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【箱根】日帰りで行ける山を前泊で楽しむ!金時山前後で温泉を楽しむ山旅

皆さんこんにちは、ゆずです。

今回は関東圏では日帰りで行くことが出来る、おなじみの金時山に行ってきました。実は金時山自体は、今まで4回ほど登っているのですが、そのすべてが日帰りです。

宿泊して山に登る目的のため、仕事後に箱根の宿に泊まって前泊。次の日に金時山に登って、また温泉に浸かって帰るという実に温泉づくしの山旅が出来ました。

前泊日帰りを絡めて山に登るのも、また1つの楽しみになることを皆さんに知っていただければと思います!

金時山とは【日本三百名山】

金時山は神奈川県、静岡県の境に位置する山。位置的には箱根の仙石原が近い場所になります。一帯は富士箱根伊豆国立公園に指定されている

標高1212mで、ロープウェイで登れる箱根山(神山)を中心にした外輪山の一角です。

バスでのアクセスの良さ、山頂にはトイレや茶屋もあり、富士山の大展望が見られる初心者でも登れる素晴らしい山です。日本三百名山の1つに選ばれています。

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前泊とは…?

前泊とは、登山前日に泊まること。アルプスや東北など登山口まで遠い場合、どうしても登り始めが遅くなります。
そのため前日に登山口まで移動、宿なりテント泊、車中泊をして、朝から登り始めるときに前泊をします。
日帰りの場合、早朝から電車・車移動で結構バタバタします。5時に家を出て、9時に登山口に到着なんて普通です。
今回、私が薦めるのは、朝のドタバタを出来る限り少なくして、日帰りでいける山をあえて登山しようというもの。宿泊するため、お金はかかってしまいますが…。

アクセス(公共交通機関使用)・行程

日時:2019‎年1月7日

コースタイム:3時間15分ぐらい(実際にかかった時間は4時間ほど)。

私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。今回は山頂で猫に癒され、撮影に時間をとられました(笑)

メンバー構成:2人パーティー

今回は前日にJR東海道線『小田原駅』で下車。そこからバスで移動し、宿泊先の『箱根カントリー入口バス停』で降りて移動します。

宿泊先で、夜風呂・朝風呂を堪能。朝の移動時間がないので、ゆっくり目覚めて朝食をしっかりといただいで、バスで『金時神社入口』に移動します。

金時神社バス停からは、公時神社を経て金時山へ登頂。その後、矢倉沢峠を通り金時登山口まで下山。そこから再度バスで移動して、『箱根てのゆ』で入浴して、帰路につきます。

今回の山行の金額

料金(東京起点)

東京駅 → 小田原駅 1490円
小田原駅 → 箱根カントリー入口バス停 1150円
箱根カントリー入口バス停 → 金時神社入口バス停 370円
仙石バス停 → 木賀温泉入口バス停 980円
木賀温泉入口バス停 → 小田原駅 720円
小田原駅 → 東京駅 1490円
てのゆ 入浴料 1300円
宿泊 伊藤山荘(朝のみ) 5500円+入湯税150円
合計 (交通費4900円+宿泊費5650円+温泉1300円)11850円

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D EM-1
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

前泊宿『伊藤山荘』

宿泊したのは、伊藤山荘というペンション。素泊まりと朝ごはん付きのプランのみで、今回は朝食付きプランにしました。

場所は箱根の仙石原付近。路面バスも通っている非常にアクセスの良い場所です。

帰るときに撮った宿の外観。2人組が2組とこじんまりしていました。

ロビー兼食堂。朝ごはんはここで食べます。ん~いい雰囲気です。

大涌谷温泉 蒸気造成混合泉1号線(温泉荘方面) 63.6℃

はてさて、蒸気造成混合泉?? PH2.6と強酸性のお湯です。硫黄の匂いがする温泉な感じですが…。

箱根温泉供給株式会社のホームページです…

お湯が少ない方面のお湯を確保するために、井戸水に大涌谷の蒸気を混ぜ合わせて、少量の源泉を混ぜているので、蒸気・造成・混合なのでしょうか?

しかしこのように努力しているところは好感は持てますね。

さて肝心なお風呂です。この二つの内風呂のみで、どうやら露天風呂が現在やっていない様子。

しかしこの2つの内風呂は、鍵が掛けられるので貸し切りに出来ます。空いていればいつでも使えるので、混合泉でも1人で贅沢に使えるのが素晴らしい。

ただお湯は熱いので、結構お湯の量は絞っていますね。循環している感じもなく、かけ流しを味わえます。宿泊者も少なかったので、夜も朝もゆっくりと貸し切りで入浴できました。

簡潔にもう一つのメインである朝食のご紹介。焼きたての鮭に卵焼き、ごはん、納豆、新鮮なしらすなどしっかりとしたものが出てきます。

最近ではバイキング形式のところもありますが、このような朝食をゆっくりいただく…いいですね。普段なら早起きして、睡魔と戦いながら登山口を目指して、電車に揺られている所ですね。

ゆっくりと朝風呂も入っちゃって、至れりつくせりです!

