皆さんこんにちは、ゆずです。
以前、はじめて登山に夜行バスで行く、をご紹介しましたが、今回はそんな夜行バスを使った山一覧をまとめました。
実際に登山用にある夜行バスもあれば、街と街を結ぶ夜行バスを利用する方法もあり、工夫次第で色々と行くことが出来ます。
私が使ったことがある例をまとめたので、どんな山に夜行バスで行けるのか、皆さんに知ってもらえれば行きやすくなると思います!
また今回の記事は、主に東京・神奈川・千葉から出発するバスを紹介しているものです。ご注意下さい。
※まとめたら長い記事となりました。時間があるとき、分割してみてください。
紹介している山一覧
- 大滝山〜常念岳縦走
- 乗鞍岳
- 奥大日岳
- 爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳縦走
- 白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳縦走
- 立山 雄山・大汝山・別山縦走
- 霊峰 白山
- 大天井岳~燕岳縦走
- 御嶽山
- 至仏山
- 秋田駒ケ岳
- 平標山
- 大佐渡山脈縦走
- 妙高山~火打山縦走
北アルプス+白山
アルピコ交通 さわやか信州号 上高地線
まずはアルピコ交通が運行する『さわやか信州号 上高地線』。場合によって大阪からも運行しており、自然の宝庫『上高地』に皆さんを連れて行ってくれます。
時期によっては直ぐにバスが予約で埋まってしまうのもしばしば。
上高地から入山する場合は利用必須となります。
主なルート
新宿 ⇔ 上高地
東京 ⇔ 上高地
渋谷 ⇔ 上高地
値段
4列、3列シートがあり、繁忙期など金額は変わります。私のおすすめは、しっかりと落ち着ける三列シートの方ですね。
新宿起点 | 4列シート | 3列シート |
通常期 | 6,700円 | 8,500円 |
繁忙期 | 7,900円 | 9,700円 |
予約
- 電話
- インターネットでハイウェイドットコム
この二種類に分かれます。いつでも出来て、キャンセルも簡単なハイウェイドットコムがオススメですね。
上高地線を使っていく山
大滝山〜常念岳縦走【大滝山・蝶ヶ岳・常念岳】
上高地を起点に、徳本峠・大滝山・蝶ヶ岳・常念岳をこえて、一ノ沢登山口に下山します。大滝山に行かずに直接蝶ヶ岳から登るコースは北アルプスでも比較的有名なコースですね。
ただ徳本峠〜大滝山〜蝶ヶ岳の静かな雰囲気は、ゆったりと北アルプスを堪能するのには抜群。常念山脈の素晴らしい景色も堪能できる素晴らしいコースです。






乗鞍岳 日帰り
上高地線を利用しますが、途中の新島々駅でバスは下車。そこから乗鞍高原方面のバスに乗り、再度の乗り換えをして乗鞍岳の肩に位置する標高2700m『畳平』まで向かいます。
畳平からは乗鞍岳山頂の往復。アルプスの中では1.2を争うほどの手軽さで、観光客のような人も混ざっているほど。
新島々で下車するので、夜行バス自体は上高地に行くようにもやや安くなります。
新宿起点 | 4列シート | 3列シート |
通常期 | 5,350円 | 6,550円 |
繁忙期 | 7,150円 | 8,350円 |






アルピコ交通 さわやか信州号 扇沢線
同じくアルピコ交通が運行する『さわやか信州号』。この扇沢線は観光客も訪れる『立山』『黒部ダム』などの起点『扇沢駅』のまで乗ることが出来ます。
主なルート
新宿 ⇔ 扇沢のみ
値段
4列シートのみです。毎日アルペン号にも同じような路線がありますが、キャンセル料の違いが大きく残ります。最悪、雨天で行けなくなることもあるので、キャンセル料が安いこちらの『さわやか信州号』がオススメ。
4列シート | |
通常期 | 5,200円 |
予約
- 電話
- インターネットでハイウェイドットコム
同じさわやか信州号なので、予約方法は変わらないです。
扇沢線を使っていく山
立山 奥大日岳
扇沢から『バス』『ケーブルカー』『ロープウェイ』『バス』と乗り物を4つも乗り継いで、立山の玄関口『室堂』にいきます。
室堂からは色々な山に行けますが、この時はテント泊をして、翌日に日本二百名山の『奥大日岳』に行きました。
剱岳の勇姿、能登半島まで見える絶景は素晴らしかったです。






爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳
次に紹介するのは起点は扇沢ですが、後立山連峰の一角である『爺ヶ岳』『鹿島槍ヶ岳』の縦走。
扇沢から種池山荘までの道はずっと登りの坂道ですが、種池山荘からはずっと別天地の景色が望めます。
鹿島槍ヶ岳まで大変な方は、爺ヶ岳まででもオススメです。






アルピコ交通 新宿-安曇野・大町・白馬線
アルピコ交通が運行する新宿〜白馬を結ぶ夜行バス。白馬の栂池高原に直接いけるバスでもあり、途中下車すれば、後立山連峰の『唐松岳』『五竜岳』『白馬岳』などの山にアクセスが出来ます。
主なルート
新宿 ⇔ 白馬・栂池高原
値段
4列シートのみです。
4列シート | |
新宿〜白馬八方バスターミナル | 6600円 |
予約
- 電話
- インターネットでハイウェイドットコム
- 各種コンビニ
さわやか信州号と、予約方法は変わらないです。
新宿・白馬線を使っていく山
猿倉〜白馬〜雪倉岳〜朝日岳〜蓮華温泉【白馬山荘・朝日小屋泊】
後立山連峰を2泊3日で歩く行程。白馬八方バスターミナルから路線バスに乗り継いで、白馬岳の登山口の1つ『猿倉』に行きます。
有名な『白馬大雪渓』を登り、白馬岳・雪倉岳・朝日岳を縦走。最後は蓮華温泉によって、秘境の温泉を味わうコースです。
行った時期は高山植物が咲き乱れる時期で、長い行程でしたが様々な高山植物を堪能できました。写真撮影が止まらないほど!







金沢・富山まで夜行バス【3列シート】
これは登山バスでは無く、都市と都市を結ぶ夜行バス。北陸新幹線が出来て、アクセスが容易となりましたが、朝から北陸にある山々にアクセスするときは利用することになります。
まずまずの距離であり、個人的には3列シートがオススメ。しかし登山バスではないので、色々な会社が4列・3列シートや到着時間、金額で差別化しているので、好きな路線を選んで問題ないと思います。
主なルート
東京・新宿 ⇔ 富山駅
東京・新宿 ⇔ 金沢駅
値段
3列シートの値段。時期や会社によって変動しやすいので、あくまで一例として。
3列シート | |
新宿〜金沢・富山 | 5000円〜6000円 |
予約
- 各種インターネットサイト(楽天トラベル、発車オーライネット、じゃらんなど)
金沢・富山までの夜行バスを使っていく山
富山から立山【みくりが池温泉泊】
北アルプスでも紹介した『立山』に、富山側から入ります。富山駅から富山電鉄で『立山駅』まで、その後『ケーブルカーで美女平』『高原バスで室堂』まで行きます。
この時はみくりが池温泉に宿泊した1泊2日で『雄山・大汝山・別山』の縦走をしてきました。






金沢から白山【避難小屋泊】
北陸新幹線の現在の終点『金沢』。ここから行くのは、北アルプスの西側に位置する『霊峰・白山』。日本三大霊山に数えられます。
金沢駅から季節限定で白山の登山口までバスが運行しています。そのまま白山を1泊2日で堪能します。





毎日あるぺん号 北アルプス/燕岳・常念岳・蝶ヶ岳方面
さわやか信州号と並んで有名な『毎日アルペン号』。毎日アルペン号は様々な登山口に連れて行ってくれますが、今回ご紹介するのは常念山脈・表銀座縦走路の起点となる場所を行くバス。
主なルート
竹橋 ⇔ 一ノ沢・中房温泉
値段
4列シートのみで、ここのバスは林道を通るので大型バスは運行しません。そして小型バスで夜行バスとしてそこまで性能は良く無いです。正直、席の狭さ・遮光性の悪さなど普通の夜行バスよりも居心地は悪いと思います。
そしてこの路線しかないので貴重なのですが、値段が高く、キャンセル料も高い。
4列シート | |
一ノ沢・中房温泉 | 10000~12000円 |
予約
- 公式ホームページ『まいたび』内でのクレジットカード決済のみ
毎日あるぺん号を使っていく山
大天井岳〜燕岳【大天荘泊】
常念山脈・表銀座縦走を行う贅沢なコース。常念岳の登山口でもある『一ノ沢登山口』から登り始めて、大天井岳・燕岳を縦走します。宿泊は大天荘で、コースタイムの関係で常念岳はカットしているので、もう一泊して常念岳も行くのもいいでしょう。





