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【奥鬼怒】雪の奥鬼怒歩道を歩いてしか行けない温泉旅館。冬の日光澤温泉とノシ滝の氷瀑!

みなさん、こんにちはゆずです。

今回は栃木県鬼怒川の上流に位置する『奥鬼怒』にある温泉宿『日光澤温泉』に宿泊してきました。

2019年2月に同じ奥鬼怒にある『加仁湯』に宿泊して、奥鬼怒の宿に魅了されました。今回はその第2弾です。同じ雪の時期に奥鬼怒歩道を歩いて、日光澤温泉を目指しました。

日光澤温泉を堪能後、宿から雪道を往復30分ほどで行ける氷瀑スポット『ノシ滝』を宿の方に紹介してもらったので、氷瀑していたノシ滝のこともご紹介していきます。

※今回の記事は分かりやすく動画も作成しています。一番下にYouTube動画を埋め込んでいますので、よければご覧ください。

奥鬼怒歩道の様子は、加仁湯の記事と動画を参照ください。

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奥鬼怒温泉郷について

前回の記事でも触れていますが、簡単に…。

奥鬼怒温泉郷は、4つの温泉宿で構成されており、別名で奥鬼怒四湯と言われます。そして源泉をそれぞれ別で持っており、各旅館の温泉の雰囲気、性質がバラバラなのは素晴らしい。

その四湯は下記の4つ。時期を変えてリピートしたり、同じ時期に別の旅館に泊まってみたい!

  • 加仁湯
  • 日光澤温泉
  • 手白澤温泉
  • 八丁の湯

各旅館への送迎ついて

ここもおさらいです。
温泉の性質や雰囲気はそれぞれ個性があるので、良し悪しはありません。しかし大事な注意点が1つあります。それは宿の送迎です。
最寄りのバス停『女夫渕バス停』まで路面バスで移動して、さらに宿の送迎車で宿まで向かうのですが、加仁湯・八丁の湯のみしか送迎してくれません。。日光澤温泉、手白澤温泉は送迎が無く、歩いていく必要があります
送迎区間は道路が通っていますが、自家用車は入れないので、自家用車の方も同様に送迎車を利用する必要があります

日光澤温泉の特徴

各旅館はそれぞれ特徴があると述べましたが、日光澤温泉の特徴、魅力をゆずが考えるとすると
  • 山小屋のような、秘湯の宿
  • 透明と硫黄の白濁した2種類の源泉を楽しめる
  • 犬が可愛らしい!!
この3点ですね。当然、宿泊した後もこの魅力は変わらずに、むしろ温泉にいたっては激熱ではないので、ゆったりとした時間を楽しめたので
  • 37-40℃程度のぬる湯天国
という点を追加しましょう。

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2020年1月14-15日

コースタイム:

 女夫渕→日光澤温泉 2時間00分(実際は雪道+写真・動画撮影で3時間)

 日光澤温泉→ノシ滝→女夫渕 2時間10分(実際は雪道+写真・動画撮影で4時間)

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。今回はコースタイムも短いので、雪道を楽しんだり、写真・動画撮影をしていたので時間はオーバー気味です。

メンバー構成:2人パーティー

鬼怒川温泉駅まで東武線で移動。鬼怒川温泉駅に到着後、さらに1時間40分と長いバスに揺られ、登山口『女夫渕バス停』へ。そこからは奥鬼怒歩道を徒歩で行きます。

日光澤温泉で一泊後、氷瀑したノシ滝を見に行き、再度奥鬼怒歩道を歩いて、女夫渕まで戻ります。鬼怒川温泉駅でランチを食べて帰宅です。

今回の山行の金額

料金(東京起点)

東京駅 → 北千住駅 220円
北千住駅 → 鬼怒川温泉駅

特急利用

1360円 → 約800円まで節約可!

特急料金:1340円

鬼怒川温泉バス停 → 女夫渕バス停 1540円
女夫渕バス停 → 鬼怒川温泉バス停 1540円
鬼怒川温泉駅 → 北千住駅

特急利用

1360円 → 約800円まで節約可!

特急料金:1340円

北千住駅 → 東京駅 220円
宿泊 日光澤温泉宿泊(朝夕付き) 平日2人料金 税込み9570円

暖房費 600円(2人なので1人300円と計算)

入湯税150円

合計 1人 10020円

合計 (交通費8920円+宿泊費10020円) 18940円

※交通費8920円は7800円ぐらいに値引き可!

交通費の節約に関しては、こちらを参照。東武線の交通費が浮かせられますよ!

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今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D EM-1 紹介記事ははこちら

DJI Osmo Action  紹介記事はこちら

レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら

年末に購入したアクションカメラ『Osmo Action』。2020年は動画にも力を入れていこうかと。写真だけでは伝わらない臨場感を動画で記録に残せればと思っています。

山行記録

今回は奥鬼怒歩道を歩き終わって、加仁湯前からお送りします。

ちなみに今回の行程はチェーンスパイクで行けました。雪の状態見て進みましょう。

1年前に比べると、雪はまだ少ない印象ですね。

ちなみにこちらが2019年2月。雪の量はだいぶ違いますね。2020年は暖冬です。

日光澤温泉はまだ先。加仁湯の横を通ると、左に登る坂道が出てきます。ここを進みます。

先を進むと車道を進みます。道的には一本道なので迷うことはないと思います。そしてこの時フードがずれていた様で、四隅がケラレてしまっています。すみません。

加仁湯から15分ほど歩くと、日光澤温泉到着。この写真もケラレていて、すみません。

日光澤温泉到着

木造の味わいある建物。歩いてしか行けない宿、到着です。
中はこのような感じ。
ビールやおかし、そして自動販売機もあります。
受付にはこんなサインも。グレートトラバース3で田中陽希さんが泊まったようです。
談話室には薪ストーブ
談話室内には本も多いです。山奥だからか、やはり山関係の雑誌が多い。
洗面台からはお湯のかわりに温泉が出ていました(硫黄の臭いしていたので多分)。
部屋は感じです。部屋にはコタツとストーブがあり、暖かいです。
お茶菓子とお茶、ポッドで貯めるタイプですがお湯あります。

