皆さんこんにちは、ゆずです。
大自然豊かな尾瀬に関しては、登山を趣味にする人以外でも多くの観光客が訪れる場所です。特に集まりやすい時期として『水芭蕉の5~6月』『紅葉の10月』は特に人が訪れます。他にも時期によってはニッコウキスゲやワタスゲなど多くの景色を楽しむことが出来ます。
尾瀬自体は5回行ったことがあるゆずですが、今回ついに水芭蕉の時期に行くことが出来ました。今年は雪が長く降っていたのに、暖かくなるのが早かったので開花がはやいなど、色々な心配ごとがありましたが、何とか水芭蕉の群落を見ることが出来ました。
尾瀬の水芭蕉は噂通り見事なもので、また行きたくなるような素晴らしい景色でした!
ただし、紅葉シーズン並みに混雑がある水芭蕉シーズンは、平日に行ったにも関わらず、人がたくさんいたのでゆっくりと木道から水芭蕉なんて撮影している余裕はありません、本当に!なので、大変かと思いますが小雨のタイミングや泊まりの静かな朝夕などに十分に撮影する時間を取ることをオススメします!!!
- 紅葉シーズン並みに混雑する水芭蕉シーズンは、平日に行ったにも関わらず、人がたくさんいて、ゆっくりと木道から水芭蕉なんて撮影している余裕は無い。泊まりや雨の日などを狙うと、撮影などもしやすくなる。
- 尾瀬のトイレは全体的に水洗で非常に綺麗
- 水芭蕉群落地はか『鳩待峠~山ノ鼻の間のテンマ沢湿原』『牛首分岐~竜宮分岐の間の群落地』『東電小屋の東に位置する群落地』がありました。特にオススメは人も少ない、東電小屋の東に位置する群落地です。
- 5月末~6月頭は朝方5℃ぐらいで、昼間は15~20℃ぐらいと気温差が大きい
行程
日時:2022年5月31日〜6月1日
コースタイム:
1日目:約4時間00分(実際6時間30分程度)
2日目:約4時間00分(実際5時間00分程度)
メンバー構成:2人パーティー
最近のペースはじっくり楽しむようになっているので、写真撮って休憩入れて、コースタイムの1.5倍ぐらいで行動しています。
1日目は小雨の降る1日で、撮影もたくさんはしていないのでコースタイムちょうどぐらい。ただあまりに早く小屋に着きすぎて、まだチェックイン出来ないと言われたので見晴まで寄り道することにしました。そこで時間つぶしとご飯食べたので、実際の時間はかかっています。
2日目はシンプルに見晴まで歩いて、そのまま竜宮分岐を通って鳩待峠まで戻ります。
アクセス
はるかな尾瀬は群馬・新潟・福島の三県にまたがる広大な山域です。関東に住んでいるゆずからすると群馬県側から入った方が移動しやすかったりします。
正直、公式ホームページのアクセスが一番見やすいと思います。
群馬県 鳩待峠 | 上毛高原駅(沼田駅)からバスで約2:30(2:00) |
群馬県 大清水 | 上毛高原駅(沼田駅)からバスで約2:00(1:40) |
福島県 沼山峠 | 会津高原尾瀬口駅からバスで御池・沼山峠は約2:00 |
主要な3つの登山口は上記。関東からは住んでいる場所にもよりますが、ほとんどが群馬県の鳩待峠や大清水から入山になるのではないでしょうか。上記は電車を利用した時間を載せていますが、鳩待峠の玄関口戸倉・大清水まで高速バスで直行出来ます。
『尾瀬号』夜行バス | 鳩待峠・大清水まで5:30前後 |
『尾瀬夜行23:45』夜行列車 | 沼山峠までバス6:30前後 |
今回は出来る限り尾瀬を長く楽しもうと、夜行バスの尾瀬号を利用して早朝からのアタックしました。個人的には早朝はやはり人が少ないので、静かな尾瀬を楽しむなら、ゆずとしては夜行バスや自家用車で早朝入りをオススメします!
今回の山行の金額
料金(都内起点)
バスタ新宿 → 尾瀬戸倉バス停(夜行バス) | 4400円 |
尾瀬戸倉バス停 → 鳩待峠 | 1000円 |
合計 | 片道5400円 |
一番安く行く方法は高速バス。今回は夜行バスを使ったので実質5000円ちょっとで鳩待峠まで入れます。あとはコースによって大清水から帰るもよし、新幹線で帰るもよし、また高速バスで帰るもよしです。
全く同じ道の往復であれば、おおよその交通費は1万円になりますね。
今回の撮影機材
カメラ | OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ 紹介記事はこちら |
レンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 紹介記事はこちら |
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 紹介記事はこちら |
基本高倍率ズームレンズで、野鳥撮影する可能性もあり、望遠ズームレンズも追加。付け替えが若干面倒臭くなっている今日この頃です。
山行の記録
※注意
この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください。
トイレ情報
尾瀬のトイレは全体的に綺麗で、登山のトイレとしてはクオリティが非常に高く、ほとんどの場所が水洗であることも魅力的なポイントです。おそらくここまでトイレが綺麗な山域は無いと思います。以下のトイレはすべて水洗なんて驚き!!