中央アルプス・御嶽
成田空港・「東京ディズニーリゾート」→松本・長野線(成田・松本線)
長い名前ですが、成田空港から長野を長距離で結ぶ夜行バス。成田空港・東京ディズニーランド・浅草・上野・松本・長野と主要な場所を通ります。
ここでは夜行バスとして、東京から松本駅まで行く貴重な路線として利用します。
主なルート
成田空港・東京ディズニーランド・上野 ⇔ 松本・長野
値段
3列シートのみ。特急あずさや、日中の高速バスが利用され、夜行バスの運行は少ないです。個人的には良心的な値段で3列シートで良いですね。
3列シート | |
上野~松本 | 4000〜4400円 |
予約
- 発車オーライネット
- 各種コンビニ
発車オーライネットはキャンセル料も安く、コンビニよりも管理がいいです。
成田・松本線を使っていく山
御嶽山【五ノ池小屋泊】
松本からまずまずの距離がありますが、参考までに…。日本百名山の『御嶽山』の最寄り駅である『木曽福島駅』まで電車移動。木曽福島からの始発バスで、御嶽ロープウェイ駅まで移動します。
この時は楽しみの『五ノ池小屋』に宿泊しています。







東北方面
レイクポート号
アルプスを離れて東北へ。横浜・東京と秋田県の田沢湖駅を結ぶ夜行バス。田沢湖からは秋田駒ケ岳といった山や、秋田の名湯の乳頭温泉に行けるバスです。
主なルート
横浜・浜松町 ⇔ 横手・角舘・田沢湖
値段
やや高めですが3列シートで快適な旅が出来ます。それに田沢湖まで行って、始発の秋田駒ケ岳のバスに乗り継げるのが魅力。
3列シート | |
浜松町 ⇔ 田沢湖まで | 9110円 |
予約
- じゃらん
- 楽天トラベル
- 発車オーライネット
- 各種コンビニ
インターネットでの取り扱いが、やはり楽ですね。発車オーライネット、手広くやってますね。
レイクポート号を使っていく山
秋田駒ケ岳
日本二百名山『秋田駒ケ岳』。チングルマなどの高山植物が咲き乱れる『ムーミン谷』が有名ですね。このときもムーミン谷に行ったのですが、例年より雪が残っている年で、残雪の下にチングルマの群生は埋もれてしまいました。
乳頭山への縦走もおすすめです。





尾瀬号
群馬・福島・新潟の県境にある『尾瀬』。登山者だけではなく、広大な湿原を歩きに観光客のような方も歩けるように整備されています。湿原のゆるいハイクだけでなく、しっかりとした登山も出来るので、様々な難易度で楽しめます。
主なルート
新宿 ⇔ 尾瀬戸倉・大清水
値段
4列シート。比較的近場にありますが、夜行バスを使うと存分に魅力を味わえます。宿泊でもいいですが、早朝の尾瀬は幻想的で非常に魅力的。
4列シート | |
通常期 | 3800円 |
繁忙期 | 4200円 |
予約
- 各種コンビニ
- じゃらん
- 発車オーライネット
登山のお供に発車オーライネットと言っているかの様子。当然、ポイントなども考慮してじゃらんも良いですね。
尾瀬号を使っていく山
至仏山【日帰り】
尾瀬ヶ原も味わえますが、私が尾瀬夜行バスで利用したことがあるのが『至仏山』。早朝の尾瀬戸倉から鳩待峠まで移動して、至仏山を往復します。早朝の朝靄に包まれる尾瀬ヶ原は魅力的です。





