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シンプルに使いやすいメリノウール長袖。Icebreaker 200 オアシス ロングスリーブ クルー(OASIS LS CREWE)

みなさんこんにちは、ゆずです。

もう4月になるこんな時期にメリノウール長袖を紹介させてください。確かに時期は終わりに差し掛かりますが、夏が近くなってくるとメリノウール商品がアウトレットやセールで出てくることもしばしば

以前は薄手のメリノウール×化繊×ポリエステル素材のMontane Primino140を紹介しました。

今回紹介するIcebreaker(アイスブレイカー)の商品は、100%メリノウールで出来ている『200 オアシス ロングスリーブ クルー』です。

Icebreakerの商品の中でも定番なモデルで、150・200・260と薄手~厚手と幅広いラインナップです。今回は200の中厚手モデルを紹介することになりますが、作りに関してはほぼ同じになると思いますので、生地の薄さ以外は参考になると思います。

100%メリノウールの定番モデルゆえに、弱点の少ない素晴らしい商品だと思いますので、購入しても癖なく使えますよ。値段に関しても、他社と比較して高いわけでもなく標準的なのでTHE NORTH FACEのアウトレットで売っていればかなりのお値打ちだと思います!!

  • メリノウール100%の長袖
  • 100%ゆえに速乾性はポリエステルには劣る
  • 150.200.260の薄手・中厚手・厚手の3つの厚さがある
  • カッティングも縫い目も造り良好
  • 5年間使用したが、毛玉はわずか。耐久性は良好
  • 使用はほぼ冬。0℃以下の状態で使用を検討することが多い
  • 単体使用はほとんどなく、体の中心部を守る縁の下の力持ち
  • 100%メリノウールゆえの静電気や速乾性の悪さはある
  • 金額が約12000円ほどと高価であるが、アウトレットモールのTHE NORTH FACE店舗で50%offの商品もあるので、非常にねらい目

Icebreaker(アイスブレイカー)のメリノウール

Icebreakerは、ニュージーランド産のメリノウールが持つ利点を活かしたアウトドアウェアブランド。

公式ホームページより引用

ウールを専門として取り扱っているのはスマートウール、アイスブレイカーが有名どころで、総合メーカーとしてはmont-bellなど、他社から多くのメリノウール商品が展開しされています。

シンプルに天然のウール繊維自体の性能やカッティングの良さで勝負するところや、商品全体の良さに繋がると考えている部分は素晴らしいですね。ザックと干渉する肩の部分のカッティングや縫い目や、生地自体の耐久性も安いメーカーに比べると違うと感じます。

ゆずが購入をしたきっかけ

こればかりは特別な思いを持って購入したと言いたいところですが、購入当初はmont-bellのスーパーメリノウール L.W. ラウンドネックシャツ を持っていたぐらいだったので、他社のメリノウール商品にそこまで詳しくなかったです。

モンベルウェブサイト

薄手ながらも高い保温性を備えたアンダーウエアです。ストレッチ性に優れているので動きやすく、レイヤリングのベースレイヤーと…

  1. メリノウールの薄手が良かったから中厚手がほしい
  2. せっかくならメリノウール100%がほしい
  3. メリノウール専門メーカーの方が良いんじゃないの?

というぐらいです。なので『200 オアシス ロングスリーブ クルー』には申し訳ないですが、中厚手の長袖メリノウールの中で店舗でオススメされたから購入した程度の理由です。あとはスマートウールよりも、アイスブレイカーの方が各店舗で実物を手に取りやすく、試着できた点も良かったですね。

結果としては満足しており、何だかんだで2017年から約5年も使っています。中厚手の利用機会はそこまで多くないですが、現状特にこの商品で困っていることはありません。

200 オアシス ロングスリーブ クルーのレビュー

サイズはXS/S/M/L/XL/XXLの6サイズ展開です。

166㎝、52kgのゆずが購入したサイズは『XSサイズ』です。サイズとしてはジャスト。

2017年に購入したモデルなので、カラーリング展開は今と前では異なります。それでも奇抜な色というよりはスタンダードな色合いが多いので、万人受けするカラーリングだと思います。

値段は税込11880円。1万円を超える商品でもあるので、カッティングは特に文句なし。ザックと干渉する肩の部分も縫い目がずらしてあったりと、ぬかりないです。

公式ホームページでは重さ225g(Mサイズ)と書いてありますが、XSサイズで実測183g。100% メリノウールということもあり、なおかつ200g/m2の中厚手ということでやや重たい感じもしますが、この重さは普通でしょうかね。

ロゴ各種

ロゴに関しては左肩『icebreaker merino 』とロゴマークがあります。文字とロゴマークに関しては、繊維を着色しているので剥がれるという不安もないため非常に好印象。

首裏にあるプリントに関しては、着ているときは目立たない場所にあります。これだけは貼り付けてあるので、若干剥がれかけてきているのが残念。それでも5年ぐらい着用しているので、十分耐久性としては良いと思います。

使用する時期と薄手との使い分け

約5年でほとんんどの場合は冬に使用し、-0℃以下を目安に着用しています

薄手のメリノウールシャツとして紹介したプリミノ140を所有しているので、どちらかというと出番は少なめ。ただし、上記の氷点下に入るような気温帯に行った場合は、なくてはならない存在です。

