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Google pixel6で山梨の大菩薩嶺に登山してきました。スマホの進歩は凄い!

皆さんこんにちは、ゆずです。

今回は日本百名山である。大菩薩嶺に登ってきた記事になりますが、メインは Google Pixel 6 を使った写真がどれほど登山でも使えるかを試してきました。

今まで使用していたメインのスマートフォンは Google Pixel 3a でした。それに比べて画質は上がっているか?超広角レンズの使い勝手はどうか?そんなところが気になって購入してみたので、実際に使ってみた感想を述べていきます。結論からいうと、超広角レンズにはフレアが入りやすいものの、オートで適当に撮影しても非常に綺麗に撮れるカメラだと思いました

この記事は大菩薩に関しての紹介は最低限とし、Google Pixel 6 で撮影した感想を主に紹介していこうと思います。

  • Google pixel6での写真は満足に撮れている。オートで色味の処理も含めて優秀
  • 広角(35mm換算で24mm)、超広角(35mm換算で16mm)の2つのレンズがあるのが非常に良い
  • 望遠レンズはProしか付いていないので、スマートフォン1つで撮影を多用する場合は、Proの方が撮影する被写体によって対応しやすい。pixel6でも撮影できるが、所詮は引き延ばしなので限度がある。
  • 超広角レンズはフレアが入りやすい印象で、光には注意
  • 長時間露光などの特殊な撮影方法もスマートフォンのAI単体できるのは素直に凄い!

山行の概要

日時:2021年11月11日

メンバー構成:2人パーティー

コースタイム:山と高原地図参照【1日目:約3時間00分】

 実際は【1日目:約5時間00分】

私のペースは大体、写真を撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。

最近は動画の撮影もあり、コースタイムは押し気味。そして今回はタイトル通りにpixel6での撮影もしているので、余分に時間がかかっていますね。

アクセス方法・金額【都内起点】

新宿駅 ⇒ 甲斐大和駅 1480円
甲斐大和駅 ⇒ 小屋平バス停 970円
上日川バス停 ⇨ 甲斐大和駅 1020円
甲斐大和駅 ⇒ 新宿駅 1480円
合計 4950円

場所・時期にもよりますが青春18きっぷを利用すれば安く行ける場所もあります。往復で最寄りの駅からJRのみで甲斐大和駅まで2410円を超える場合は、青春18きっぷがオススメです!

ちなみに利用する路線バスは基本は土日祝日のみの運行。ただしゴールデンウイークや紅葉がみられる10~11月の一部の時期は、平日も運行しています。なので今回は平日ですが、この路線バスを利用できました!

ベストシーズンですが、平日の方が人はやはり少ないですね。

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今回の撮影機材

カメラ Google pixel 6

今回は前説明はほどほどに、メインテーマである『Google社のpixel6』を使用して撮影してきた写真をご紹介します。

このpixel6のカメラ性能の特徴は『35mm判換算で24mmの広角レンズ・16mmの超広角レンズ』の2種類があることです。広角レンズは50万画素、超広角は12万画素と画素数の違いがありますが、実際に撮影した感じを比べて見ましょう。

以前使用していた Google Pixel 3a に比べると超広角レンズが追加されたことによって、登山としては使いやすくなっております。また広角レンズの画角も24mm 相当と広くなっているので、これも含めて使いやすい。

同時期に発売されている Google Pixel 6Proは上記に加えて望遠レンズが追加されています。少し遠くにある花や景色をクローズアップして取るにはPixel 6 Proの方がいいと思います。

山行記録

注意

この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!

甲斐大和駅から小屋平、石丸峠まで

久しぶりに来ました、甲斐大和駅。相変わらずかっこいい名前をしている駅だと常々に思います。甲斐大和駅からはこの秋に平日出る路線バスに乗り、登山口の小屋平まで行きます。

大体の人が終点である上日川峠まで行くと思いますが、途中の小屋平で降りるため、バスは前の方に乗車することをお勧めします。

早速ですが小屋平に到着。今回の Google Pixel 6 は広角カメラと超広角カメラがついているので、その比較。

上が広角カメラ、下が超広角カメラの写真となります。

ブログで圧縮しているレベルではそこまで違いが見えませんが、実際に撮影した生のデータを比較すると、超広角カメラより、広角カメラの写真の方が解像度は綺麗だと思いました。

ただ普段ゆずが使用しているミラーレスカメラのレンズは 24mm が一番広い。Pixel 6 の超広角レンズは35mm換算で16mmらしいので、その活用性は高い。

このような樹林帯も迫力あるように撮影できます。

こちらも広角と超広角の比較。実際に詳しく見比べない限りはそんなに違いはわかりませんね。広角レンズも35mm換算で24mm ぐらいになっているので、普段から使いやすくなりました。

正直十分に綺麗に撮れると思いました。

広角レンズである程度寄って撮影することもできます。特にポートレートモードなども使ってはいませんが、ある程度寄ることで被写体の後ろが緩やかにボケるぐらいの写真は撮れるようになりました。