新潟方面
長野行き 夜行バス
金沢・富山に続き、こちらも都市と都市を結ぶ路線を使います。長野へ登山にいく場合に利用できます。直接登山口まで行くバスに乗り継ぐというより、登山口最寄りの駅まで移動するのに使います。
主なルート
新宿 ⇔ 長野
大崎 ⇔ 長野
東京 ⇔ 長野
値段
3列・4列シート、出発地点など色々と選べます。私が利用したのは新宿~長野を結ぶ3列独立シート。比較的近い場所なので、3列シートでもまずまずの値段で移動できます。
3列シート | |
新宿~長野 | 3700〜4000円 |
予約
- 楽天トラベル
- 高速バスドットコム
- 各種コンビニ
これらのサイトで予約できますが、ほかにも出来るかもしれませんので、各自確認してください。
長野まで夜行バスを使っていく山
妙高山、火打山【高谷池ヒュッテ泊】
日本百名山の『妙高山』『火打山』に使いました。登山口である『笹ヶ峰』に行くため、長野駅から始発の電車に乗って『妙高高原駅』まで向かいます。笹ヶ峰までバスで移動したら、高谷池ヒュッテを起点に2つの山を歩きます。






夜発スノーライナー ★冬限定
冬山にはスキー場直通のバスを利用するとアクセスが良いです。この冬のみ運行するバスを利用すると、苗場・上越方面の雪山にアクセスできます。
主なルート
新宿 ⇔ 苗場プリンスホテル
値段
4列シート。値段も手ごろな価格。
しかしこの時期のスキーバスは学生が多いです。団体で騒いでいる人もいたので、気になる方は検討してください。また途中で2時間ぐらいサービスエリアで時間調整があるので、その点がつらい方も注意。
4列シート | |
新宿~苗場プリンスホテル | 4000円 |
予約
- 冬のみの特設ホームページでインターネット決済
通年じゃないので、毎年運航するかはわかりません。運行するかは要確認です!
スノーライナーを使っていく山
平標山【日帰り】
花でも有名な上越の山『平標山』。谷川主脈縦走路の終盤の山でもありますが、冬にも登れます。バックカントリーでも有名なようで、スノーボード・スキー板を持っている方が何人かいました。
冬山は天候や雪の具合でコースタイムがだいぶ変わるので、安全な登山を心がけてください。また風が強い山脈でもあります。






新潟・新潟港まで夜行バス
これも都市と都市を結ぶバスですが、直接『新潟港』にいくバスを利用して、フェリーに乗り継ぐために使いました。新潟で乗り換えて、別の新潟の山に行くのもいいでしょう。
主なルート
新宿 ⇔ 新潟港
値段
4列シート。このバス自体は新潟港に直接行くのが一番の魅力。新幹線+路線バスでいく手間を大幅に短縮できます。一応3列シートもあります
4列シート | |
新宿~新潟港 | 4000円 |
予約
- 各種コンビニ
- 高速バスドットコム
- 発車オーライネット
様々なインターネットのサイトで予約できます。
新潟・新潟港までの夜行バスを使っていく山
佐渡島【大佐渡山脈縦走日帰り】
新潟の離島『佐渡島』。春・初夏には様々な花が咲き乱れます。佐渡の登山にイメージが浮かびにくいと思いますが、ここはおすすめです。
このサイトでも紹介しているので、見てみてください。
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みなさんこんにちわ、ゆずです。 今回は4月に計画して、挫折した佐渡の旅part2。1日目に大佐渡山脈縦走を終えて、2日目はもう1つの目的である『トビシマカンゾウ』の群落を見に行きます。 大佐渡山脈だけではない佐渡島の自然。トビシマカンゾ[…]
さいごに
今回は夜行バスで登山に行った時の記録をまとめてみました。正直、夜行バスでの移動が快適とは言えないですが、少ない休みで登山を十分に楽しむのに、夜行バスはとても魅力。
金銭的にも安く、時間も有効活用も出来るのでそこまで悪いものでも無いですね。
登山口まで直接行くバスが有名になっていますが、都市と都市を結ぶバスを利用することで、様々な山に行けますので、色々な山を楽しんでください!
それでは良い山旅を!