皆さんこんにちは、ゆずです。
秀麗富岳シリーズはこれで10個目。ついに終盤になってきました。秀麗富岳自体は今回の『お伊勢山』以外にまだ三座残っていますが、写真がほとんど残っておらず…。
ゆずはお伊勢山で秀麗富岳十二景の山はすべて行ったことになります。日本百名山がありますが、先が長いので、この様にそこまで頑張らなくてもすべて行けるような山は、良いと思います。全部行ったと思ったら、凄く充実した気分になりました。
そんなお伊勢山は1時間程度で行けるのですが、ゆったりとホットサンドを食し、最後の秀麗富岳をゆったりと堪能してきました。
今回のコースのまとめ
- コースタイムは1時間程度、家族連れ・ゆるゆる登山にもってこい
- 電車・バスでアクセス可
- 富士山はとても綺麗に見える
- 休憩ポイントも多め
- 山中にはトイレもあり、長時間の滞在にもオススメ
秀麗富嶽十二景に関連したものがある山
シリーズ恒例の山梨県大月市の秀麗富嶽ですが、お伊勢山は秀麗富岳十二景のNo8に選定されています。お隣の岩殿山と同じナンバーです。
別名として『真木お伊勢山』という地名の名前の入ったものとして、呼ばれるようです。
ナンバー的には特別感はありませんが、撮影に貢献された写真家さんの顕影碑や秀麗富岳神社など、秀麗富岳に関連したものが沢山あります。個人的には1時間程度の山でしたが、今までの秀麗富岳十二景に登った山々を思い出すことが出来て、非常に満足でした。
大月市・秀麗富嶽十二景が選定され、4年に公布されました。この十二景は大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したものです。
引用:大月市ホームページ
お伊勢山の印象
標高550mと低く、正直山登りというよりも遠足のような感じ。岩殿山と一緒に行くなど、お伊勢山単体で行くことはほとんど考えていませんでした。
山の難易度的にはその通りで、子供連れやゆるゆるな登山として行くのがベストだと思います。人によっては登山というレベルではないという方も居そうですが、このような山も必要です。
お弁当を広げて家族とゆっくりと、友人たちと一緒にしゃべりながらまったりと、そんな山だと、ゆずは思います。
シーズンは春?いや秋も良いね!
このお伊勢山、実は桜が沢山あることで有名です。(ゆずは知りませんでした…)
その数3000本と圧巻であり、さくら祭りが企画されているほど。実際に満開の桜と富士山の絶景はゆずもぜひとも見てみたい!!
ただそんな時期には人もたくさん来るので、静かな山を希望される方は、今回のような紅葉時期付近が涼しく、空気が澄んで富士山が綺麗に見えるので、おすすめです。
山梨県大月市観光協会のホームページです。Otsuki City Yamanashi Tourism Informatio…
アクセス(公共交通機関使用)・行程
日時:2019年11月12日
コースタイム:1時間ほど(実際にかかった時間は2:30ほど)。
メンバー構成:2人パーティー
私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。今回は富士山をゆっくりと眺め、ホットサンドを食べたりと、景色や山ご飯を十分に楽しみました。
行程
JR大月駅で下車。大月から出るハマイバ前行きのバスに乗って『上真木バス停』で下車。神社の階段を登って、お伊勢山へ。来た道は戻らずに南に南下、山道を下って『辻バス停』から大月行きのバスに乗って、今回の登山は終了です。
今回の山行の金額
料金(新宿起点)
新宿駅 → 大月駅 | 1340円 |
大月駅 → 上真木バス停 | 340円 |
辻バス停 → 大月駅 | 340円 |
大月駅 → 新宿駅 | 1340円 |
合計 | 3360円 |
細かいものですが、青春18切符の一回分であれば、約2410円で使える計算なので、270円ほど安くなります。
使う人によって、もっと遠い場所にお住まいならその分安くなりますので、確認してみて下さい。
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今回の撮影機材
カメラ | OLYMPUS OM-D E-M1 |
レンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO |
縦走の山行記録
※注意
この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!
ただこのお伊勢山の登山道は、山と高原地図にはほとんど詳細が載っていないのです。私は国土地理院の地図で行っています。
道中にあった『真木お伊勢山 五福参り』の看板にそったものが、一番わかりやすそう。辻バス停から神社をめぐり、お伊勢山に向かうもの。
今回は真ん中の上真木大神社の所から入山してます。上真木バス停はこのすぐ北側。
トイレ情報
- 大月駅前の公衆トイレ
- お伊勢山の途中の公衆トイレ(男女別でまずまず綺麗なトイレ)
トイレは最寄りの駅がある以外は、山の中にあります。お伊勢山山頂にはありませんが、途中にあります。富士山が眺められる場所からもトイレが近いので、長時間の滞在も良いと思います。
『トイレットペーパーは盗難されるので置いていません』と注意書きがありますが、一応置いてました。ただ置いてない可能性もあるので、持参されるのがよろしいかと。
行程
秀麗富岳十二景ではおなじみ大月駅へ!
