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【伊豆】大開放の総ヒノキ内風呂。仙人風呂の金谷旅館に泊まる

皆さんこんにちは、ゆずです。

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伊豆半島の伊東駅から登れる伊東アルプスに行ってきたゆずは、下山後に伊豆半島の宿に宿泊する予定でした。登山後に寄るので、そこまで遠くには行けないので、出来れば伊豆急行線内で探すことにしました。

出来ればバスも乗らなくて…、源泉かけ流しで…など考えていたらありました【金谷旅館】。立地と源泉かけ流しであることだけで選んだ宿でしたが、歴史もあり、浴槽も特徴的な場所でした。

木造の造りの宿、開放的な内風呂好きな方、貸し切り風呂が絶対な方、駅から徒歩で歩ける宿をお探しの方にはオススメできる温泉旅館だと思います

  • 伊豆急行線の蓮台寺駅から徒歩4分の好立地
  • 数寄屋造りの旅館
  • 千人風呂が一番の魅力。天井も高く、開放的で総檜造りの雰囲気抜群の浴槽。
  • 貸切風呂も2つあり、いつでも使えるので他者との接触なく独泉可能
  • 自家源泉もあり、加水・加温・循環・消毒なしの源泉かけ流しの単純泉
  • 部屋は一部造りは古いが、しっかりと改装している部分もあり
  • 食事は海鮮が特に美味しい。ご飯が炊き込みご飯も高ポイント
  • 2食付きで1万真ん中~後半の金額

アクセス

GoogleMap

伊豆急行線の蓮台寺駅から徒歩4分の好立地。駅から徒歩でも十分に近いのですが、旅館の目の前にバス停があるので、バスだと更に近い。目の前には中学校と少々面白い立地ですが、夜は静かです。

千人風呂 金谷旅館

創業は1867年(慶応3年)の江戸の末から始まった、歴史のある旅館。旅館は数寄屋造りで雰囲気もよく、金谷山の麓から湧き出る河内温泉は自家源泉。周囲は山に囲まれていますが、南に行けばすぐに下田の海が広がりますので、海鮮も豊富。

客室は全15室。数寄屋造りの客室は、公式ホームページでも一部屋一部屋をしっかりと紹介しています。他の温泉旅館でも例として一部屋紹介している場所は多々ありますが、ここまでしっかりと部屋を公式ホームページで紹介していることは少ないと思います。

あとはこの旅館の代名詞ともいえる『千人風呂』。内風呂ではありますが、かなり広く天井も高いのに、全て木造で作られている貴重な浴槽ですね。

金谷旅館の金額

今回のプラン

  • 【梅コース◆四季折々の会席】1泊2食付き
  • 8帖の部屋(桜 / 百合)
  • Go to travel使用
  • 1人 16650円 ⇒ クーポン適応で10822円

梅のクラスではありますが、なかなかなお値段。今回はタイミング的にGo to travelを使用したので射程圏内の値段になりました。Go to travelは色々なご意見があると思いますが、安くなるのはとても助かりましたけどね。

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ 紹介記事はこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら
設定 jpeg撮って出し
ピクチャーモード:主にViVid

金谷旅館の施設紹介

登山後に宿まで移動する

伊東アルプスを登り終えて、南伊東駅から最寄りの駅『蓮台寺駅』に降り立ちます。

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以前紹介した南伊豆フリー乗車券を利用すると、この伊豆急行線内はフリー区間になりますし、連続した2日間使用出来るので非常に使いやすいです!

伊豆急行線の多くは海岸線といった海の近くに線路が通っていますが、この蓮台寺は少々内陸に入った位置に駅があります。なのでオーシャンビューのような宿を探している方は、伊豆急行下田や伊豆熱川温泉、伊豆稲取温泉などが良いかと思います

ゆず
そんなことより、はやく温泉であったまりてぇぞ

辺りは薄暗くなってしまいましたが、駅から徒歩4分なのですぐです。日本一の総檜大浴場、千人風呂の金谷旅館、何とも惹かれるような強い言葉が並べられています。

1つ驚いたのは敷地の広さ!正面の門から、受付までの少し歩きます。

以前、西伊豆の旅をした時にも見た『なまこ壁』ですね。何とも懐かしいです。やはり伊豆なんだなと認識させられます。

さてこちらが入口。暖色系の照明に木造の内観が美しい。

少しだけ敷地内を翌日に撮影したので、そちらを一度見て見ましょう。こちらは正面とは反対の駐車場に向かう方向です。

この時はなんの台車かなと思ったのですが、調べてみるとインコ?オウム?が居るようです。ゆずが訪問した時は残念ながら姿を確認することが出来ませんでした。

こうゆうのは何と言うのでしょうか。鹿威しみたいなものでもないですし、洗い場というのか、水溜め場というのか…。

ちらっと見えた冷蔵庫など、食材を保管しているであろう裏方。表に立たない様な場所も少し惹かれる印象、ゆずです。

全15部屋の旅館ですが、結構駐車場も大きい。

ハート型のおしゃれな苔もありました。

ゆず
さすがに天然ものではないよね?

