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【白骨温泉】白船荘 新宅旅館。白く蓄積される見事な浴槽。

みなさん、こんにちはゆずです。

温泉良いですよね。特に冬は源泉が熱い温泉地で、少し源泉温度が下がって入りやすくなったり、夏のみ加水している場所も源泉かけ流しになっていたりと、良い点が増えます。

雪見風呂もいいですよねー。暖かい温泉に入りたくなるものです。

さて今回は2月の冬の寒い時期に、熱い硫黄源泉に入りたいと探していた時に候補に挙がった場所は『白骨温泉』。白骨温泉は長野県にあり、北は上高地、南は乗鞍岳と山々に囲まれる温泉地です。

北アルプスに来たときは是非とも寄ってみたかった場所で、念願がかなった次第です。今回はその中で選んだ宿が白船荘 新宅旅館。

貸し切り風呂もあり、ご飯も美味しい素晴らしい温泉宿でした。

  • 硫黄泉
  • 激熱ではない源泉かけ流しを提供してくれる
  • 登山にセットで寄れる宿

この辺りで気になっている方は、オススメします!

白骨温泉について

温泉地は上高地・乗鞍高原に間に位置して、標高1300mの高地に位置しています。

鎌倉自体には湧出してたと伝えられており、その歴史の古さが伝わります。また以前は温泉成分が浴槽に付着した状態から『白船』と言われていたようですが、小説などで白骨と紹介されてそれが定着された、とも言われています。

成分としては含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉。『白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない』など言われていようです。

これ、木の浴槽ですよ!!

白骨温泉へのアクセス

公共交通機関(松本から路線バス、送迎車)

岐阜の高山方面からも上高地を経由して行けるようですが、長野県松本から行くのがアクセスは良好です。

松本までは各種、電車や高速バスを利用して移動。松本駅からは路線バスや送迎車で移動できます。

あずさで松本まで行く場合は、お先にトクだ値を利用するとお得です!

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路線バス

1日に何便か出ている路線バスに乗車。上高地や乗鞍高原に行くバスよりは便数が少ないので、注意してください。松本からの直通バスも出ています。

松本駅 片道90分 ⇒ 白骨温泉
新島々駅 片道70分

送迎車

松本駅 アルプス口 14:00発 白骨温泉 白船荘 新宅旅館

 

1時間~1時間20分 程度

白骨温泉 白船荘 新宅旅館 9:45発 松本駅 アルプス口

 

1時間~1時間20分 程度

宿の送迎車は1日1本。路線バスで行くよりも早く行くことが出来ます。松本から直通で行けるので、上手く利用すると良いと思います。

白船荘 新宅旅館の金額

・一泊二食

 

・一部屋二人宿泊

税込み14300円+150円入湯税

 

合計14450円

じゃらん、楽天トラベルからのインターネット予約が可能。日本秘湯を守る会の温泉宿が白骨温泉にあったので惹かれましたが、大手の旅行サイトのポイントも使えたので、今回はこちらに。

今回の撮影機材

カメラ OLYMPUS OM-D E-M1 紹介記事ははこちら
レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 紹介記事はこちら

今回もいつもの相棒たちです。宿の写真はほとんど『E-M1+12-40mm F2.8 PRO』での撮影です。

やはり薄暗い場所では、スマートフォンやアクションカメラなどよりも、画質は綺麗にうつります。色々と落ち着いたら、E-M1MarkⅡデビューしたいです。

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宿の紹介

松本駅から旅館まで(送迎車)

送迎車の来るところは、アルプス口です。
バスターミナルのある出口ではないので、ご注意を
降り口の正面に、何台か白骨温泉の旅館・ホテルの送迎車が停まっています
今回は全員で7人乗車
40分ほど乗車して、一度道の駅でトイレ休憩。

松本駅から約一時間で旅館に到着。周囲は少ないですが雪が積もっています。

外観

結構大型の旅館ですね。外観の木造な感じは味があっていいですね。

内観

渓山館、紫雲閣、鳳雲閣の3つの建物に分かれています。
ロビーは鳳雲閣、お風呂は渓山館の先にあります。
玄関
客室の廊下
お風呂までの廊下
食堂への廊下
良い提灯
ロビーの上の階には立派なお土産屋
館内はエレベーターもあり、移動面は足腰の悪い人でも大丈夫です