・尾瀬戸倉公衆トイレ
・鳩待峠公衆トイレ
・山ノ鼻公衆トイレ
・竜宮小屋公衆トイレ
・東電小屋公衆トイレ
・見晴公衆トイレ
- ※クリックでトイレの写真が見られます。水洗で綺麗
-
尾瀬戸倉公衆トイレ ここはまだ下界なので特に綺麗ですね。
鳩待峠公衆トイレ
ちょっとだけ使われている感じはありますが、水洗トイレで十分に綺麗な方です。
山ノ鼻公衆トイレ
こちらも十分に綺麗です。
東電小屋公衆トイレ
人通りが少ないからか、数が少ないもののちゃんと水洗トイレでした。
見晴公衆トイレ
一番建物が綺麗ということもあってか、ここはヤバいです!冗談ではなく、尾瀬戸倉の公衆トイレ以上の綺麗さ。もうどうなっているのかってレベル。これだけ綺麗なトイレのテント場なんてすごく幸せです!
竜宮小屋公衆トイレ
ちょっと数は少ないですが、尾瀬ヶ原の真ん中に位置する良い立地の公衆トイレです。
1日目:新宿~鳩待峠~山ノ鼻
仕事終わりにこんばんは。水芭蕉を見に尾瀬に行くのは初めて、ウキウキ気分で夜行バスに乗り込みます。
そんなこんなであっという間に尾瀬の玄関口である尾瀬戸倉に到着です。ここでマイカー規制などもあり、路線バスから別のバスに乗り換えて鳩待峠まで進みます。
ただこの夜行バスは午前3時半ぐらいと、かなり早い時間に到着するので、乗り換えバスの始発まで1時間ほど時間が空いています。上手く時間を潰しましょう。
ちなみに乗り換えのバスは時期にもよりますが、橋を渡った先の駐車場から出ることも多いので、出発する場所にはご注意ください。
乗車券1000円を購入して、いざ鳩待峠へ!
マイカー規制区間のこの路線バスは小型のマイクロバスで進みます。
鳩待峠のバス乗り場に到着。
鳩待峠の登山口はもう少し上にあるのでここの駐車場から上に道路を上っていきます。ちなみに今回は二日目の天気が少し回復しそうなので、それを信じて1日目は歩く覚悟です。
本日は東電小屋まで歩くだけなので時間にはかなりの余裕があります。到着した頃は雨脚もとても強かったので、休憩所で時間を潰します。
雨脚が少しおさまるのを待っていざ出発!!
こちらが尾瀬ケ原の入口。
一気に標高を下げてからは比較的平らで山ノ鼻まで歩けます。
登山地図にも書いてある水芭蕉の群落池『テンマ沢湿原』です。ここテンマ沢湿原までは水芭蕉は皆無でしたが、急に現れる水芭蕉の群落には感動しました!
咲きたての小さな水芭蕉が可愛いです!
木道の近くに水芭蕉が綺麗に咲いており、この時まで雨の登山に少々うんざりしていましたが、水芭蕉や木道が雨に濡れて艶が出ており非常に雰囲気が出ていて良かったです!
この木道と水芭蕉の組み合わせが、何とも尾瀬っぽい。
水芭蕉と一緒にコバイケイソウの葉も見られます。これから立派な花を咲かせてくれますかね!
そんな水芭蕉の群落を楽しみながら、進んでいくと尾瀬山ノ鼻ビジターセンターに到着。
この山ノ鼻は尾瀬ケ原の入り口で『至仏山荘・山の鼻小屋・尾瀬ロッジ』の3つの山小屋に加えて、上記のビジターセンターが集中する集落のようになっています。
昼の時間でも気温は15℃無いぐらい。ちなみに朝は一桁でした。まだまだ寒いので、泊まりの時は防寒着はお忘れなく!
