【登山】OM-D E-M5 MarkⅢは登山カメラとしてオススメできるか【発売前の情報】

皆さんこんにちは、ゆずです。

遂に2019.10.17にOLYMPUSから『OM-D E-M5 MarkⅢ』が公式ホームページで発表されました。ゆずは同社の『OM-D E-M1』を利用しており、後継機を今か今かと待っていました。

今回は発売が11月下旬の『OM-D E-M5 MarkⅢ』がオススメできるか、私なりのカメラに求める『登山』のジャンルを交えて考えていきます。

ちなみにこんな機種です。

  • バッテリーは持ち悪い。予備バッテリーは必須。モバイルバッテリーからの充電に対応
  • バッテリーの給電は出来ない
  • 小型カメラに防塵防滴・高手振れ補正機能
  • 風景撮影では必要十分な性能。上位機種(E-M1 MarkⅡ)とほぼ同等
  • 大型レンズ・グローブ着用下の操作性は未知数
  • 上位機種と値段がほぼ同等。やや割高感あり(10/21現在)

※この記事は2019.10.21の段階での情報で、作成しています。

※2019.10.30追記 OLYMPUSプラザで実機を触っていました。

迷ったあげく、2020年3月にE-M1MarkⅡを購入しています

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今回はどんな性能になったか

簡単にいうと、2016/12/22発売のOLYMPUSのフラグシップモデルの『OMD E-M1 MarkⅡ』を連射性能を落として、小型化したようなモデルです。

多少のグレードダウンの部分はありますが、現在のフラグシップモデルに匹敵する性能を持って、小型軽量化しています。ただ少し金額が高い印象でしょうか。

OLYMPUSモデルの比較は、ほかのまとめサイトでまとめられています。

E-M5 MarkⅢとMarkⅡの比較

E-M5 MarkⅢとE-M1 MarkⅡの比較

E-M5 MarkⅢとE-M10 MarkⅢの比較

登山で使うとすると、どう考えるか

小型軽量化モデルであること

E-M5 MarkⅡに比べると、ややサイズ感は大きくなりましたが、それでも小型のモデル。プラスチックになってしまいましたが、バッテリーも入れて414gは素晴らしいです。

登山において、軽量であることは良いこと。最近のモデルは、バージョンアップするたびに重くなることがあるので、軽量化は歓迎します。

グリップの持ち手はイマイチか?

誤解のないようにいっておきますと、もともと『E-M5』モデルは、『E-M1』モデルほど、グリップが深くないモデルです。今回のMarkⅢで少しグリップが深くなったようですが、持った感じはどうでしょうか?

登山で考えると、ある程度の厚みがあるグローブをしているとグリップが深くないと、持ちにくいです。OLYMPUSレンズの『Proレンズ群』『大きめの望遠・高倍率ズーム』使用時のホールド感は低下します。

大型のレンズや、厚手のグローブを使用する冬山などでなければ、概ね大丈夫でしょうか。発売されて、実機を触ってからですね。

ダイヤルの操作性はどうか?

ゆずは同社の『E-M1』しか使っていないので、他社に比べてという話が出来ないです。ただフロントダイヤル・リヤダイヤルとレバー1.2切り替えを使用することで、ダイヤルのみで様々な設定を行えます。

フロントダイヤル ① 露出
リヤダイヤル ① F値
フロントダイヤル ② ISO
リヤダイヤル ② シャッタースピード

このように設定しておけば、グローブなどで小さなボタンが押せなくても、ダイヤルの操作は比較行いやすいので、この仕様は使いやすいです。

この使い勝手は『E-M1・MarkⅡ・X』『E-M5 MakⅡ・MarkⅢ』には搭載されています。

EVFファインダーの性能は? 見やすさは屋外で大切

個人的に忘れていけないのは、ファインダーの性能・見やすさ。登山は快晴・照り返しのある雪の上など、背面液晶だと反射してうまく見えないときの撮影には必須と考えています。

今回のMarkⅢのビューファインダーは、液晶ではなく有機ELの約236万ドット。上位機種は『フレームレート 120 fps』と動いたりするものを取るときに、性能が高いですが、ドット数が変わらないです。

手振れ補正は? 基本は手持ち多いので助かります。

薄暗い樹林帯、朝日・夕暮れ・山小屋の中など、登山では手振れしやすい環境が整っています。失敗の写真を減らさない、三脚の荷物を削るなどの軽量化につながるので、手振れ補正へのこだわりは強いです。

