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【秀麗富嶽十二景】マイナールートを歩く、富士の展望良い高川山~羽根子山~近ヶ坂峠縦走

皆さんこんにちは、ゆずです。

秀麗富岳シリーズも4つ目。今回登った12月は、寒さや凍結のリスクはありますが、空気が綺麗で雪化粧に染まった美しい富士山が見られます。

高川山はバスも利用しないで、手ごろに登れて、富士山も綺麗で有名です。

高川山の魅力を全力で味わうために、一部破線(山と高原地図で表記)のマイナールートを通るコース。

安定した富士山の展望と、マイナールートのやや荒れた道を堪能出来た良い山行になりました!

高川山とは

高川山は、山梨県大月市が選定している秀麗富岳十二景のNo11に選定されています。

大月市・秀麗富嶽十二景が選定され、4年に公布されました。この十二景は大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したものです。

引用:大月市ホームページ

山梨百名山、都留市二十一秀峰に選ばれる

『高川山』は秀麗富岳十二景以外にも『山梨百名山』にも選ばれています。秀麗富岳十二景の山は、山梨百名山に選ばれていることが多いですね。

そしてインターネットで調べていて、『都留市二十一秀峰』にも選ばれていることを知りました。大月市と都留市の2つの市に選ばれるなんて流石!

この辺の市は、登山に力を入れているのでしょうか?私としては嬉しいことです!

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2018年12月19日(日帰り)

コースタイム:4時間15分ぐらい(実際にかかった時間は5時間30分ほど)。

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。

今回は道に迷う事はなかったですが、相変わらずの富士山の展望に山頂でゆっくり、途中の峠でカップラーメンを食べて、まったりとした山行でした。

メンバー構成:2人パーティー

今回はJR中央本線『初狩駅』で下車。バスは使いません。

高川山の登山道入口まで徒歩で移動。高川山まで登ってからは、破線ルートである羽根子山に向かいます。その後、鍵掛峠、近ヶ坂峠を経由して都留市駅に向かいます。最後に『より道の湯』で癒されて帰宅します。

今回の山行の金額

料金(新宿起点)

新宿 → 初狩 1490円
都留市 → 新宿 1780円
より道の湯 館内着・タオルなし 980円
合計 (交通費3270円+温泉980円)4250円

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D EM-1
レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

縦走の山行記録

※注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

初狩駅を降りて右に進み、線路の下を通ります。この辺の山ではおなじみの看板が、道順を教えてくれます。地図を見つつ進みましょう。

山と高原地図には記載がなかったですが、比較的新しい仮設トイレが、登山道に現れます。※一時的なものかもしれないので、確実にある保証はないためご注意を

さすがは12月。霜柱も立派です。時間が経つと、土がドロドロになるんだよね…。

男坂を登り、駅から1時間40分で到着。十一番の標識が輝いてます。秀麗富岳十二景の看板はQRコードがあるのが特徴で、ここから見える綺麗な富士山の写真が見られます。

富士山①

富士山②

都留市方面。富士山だけじゃなく、こちらもいい景色。やはり冬の低山は展望が良い!

今回はここからの破線がある意味メイン。予習はしてきましたが、気を引き締めていきます。特に展望が良い冬ですが、落ち葉が多く、踏まれた道が隠されることがしばしばあります。

一応迷いそうになったポイントを共有しておきます。羽根子山に下るときに、落ち葉で道が完全に隠れていました。いったん進行方向、青い線の右の尾根に行きそうになりましたがリカバリー。

高川山から尾根を下って、再度急登を登っていくと『羽根子山』に到着。つる山友会という山岳会ですかね?十周年記念で標識を用意してくれています。地元に愛されていますね、感謝です。

意外にも、ここからの富士山も捨てがたい。冬ならではの展望ですね。

次の共有ポイント。地図の上の写真は①の場所です。そのまま右から、下方向に歩きます。向峠から鍵掛峠のトラバースは道が悪いとの情報を得ていたので、このルートで行きます。

①分岐から鍵掛峠への道はこんな感じで荒れてます。ただ落ち葉は少ないので、見た目以上に踏み跡はわかりやすいです。

鍵掛峠に到着。鍵掛峠から向峠に行く道は、時間かけて探していませんが、見つけられませんでした。

特に問題なく、近ヶ坂峠に到着。ここからは実線ルートです。緊張感もなくなり、時間に余裕も出来たのでカップラーメンをいただきます。

ここは広場みたいになっていて、良い休憩スポットです。

金井方面に下ります。実線なのに道がわかりにくい…。ですが踏んでいる感じはしっかりとしているので、迷うことは少ないかと。

最後の共有ポイント。ここは地図②の場所。

いかにも鍵掛峠に直接行けることを書いてますが、道も全然踏まえている様子がありません。また鍵掛峠からも見ましたが、踏まれていない斜面はきつそうです。

国土地理院には載っていますが、山と高原地図には載っていないので念のため。

終点に民家が現れます。ここからは林道で、もう迷うことはないです。

途中に廃棄された軽トラック。歴史を感じます。

近ヶ坂への峠道を表す標識。近ヶ坂峠は戦国武将も峠越えをしたことがある、歴史のある峠のようですね。

今回の温泉(より道の湯)

近ヶ坂往還からはバスで都留市駅にも戻れます。今回は時間が合わなかったので、歩いて都留市駅へ。駅前の『より道の湯』で入浴します。

ここは比較的新しい場所ですね。館内は綺麗です。休憩室も綺麗で、コンセントが使えました!

源泉32.9℃のぬるめのアルカリ温泉。ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉とのこと。色々な温泉がありましたが、露天風呂が良かったですね。

加熱していると思いますが、源泉かけ流しの表記あり。ややぬるめと熱めの浴槽があり、ぬるい方に長く使っていられました。

今回の山行で参考にしたサイト

ちょうど二年前ぐらいの情報ですね。一部、藪が生え始めているので、行くときは細心の注意を。

さすがは私が愛用する登山詳細図の情報。いつもお世話になってます。主に関東ですが、細かい情報が載っていますよ!

2016年12月19日(月)都留市駅~近ヶ坂入口バス停~近ヶ坂峠~鍵掛峠~向峠~大岩山(大岩ノ頭)~屏風岩山~初狩駅ほん…

これは山梨の東の地図。ぜひこの近辺の地図もお願いしたいです。

今回は高川山~羽根子山~近ヶ坂峠の縦走をご紹介しました。

秀麗富岳十二景は相性が良いのか、晴れ率が高いですね。安定の富士山が見られます。今回は展望はもちろん、比較的簡単な方とはいえ、破線ルートを歩いてみました。

やはり予習は大切だとと痛感です。それでも自然を味わえた素晴らしい山行でした。

破線まではいかなくても、大月駅・田野倉駅・禾生駅にも下れる初心者コースも魅力的!秀麗富岳十二景の山を簡単に味わえる高川山、ぜひ候補に入れて、楽しんでみてはいかがでしょうか?

秀麗富岳の登山後にオススメな温泉・銭湯を紹介しています。
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