Pixel 6 にあってPixel 6 PROの違いの1つは望遠レンズの有無です。正確にはPixel6でも望遠には撮影することが出来ますが、Pixel 6 にある望遠機能については、広角レンズで撮影した写真をズームで引き飛ばしているだけの写真になります。

広角レンズは画素数も上がったので、多少のズームに対しての耐性を増えましたが、それでも画質の低下はあります。個人的には 2 倍ズーム程度であれば許容できるかと思いますが、それ以上のズームになると画質が荒くなるような印象でした。

こちらも超広角レンズでの一枚です。富士山と青空も入り、カラマツも入るような超広角レンズならではの広い景色を撮影することができました。

色づくりに関しては、さすがの Google の AI です。青空の色や全体的な色づくりに関してはパッと見た感じで綺麗に撮れており、撮影ボタンを押すだけで、これだけ綺麗な処理をしてくれるのはさすがの一言です。

足元に生えていた苔も撮影しましたが、やはりこちらも寄れている。寄れば後ろの背景をぼかすことができるいい写真が撮れました。

気になった点としては、超広角レンズの方はフレアが入りやすい印象。

上が広角、下が超広角レンズでの撮影ですが、超広角レンズの方はカラマツの下にフレアが入ってしまっています。

撮影する時の画面にはあまり気がつきませんでしたが、帰って写真を見直してみるとフレアの問題はありそうでした。

同じ超広角レンズでもフレアが入らない場面もあるので、その辺はしっかりと確認してから撮影した方がいいと思いました。

少々出来栄えが悪いですが、パノラマ写真です。

広角レンズ での撮影。写真では明るく見えていますが、もう少し樹林帯は薄暗かったです。この辺は AI の処理が優秀

超広角レンズもとても魅力的でしたが、見返してみて写真のハズレが少ないのは、広角レンズで撮影した写真の方が多いです。超広角レンズに比べると、フレアが入りにくいのもメリットの1つです。

安定性を求めるなら、売りにしている広角レンズでしょうかね。

結構フレアが入ってますね。ただこれも今となっては、樹林帯でフレアが出るほど、光が差し込んでいた証拠になるのに、そういった記憶にも残りますよね。

これは確か広角レンズで3倍ズームにした写真ですね。ここまで寄ると、奥の山肌が荒くなっているのが分かります。

望遠側はミラーレスカメラをゆずは持参しているのでそちらに本来は任せている画角ですね。望遠も撮ることを重視するなら、やはりPixel 6 Proにすることをオススメします。

広角レンズでも比較的寄れるので、こちらはPixel 6 でも撮影可能です。

今回の目的地の1つである大菩薩峠に到着しました。この日は本当に晴れて雲のほとんどない青空を見ることができました。

Pixel 6 の青空の色も、いい色を出していますね。

大菩薩峠にある介山荘では売店や軽食を楽しめます。見返して見ても驚いていますが、なかなかにフレアが入っていますね。

大菩薩峠から奥多摩側の風景。広角レンズの写真は、なかなかに鮮明に山肌を撮ることができました。

やはり広角側で 24mm相当あると、撮影の幅が広がりますね。

少し上がったところから大菩薩峠を振り返って撮った写真。小さく映る介山荘もしっかりと捉えることができていました。

超広角レンズでの1 枚。光の入り具合によってはフレアは出ず、非常に綺麗に撮れました。富士山と笛吹・甲府方面の盆地を捉えることができており、なかなかに広大な範囲を撮影できました。

今使用しているミラーレスカメラのレンズは35mm換算で24~400mmと望遠に非常に力を入れています。なので35mm換算で16mmを撮影出来る超広角レンズは、ミラーレスカメラのレンズでカバー出来ない画角なので、用途が被らずに良い

広角、超広角レンズに関しては写りは優秀。ただ何度も言いますがPixel 6 は望遠レンズがついていないので、トリミングするようにズームするので、その点のみ注意。

上の写真のように赤い木の実をクローズアップするためには、どうしても寄らなければ撮影ができません。この赤い実自体は木の枝の上にあったので手を伸ばしても届きませんし、足元も崖になっているので、これ以上近づくことができない状況でした。

やはり登山をするような環境だと被写体に寄れないという問題が物理的に起こります。そういう意味では、望遠レンズの重要性はあるのではないかと思いました。

正面の小屋は賽ノ河原にある小屋『大菩薩峠休憩舎』。左送り続く道は山頂である、大菩薩嶺まで続く道のりです。

今回は大菩薩嶺までは行かずに、賽ノ河原から直接、バス停方面に下ります。

ブログに載せている写真に関しては、サイトが重くなってしまうので圧縮したものを載せており、ズームしても荒くなってしまっています。

やはり画素数が上がっているということもあるのか、ちょうど写真の真ん中にあるカラマツの黄葉の様子もパソコン上で見る元の写真ではズームしてもある程度は解像していることが分かります。

こちらは広角レンズでの撮影を 8 倍までデジタルズームしている写真です。望遠で撮影したのは、背景がボケ具合や画質の劣化があるかなどを試すためにとった一枚です。

ご覧の通りかなり荒くなってしまっており、これでは写真がボケているかどうかなど、あまり必要にはなりにくいですね。ある程度の距離なら『ポートレートモードで撮影した写真』の方がボケを作った写真としては安定してきています!

