皆さんこんにちは、ゆずです。
ミラーレスカメラ、もしくは一眼レフカメラを購入した人は新しくレンズが欲しくなってくることでしょう。
ただ登山に持っていくことを考えると『重さ』『写真が撮れる広さ』『画質』などのバランスに悩みませんか?
色々な景色を撮りたいけど、たくさんはレンズが持てないと私も悩みました。正直お金もかかりますからね。
今回はOLYMPUSのミラーレスカメラを購入した私が、登山をするうえでレンズを買い換えたり、追加購入していった経過と理由をご紹介します。
レンズ購入で悩んでいる方の参考になれば幸いです!
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登山に求めるレンズの性能
カメラ本体の性能も大切ですが、その性能を最大限に引き出すのがレンズだと私は思います。
ただ性能が良ければ『重い、大きい』という課題に悩みます。
『画質』『頑丈さ』『1つのレンズでカバーできることの多さ』が、私の優先して求めるレンズの性能です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
OM-D EM-1を買ったときに一緒に購入したレンズです。現在は生産終了となっている現状です。
※このレンズの写真が無いため、公式サイトをご参照ください。
安くて、頑丈なレンズ
このレンズは購入時に新品で10000円と、ほかのレンズよりも圧倒的な安さでした。
それに登山で必要な防塵防滴も備えており、導入にはとても良いレンズでした。
マクロモードも搭載、花も苔もアップに撮れる
12-50mm(35mm判換算で24-100mm)と比較的広角~望遠が写せます。またこのレンズにはマクロモードが搭載されており、花や苔のズームアップした写真も撮れます。
この1本で広角、ほどほどの望遠、マクロを全てカバーできるのです。荷物を減らしたい登山にはとても重宝します。
12-50mmデメリット
このレンズはもう手元にはありません。次に紹介する12-40mm PROレンズにステップアップするために売却しました。
理由としては
①レンズが暗い
②もっと綺麗に撮れると言われるPROレンズを使ってみたい
という2つの理由になります。
レンズが暗いと 薄暗い室内や夕方の樹林帯などで、シャッタースピードが遅くなってしまいます。その結果、未熟な私はブレた写真を量産することになり、明るいレンズが欲しくなりました。
もう1つはOLYMPUSレンズの最高峰PROレンズへの憧れ。もっと綺麗な写真を!という楽しみですね。
個人的にはこのレンズの写りもまずまずです。値段を考えると十分選択肢になります。強いて言うなら、ボケの感じやズームにした時の毛や綿の感じが甘く写ることがありました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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大三元レンズが安かった
大三元レンズとはF2.8通しで撮れる、そのメーカーの主役となるズームレンズ達です。主に広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの3本があり大三元と呼ばれるようです。
この12-40mmは標準ズームに属する大三元レンズ。F2.8と明るいレンズです。
その大三元レンズが中古で55000円ほどで、前に使っていたレンズも約10000円で下取り。ほかのメーカーの大三元レンズと比べると、値段は落ち着いていて手が出しやすい方でした。
写りは素晴らしく、マクロもこなせる万能選手
画質の詳しい比較に関しては、比較サイトにたくさん情報が載っているのでそちらに任せます。
私の感想は画面の角までくっきりと写り、ボケも綺麗、なおかつ最大撮影倍率が0.6倍(35mm算)。マクロ撮影もこなせる機能満載のレンズで、この一本で撮影できるレパートリーは多いですね。
安定の防塵防滴
安心安全の防塵防滴機能。雨にも強く、壊れるリスクが少ないことも魅力的なレンズの証ですね。
マニュアルフォーカスも使いやすい
今までシャッターボタンを半押しして、ピントを合わせていました。オートフォーカスというもので、自動でピントを合わせます。
当然オートフォーカスも大切ですが、マニュアルフォーカスを使うと自分の主張したい部分にピントを合わせやすいです!