インテリも和風

部屋

今回の部屋は鳳雲閣の一室
玄関からの雰囲気
和室と広縁
トイレは綺麗です。
トイレはウォシュレット付きの綺麗なもの

お風呂

内湯 男女、各1つ

露天風呂 男女、各1つ

家族風呂 2つ

・大浴場、露天風呂

 入浴時間『24時間』 可能。

・貸し切り露天風呂【こなし・すもも】

 入浴は予約制。フロントで一組45分でどちらかを利用できます。

大浴場に行く途中で、水分補給できる場所があるので助かります。

大浴場内湯、露天風呂【写真は男性風呂】

内湯、露天ともに同じ源泉を利用
・源泉かけ流し
・加水、加熱、消毒なし

・【源泉:新宅新源泉】

  • 温度:49.6℃
  • pH 6.31(中性)
  • 湧出量:毎分240.0L
  • 含硫黄-カルシウム・マグネシウム-ナトリウム 炭酸水素塩温泉
  • 低張性高温泉
浴室までは階段を使用。手前が男性、その上が女性の浴室です
こちらが入口

内湯

内湯。入って驚き!浴槽が真っ白!硫黄の香りは、温泉に来たなと思う硫黄の臭い。内湯は42℃ぐらい。
浴槽は元々、木の浴槽だとか!?

露天風呂

内湯にある扉から、一度外に出ます。サンダルが用意してあります。
外といっても、廊下を進む感じ
簡易の脱衣所があります

乳白色の美しいお湯。お湯が注がれる音を聞きつつ、入る温泉は最高です。露天は40℃ぐらい。
ただ少し高いところ過ぎて、水の音が大きすぎる印象。

家族風呂【こなし】

指定の時間になったら、フロントで鍵をもらいます。選んだ方は『こなし』です
一度玄関から出て、すぐ左側にある建物が貸し切り風呂です
こちらの建物に『こなし』『すもも』の家族風呂があります
源泉かけ流し、加水・加熱・消毒なし
浴槽の底から自噴しているような書き方ありますが、これはわからなかったですね・・・。

・こなし 内湯【源泉:新宅新源泉1号】

  • 温度:49.6℃
  • pH 6.31(中性)
  • 湧出量:毎分240.0L
  • 含硫黄-カルシウム・マグネシウム-ナトリウム 炭酸水素塩温泉
  • 低張性高温泉

1号と書いていますが、おそらく大浴場と同様かと。

内湯
よく見るとわかると思いますが、温泉成分が固まってへり出しているのが分かります
天井は高く、湯気が籠りにくく快適です

・こなしの湯 露天風呂【源泉:新宅新源泉1号+新宅旧源泉の混合泉】

  • 温度:42.6℃
  • pH 7.00(中性)
  • 湧出量:不明
  • カルシウム・マグネシウム-ナトリウム 炭酸水素塩温泉
  • 低張性高温泉

ここだけ旧源泉が使われているようで、お湯の色合いが違いました。ここが浴槽の底から自噴泉していたのでしょうか?

露天風呂

夕食

食事処 18:00しか空いていませんでした

食事は食事処で食べます
個室の食事処です
献立表

朝食

食事処 8:30~(8:00もあり)

食事処の入り口で飲み物を選べます
夕食と同じところで食事します

さいごに

今回は長野県の山奥にある温泉地『白骨温泉』の『白船荘 新宅旅館』に宿泊したことを紹介しました。白骨温泉は自家源泉が多く、ここの宿も自家源泉でした。

しかし大体は同じような泉質の温泉が湧出しているので、どこでも白骨温泉の源泉を味わえます。硫黄の臭いが香る温泉は数多いですが、白船といわれるだけあり温泉成分の蓄積により、白く染まる浴槽が見事!

りんごのグラタン、とうじ蕎麦など少し面白みのある食事も美味しく食べられて、登山とも絡めやすい白骨温泉。ぜひまたほかの旅館も開拓したいです!

では皆さん、今は旅行に行けない日々が続きますが、来年の雪見風呂を楽しみに頑張りましょう!

蓄積された温泉成分。これが浴槽に蓄積されて、白く染めるようです。

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