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登山でアクションカメラを使わなくなってしまった理由

  • 2023年1月15日
  • 2023年1月15日
  • カメラ
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みなさん、こんにちはゆずです。

今まで登山でアクションカメラでの撮影が便利だと思い、2つのタイプのカメラを使用してきました。DJI Osmo Action、insta360 ONE X2というしっかりとした物を購入しました。

それぞれを購入して約3年ほど使用しましたが、次第に使用しなくなり売却するに至りました。今回はなぜゆずが登山で使用するアクションカメラを売却したかを紹介し、アクションカメラの購入を悩んでいる方の参考になればと思います。

結論としては、ゆずの使用用途ではミラーレスカメラとスマートフォンの組み合わせで満足できるようになってきたからですね。なので撮影する目的を明確にするための判断材料になればと思います。

  • アクションカメラは『ジンバル内蔵の手振れ補正』『防水性』『360度撮影』などの多様な撮影を、手軽に行うことが出来る特徴を持っている
  • 広く撮影したい、綺麗に撮影したいなら、スマートフォンやレンズ交換式カメラと領域が被るので、機器を分けてまでどこに使用するか明確にする
  • アクションカメラを持っていくと本体、自撮り棒、バッテリー関係から、重量は増えるので、その点も検討必要
  • ゆずの場合は綺麗に登山風景(足を止めて、景色や登山者、野鳥などを撮影)を撮りたい部分が一番だったので、ミラーレスカメラ+スマートフォンの組み合わせが重量的にも最適と判断した
  • 使用しなくなったとしても、メルカリなどで半額程度で売却はできるので気になっているなら試す

アクションカメラの導入理由と経過

アクションカメラを購入したのは2019年の年末です。購入しようと思った目的は、所有していたミラーレスカメラの性能が動画向けではない点と、機材を分けることで写真と動画を別々で撮影する方がメリットだと思ったからです。あとはYouTubeを見て、歩き撮りとかにちょっと憧れていました。

撮影時に機材を分ければアクションカメラでタイムラプスを撮影しておいて、ミラーレスカメラではその間別の写真を撮ることも出来ます。歩き撮りに関しては所有していたOLYMPUS E-M1に比べると、購入したOsmo Actionは素晴らしい電子手ブレ補正を有しており、本体の軽さも相まって歩き撮りや自撮りなどに重宝して満足していました。

その1年後にはミラーレスカメラでは撮影することの出来ない360°カメラに憧れて、insta360 ONE X2を購入しています。これも凄まじい手ブレ補正を有しており、360°タイムラプスなど非常に面白みのある動画が撮影できてとても満足出来ていました。

なので購入目的は『撮影機材の差別化』『新しい動画撮影スタイルを試したい』そんなところですね。

ほかの撮影機材の進化

  2020年 2021年 2022年 2023年
ミラーレス OLYMPUS E-M1 → E-M1MarkⅡ OLYMPUS E-M1 MarkⅡ OLYMPUS E-M1 MarkⅡ FUJIFILM X-H2
アクション Osmo Action Osmo Action + insta360 ONE X2 insta360 ONE X2 なし
スマホ Google pixel 3a Google pixel 6 Google pixel 7 Google pixel 7

使わなくなった背景には、使用していた機材変更による影響が大きく、アクションカメラに求めていたものが別の機材でカバーできるようになっていきました。

Osmo Actionに求めていたもの

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堅牢性に優れた小型撮影機材のアクションカメラ。単身で水中撮影もできますし、自撮りしやすく、ザックなどにつけて両手がふさがった状態でも撮影ができます。またアクションカメラらしく、超広角域の撮影が出来るので超広角レンズとしても、風景撮影で重宝すると思いました。

ゆずが求めていた大きな部分は『タイムラプス』『歩き撮り』『超広角の撮影体験』『OLYMPUS E-M1 よりも優れた電子手振れ補正』ですね。

まず購入半年ぐらいでメイン撮影機材をOLYMPUS E-M1 MarkⅡに買い替えたので、動画性能の向上でアクションカメラを使用することは減りました。それでもまだ超広角レンズの代わりや、手軽に使えるので併用していました。

2021年にinsta360 ONE X2を購入した時点で、役割がほとんどかぶり、360度撮影ができる ONE X2の方がむしろ使いやすいこともあり、2台持ちするほどのメリットはなかったのでOsmo Actionは使わなくなっていました。

最新機種のaction3のリンクを貼るので、参考程度に。

insta360 ONE X2に求めていたもの

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上記に加えて、360 度の撮影体験に興味があり購入したinsta360 ONE X2。長い自撮り棒を使うことで斜め上下から第三者目線で見せれるような撮影や疑似空撮のような撮影もできるので、スマホにもミラーレスカメラにも出来ない唯一無二のカメラでした。YouTubeにも挙げましたし。

2020年からゆずの中で一種の動画ブームだったこともあり、歩き撮りの撮影をしましたが、2022年頃からは風景・野鳥動画がメインとなり、歩いて撮ることが極端に減りました。

それに伴いアクションカメラを持っていくよりも、より遠くを撮影できるミラーレスカメラのレンズを一本追加して持って行く選択をするように変化していきました。

アクションカメラに求めていた超広角域での撮影も Google Pixel 6、7で出来るようになったこと、スマートフォンでのタイムラプス撮影も十分に綺麗に撮れたので、短時間撮影であればこの辺でもいいのではないかと思うようになりました。