特にこのレンズはオートフォーカスからマニュアルフォーカスへの移行が簡単で、レンズのある部分をスライドさせるだけで移行が完了します。
花のマクロ撮影をするときなら、『花びら』『雄しべや雌しべ』『花が2輪並んでいたら、手前の花』など自分が合わせたい場所にピントを合わせるのが簡単です。
オートフォーカスで大体ピントを合わせて、マニュアルフォーカスで仕上げるイメージですね。
12-40mm F2.8 PROのデメリット
①望遠が40mm(35mm判換算で80mm)までしか撮れない
②広角が12mm(35mm判換算で24mm)からしか撮れない
③重さあり(382g)
デメリットにあげましたが、これはもうしょうがないと思ってます。
これ以上、広くて遠くを撮るレンズがあるとすれば、それは大きく、高価になることでしょう。小さくて、安くて、妥協しない画質のレンズなんて存在しないのです。
自分がどの範囲で撮影している事が多いか調べて、より広角寄りのレンズを欲するか、望遠を欲するかを考えましょう。
ただもうちょっと望遠で撮れると良かったという場面がありました。
流石はPROレンズ。葉っぱや毛の感じも細かく描写できています。色合いも12-40mmはしっかりとしています。F2.8なので、星空も撮れるようになってきました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
広角をさらに広く、超広角レンズ
12-40mm PROのレンズを使用していて、私は広角を多用していることがわかりました。広大な景色をもっと広く撮りたいという欲求から、9-18mmの超広角ズームレンズを追加購入しています。
たかが3mm程度しか変わらないと思われるでしょうが、その差が結構あるのです。
広大な景色を撮るだけでなく、見上げるように撮ったり、奥行きを出したりと、面白い写真が撮れてレンズ交換する楽しみを教えてくれました。
軽量でコンパクト
155gと軽量
49.5mm(大体5㎝)とコンパクト。クレジットカードの短辺が5.5㎝らしいので参考までに!
このレンズは邪魔になりにくいので、携帯しておいて広大な景色を撮りたいときに付け替えて使います。
値段が落ち着いてきている
発売が2010年と前であり、7万円ぐらいしたものも中古で4万円ほどまで下がってきています。私が購入したときは3万5千円ほどの良いレンズに巡り合えました。
9-18mmのデメリット
①四隅がやや写りが悪い
②防塵防滴では無い。
③見た目が少しダサい。
この3つ辺りでしょうか。また超広角レンズは他にPROレンズの7-14mm F2.8やPanasonicの8-18mm F2.8-4.0しか選択肢が少ないのです。
どちらも綺麗に写ると評判ですが、中古でも約10万円の壁が高い…。
まとめ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
- 安い
- 描写もまずまず
- 広角~まずまずの望遠、マクロも行える
- 防塵防滴
- 暗いレンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- 高い。しかしPROレンズの中では手が出せる値段。
- 描写は素晴らしい
- 広角~標準、マクロもまずまずこなせる。ただ望遠は弱い。
- 防塵防滴
- 明るいレンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
- コンパクトで軽量
- 描写は良い
- 超広角~標準域が撮れる
- 防塵防滴ではない
- 暗いレンズ
さいごに
私は天候が優れないときは『12-40mm』のPROレンズのみを持っていきます。防塵防滴なので天候が崩れても安心です。合計879g。
天候がある程度良く、展望が優れる場所の場合、『9-18mm』のレンズを追加で持っていくことになります。879g+155gで合計1034g。
OM-D EM-1 | 497g |
12-40mm F2.8 PRO | 382g |
9-18mm F4.0-5.6 | 155g |
個人的には12-40mmのレンズで間違いないと思っています。値段も踏まえたバランスが良好であり、ちょっとお高く感じると思いますが、一番初めから買っても良いと思うほどです。
この12-40mmのレンズは本体とセットで売っている場合もあるので、レンズセットの中古があれば、おすすめです。
レンズに悩むこともありますが、それもまた楽しみの1つ。色々なレンズで様々な景色を撮影できると良いですね!
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