『E-M1X』という最高峰のフラグシップモデルを除いて、同社最大の『5軸5.5段』です。400g前半の重さで手振れ補正を上記機種同様に入れてきたのは、やはり評価したい。

『E-M1』でも『5軸4.0段』であり、だいぶブレる写真は減っていると思います。400g前半で手振れが載っている、中級クラスのカメラは貴重だと思います。

バッテリーライフは少々心配。予備バッテリーは必要。

今回のMarkⅢは『E-M10』シリーズに使われてるバッテリーに変わりました。容量としては『1220ml → 1210ml』とわずかに減っています。一応、MarkⅡと比べて、撮影できる枚数は同数(310枚)。

ゆずは三脚を置いて長時間撮影することは少なく、どちらかという良い景色をサクッと撮ったり、登山道脇の高山植物を撮るような使い方をします。

1日バッテリー1つでも持ちますが、星空が見えるとき、雪山登山のとき、タイムラプスなどの撮影を頻回にするとき、など何があるかわからないので、1日1つぐらいな方が安心かもしれません。

MarkⅢからはUSB充電が追加されました。モバイルバッテリーでの充電が出来ます。

安心の防塵防滴性能・-10℃耐低温性能

『E-M1』『E-M5』シリーズではお馴染み防塵防滴性能・-10℃耐低温性能。プラスチックボディになりましたが、今回も搭載しています。

このモデルのシリーズなら比較的安心。限度はあるとおもいますが、OLYMPUSさんは故障が少ない印象です。少なくとも中古で購入して2年半程度たっているゆずのE-M1は、雨・雪山色々といきましたが、故障はなしです。

-10℃耐低温性能に関しては、私は雪山はやるといっても、基本晴れている時を狙うので、いっても-5~10°ぐらいでしか使わないです。その範囲なら、確かに誤作動なく動きます。ただ動かなくなったなどの話もあるので、寒さにも強いモデルと考えた方が良いでしょう。

優れたダストリダクション

この辺は評判ですね。高速振動でセンサーについたゴミをとるダストリダクション機能。OLYMPUSカメラはこの性能が優秀で、センサーの上にゴミが乗ることが特に少ないです。

屋外でのレンズ交換も安心です。

シャッター速度、オートフォーカス、感度に関しては風景用途なら十分。さらにハイレゾショットショットも健在。

ゆずは風景撮影がメインです。ほかにも一緒にいった仲間を撮ったり、小屋の中、ご飯などの道中の思い出を撮ります。その用途であれば、個人的には十分かと。

E-M1でやや不満だった暗いところの撮影やオートフォーカスも強くなってますし、おそらく満足できるものになっていると思います。

また三脚必須ですが、ずらしながら撮影した写真を統合して高解像の写真を撮るハイレゾショットも健在。E-M1 MarkⅡ同等の性能を有しています。

鳥などの動体撮影もいける【プロキャプチャーモード搭載】

E-M1 MarkⅡに連射性能はやや劣るものの、E-M5 MarkⅢにも遂にプロキャプチャーモードが搭載。このプロキャプチャーを使用すれば、鳥が飛び立つ瞬間、稜線上にいる雷鳥が顔をこっちに向けた瞬間など、タイミングが合った写真が撮りやすくなるでしょう。

これは非常に興味あります。

E-M1 MarkⅡ 最大35コマ
E-M5 MarkⅢ 最大14コマ

動画よりも写真の方に力を入れている様子

ゆずは動画は多用しませんが、OLYMPUSよりも同じマイクロフォーサーズを使っている、Panasonicの方が動作に力を入れています。ただ必要な動画性能は持っていると思います。

連続動画撮影時間が約29分であり、USBで充電したまま撮影が出来ないので、その点も動画メインの方はご注意を。

総評

3年前のモデルとはいえ、フラグシップモデルである『E-M1 MarkⅡ』とほぼ同程度の性能を、サイズダウン・軽量化をして提供したのは素晴らしい

マグネシウム合金からプラスチックに変更した分、グリップが深くなっているのも、強度的に問題ないと思ったので、出したのでしょう。

バッテリー問題が残りますが、軽量化とトレードオフだと思います。。しかしゆずはまだ即決できないのは理由があり

  1. 冬山を考えると、深くなったグリップでグローブ着用で、どこまで持ちやすいか。またボタン操作も誤作動少なく出来るか
  2. 大きなズームレンズでの持ちやすさはどうか(ゆずはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを多用
  3. 値段がE-M1 MarkⅡと1万程度しか変わらない。中古なら4万程度違う
  4. E-M1 MarkⅡを越えるものが、ほとんどない(USB充電ぐらい)

