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【秀麗富嶽十二景】‎駅から登れるお手軽な高畑山・倉岳山

皆さんこんにちは、ゆずです。

秀麗富岳シリーズもはやいもので後半戦、7つ目に突入しました。2月は低山とはいえ、場所によっては雪も降ります。今回は降った雪が凍っている場所があり、軽アイゼンが必要でした。

とはいえ秀麗富岳を登っている時は、概ね冬の時期に行っていますね。お守りとして、軽アイゼンを持っていれば、澄んだ良い景色が見られます。

今回の秀麗富岳は高畑山と倉岳山を一緒に登り、駅から駅へ縦走するコースです。バスも使うこともないので、時間をコントロールしやすく、行きやすいのが特徴です。

高畑山・倉岳山とは

高畑山・倉岳山は、山梨県大月市が選定している秀麗富岳十二景のNo9に選定されています。

大月市・秀麗富嶽十二景が選定され、4年に公布されました。この十二景は大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したものです。

引用:大月市ホームページ

やはり何個かの肩書があり【山梨百名山】【都留市二十一秀峰】

『高畑山』は『都留市二十一秀峰にも選ばれています。都留市・大月に認められた山です。
『倉岳山』は都留市には属していないので、認定されず。そのかわり『山梨百名山』にも選ばれています。むしろ山梨県内全体の1つに選ばれるわけですよね、素晴らしい。

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2018‎年‎2月12日

コースタイム:5時間ぐらい(実際にかかった時間は6時間30分ほど)。

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。途中カップラーメンやぼんやりしている時間を入れていたので、かなりのんびりになってしまいました。

メンバー構成:4人パーティー

図を入れる

今回はJR中央本線『鳥沢駅』で下車。そこから車道歩きをして、『高畑山山頂』に向かいます。その後は、天神山を経てもう一つの秀麗富岳の『倉岳山』に向かいます。

あとは立野峠で北に下れば、梁川駅まで直接歩いて下山です。

下山後は藤野駅で下車して、いつもお世話になっている入浴施設『藤野やまなみ温泉』で冷えた体を温めて、焼き肉でフィニッシュです!

今回の山行の金額

料金(新宿起点)

新宿 → 鳥沢駅 1320円
梁川駅 → 新宿 1140円
藤野やまなみ温泉 3時間 700円
合計 (交通費2360円+温泉700円)3060円

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D EM-1
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

縦走の山行記録

※注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

今回の出発点、鳥沢駅に到着です。2月はとても寒いですが、よくある行きの電車の中が寒かったりする。
今日は青空、富士山が綺麗に見えそうです。トイレをすませて、いざ出発です。
駅から登山口まで歩いて30分ほど。住宅街を歩き、橋を渡り、標識を頼りに歩きます。
寒い日々が続きますが、季節は2月。梅が徐々に咲いています。
貯水池の横を通って、登山道に到着です。今回は登山口から雪が現れます。一部は凍結して、つるつる滑ります。登れるけど、滑って下れないことにならないように軽アイゼンは持っていきましょう!
高畑山までは雪が残る斜面を登ります。軽アイゼンがきいて凍結していても安心です。凍ってないところは、雪を踏むサクサク音がするため、たまりません。
そんな雪の道を歩くと、秀麗富岳九番山頂の『高畑山』到着しました。見慣れた茶色の看板、安心します。
残念ながら、この時は富士山に雲がかかってしまいます。隣の山脈が雪に染まるのも、この時期の楽しみ。倉岳山に期待します!!
途中、天神山を通り過ぎます。何となく天神とか神楽とか、山の名前に多い気がします。
そんな天神山ですが、意外にも北側の展望が優れます。向かいの山脈はまだご紹介していない、秀麗富岳の扇山、百蔵山です。
高畑山、倉岳山の間の穴路峠です。鳥沢から直接ここにも登れます。2つを繋げるなら、ここから登ることは少ないかと思います。一応、エスケープルートや、高畑山周回に使えますね。
なるほど峠道の文化ですか、以前は町と町を結んでいた生活路だつたのですね。山登りは頂上を目指すことが多いですが、このような鞍部、峠のことに注目にしてみると歴史を感じられます。
このように看板などで提示してくれると、とてもタメになります。
峠の歴史を勉強して、倉岳山に向かいます。穴路峠から登ること30分ほど。山頂前の平らなところに出れば、山頂は目前。
それにしてもここは『オクビ』というのですね、どうような意味なのでしょうか?気になります。
標高990mの倉岳山に到着です。比較的広い山頂で、標識も『秀麗富岳十二景』『山梨百名山』と2つも用意されています。山梨だけの百名山にここまで立派な標識が用意されているのはすごいですよね。
そして見えました、秀麗富岳の名にふさわしく立派な富士山です。雲も外れてうれしい限り。やっぱり雪化粧の富士はかっこいいですね。
山頂からは北側の山脈も綺麗に見渡せます。
山頂をあとにして、東側に下ります。30分ほど下ると、梁川駅への分岐の立野峠に到着します。交通の要ですね、とても立派な案内標です。あとはひたすら下ります。
尾根は日が当たっていたので、雪が解けていましたが、北側の谷は雪ですね。北斜面は日が当たらないので、この時期は北斜面の雪に注意です。
しかし雪があると遊んでしまうもの。小型の雪だるまが完成。下で紹介する水場で、雪だるま君が乗っているベンチがあります。
山と高原地図にも記載されている水場です。2本のパイプが出ていますが、水量は少なめで枯れることもありそうな水場です。
水場の川では、美しい氷の造形がみられました。つららみたいな、立派なものはありませんが、この様なふとしたものが楽しいですね!
先ほどの峠の道の看板といい、ここは歴史をしっかりと勉強させてくれます。明治天皇様が残してくれたもの、このブログを書いている時は平成ですが、もうすぐ令和になります。
少しでも多くのことを覚えていたいですね。
そんなこんなで車道に降りてきました。なんかどんどん天気が良くなってますね。百蔵山・扇山の山脈が美しいです。
不思議ですが、登り終えたばかりなのに、次は見えるあの山に登りたいな!などと思っていることが多い、ゆずです。
車道を20分ほど歩いて、梁川駅に到着。看板もですが、とてもシャレた駅舎でした。

今回の温泉(藤野やまなみ温泉)

下山後は秀麗富岳の山ではおなじみ、藤野駅にある『やまなみ温泉』で入浴。

やまなみ温泉はpH9.0のアルカリ温泉。源泉が36.0℃であり、加熱はしているかと思います。一汗流して、まったりと帰路につきます。

今回は高畑山~倉岳山の縦走をご紹介しました。

バスも使わずに登れるのは、やはりコントロールしやすい。標高もそこまで高くないので、縦走しなくても単体で登れば良い入門の山ですよ。

中央線沿線で悩まれている場合は、こちらの山を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

 

秀麗富岳の登山後にオススメな温泉・銭湯を紹介しています。
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