みなさん、こんにちはゆずです。
モバイルバッテリー話も3つ目になってしまいました。どこまで皆さんの興味があるかは分かりませんが、意外と『登山 モバイルバッテリー』で調べている方が多い様子。
ゆずが多用するモバイルバッテリーは以前『Anker PowerCore II 6700は日帰り~1泊向け登山にオススメ!』で紹介した6700mAhの容量。もう1つ大きい『Anker PowerCore 13000』を持っていますが、約255gと重くて長い縦走でないと持って行くことは少ないです。
今回は6700mAhよりも大きい10000mAh。10000mAhで極力軽くて、高速充電も使える『AUKEY PB-Y36 10000mAhモバイルバッテリー』を購入したので、ご紹介します。
- 容量は10000mAh
- 重量は約181g(実測178g!)
- 最大18wのPD対応
- モバイルバッテリーの充電は3時間
- 出力はUSB-C、USB-Aだが、入力はUSB-Cのみ
- 2680円と比較的安価
- 12月5日時点での最軽量はAUKEYの別の商品『PB-N83』
10000mAhのモバイルバッテリーの万能性
みなさん、こんにちはゆずです。 今はスマートフォンで地図、インターネットでの情報収集、GPSなど電話やメール以外にも使用する頻度も増えて、電池の消耗が激しくなっています。そのためモバイルバッテリーの需要は増えている様に感じます。 私がスマー[…]
以前に登山におけるモバイルバッテリーは何が良いか考えましたが、10000mAhのモバイルバッテリーはかなり汎用性が優れていると思いました。
4.5年前よりもさらに軽く、小さく、高速で充電出来るモデルも出てきており、容量の大きいモバイルバッテリーは値段も含めてバランスが取れています。またちょうど売れる容量なのか、各社が特色の違うモバイルバッテリーを数多く出しています。
一泊でスマートフォンぐらいの充電であれば、Anker PowerCore II 6700ぐらいで大丈夫ですが、最近はyoutureに投稿するために撮影機材を所持することも増えています。そのため電子機器の充電する機会や量も増えています。
- スマートフォン
- カメラ
- アクションカメラ(GoProなど)
などの充電が切れた時にも使えるように、10000mAh程度の容量のモバイルバッテリーが特に良いと思います!
AUKEY PB-Y36 10000mAh
そんな条件にあったのは『AUKEY社』『10000mAh』のモバイルバッテリー。型番はPB-Y36です。スペック表で確認しましょう。
このモバイルバッテリーの特徴は『10000mAhで軽量』『18Wの高出力で充電出来る Power Delivery(以下PD)対応』という点です。
PDというのはUSB-C端子を使用することで高出力の充電が出来る規格です。『USB-C端子とUSB-C端子のケーブル』『USB-C端子とライトニング端子のケーブル』を使用することでそれぞれAndroid、iPhoneを高速充電出来ます。
181gという10000mAhではかなりの軽さ、さらにPD対応
181gというのは、ゆずが購入した段階では最軽量であったのですが、購入した5日後に同社から『PB-N83』という10000mAhで174gのモバイルバッテリーが発売されて最軽量の座を譲ってしまいました。
買ったばかりなのに…悔しくないよ!(泣)
残念ながら最軽量ではなくなりましたが、十分に軽い部類のモバイルバッテリーになります。さらにPD対応です!
以下の表はほかのメーカーで『18W出力のPD対応』『10000mAh』のモバイルバッテリーをまとめてみました。比較として、PD非対応のAnker PowerCore 10000を入れています。
AUKEY PB-Y36 | 約181g | 2680円 |
AUKEY PB-N83 | 約174g | 2800円 |
Anker PowerCore 10000 PD | 約192g | 4599円 |
Anker PowerCore 10000 | 約180g | 3099円 |
RAVPower RP-PB186 | 約186g | 2999円 |
cheero Power Plus 5 | 約 205 g | 3540円 |
AUKEYの2種が値段と重さで優れているのが分かります。それに今回紹介しているPD対応の『PB-Y36』とPD非対応の『Anker PowerCore 10000』とでは1gとほぼ同じ。
これで高速充電が出来て安いならPB-Y36ですよね。
ただ大きさと値段の違いで気にならなければ、174gのPB-N83の方が良いと思います!