飼われているか分かりませんが、敷地内の用水路には何とすっぽんが居ました!

金谷旅館の館内

さて敷地内も満喫したので、旅館内に入ります。

受付は左のこの場所。チェックインする時は、流れるように部屋まで案内されるので、この時はチェックアウト時に撮影しています。

受付を反対側より撮影。

チラ見した程度ですが、年期の入ったピアノや

この旅館に関わりのある方々の写真も廊下には並んでいます。

後ほど紹介する温泉ですが、透明で臭いもわずかなので特徴的には少ない温泉ですが、このようにしっかりと温泉成分が蓄積したものが展示品としてあります。これを見るとやはり温泉なのだなと思います。

受付からはもう1つ外に出られる場所がありますが、この先は貸し切り風呂があります。

超大型の金魚っぽいのがいて、名前がコイ…。いえ、コイですが名前がキンギョ!

ゆず
名前が混乱しやすいな!

談話室兼、待合所みたいな空間。ちょうど大浴場と女性用浴場の間にあるので、日帰りの方々はこちらで休憩することも多いのでしょうか。

徒歩10分圏内にセブンイレブンがありましたが、旅館内でも飲みものが買えると便利ですよね。ただ普段よりも30円ばかり高いのは何故でしょうか。

山奥ならまだ運搬費などで理解できますが、徒歩10分圏内にコンビニがあるのに、コンビニより高く売っている様じゃ売れないんじゃないのかなと、この旅館に限ったことではありませんが思いますね。

廊下にはおしゃれな絵が並びます。木造造りの旅館にも、雰囲気を出すようにするインテリアって選ぶの難しそうですよね。

さて廊下を進み、今回宿泊する部屋に行きましょう!

部屋【8畳のゆり】

今回宿泊した部屋は【ゆり】。部屋としてはスタンダードな静かな和室の8畳です。

歴史のある建物なので、やや電化製品やトイレなどの造りは古いものの、全体的には不満はありませんでした。歴史ある建物の中にも、過ごしやすさを維持しているので素晴らしいですね。

広縁も用意されています。

ゆりの部屋は1階なので、このように庭に出ることが出来ます。特に展望はありませんが、緑を見ることが出来ます。鳥の鳴き声も聞こえるときがありました。

ゆず
気になったのは中学校が目の前なので、登校・下校時の声は少々気になってしまいますね。こればかりはしょうがないけど。

温泉に入る前のエネルギーと水分補給。地味にお茶とお茶菓子は気になるところ。

お茶が大好きなゆずなので、茶葉の種類や急須の仕様も気になってしまう面倒な性格。そこまで高級なお茶で無くても、しっかりと味わうことの出来る茶葉があると、ゆずポイントは上がります。

贅沢なゆず
煎茶だけでなく、ほうじ茶もあるとポイント高いね!

チェックイン可能時間:15:00~18:00
チェックアウト時間:10:00

温泉に関しては、基本的には24時間入浴可能。女性浴槽だけ9-12時で清掃です。

部屋のトイレ。クリックで開きます。

少々水回りは古めではありますが、ウォシュレットが付いていたりと十分です。館内にあるトイレは和式のものもあったので、和式トイレから改装したのでしょうね。

温泉

大浴場 千人風呂

温泉に関しては全部で3種類。大浴場の千人風呂と、女性風呂、貸し切り風呂×2ですね。

まずは千人風呂と言われる、ここ金谷旅館の代名詞の大浴場に入りますが、注意点としてこの千人風呂は【混浴】、千人風呂の女性専用時間は設けられていません。ただ女性専用浴場が用意してあるので、混浴が嫌な方でも温泉自体は楽しめます。

千人風呂、女性専用浴場に関しては【公式ホームページ】を参照してください!

