みなさんこんにちは、ゆずです。
久しぶりの節約登山記事。登山に行っていると現地までの交通費はかさみます。これの出費を抑えるべく、今回は『西武株主優待乗車証』を使って交通費を抑えられるかを紹介します。
主に池袋~新宿から、秩父エリアに行くときに利用すると一番割引率が高いです!
- 西武株主優待乗車証は金券ショップやオークションサイトで購入できる。
- 池袋~西武秩父駅まで往復で最大500円ほど安くできる
- 最新の特急ラビューとも併用できる
- 飯能駅や西武秩父線の飯能寄りの駅では恩恵が少ない
こちらは東武バージョン
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西武株主優待乗車証の紹介
株主優待券に関して、詳しい方は省略してください。西武株主優待乗車証とは簡単に説明すると、西武線内なら1回(片道)限りどこまでも行ける乗車券です。
往復なら2枚。友人や恋人と2人行く場合は倍の数を揃える必要があります。行く人数によって数を揃える必要がありますので、ご注意を。
1年に2度用意されるものであり1月1日~6月30日、7月1日~12月31日の有効期限があることに注意してください。7月に予定している山登りで、事前に購入するときなど、時期の確認をしてください。
購入・入手方法
株主と書いてあるように、これは西武鉄道の株を一定数以上、自分が所有しているともらえるものです。一定数、所持しているとその株数によって、乗車証が配布されます。
公式サイトによると、最低で300株を所持しないと乗車証はもらえません。2/21の最終値段が1株(1682円)。つまりは50万4600円…。
ということで、これから株を所有しなくても入手できる方法を2つ紹介していきます。
金券ショップで購入
他の株主優待乗車証同様、私はほぼここで購入、利用しています。
アクセスチケット、大黒屋などの金券ショップでバラ売りされている株主優待乗車証を購入して利用する方法。1枚で500-560円ぐらい。
- 現物の確認して、すぐに入手できる
- 会員登録する面倒がない
- トラブルが少ない
デメリット
- 店や場所、在庫により価格の変動あり
- 在庫がない場所、時期もある。数が揃わないときがある。
オークションサイトで購入する
現在でも私はこの方法を試していません。現段階では私の考えのみ書いていきます。デメリットの方が私の中で大きかったので、こちらは利用していない状況です。
調べた感じで1枚550-600円で状況によっては送料がかかります。
- 状況によって安いものがある
- 1度に大量に購入することができる
- 家から出なくても届く
デメリット
- オークションサイトに登録する手間がかかる
- 送料込みや発送されないなどのトラブルがある
- 即日の入手は難しい
- 1枚で販売していない出品者も多い
利用方法
西武株主優待乗車証は切符タイプのものです。そのまま改札口に通すと、切符に穴が開いて、出るときにまた通すとそのまま回収されます。下記のことを注意しながら、使っていきましょう!
- 「suica」「PASMO」などの交通系電子マネーのみ通れる改札は通れない
- 1回入れたら出てきます。回収を忘れない
西武株主優待乗車証の活用方法・例
では実際の利用方法を例に挙げながら紹介していきます。山も一緒にご紹介できればと思います(行ったことがある山のみ一部紹介)
武甲山【日本二百名山】【秩父】
秩父市街地から見える特徴的な山。個人的に秩父の山は?と聞かれると『武甲山』と答えます。採掘によって削られた山容は、人の手によるものですが、それが今の有名な武甲山を作っていると考えると複雑です。
武甲山は最寄り駅である『横瀬駅』から徒歩やタクシーで移動。バスはありません。紹介するのは、登山口『一の鳥居』から大持山~小持山~武甲山の縦走です。
アクセス(池袋起点)
どちらも西武線なので途中下車をしない限りは池袋~横瀬駅の片道760円、往復1520円がかかります。
では西武株主優待乗車証2枚用意してください。550円で購入した乗車証と仮定します。それを使うと池袋~横瀬駅を片道550円、往復1100円で行けるのです。
往復420円お得です。
最大で西武秩父駅まで片道790円、往復1580円なので、往復480円お得です。
伊豆ヶ岳【埼玉百名山】【日本百低山】
西武秩父線は山の中を走っており、比較的駅から駅までで山登りが楽しむことが出来ます。登山をはじめて、二年目ぐらいに少し鎖場に行ってみたいのと、長めに歩いてみたいとのことで、低山縦走をした思い出があります。
利用する駅は『正丸駅』、下山は『西吾野駅』です。
池袋~正丸駅の片道690円、西吾野~池袋駅の片道640円。合計1330円
ここで西武株主優待乗車証2枚用意。片道550円、往復1100円。差額は230円
先ほどより低いのがわかりますね。往復1100円を下回る場合は、この乗車証を使用して行くのは、オススメできません。
ダメな例として、棒ノ折山
初心者向けのガイドブックで記載されていることも多い、棒ノ折山。滝の間や川の中を通っていくようなスリリングな道が味わえる人気の山です。
一応、ダメな例というのは金額的に得をしない例ということです。棒ノ折山はとても良い山なのでオススメですよ。滑ったりしないように注意ですが。
アクセスは西武池袋線『飯能駅』からバスで登山口まで移動できます。
さてもう慣れたと思いますが、西武株主優待乗車証2枚用意で片道550円、往復1100円。
池袋~飯能駅は片道480円、往復960円。 差額は-140円
ついにマイナスになりました。飯能寄りの西武秩父線の駅も要注意です。少なくとも西武池袋線では使うメリットは少ないと思います。
特急券との併用【レッドアロー号】【Laview(ラビュー)】
最後にこの乗車証は特急と併用する場合、使用できるのかをご紹介します。
西武の特急は乗車券+特急券に分かれています。西武株主優待乗車証は乗車券に該当するので、特急券のみ購入しましょう。
現地で特急券のみ購入しても良いですし、新型特急Laview(ラビュー)はチケットレスにも対応しているので、インターネットで席をカード払いで取っておけば、乗車証のみで乗ることが出来ます。
池袋から西武秩父まで特急料金710円で行けるので、個人的には良心的な金額だと思います。武甲山で浮いた410円を帰りの特急にあてるといったことも出来ます!
まとめ
- 往復は2枚用意する
- 有効期限は半年ずつ
- 金券ショップやオークションサイトで購入可能。値段や数は変動する。
- 池袋~西武秩父までが一番お得。飯能までだと損をする。
- 特急券との併用も可能
最後に
今回は西武鉄道で安く山に行くお得な方法をご紹介させていただきました。以前紹介した、東武同様、利用により交通費が安く出来ます。
ただ記事作成が後手になってしまったのは、東武ほどの割引率が無いから。あとは山が終点の西武秩父駅だけでなく、途中にも多いのでどうしても途中で降りることになりがちです。
ただ少量でも安くなるのは確かであり、その差額を特急を利用するもよし、温泉につかるもよし、美味しいご飯を食べてもよしです。
近場の金券ショップを確認して、一度西武秩父線沿い、秩父方面の山に行くときにご利用してみてはいかがでしょうか!
ではみなさん、良い山旅を!
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