山行記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

トイレは①金時神社、②金時山山頂、③金時登山口の3つです。入山、途中、下山先にトイレがあり、ほぼパーフェクト。このように山の中にトイレがあるのは、整備してくれている方々のおかげ。
金時山の山頂のトイレを利用されるときは、ぜひとも協力金を入れてくれると助かります。今後も快適に利用できるように、皆さんで協力していきましょう。
前泊して、朝風呂・朝食をしっかりとったので快調です。ただ朝風呂入って、今日はもういいかな!って感じが出てくるので、そこだけは注意(笑)
伊藤山荘最寄りのバス停から、移動して金時神社で下車。それでも9時ぐらいから活動できます。
駐車場でトイレを済まして、いざ入山。さっそく金時神社の鳥居がたたずんでいます。この日は1月上旬であり、初詣登山としてなんとも縁起の良い山行になりそうですね。実際に私は初詣もかねて来ましたので、おみくじなんか引いたりしました。
中吉です…。伸びしろありますね!
何だかんだで1月。アイゼンなどいらない程度でしたが、雪が積もっています。簡単ですぐに登れる金時山ですが、1月や2月などの冬のシーズンは雪が積もることがあります。
登れちゃうこともないですが、この雪が凍っていたり、数日前に雪が降っていたりすると、とても大変です。この時期は軽アイゼン、チェーンスパイクを持参することを推奨します。
一度、舗装路に出てすぐに標識があります。このままずっと登って行くことになります。
登山道上にある、金時宿り石。ここは金太郎の伝説が由来があり、斧で割ったとされる石です。景色だけではなく、このようなスポットが多くあると飽きることもなくいいですよね。
標高が上がるにつれて景色が開けてきます。遠くに見えるのは芦ノ湖、その前には仙石原、左側は大涌谷の方面です。
分岐に到着。下山にも使用しますが、仙石原方面に下山することや、明神ケ岳・明星ケ岳方面に縦走することも出来ます。まずは山頂を目指しますが、この辺りから斜面が急になってきます。
右手に見切れているのが金時山。山頂にいくにつれて傾斜が増していくのが、わかるかと思います。そして今回は行きませんが、金時山から南東方面に伸びる、この尾根(写真でいうと正面から左奥に伸びる山脈)も良いですよ。
機会があれば、またご紹介します。
さて気が付けば金時山山頂です。金太郎関係でまさかりがあります。景色の方は、残念ながら富士山は隠れてしまいました。ここからは東側以外の展望が優れており、特に富士山の景色は圧巻です。
またここは静岡・神奈川の県境であり、ちょっとした特別感もあります。
そしてここから山頂にいる猫の撮影会が始まります。茶屋の猫なのか、ここには数匹の猫がいます。まずはベンチ下の一匹。
雪が降る冬ならではの動物の足跡。いいですね~
だんご三兄弟ならぬ、猫だんご。個人的にはしっぽの向きまで一緒なのが、ナイス!
岩にたまっている水を飲む猫。後ろに写っているのが金時山にある茶屋の1つ。このような茶屋とトイレが山頂にあるのが、初心者にオススメな理由です。
そしてどこからか現れたもう一匹。四だんごの完成です。一匹舌をペロッてしますね(笑)
広大な景色と、猫にお別れをして下山です。少し日の位置が上がってきたのか、雲と光の感じが良いですね。
先ほど出てきた分岐から、今度は仙石原方面に下山です。そしていかにも歩きたくなる稜線は明神ヶ岳方面です。ここもまた素晴らしいところで、この稜線の景色は、個人的に箱根で一番かもしれません。
ここも機会があれば、ご紹介します。
ここが明神ヶ岳への分岐、矢倉沢峠。ここにはうぐいす茶屋がありますが、三回通りましたが、開いている時は一回だけしか見たことないですね。
そして下山です。登山道を終えて、別荘地を歩くと仙石原に着きます。この登山口近くのトイレでは、立派な登山靴洗い場があります。

今回の温泉(箱根てのゆ)

仙石バス停からバスで移動します。木賀温泉入口バス停で下車して、箱根てのゆに移動。ここで日帰り入浴します。
ナトリウム―塩化物温泉、pH7.2、源泉 67.6度、42.0度。源泉の温度が二つありましたが、わかりませんでした。
内風呂は循環。露天はかけ流しの様子。岩風呂がちょっとぬるめでまったりと出来ました。一人風呂が出来るという点で、前泊宿の方がよりゆっくりと出来ました。
今回は宿泊+ご飯付きのプランで豚しゃぶを食します。ゆっくりとご飯を味わって、少し時間に余裕をもって帰宅。いい旅でした。

さいごに

今回は前泊からの日帰り登山をご紹介しました。確かに少々値段はかかってしまいますが、朝をゆっくりできる点や、温泉宿ならゆっくりと朝風呂も出来る点は良いところ。

それに日帰りで行けるところに、あえて泊まることでいつもと違った雰囲気を味わうことが出来ます。短い山と観光を絡めても良いですし、いろいろな方向から山やその地域を楽しんでみてください!

金時山も手ごろに登れてオススメなので、日帰りでもよければ、ぜひ登ってみてはいかがでしょうか?

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