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休日おでかけパスを使って登山に安く行く方法。どこまで使えば特にお得か!

  • 2022年6月19日
  • 2022年6月19日
  • 節約
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皆さんこんにちは、ゆずです。

ゆずは登山における交通費の節約として、日帰り登山では割引率の多さで『青春18きっぷ』の使用をオススメしています。

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とはいえ、この青春18きっぷの弱点としては『春夏冬の決められた期間でしか使えない』『特急・新幹線には使えない』があります。

その点、今回紹介する『休日おでかけパス』は割引率や行動出来る範囲では劣るものの、通年の土日祝日が使えるので安定していますし、ゴールデンウイークや年末にも使えます。

概ね東京からであれば、場所にもよりますが500-1000円ほど割引出来る休日おでかけパスを使って、登山に行くと割引率はいかがなものかを紹介していきます。

  • 休日おでかけパスは通年の土日祝日、ゴールデンウイークや年末、夏休み期間にも利用可能
  • 使用期間は1日のみで、2720円
  • 特急券を別途購入すれば、エリア内の特急列車や新幹線に乗車可能
  • 私鉄やJR東海エリアの電車は乗車出来ない(一部除く)
  • 東京を起点として、単純な往復でお得になれないエリアもあり。ゆずがオススメするとしたら『大月・猿橋・鳥沢駅』『小山駅』『小田原駅』で、起点として色々な山に行きやすい

休日おでかけパスとは

利用期間 1日間
利用時期 土休日および
4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の毎日
金額 2,720円
※公式ホームページ引用

詳細としては上記の通り。1日範囲内であれば乗り放題で、購入時期も通年の土日祝日+ゴールデンウイークや年末、夏休み時期に使えます。特急券を別途購入したら、新幹線や区間内の特急列車にも乗れるのも、青春18きっぷと比較した中で大きく違うところでしょう。

どのくらい得になるのか

西は奥多摩・大月・小田原、北は神保原、自治医大、東は成田、土浦、南は君津辺りまで。お得になるかどうかは、単純に最寄り駅からの往復金額次第ですね。

東京~奥多摩 往復2500円
東京~大月 往復3060円
東京~小田原 往復3060円
東京~神保原 往復3340円
東京~自治医大 往復3520円
東京~成田 往復2320円
東京~土浦 往復2340円
東京~上総亀山 往復4040円

大体が以上のようになります。当然、東京から東に住んでいれば大月方面はさらにお得になりますし、大宮辺りから小田原辺りまで行ければお得度は最大です。登山をしているゆずからすると一番気になるところは、東京から奥多摩周辺の山に行く場合のお得度は低いということでしょうか。

甲府方面、熱海方面、高崎方面、宇都宮方面に延長する場合は、延長した分の乗り越し精算をすれば良いでしょう。

東京~大月 休日おでかけパス2720円
大月~甲府 往復1720円
合計 往復4440円(割引無いと4920円)

このように乗り越しする場合でも、500円前後はお得に移動出来るので良いですね。ただ当ブログでも何度も紹介している青春18きっぷだと2410円で済んでしまうので、その破格の安さが分かると思います。

登山エリアで考えるとどうか

奥多摩エリア

東京~奥多摩 往復2500円
休日おでかけパス 2720円

東京の西側に位置する奥多摩ですが、先ほど述べたように東京駅から行く場合は、奥多摩エリアはお得にはなりません。

終点の奥多摩駅でも元が取れないので、御岳山が登れる最寄りの御嶽駅で下車すれば、さらにお得度は減ります。見方を変えれば、いつでもフリーパス使わなくても運賃は安めであることは良いことだと思います。

小田原・箱根・熱海エリア

東京~小田原 往復3060円
休日おでかけパス 2720円

小田原自体にはほとんど山が無いので、登山に絡める場合に箱根や伊豆半島にある山々と絡める必要があります。箱根は登る山にもよりますが、小田原駅から直接路線バスも出ているので、ひとまず小田原まで行ければ340円安いので良いと思います。

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あとこのエリアで注意するのは、休日おでかけパスはJR東海の運営している御殿場線は対象外なので、そこは注意が必要ですね。

大月・高尾・甲府の中央線エリア

こちらも人気どころの登山エリア中央線沿いです。

東京~高尾 往復1880円
東京~梁川 往復2680円
東京~大月 往復3060円
休日おでかけパス 2720円

登山の入門編として有名な高尾山ですが、上記のように東京からの往復で得をするのは『大月・猿橋・鳥沢駅』のみです。ちょっとリッチな楽しみ方としては、休日おでかけパスが特急列車に乗れるメリットを最大限に活かして、大月駅から帰りはあずさ・かいじの特急券のみ別途購入すれば、快適に帰路につくことが出来ます。これもオススメです。

大月・猿橋・鳥沢駅から登れる山は、秀麗富嶽十二景という山梨県大月市が押し出しているエリアがあります。簡単に言うと大月市の山々の中で、富士山が特にきれいに見える山を選んだものです。記事にしきれていませんが、ゆずは全ての秀麗富嶽十二景を完歩しております。関東住まいの人にはオススメ出来ますよ!!

