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【山コラム】5Gサービスが始まり、登山にも変化が訪れるか?

  • 2020年4月21日
  • 2020年4月21日
  • 登山
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皆さん、こんにちはゆずです。

2020年は5Gが始まる年でもあり、大手のdocomoやauがサービスを始めるところまで進んでいます。まだ限定的な運用だけですが。

一般的に『便利』であると言われていますが、視点を変えて登山ジャンルではどのような恩恵があるが、気になったので調べてみました。

結果的には本本格的な運用は2020年。まだ活用段階であり、山岳部までの恩恵はまだ先という感じです。今回は雑談的な感じで、ボリューム少なめですが書いていこうと思います。

5Gの特徴

  • 高速通信
  • 大容量通信
  • 低遅延

この辺りが現在使用している4Gとの大きな違いです。ざっくりと10倍速く、遅延は10分の1、10倍程度のつながりやすさがあるので、通信という意味ではかなりのスペックを持ちます。

5Gの恩恵はどの程度か

上記の3つの特徴ですが、インターネット回線やメール、電話など端末同士がやり取りをするスマートフォンなので、本体性能の次ぐらいに土台となる機能です。

極端な話が、何かを調べるときに10倍速く調べられて、10倍の人がいても通信が安定するといったもの。また遅延も少ないので、遠隔操作などの反応が10倍はやくなるでしょう。

そんな基本的な恩恵が受けられるのが、5Gだと思います。生活が変わるという意味も分かると思います。

では登山というジャンルでは、同様な恩恵が得られるか

基本的には休みの日に登山をする方は多くいるので、平日だけでも5Gの恩恵は大きいです。ですが今では登山にいくときもスマートフォンは離さず持っていき、利用する方は多いはず。

自然を楽しむのに文明のものに頼るというのも賛否両論あるかとおもいますが、やはり必要なものですからね。緊急事態で連絡するときも使うことになり、リスクを減らすためにも大切な存在です。

2020年4月の段階では、ほぼ使えない。2022年からが本番。

まずは根本的な問題として、5Gが始まる2020年の春では、電波をとばす基地局がかなり少ないです。それにまずは高速通信の恩恵が増える都市部から設備を整えていくことになるはず。2022年ぐらいがメジャーとなるので、生活に浸透してくるのはまだ先でしょう。

なおかつ山間部はまだ先でしょうね。結局、電波が届かなければ5Gも関係ないですし。

それでも5Gドローンなど、動き出している計画はある

KDDIのニュースリリース 5Gドローンを活用した山岳登山者見守りの実証を実施…

2019年からみたいですが、auはドローンと5Gを組み合わせて登山遭難者を見つける、見守るといったシステムを考案している様ですね。

特に5Gの特徴である『低遅延』が性能を発揮するようです。遭難者をドローンで捜索して、見つけた場合ドローンからの映像を見つつ、リアルタイムで医療に携わる人がアドバイスをすることが出来る。それと通信も大容量なので、同時進行で捜索隊にも指示や現状を知らせることが出来るようです。

同時進行で様々な職種がリアルタイムでやり取り出来るようになるのは、素晴らしいですね。

しかし電波の問題はあるようで、谷では電波が非常に入りにくく、中継地点などの問題がありそうです。

登山自体は変わりないが、アクセスにも変化が?

5Gの技術で、自動運転技術がさらに高まるとも言われています。さすがに運用開始の2022年に自動運転が実用化して、すぐに手にはいることは無いと思います。

ただ自動運転が確立出来た時、公共交通機関のみでアクセスしにくい山や、弾丸登山や登山後の疲労した状態での運転が減り、登山自体の安全性も上がります。

速度が一定になるので、渋滞緩和にも効果があるとも言われますし。打ち上げは自家用車内で、帰りの車の中でその日行った山の思い出を話しながら打ち上げをする日も来るのでしょうか、楽しみです。

VR技術の進化で、自宅にいながら登山道や自然の景色を味わえるか?

いい点、もったいない点どちらもあると思います。

まず良い点は、手ごろに絶景を味わえることでしょう。今でもあるVRゴーグルを使って山頂からの景色を見る技術もさらに向上すると思います。通信が安定すれば、山岳登山家に着けたカメラから視界を共有するなんてことも、リアルタイムで出来るようになるのでしょうか。

登山道の様子もより鮮明に分かれば、次の登山をするときに危険な場所の把握などの情報収集にも適していると言えます。

もったいない点は、技術の進歩で手ごろに映像を見れてしまうので、実際に登山にいく人が減るのではないかということ。ゆず的には絶景が良いのはもちろんのことですが、そこまでの過程、その場の臭いや肌で感じる冷たさなど、五感で味わってこそ登山の感動は最高潮になります。

まとめ

  1. 5Gが本格的に動き出すのは2022年。それでも都心部からで山岳部はまだ時間がかかる
  2. 5Gで遭難や登山者の見守り出来るものがないか、試験運用されている
  3. 自動運転が実用化されると、アクセスのハードルが大幅に低くなる
  4. VR技術などでリアルタイムに景色を楽しめたり、身近に絶景を見れる機会が増えるのではないか

さいごに

うーむ、なんとも内容の薄い記事となりましたが、これからの期待もこめて書かせていただきました。調べてみると、やはり運用は先で検討段階というものが多いです。通信自体が届かないといった問題もあるでしょう。

個人的には通信速度自体は登山ではあまり必要はないので、遠隔操作の部分がより実用的な運用されて、ドローンやロボットなどが火山帯・遭難者捜索などが充実すると、良いのかなと思います。

それにリアルタイムで映像を送るという点も、登山に行きたくなるきっかけとなるでしょう。例えば、年齢を重ねてもう深く・長い行程はいけないが景色だけで、孫や若い登山家の視界を共有できるなんてことも出来てると面白いですね。

それよりもゆずとしては、まず今の4Gの通信を電波の入りにくい登山道や谷で安定して繋がるようになることを、願います。

始まったばかりの5Gであり、これから色々なコンテンツも増えていくでしょう。それを楽しみに、今の登山を楽しもうと思います!

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