに変わっていくとのこと。

余談ですが、今回は個室利用をして優雅に行きました。個室の電車、結構良かった!

戦場ヶ原に向かったのは2日目です。1日目は別の山に登って中禅寺温泉に宿泊するので、湯本温泉フリーパスの冬季割引を利用しました。

駅中の東武日光駅ツーリストセンター内のバス乗車券売り場で買えます。ちょっと並んだので、目的のバスの時間はギリギリにはしないほうが良いかと思います。

ちなみに宿泊した温泉旅館は中禅寺湖湖畔沿いにある『旅館なごみ』です。日光駅近くや中禅寺湖近くにある山の下山後に利用しやすい立地だと思います。

バスに乗り、戦場ヶ原赤沼バス停に到着。

赤沼バス停~戦場ヶ原~光徳入口バス停まで

気温は-7.5°c。気温計が服の近くだったので、もう少し寒かったです。結構風も吹いていたので、開けた場所はより寒く感じました。

戦場ヶ原周辺で見られる野鳥の一覧が載っていて、これからどんな野鳥に会えるか楽しみにしつつ向かいました。

今回の行動中はチェーンスパイクのみで問題ありませんでした。人がたくさん入っていることもあり、基本雪は締まっています。ルートから外れる場合は膝ぐらいまで踏み抜いたりするので、少し注意。

少し進むと男体山方面の展望が優れた広場に出ます。

左の方に目を向けると太郎山方面の展望。別の時期にも来たことがありますが、だいぶ景色は違いますね。

極寒の中、一生懸命に咲く?生える?実の生命力を感じます。

冬に見られる雪のかまぼこ。石の上だと雪饅頭ですね。

開けた場所から少し離れ、戦場ヶ原の樹林帯の中を歩きます。中禅寺湖まで流れる湯川の脇をひたすらに上流に登っていく。

うっすらと氷が張る部分はありますが、水は凍ることなくゆっくりと流れています。

そんな極寒の水の中を優雅に泳ぐカルガモの夫婦。他の野鳥にも会いましたが、変温動物と分かりながらも本当に寒くないのか疑ってしまいます。

立ち枯れの木のような、雪の雪原の中に佇む木の雰囲気がとても好きになりました。花や紅葉の時期も素晴らしいものですが、この無機質な感じも自然って感じで好きです。

色とりどりの四季も良いですが、白黒のような色の少ない冬の景色も良い。

餌も少ない中、ちょっとでも生えている実を食べようと野鳥が飛び回っております。おそらくコガラです。

普段は木の上にいることが多い気がしますが、雪の上で啄んでますね。

雪の上だけでなく木の上にある木の実も啄んでいる姿も見れました。

さてさてここからは今回ゆずのハイライト。ウソの群れが突然前に現れました!

ただただウソの写真ばかりですみません。このオレンジ色のほっぺをしたウソが、おそらくズミの実をもぐもぐしているのが可愛いのなんの…!たまりません!!

−10℃いかないぐらいの強風の寒い中、手の感覚が無くなっていくのを感じながらカメラを構えていましたが後悔はなし!

ベンチもありますが、風があり寒すぎて休憩どころではありません。

風が強い場所なのか雪が風で飛び、木道が露出してますね。

ウソの群れに別れを告げ、冷えた水が流れる川の森に戻ります。

ここよーく見ると橋なんですけど、橋の上の雪の量が凄いことになってますよね。

時間の関係で湯滝には行かずに、光徳入口バス停に向かうため、また戦場ヶ原を通ります。

雪にはなってますが、木道の形がうっすら見えて、歩くと雪がしっかり締まっているので迷いはないですね。この辺は別の時期にも是非とも来てみたい。

車道との合流地点に来ましたが、ちょうどツアー団体と当たったのか、すごい量の人が居ました!この人数と被らなくて良かった…。

平日ですが、戦場ヶ原の人気具合が分かりますね。

さてあとは地味に道路脇が凍結していて、滑りそうで怖い道をバス停まで歩きましょう。

光徳入口バス停に到着。大体1時間に2本ぐらいあるので助かりました。フリーパスなので、どこで乗っても料金が変わりないのが大変助かります!

お疲れ様でした。あとは昼ご飯を東武日光駅周辺で食べて終わりです。行きはいかにも路線バス座席でしたが、帰りのバスは高速バスタイプだったので、座席が非常に座りやすかった。

リクライニングも出来るので、快適に駅まで乗ることが出来ました。この手の路線バスにとても感謝します!!本音を言うと全部このタイプにしてほしいぐらい…。

さいごに

今回は冬の戦場ヶ原をご紹介しました。ゆるハイクのイメージだった戦場ヶ原散策は道的には迷う部分がほとんどないですが、やはり高原の冬だけあり、防寒対策は必須。

川沿いと戦場ヶ原の草原地帯の景色が別々で見れて良かったです。そして何よりも野鳥も多く会えたのが最高!!

ズミの実を食べるウソのオレンジほっぺの破壊力は抜群で、今でも知人や同行者に見せたり、見返したりしています。

四季に色々な景色を見せてくれる戦場ヶ原に、とても満足できた山旅となりました!

それでは皆さん、良い山旅を!

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