皆さん、こんにちは、ゆずです。
先日、登山に向かう途中に転んで怪我をしてしまい、初めて登山計画中に病院に寄りました。
幸いにも骨折もなく打撲程度ですみましたが、怪我をすると全て台無しになりますね…。
今回、怪我した時の状況と病院に行ったまでの流れをご紹介します。怪我した時は保険証のコピーを持っておくと良い、と思っていませんか?
結論からいうとコピーは使えないと思っていただいた方が良いと思います。
怪我はしない方がいいですが、万が一なった場合に備えて、皆さんの助けになればと思います。
※今回は登山中の怪我ではありません。移動中の怪我なので、その点はご了承下さい。
登山中の行動不能になる原因
いきなりですが、登山中に何かしらのトラブルにあって下山出来ない状況が起こるとします。
その原因の多くは、月刊誌の山と渓谷によると転倒と道迷いのようです。転倒には足を挫くなども含むようですが、どの年齢層でも転ぶことありますよね?
どの年代でも起こりうることなので、転倒には細心の注意を。
靴紐が引っ掛かり転倒
今回、私が転んだのは登山前の移動中です。自宅から目的地に向かう途中の、ただのコンクリートの上です…。
結果として靴紐がひっかかり、小走りしている途中に足がもつれたため、正面から盛大に転びました。
コンクリートは痛いですね…。しばらく悶絶しました。
原因はハイカットの金具部分
どこに靴紐が引っ掛かったかというと、ハイカットの登山靴の金具部分に引っ掛かりました。
普段登るときはしっかりと靴紐を結ぶのですが、道路を歩くときは靴紐を緩くしたり、紐を余らせて足首を動かしやすくしています。
靴紐を余らせて蝶々結びをしていた関係で、反対側の靴紐をかける金具に引っ掛かり、転倒に繋がりました。
怪我は転倒による打撲と外傷
転倒により右手のひらの皮がむけて、左膝の打撲、ミッドレイヤーのお腹部分が破けました。
その時は右手のひらぐらいしか傷も無かったので、まずは電車に乗り遅れてはいけないと集合場所に急ぎます。
しかし徐々にぶつけた左膝が痛くなり、これは登山出来ないと判断して、途中下車して病院に行きました。
行く予定だったメンバーに申し訳ないと感じながらも連絡します。一緒に行く予定の場合、申し訳なさでいっぱいになります。
都内の病院の多さに慣れすぎていた
怪我して1時間30分ほど経過していたので、まずは駅の近場で病院を探します。
今回は鬼怒川温泉駅まで向かっていたので病院を調べます。
内科と歯科しか無いじゃないか!!しかも歯科は2つ!
他は車を使わないといけない距離。結局途中の下今市駅で下車して、調べた病院に歩いて向かうことに。
健康保険証はコピーは基本ダメだと思った方が良い
怪我した時に健康保険証のコピーは持っておいた方が良い。と学校の遠足とか、何かの本でみて用意した記憶があり、登山財布にはコピーを必ず入れていました。
当然今回もコピーを受付に渡します。しかし
『コピーだと難しいですね』と言われてしまいます。
なんですと…、とはいっても仕方がないので実費で受けることに。結局、受付の方が色々と確認してくれた様で、保険がおりました。
とても感謝しております。骨折もなく、薬と傷の処置をしてもらいました。
色々と調べてみて、コピーでも対応してくれる場所もあるようですが、リスクが高いのでオススメしません。
私は今後、保険証原本を持参することを心に決めました。
当然の事ですが、登山中に怪我をして病院に行った場合も必要です。原本を持参しましょう。
転倒の反省点
転倒は不注意が主な原因にあると私は思います。高齢になれば筋力やバランス能力が落ちてくる事もあります。
しかし今現在の能力を過信せず、時間にゆとりを持ったり、滑りやすい所を慎重に歩いたり、注意して歩けば防げることも多いです。
そのため普段はローカットを履く私が、ハイカットにした時の注意点を考えきれていなかったのは、反省点ですね。
①靴紐は緩くしても、今度は踏んだりするリスクがあるので垂れないようにまとめる
②くるぶし上の金具の部分は、ズボンの裾で覆う。覆うことで金具に引っ掛かることを無くす。
この2点を徹底して守ろうと思います。
普段はローカットで、テント泊や雪山に行かれるときハイカットを履く方、同じように転ばない事を祈ります。
まとめ
- 医療保険は保険証コピーだと対応してくれない場合がある。
- 保険証原本を持参するのが安心。
- 靴紐関係のトラブルには要注意
- 登山口に行くまでの移動も、怪我するリスクあり。
さいごに
今回は初めて登山中に病院を利用したことをご紹介しました。
人によっては当たり前の事かも知れませんが、経験してみないと分からないことも多いですね。
今回、私の経験が皆さんの参考になればと思います。
改めて怪我ないように登山を楽しむのが一番だと思った、ゆずでした。