商品の紹介
本体とUSB-CとUSB-Cのケーブル、説明書が付属されています
AUKEYの文字は小さく目立たないのもgood。表面は少しざらざら凹凸があり、滑りにくい手触り。品質はとても良いです!
本体重量は実際に測ってみてなんと178gと公式よりも軽い!
USB-C PDで入力/出力
USB-A で出力
個人的にはPDの恩恵はスマートフォンへの充電の早さだけではなく、モバイルバッテリーの充電も高速になる点。本体の充電は3時間ほどで完了するようです!
参考までにPD非対応のAnker PowerCore 10000は4時間ほどで本体充電が完了するとのこと。1時間充電がはやく終わることも十分なメリットではないでしょうか!
短めのUSB-CとUSB-Cのケーブルも同封されています。登山で極力荷物を軽くするときには、短いケーブルは重宝したりします。
充電の残量は右ランプに表示されています。全部で4段階なので、細かくは分かりません。充電されるときは一番左の横長のランプがオレンジに光ります。
電源ボタン2秒長押しすることで、横長のランプが緑色に光ると低電流になり、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンといった電流を落として充電するのに適したモードがあります。
モバイルバッテリーに高速充電するためにAC充電器もPDに対応しているものを使わなければなりません。わずか30gで20Wまで充電できるAnker PowerPort III Nano 20Wを使用します。とても軽くてオススメ!
充電器、ケーブル、10000mAhモバイルバッテリーで216g!
これでPD対応の高速充電でモバイルバッテリーも出来ますし、ゆずが所有しているGoogle pixel3aにも高速充電が行えるようになります。かなりコンパクトですね!
しっかりと急速充電中と表記されています。
実際に登山に持って行くとしたら
ゆずが所有している電子機器の中で、充電可能なものです。
- DJI Osmo Action
- DJI Osmo Actionの充電ハブ
- Anker PowerPort III Nano 20W
- AUKEY PB-Y36
- USB-CとUSB-Cのケーブル
- USB-AとmicroUSBのケーブル:ヘッドライトのバッテリー充電用
- microUSBをUSB-Cに変換するアダプター(DJI Osmo Actionの充電ハブで使用)
この辺りです。重さはご参考までに。DJI Osmo Actionの充電ハブがAnker PowerPort III Nano 20Wで充電出来ないのは衝撃でした…。ですがモバイルバッテリーのUSB-Aから充電が出来ます。
DJI Osmo Actionのバッテリーが1300mAh、ヘッドライトバッテリー(アクテッィクコア)が1250mAh、Google pixel3aが3000mAh。合計5550mAhとなりますが、まだまだ余裕ですね。
人によってはカメラの数の違いや宿泊数の違いで必要なバッテリー容量が変わり、モバイルバッテリーで充電しながら撮影したりする人もいると思います。用途にあった容量を選んでください!
まとめ
- 容量は10000mAh
- 重量は約181g(実測178g!)
- 最大18wのPD対応
- モバイルバッテリーの充電は3時間
- 出力はUSB-C、USB-Aだが、入力はUSB-Cのみ
- 2680円と比較的安価
- 12月3日時点での最軽量はAUKEYの『PB-N83』
さいごに
今回はAUKEYのPB-Y36をレビューしました。愛用している6700mAhのモバイルバッテリーでも十分な場面がありますが、最近の10000mAh台のモバイルバッテリーが軽量化されているので、つい購入してしまいました。
ただAnker PowerCore 13000の約255gよりも74gも軽くなったのに高速充電も行えるPB-Y36を、今後の一泊以上の登山で利用していけそうで満足です!
科学の進歩は素晴らしく、みなさんの持っているモバイルバッテリーより軽くて容量の大きい、もしくは様々な特徴を持ったモバイルバッテリーが出ている可能性があるので、是非確認してみても面白いと思います!
それではみなさん、良い山旅を!