中でも一番の有名どころとしては、大月駅から見える岩殿山でしょう。ちょっと歩くことになりますが、稚児落としからの景色は絶景です。

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熊谷・高崎エリア

東京~神保原 往復3340円
東京~熊谷 往復2340円
休日おでかけパス 2720円

正直神保原までのフリーパスエリアがありますが、ここまで行けても山がほとんどないため利用しにくい。山に行くためには乗り換えて別の路線を使うことが必要となります。

例えば熊谷で乗り換えて、秩父鉄道を利用し秩父方面の山に登る場合。東京から熊谷まで往復2340円でフリーパスの範囲内ではお得ではありません。当然最寄りの駅から熊谷までの間で、往復が特になるならオススメ出来ます。

小山・宇都宮エリア

東京~自治医大 往復3520円
東京~小山 往復3380円
休日おでかけパス 2720円

東京から宇都宮方面で考えると、自治医大まで行くと往復で1番特に行ける区間になります。ただ登山の利用を考えると、自治医大よりもその手前の小山駅を起点として考えるのが一番理にかなっています。小山駅を起点とした場合でも660円お得になります。

小山駅からは東に進む水戸線、西に進む両毛線と、その沿線には低山が多いので乗り越し清算して日帰り登山にも向いています。ゆずがオススメするとしたら、佐野周辺にある山『三毳山』『太平山』。三毳山は3月のカタクリの時期はとても人気で、人も多く訪れる歩きやすい低山で、大平山は大規模な神社があったり茶屋通りがあるので初詣登山に行きました。

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茨城・千葉エリア

最後に茨城県の土浦駅、千葉県の上総亀山駅まで行った場合です。

東京を起点として考えると土浦駅まではフリーパス区間内ではお得には行けません。逆に千葉県の上総亀山駅まで行った場合は往復4040円と、フリーパスのエリア範囲内では一番お得な金額で行くことができます。

仮に土浦に行く場合は近い場所では筑波山ですが、つくばエクスプレスの方が値段もそこまで変わらないのにアクセスに優れます。 上総亀山駅の周りには低山はありますが、若干公共交通機関で行く場合には難があるところが多いです。どちらもちょっと利用はしにくい印象です。

東京~君津 往復3040円
休日おでかけパス 2720円

強いて言えば、千葉県で一番有名な山『鋸山』に登るために、最寄り駅の浜金谷駅まで行く場合に利用できると思います。フリーパス自体は手前の君津駅で終わってしまいますが、東京から君津駅の往復で十分に元は取れるので、浜金谷駅に行くまででお得ではあります。

ただ千葉の山自体、ゆずも数か所しか行ったことが無いので、もっと詳しい方からの情報いただければ嬉しいです!

休日おでかけパスを登山に使う感想

使えるエリアが限られてしまい割引金額も大きくはありませんが、されど数100円の割引は蓄積されてくると大きくなってくるもので、非常にありがたいです。それに青春18きっぷと違って、通年利用できるところはアドバンテージです。

今回の記事がきっかけになって、最寄りの駅からよく行く山域の駅まで200円でも300円でもお得になるのであれば、是非とも使っていきましょう!

駅から登りやすい山が多い大月周辺、駅から少し離れてはしまいますが箱根の山々にアクセスがしやすい小田原駅、いろんな沿線にアクセスのしやすい起点の駅として小山駅、この辺りがゆず個人的にはオススメなエリアとなります。

さいごに

今回は休日おでかけパスについての記事を書きました。小さな割引も塵も積もれば山となるので、普段行かれている山域でこのフリーパスが使えるか調べてみていただければ幸いです。

ちなみにモバイルSuicaでも使える、のんびりホリデー Suica パスというものも出ました。事前にsuica で購入しておくと、勝手に乗り越し金額をSuicaから引いてくれたりするので、変に手間もかからないので今後利用していきたいと思っています。 青春18きっぷが使えない時期では、Suica1枚で完結するので楽で使いやすそうです。一部使えない区間も休日おでかけパスと比較してありますのでその点は要注意です。

少しでも登山に行くときの交通費を、節約できるような情報を発信できればと思います。

それではみなさん、良い山旅を!

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