毎回思うのですが、温泉施設が駅前にあれば完璧だと思うんです。ただ掘ったみたけど温泉が出なかったという噂を聞いたことがあります。非常に残念。
秀麗富岳でもしかしたら一番有名かもしれない『岩殿山』。大月オリジナルキャラクターにまでなっていました。IWADONO☆が彫られた『いわどん』です。
こちらは埼玉秩父にある武甲山をモチーフにしていると思う『ブコーさん』。なんか『いわどん』と同じ匂いがしまね。カワイイだんべ。
さてバスに乗って、上真木バス停に到着。じつはバス停からもう富士山がこんにちはしています。ですがさらなる絶景を求めて、このまま真っすぐ来た道を戻ります。
道路を南下して上真木 大神社入口。公園になっているのか、奥にある鳥居まで進んでいくと、滑り台があります。
滑り台横を通り過ぎて、ここが大神社入口。
長い長い階段を登っていきます。登山慣れしている人ならそこまで苦になりませんが、慣れてない方はゆっくりと登ってください。途中にはベンチも用意されていますよ。
ここまで登ってくれば、神社は目の前。紅葉は少ないですが、所々紅葉しているので、秋を感じますね。
天照皇太神 大神宮本殿、到着です。ここは『商売繁盛』『家内安全』『五穀豊穣』のご利益があるとのこと。
思った以上に綺麗なところですね!狛犬が我々を迎えてくれます。
すぐ横に案内板があります。『富士山・桜・五福参り』この3点がこのお伊勢山の良いところなのでしょうね。秀麗富岳十二景の中でも、だいぶ観光に力が入っている場所だと思います。
そしてここがお手洗い。ベンチもあり、休憩にも適しています。ちなみにもう右側には富士山がバーンとそびえています。
トイレとは反対側に進むと、お伊勢山方面。杉が多いのでこの辺は緑の道です。ちょっと電柱に違和感を感じますが、気にせず行きましょう。
ここは火伏せの神『愛宕神社』。五福の内の1つです。ここも比較的建物が新しいですね。
道中の案内は完璧。迷うことはないと思います。山頂まであと150m!
お疲れ様です。お伊勢山山頂に登頂です。なんかベンチもあるし公園って感じ。
山頂には秀麗富岳に関連したものがたくさんあります。この秀麗富岳神社のその1つ。無事に秀麗富岳すべて回ることが出来たことを、感謝しました。
お伊勢山までこんなにも立派な表札があります。秀麗富岳十二景 8番山頂です。
この秀麗富岳十二景に大きく貢献したとされる白旗史郎先生です。平成2年からこの秀麗富岳十二景の撮影を行ったようです。
猿橋の大月市郷土資料館の1階に、白旗先生が撮った秀麗富岳十二景が展示されているようです。
※白旗先生は2019年11月30日に亡くなったようです。秀麗富嶽十二景の楽しみをありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
そしてこれが、お伊勢山から撮ったゆずの秀麗富岳の景色。ま、それほどのものじゃないですけど、こんな手ごろな山から綺麗に見えるので、見事なものです。
個人的には写真にここまで民家が写るのは秀麗富岳十二景では珍しいかも。
こちらは大神社の狛犬で、富士を見守る狛犬ってな感じで撮影しました。
そしてトイレ前を過ぎて、奥の方にベンチがあるので、そこでランチタイム。富士山が目の前に見える絶景のポジションで、トイレまで徒歩3分ほどと好立地!
今回のご飯はホットサンド。普段の時間にゆとりがない行程だと、ホットサンドはなかなか出来ないのが悩み。バウルーのダブルタイプを使ってクッキングです。
んー、こんがりと焼けましたね!
食パンから具材を挟んで食べるのも良いですが、時短のためにはサンドイッチや総菜パンをそのままサンドするのも良いですよ!今回はカツサンドをホットサンドで焼きました。
アルミホイルに包んで、富士山に乾杯。いただきます!…言うまでもないが、美味い!!!
カツサンドを食べたあとは、紅茶を飲んだり、ボーっと富士山を眺めたり、1時間ぐらいまったり。名残惜しいですが、下山です。
ここは学問の神様『天満宮』。後ろには二宮金次郎さんが本読んでます。山の中まで勤勉ですね!
南側に南下すると、このように開けた斜面を下ります。この辺りが真木の桜祭りで有名な場所のようで、前述したように3000本の桜が見られるようです。
混んでそうですが、桜の季節にまた来たいですね!
斜面を10分ほど下れば、もう民家の近く。
ここは子授かりの神『根神神社』。どうでもいいことかもしれませんが、鳥居低くありません!?
根伸神社から5分ほど下ると、もう車道に出てきます。辻バス停から登るときはこちらを目印にして登ってください。
昼の静かな民家を抜けて…
さいごに
みなさん、こんにちはゆずです。 先日、秀麗富岳十二景をすべて踏破して1つの区切りを迎えました。実際に登っていて苦労したのはアクセスだけではありません。 登山した後は、冷えた体を暖める、汗だくの体をさっぱりさせるためにお風呂に入ります。今回は[…]