関東圏の場合、冬の低山を登る際には千葉、神奈川、東京といった太平洋に近い場所ではそこまで冷えはしないですが、長野、山梨、群馬などより山に近づく地域になってくると使う機会が増えますね。冬期の雪が積もるような雪山で使う感じです。

  • 12月:山梨大月(御前山・菊花山)
  • 1月:美ヶ原、入笠山
  • 2月:北横岳、黒斑山、奥鬼怒歩道、安達太良山、茶臼岳(那須)、戦場ヶ原
  • 3月:平標山(残雪期は気温によってかなり暑い場合あり、汗かく)

ざっくりとですが、このようなところで使っています。ただ場所で使ったというよりはやはり気温です。12月の山梨の低山とはいえ、ちょうど日本全国に大寒波が来ていた時期でしたので着用しても問題なかったぐらい。

行動中の汗かき具合や気温に対しては、人それぞれであるので明言はしませんが、ゆずの場合は氷点下0度以下の時にこの服をベースレイヤーとして着る流れが出来ました。メリノウール100% という点も素材としてしょうがないかもしれませんが、汗をかいた場合の乾きはやや遅いのでご注意ください。

今までの写真を見直してみましたが、薄手のメリノウールよりも寒い時に使うので、この服単体でいる時がほぼないので写真がありませんでした…。着用した感じの参考になればと室内の写真を撮影しました。

166㎝、52kg、やせ型です。

生地の耐久性

5年間の冬を乗り切った生地表面の状態を確認。

お腹の部分には、かるい毛玉も出来ていますがほとんど目立っていない。着用頻度は低いとはいえ5年間も着用して、毛玉取りもしていないのに、これだけなのは素晴らしいですね。

肩の摩耗も大変少ないです。これに関してはこのベースレイヤー1枚で行動することが、ゆずの場合はほぼないので当然の結果でしょうか。

こちらは背中の下の部分。こちらもお腹同様、毛玉は多少あるものの目立たないレベル。毛玉のできる服も多い中、オアシスクルーは耐久性も良好と言えるでしょう。

デメリット

一応大きなデメリットではないかもしれませんが、100%メリノウールの場合、ポリエステルなどの別の素材を着合わせると静電気はそれなりに出ます。この上にソフトシェルのようなツルツルした素材を着れば、多少は抑えられますが、フリースなどと合わせるとバチバチですね。

本当に癖のなく、このぐらいのデメリットぐらいです。

お得に買えるかも情報

アイスブレーカーを取り扱っているお店はゴールドウィンで、THE NORTH FACEも取り扱っているお店なのでTHE NORTH FACE の店舗でもアイスブレーカーの商品が購入できます。

それだけであればセールを狙えば良い思いますが、ゆず個人としてはアウトレットモールにあるTHE NORTH FACEの店舗が狙い目。

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まだ購入には至っていませんが、実際にアウトレットモールにあるTHE NORTH FACEのお店で、アイスブレーカーの商品を何点も見かけています。

割引率も商品によって50%offがあるので破格。今回の商品は売れ筋ではありますが、リニューアルもしている商品なのでカラーリングによっては余っている可能性も大いにあります。今後もアウトレットモールに行ったら動向をチェックしていこうと思います!

まとめ

  • メリノウール100%の長袖
  • 100%ゆえに速乾性はポリエステルには劣る
  • 150.200.260の薄手・中厚手・厚手の3つの厚さがある
  • カッティングも縫い目も造り良好
  • 5年間使用したが、毛玉はわずか。耐久性は良好
  • 使用はほぼ冬。0℃以下の状態で使用を検討することが多い
  • 単体使用はほとんどなく、体の中心部を守る縁の下の力持ち
  • 100%メリノウールゆえの静電気や速乾性の悪さはある
  • 金額が約12000円ほどと高価であるが、アウトレットモールのTHE NORTH FACE店舗で50%offの商品もあるので、非常にねらい目

さいごに

メリノウール100%の商品『200 オアシス ロングスリーブ クルー』を紹介しました。前回紹介したプリミノのように、ポリエステル×プリマロフト×メリノウールの混紡といった新鮮味は確かにありません。ただメリノウール単体の高品質さとカッティングの良さ、耐久性の高さが高水準にまとまっていると思います。

こればっかりは生地だけの問題なのか全くわかりませんが、ワークマンで販売している100% メリノウールのシャツと比べると、摩耗の具合はオアシス ロングスリーブ クルーの方が出ないですね。値段の違いはどうしようもないことだと思いますが、その点アイスブレーカーのこの商品は耐久性も含めて完成度が高い。5年も使えているので、高品質のものを長く使用するという点ではコストパフォーマンスは優れているといえます。

個人的に良いところは、紹介したアウトレットモールで安く手に入れる手段があること。高品質なメリノウール商品が安く手に入る方法があるというのは非常に助かります。是非とも狙ってみてください!

購入検討している方や気になっている方の参考になればと思います。

それではみなさん、良い山旅を!

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