温泉

日光澤温泉には内湯2つ、露天風呂2つがあります。

露天風呂は混浴19~21時のみ女性専用時間となります。同時刻には内湯も男女で交換となります。

  • 19~21時:女性は露天、男性内湯だった場所に入れます。男性は女性内湯のみ入れます。
  • 日帰り入浴は露天のみ。つまりは混浴のみ
  • シャワーはなく、カランのみ
ドライヤーは宿の人にいうと借りられます。
風呂場には階段を下りていく必要があります
宿泊者限定の内湯。19~21時は入れ替わります。
内風呂(男)
温度:44.9℃(実際は40-41℃ぐらい)
湧出量:7.8 L/min
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉
内風呂(女)
温度:71.4℃(ここは熱い。水で埋めないと入れません)
湧出量:2.6 L/min
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
露天風呂(上)
温度:42.9℃(実際は40-41℃ぐらい)
湧出量:39.2 L/min
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
露天風呂(下)
温度:40.4℃(手前39℃、奥37℃ぐらい)
湧出量:10.9 L/min
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉
日帰りの人が使う脱衣所。男女共有。

トイレ

建てものにトイレは1つ
トイレの写真。気になる方のみ開いてください。トイレは水洗で綺麗です
小便器
水洗、暖かい洋式便座。この辺は山小屋とはけた違いで綺麗

日光澤温泉の犬について(犬成分多めでお送りします)

温泉宿にはチャング、わらび、サンボの3匹の柴犬がいます
今回はサンボのみ出勤中
夜行性だそうで、寝ているサンボ
夕食中に起きだしたサンボ
めちゃくちゃ可愛いサンボ
お座りサンボ
2日目朝に店主に起こされ眠そうな、お見送りサンボ。
たそがれサンボ
出発を見守るサンボ

食事

夕食。天ぷらも川魚もうまい。こんな山奥で食べられるなら良いですね。
追加料理やお酒。イワナの刺身が美味しいとの前評判でしたが、忘れました。
朝食。十分な美味しさ。
今回は2組宿泊だったので、食事は談話室。
宿泊者が多い時はこの食堂でご飯を食べるようです。

日光澤温泉~氷瀑のノシ滝へ

サンボに見送られ、ノシ滝に向かいます。

ノシ滝は山と高原地図でいうと『丸沼分岐』の少し前にあります。日光澤温泉の入り口からすぐに建物の下を通っていく場所があります。上の方には鬼怒沼、根名草山方面と書いてます。

実際に取ったログ(赤い線)です。余談ですが『ジオグラフィカ』というアプリを使用しています。丸沼分岐前の北側に伸びてる川、そこにノシ滝があります丸沼分岐まで行くと、行きすぎなのでご注意を。

日光澤温泉の下を通っていくと、日光澤温泉全体を見下ろす場所まで登ります。ちなみに行くのは、鬼怒沼方面ですのでお間違いないよう。

これも地図に載っている『筬音橋』。

橋を渡ると、川沿いをずっと登っていくのですが、ややトラバース気味に進みます。ここからは完全に山道なので、奥鬼怒歩道よりは雪も深く斜面もややあるので、注意して進みます。

このように岩がたくさん出てくる場所に出ます。ここに川が右から流れているのですが、雪に埋まっているので見えません。

しかしこの右に滝があるので、道を見つつ進んでください

実際には先ほどの岩場から滝は見えます。近づいていくと、見事な氷瀑した滝が見られます。滝の真下まで行けますが、積もっている雪の下の川に注意してくださいね。

真下からの氷瀑は絶景の大迫力。

おー!!自分で撮った写真だけど。迫力あるな。ここまでの氷瀑見たことなかったので、見事でしたよ。

あとは来た道を歩いて、女夫淵まで戻ります。今回の旅はここで終了。

その他

  • 宿はUQモバイル(auもおそらく)は波は繋がりません。docomoはOKでした。
  • トイレは『女夫淵バス停』『八丁の湯』『加仁湯』『日光澤温泉』の各場所にあります。
  • 予約は直接電話です。インターネット経由での予約はありません。

さいごに

今回は奥鬼怒の秘湯『日光澤温泉』とノシ滝の氷瀑を紹介しました。

木造の雰囲気ある山奥の宿で電波も通りにくいですが、水洗トイレやコタツ、ストーブ、自動販売機、ドライヤーの準備もあり設備は整っている印象です。そして何より温泉が素晴らしい!

以前の加仁湯とは違い源泉もぬる湯であり、ゆったりと浴槽に使っていられます。建物の雰囲気といい、加仁湯とはだいぶ違いました。ゆず的には日光澤温泉の方が好み。

そして同時に楽しめたノシ滝の氷瀑。ここまでの氷瀑は初めてでしたが、宿から歩いて30分程度で行けて非常に満足できました。

冬の時期は歩いていくのは、人を選び大変だと思いますが、まったりと入れる雪見風呂と氷瀑が楽しめる、この冬の時期はおすすめです。春や秋など時期を変えて、また行きたいですね。

今年はYouTubeにも動画を挙げて、コンテンツを分かりやすくしていこうと思います。日光澤温泉も動画を作成してみたので、お湯の注がれている感じや雰囲気がより分かるように作ってみました。

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