スマートフォンで超広角
パノラマも当然撮れる

そうなると360度撮影の魅力ですが、3mほどの長い自撮り棒での撮影は面白かったのですが1本500gぐらいしますし、本体もろもろで合計1kg程度。この重さは地味に効いたので悩んだ末、ミラーレスカメラとスマートフォンでゆずの求めている撮影スタイルは確保できると判断し、使わなくなっていました。

ではアクションカメラが本当に必要なのか

YouTubeなどの動画コンテンツでよくアクションカメラを使っていますが、本当にアクションカメラが必要なのでしょうか。

超広角の映像 スマートフォンの広角・超広角レンズがあれば代用可能
手振れのない映像 アクションカメラの方が良いが、場合によってはスマートフォンの手振れでも満足な場合もあり。
自撮り 軽いほうが良い。スマートフォンでも問題なく撮影できる
映像美 ミラーレスカメラのようなレンズ交換式が一番良い。その分、重く・金額が高いのでどこを求めるか。
堅牢性 一番、対候性に優れているのはアクションカメラ
コスト アクションカメラ<スマートフォン<レンズ交換式カメラの順で金額が高くなる。だがスマートフォンは機種交換をしていくものなので、おのずと最新機種を誰でも持っていることが多い
撮影できる多様性 アクションカメラはジンバル内蔵、防水、360度撮影など多様性があり

まず思ったのが、こうゆう電子・撮影機器は年々新しいものにバージョンアップしていくもの。2019年の年末に購入したOsmo Actionはもう三代目が出ていますし、後に購入したpixel6.7に役割を食われました。

ゆずの場合、使用しているスマートフォンの更新をほぼ確実に1~2年に1回は登山関係なくしますので、それを加味する必要があるなと思いました。そしてミラーレスカメラは登山ではほぼ確実に持っていくもので、撮影美に関してはスマートフォン、アクションカメラでも現状勝てない部分と考えているので、この2つと被らない機能を必要としているかです。

  • 水関係のアクティビティはずぶ濡れになるので、スマートフォンは使いたくない
  • ヘルメットに付けて臨場感のある動画を撮りたい
  • 手軽にジンバル内蔵の強力な手振れが効いた歩き撮りがしたい

など改めてにはなりますが、やはり必要な部分は『撮影できる多様性』この辺りなんだなと思います。

結論、買ってよかったと思う

ゆずは歩き撮りもしなくなり、ヘルメットなどに装着して臨場感のある動画も現状機会もすくない、沢登りもほとんどしない、など求める動画撮影の機会が絞られてきました。タイムラプス、綺麗な登山風景(足を止めて、景色や登山者、野鳥などを撮影)が重視されてきたので、スマートフォン・ミラーレスカメラを買い替える方を優先しました。

その軍資金にするためしばらく使っていなかったアクションカメラは、先日メルカリで売却をしました。

ゆずとしては3年ぐらいの 使用頻度となりましたが、 結果として購入して良かったと思っております。少なくとも撮影した動画は財産であり、歩き撮りや360度カメラで撮影した動画は面白みがあり、見直すと面白いでしょう。 アクションカメラの利便性や360 度カメラなどの特殊性も実際に体験できて自分に合う合わない、自分が実際にはどういう撮影をしたかったか見つめ直すきっかけにもなりました。

いろいろと迷走しましたが、メルカリで売った金額も購入金額の半分ぐらいにはなったので、貴重な勉強だと思っておきます。使ってみて、売るのも良い選択肢だとゆずは思います。

まとめ

  • アクションカメラは『ジンバル内蔵の手振れ補正』『防水性』『360度撮影』などの多様な撮影を、手軽に行うことが出来る特徴を持っている
  • 広く撮影したい、綺麗に撮影したいなら、スマートフォンやレンズ交換式カメラと領域が被るので、機器を分けてまでどこに使用するか明確にする
  • アクションカメラを持っていくと本体、自撮り棒、バッテリー関係から、重量は増えるので、その点も検討必要
  • ゆずの場合は綺麗に登山風景(足を止めて、景色や登山者、野鳥などを撮影)を撮りたい部分が一番だったので、ミラーレスカメラ+スマートフォンの組み合わせが重量的にも最適と判断した
  • 使用しなくなったとしても、メルカリなどで半額程度で売却はできるので気になっているなら試す

さいごに

登山にはやっぱりアクションカメラでしょ!と思って購入しましたが、結局ゆずには写真も動画も楽しく・美しく撮影できるミラーレスカメラが主軸でした。あとは毎年新機種が出てきて、毎度毎度買い替えとか付いていけない…。

そこよりも日常生活でも使うスマートフォンへの投資が最優先となるので、スマートフォンで出来ることが増えちゃうんですよね。さすがは万能な電子機器です。

ミラーレスカメラも2022年の年末に更新し、ゆず的には盤石な体制になったと思っていますが、強いてほしいといえばドローンですね。撮影申請や周囲へのドローン撮影時の配慮など大変であると分かっているものの、空撮への憧れは捨てきれません。

こんな細々とやっているブログですが、ドローン提供とか来ないかな…。

ひとまずはアクションカメラは使ってみて整理できましたので、今回の記事が悩んでいる方の解決の一案になれば幸いです。

それではみなさん、良い山旅を!!

 

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