水面がキラキラしていたので、撮影した1枚。フレアは角に集中して入る感じですね。この時は特にフィルムなどは貼っていません。

Google Pixel 6 から導入された長時間露光モード。光を長く取り込むためにシャッタースピードを遅くするような仕様ですが、日中の滝などを取る場合は、ND フィルターという光の量を調節するフィルターを使う必要があります。

そういう特別なフィルターを使わないで、スマートフォンだけの処理でできるというのが今回のGoogle Pixel 6 の売りポイントの 1 つです。

この機能があるのを思い出したのが終盤だったので、分かりにくいような写真になりましたが、上の写真が長時間露光モードで撮影した写真、下の写真が長時間露光モードを使う前の写真です。水が筋のようになっているのがわかるでしょうか…?

ここまで来ればもう終盤。さすがに 11 月に入ってることもあり、カラマツの紅葉は大部分が終わっていました。

さすがは大菩薩、富士山がずっと見える素晴らしい山でした。

この平坦なところまで来ればほぼもうゴールです。次の目的での福ちゃん荘まで目指します。

少々意地悪な構図の撮影です。超広角レンズで太陽を直接入れた写真です。流石にフレアは入りますが、まあこればかりはしょうがないかなと思います。ゆずが使用しているミラーレスカメラのレンズでも、ここまでではありませんがフレアは入ると思います。

ふくちゃん荘の軽食は時間がなかったので、寄ることができませんでした。きのこ料理も美味しそうだったので、次回は寄ってみたいなと思います。

ちなみにこう見ると右下のフレアもなかなか変な入り方をしていますね。

最後は車道と登山道が並行するように進みます。

バス停前にあるロッジ長兵衛。今度はここに宿泊してみたいなと思います。

あっという間に終わってしまった大菩薩の山行。帰りは上日川峠からの路線バスに乗って終わります。

Google Pixel 6 を使ってみて

今回 Google Pixel 6 を使って山の写真を撮りましたが、まずはスマートフォンのカメラはここまで綺麗に撮れるようになってるかと素直に驚きました。この辺りはAI の色処理の部分が上手いのだと思いますが、Pixel6はカメラ自体も一新されたので、より良くなったと感じます。

超広角レンズがついたことによって、登山での使用率もだいぶ上がると思います。反対に望遠側に対しては画素数が上がったことによって、多少のズーム耐性はあると思いますが、あくまで引き延ばしなので限界はあると思います。

結論から言うとスマートフォンのみで登山をする場合は、 Google Pixel 6 よりも Google 6Pro の方が圧倒的に有利だと思います。多少の大きさの違いはあるでしょうが、それだけ望遠ズームが使えるというのは、ミラーレスカメラを所持しているゆずが考えても、とても使いやすいと思います。

カメラ性能以外でもGoogle Pixel 3aより Google Pixel 6 が登山に向いている点は『IP68の防塵防滴性能』『安定した GPS 性能』『デュアル SIM仕様』でしょうか。

ある程度の雨や埃を考慮して防塵防滴性能が高いことはいいですし、GPS ロガーを記録することもあるので、安定した GPS 性能も大切です。デュアル SIM に関しては、ゆずは ahamoとpovo2.0の2社の回線を使えば登山で電波が入りやすい環境を作れるかと思って試しているので、どちらも使えるのは非常にありがたいです。

今回はあまり使用することがありませんでしたが、次回はタイムラプスや動画性能手ぶれなど、そういう点が登山には向いているか調べようと思います。

さいごに

今回新しく購入した Google Pixel 6 を登山で使ってみた感想はいかがでしたでしょうか。

カメラ性能は前に使用していたPixel 3aに比べて、使いやすくなっていると感じます。何より撮れる画角が 2 つに増えたので、それだけでも利用する価値は高いです。ただ超広角カメラは、仕方がないかもしれませんがフレアが非常に入りやすい。ミラーレスカメラのレンズに比べて、さらに入りやすく感じ、かつ大きめなフレアが入ってしまうので、やや注意が必要な印象でした。

今回はあまり試せていませんでしたが、長時間露光などこのスマートフォンだけでしかできないような面白い機能も付いていたので、これから先うまく使いこなしていければと思います。

ゆずのスタイル的にはミラーレスカメラが第 1候補 になるので、そのミラーレスカメラを補助する形で、この Google Pixel 6 を使っていければと思っています。

それでは、皆さんいい山旅を!

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