この辺りでやや迷います。3年前のモデルとはいえフラグシップモデルなので、良い性能をしていますが、やや割高感が否めない…。

どのような登山者にオススメできるか

  • 軽量なレンズ交換式カメラを探している方
  • 防塵防滴が必須
  • 手振れも必須
  • タフに使えるカメラ
  • そこまで大型のレンズを使わなくて、冬山もあまり行かない方
  • 大型レンズに対応できるグリップ深めのカメラを持っており、荷物を減らす時用のサブカメラが欲しい方

結論から軽量なら『スマートフォン』『コンパクトデジタルカメラ』です。しかしレンズ交換式カメラに魅せられた人もいるでしょう。そんな私もそうです。

天気に強く、手振れも効いて、小型。そんなレンズ交換式カメラを探しているならオススメです。ちなみ金額を気にするなら『E-M5 Mark』も小型で良いですよ。

OLYMPUSプラザで触ってきました【2019.10.30追記】

昨日、Twitterで『OLYMPUSプラザだと、展示品が触ることが出来る』との情報を入手して、行ってきました!

キットレンズは『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II』ですが、今回は私が主力としている『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』を取り付けて、グリップを確かめる時は主に撮影しています。

展示品はシルバーモデル。

正面からのデザイン性は良く、所有したくなりますね。個人的にはブラックを買うと思うので、それも見てみたかったです。

プラスチックに材質を変えてまして、ややシルバーモデルはチープな感じが少しするかも。あの金属の重厚感はないのは残念です。でも軽量化なら仕方がない。

サムレストの形状も変わり、『iso』ボタンがそこにあります。

おそらく私はカスタマイズして『拡大表示』『ピーキング』『デジタルテレコン』などに変えてしまうでしょうね。

あとは2×2のダイヤル操作を切り替えるレバーも少し形状が変わっています。少しダイヤルが小さくなってますかね。

こちらは上から。モード変更のダイヤルが、前のモデルと違いem1シリーズと同じような並びになっています。

左のボタンもem1と似ていますが、少しボタンでいじれる種類が減っているので、それは注意です。

メモリーカードを入れるところ

端子系。USBとHDMI以外は独立してます。

底部。バッテリー入れるところの仕様は、ほとんど同じ。

・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

・OM-D E-M5 MarkⅡ

持てなくないですが、指の第1関節はギリギリ引っかかる程度。片手でのハンドリングはやりにくいですね。

・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

・OM-D E-M5 MarkⅢ

こちらは指の第一関節までかかっています。このサイズのレンズなら片手の操作でも、比較的行えそうです。

PROレンズだと300m F4.0、40-150 F2.8以外は使えそう。7-14mm F2.8もまずまずのバランスでした。

ただ12-200mm F3.5-6.3と12-100 F4.0のバランスだとレンズ側が重くなり、ややイマイチ。

ボタン操作はやはり小型モデルであり、厳冬期でのグローブ装着下の操作は、誤作動だったり押しにくいところが目立ちそうですね。

さいごに

今回は2019年10月に発表された『E-M5 MarkⅢ』についてご紹介しました。正直、驚くようなものは少なかったですが、小型な耐候性能・手振れ性能をもった登山向けカメラに仕上がっていると思います。

ゆずがもっている『E-M1』との比較でも、だいぶ性能が上がっているのがわかります。しかし購入するとしても、ゆずが多用する『12-40mm F2.8 PRO』を付けた感じや操作性を確認してからですかね。実機待とうと思います。

※2019.10.30 追記

『12-40mm F2.8 PRO』を付けたぐらいなら、操作性は良好。E-M1よりも少なくなったボタンも慣れれば、何とかなるレベルでしょう。

ただボディサイズがゆえのボタンの小ささは、雪山では操作しにくい…。冬山はE-M1を残し使用。他の3シーズンはこのモデルというのも良いかもしれません。

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