また極力混浴に配慮するように、女性は女性浴場から鍵がかかっている扉を通って、大浴場の湯船に直接入れるようになっており、タオル巻きもOKとなっています。

記載されている源泉は2種類。

・【源泉名:河内5号源泉、下湯原源泉の混合泉】 平成31年1月11日データ

  • 温度:49.8℃
  • pH 7.7
  • 湧出量:不明
  • 色:透明
  • 単純温泉【低張性・ 弱アルカリ性・ 高温泉】
  • 加水・加温なし、循環・消毒なしの源泉かけ流し

・【源泉名:河内5号源泉、金谷温泉の混合泉】 平成31年1月11日データ

  • 温度:36.2℃
  • pH 7.6
  • 湧出量:不明
  • 色:透明
  • 単純温泉【低張性・ 弱アルカリ性・ 高温泉】
  • 加水・加温なし、循環・消毒なしの源泉かけ流し

自家源泉とのアピールが強いですが、源泉名を見る限りは36.2℃のぬるめの方の源泉が、混合栓ではありますが金谷温泉という自家源泉を使用してそうですね。他のも自家源泉だったらすみません。

実際に大浴場は投湯口が2つあり、小さな浴槽に注がれている方がぬるかったので、この36.2℃を注いでいるのでしょう。大浴場に流れる方はまだ熱かったので、もう1つ49.8℃の源泉を注いでると思います。

ゆず
細かいことを言いましたが、最高です。

結構大型の脱衣所がありますので、ここに入ります。

ちなみに内風呂とは思えないほどの大きさで天井も高いので開放感があり、内湯マイスターのゆずでも雰囲気は最高でした。ただ細かいことを言うと

  1. 洗い場のすぐ後ろが浴槽なので場所によってはシャワーがかかる
  2. ぬるめが好きなので、投湯口から離れたところにいると女性が出てくる扉の前に近づくので、出待ち感があり居づらい
  3. 単純泉なので、温泉特有の臭いを好まれる方には物足りなく感じる

この辺りが気になるポイントでした。

結構容赦なく浴槽側にシャワーを向けて体を洗う人がいたので、少しイラっとしました。多少なりとも周りの環境を見て、角度ぐらいは考えて浴びてほしかったですね。

混浴に関しては男性は利点しかないと思われがちですが、変に思われていないかや、実際に居ると変に気にしてしまって落ち着かないということもあるので、一概に良いとは言えませんね。1人でただゆっくりしたいときってあると思います。

貸し切り風呂

貸し切り風呂に行くためには受付に一度声をかけます。そこで誰か入っていれば分かる仕様ですね。鯉のキンギョの横から外に出ます。

この離れが貸し切り風呂がある建物ですね。

こちらが入口。手前と奥に2つの貸し切り風呂が並びます。

角にある明かりも、オシャレに照らしています。

脱衣所は簡素な造り。ちなみに隣の脱衣所も向きが反対なぐらいでほぼ同じです。

何とも貸し切りするには贅沢な大きさの浴槽です!

投湯口から徐々に仕切られている浴槽の温度が下がり、自分の好みの温度の浴槽に長居出来ます。浴槽の造りは下がコンクリートなので風情は大浴場には劣りますが、泉質はほぼ同じですし、自分好みの温度も選べて最高。いつでも空いていれば使える浴場というものポイント高いです!

ゆず
風情は大浴場。家族や1人でゆったりするなら、こっちですね。

ちなみに早朝の大浴場は独泉出来たので、最強なのは独泉した大浴場であることは言わずもがなです。

夕食

食事は部屋食。夕食は18時・18時30分と部屋の案内にありましたが、19時も出来ました。登山の後ですし、温泉に入ってさっぱりしてから食べたいので、19時台があるのは嬉しいですね。

食事内容はさすがは海も近い伊豆です。金目鯛の煮付けや新鮮な魚のお造りといった海鮮が豊富です。

今写真で見てもお腹が空いてきました。

ゆず
炊き込みご飯っていうのがポイント高い!

どれも美味しくいただけましたが、やはり炊き込みご飯と伊勢海老が特に美味でした!楽しみにはしていましたが、海鮮はやはり美味しいですね。

朝食

朝食は8時と8時30分。夕食同様に部屋食です。

鯵の干物があるところを見ると、海の近くの朝食って感じがしますね。

朝食も美味しく頂きました。特に美味であったのは、伊勢海老の味噌汁。これは断トツで美味しかったですね!

満腹のゆず
ご飯TOP3はお造り・伊勢海老味噌汁・炊き込みご飯かな!

さいごに

久しぶりの登山+温泉旅でしたが、大満足!

強いていえば、久しぶりの温泉だったのでもう少し温泉の臭いがある源泉に浸かりたかった欲もありましたが、内風呂の満足度はかなり高めですね。いつでも入れる貸切風呂があるのが、非常にポイント高いです。

それにご飯も満足。海の見える山で緑の自然を楽しみ、下山してきて美味な海鮮を食べるなんて幸せ。やっぱり登山後の温泉旅館宿泊はここ2~3年の醍醐味ですね。当然、山の中の宿泊も好きですよ。

確かに日帰りに比べてお金はかかってしまいますが、その土地にあるものを5感で楽しむことが出来るので、ゆずは後泊もオススメして行きたいですね。

登山に行くことだけがすべてではない、この後泊に適した場所を引き続き模索して行きたいですね。

それではみなさん、良い温泉旅を!

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