こちらは食事も食べることが出来る至仏山荘。雨ということもあり、前日宿泊した帰宅組とは早い時間ですが、この辺りで合流して混んでいます。
至仏山荘前にはベンチもたくさん用意されており、空間やタイミング的にも休憩にちょうど良いのでしょうね。
1日目:山ノ鼻から東電小屋
山ノ鼻を後にして、さてお待ちかねの尾瀬ヶ原へ!とはいえ広大な尾瀬ヶ原ですが、正直この時期の尾瀬ヶ原はちょっと暗いですね。
とはいえ所々にある水芭蕉が綺麗であり、遠くに白樺と思われる木々の白と緑がより映えますね。
水という文字があるように、水辺の近くに咲いている水芭蕉たち。
数日前にも結構な雨が降り、雪解けと合わさって木道が水没していました!
これは数日前よりもマシになったみたいですが、尾瀬ヶ原に来てはじめてのことだったので驚きました!
小さな水芭蕉の群落!
なかなか離れた場所に咲く『ショウジョウバカマ』。数少ないピンクの色合いが良いですね。数少ないですけど。
この辺りから雨脚もだいぶ弱まり、雲が多いですが周囲が見渡せるぐらいには開けてきました。この木道が続く感じ、これがやっぱり尾瀬っぽくて良いですね!
雨の日の登山は、みんなカラフルになりがち。統一感が無いのが、また良いですね!(笑)
牛首の分岐に到着しました。東電小屋に行くには、竜宮方面ではないですが、水芭蕉群生地の1つが竜宮方面にあるので一度そちらへ。
ちょうど牛首と竜宮の間にある水芭蕉の群落地。
大きな川の周りには水芭蕉の大群落があります。本当はここから水芭蕉の群落と至仏山が撮影できるのですが、今回は天気が悪いのと思ってた以上に水の量が多いので、多くの水芭蕉が水没してしまっていました。
一度牛首分岐まで戻り、再び東電小屋方面に歩き始めます。
個人的に気に入ってる1枚!
木道の濡れている感じと奥にそびえるおそらく白樺、ダケカンバなどの色合いが段々と変わるのが、素晴らしい!
後ろ姿がカッコイイ歩荷さん。尾瀬ヶ原の特徴的な光景ですね。
竜宮方面と東電小屋方面の分岐にある『ヨッピ吊橋』の分岐。
ヨッピ吊橋からはしばらく白樺の森の中を進みます。
森の中には野鳥がたくさん!写真の野鳥はアオジ。ゆずが野鳥観察にハマったキッカケの鳥です!さえずってて可愛い!
黄色の花『リュウキンカ』も所々に出てきます。
水芭蕉とリュウキンカの組み合わせも素晴らしいです!
改めて見ると、見事なまでに水があるところに水芭蕉が咲いてるなー。不思議。
少し開けてくると、奥に見える目的地の東電小屋が見えてきます!木道の先に見えるのが、とっても良い雰囲気です!
東電小屋に到着しました!小屋の前にはミネザクラも咲いており、春の残りを感じられました。
皆さんこんにちは、ゆずです。 水芭蕉の咲く時期ですが、尾瀬の『東電小屋』に宿泊して行きました。尾瀬には多くの山小屋があるのですが、集中している場所もあり、東電小屋のように一ケ所だけポツンと建っている山小屋もあります。 今回はそんな東電小屋[…]
1日目:東電小屋から見晴への寄り道
さて東電小屋にチェックイン!と思いましたが、まだチェックアウト後の片付けなどがあるからか、チェックイン出来ないとのこと。
食堂利用でもして時間を潰したかったですが、食堂もやっていないみたいなので、やっていそうな見晴まで寄り道することにしました。
それにしても『往復1時間ぐらいだから、見晴に少し寄り道に行ってこようか』なんて、普段の生活ならちょっと出掛けますレベルじゃないですよね(笑)
小屋の人にも東側にある水芭蕉群生地が見頃と教えてもらって、正直ほかと変わりないぐらいだと思っていました。
いやいや、そんなことはありません!
とっても見事な水芭蕉群生地があって、テンションMAXです!
木道近くだけじゃなくて、奥の方まで続く水芭蕉の群生地は見事!!今回の山旅で1番近くで見れて、密度も良かったです!
時期によって咲くタイミングはバラバラですが、ここの群生地は『日帰りでここまで来る人が少ない』『立地的に人通りが多くない』などの理由から、1番人が少ない群生地でした。
ゆずとしては、1番ゆったりと水芭蕉の撮影を行える場所でしたので、是非ともオススメします!
新潟と福島の県境『只見川』。今更ながら、ここ只見川なんだ!と地図を見て驚きました。なかなかの水量ですね、尾瀬ヶ原からこれだけの水が流れてこんでくるとは凄まじいの一言。
途中少しだけ雨に振られたので、写真は撮らずに見晴までワープ。
山ノ鼻も山小屋が3軒ある集落でしたが、ここは何と6軒の山小屋が建っています!!村ですよ村!
そして水場も入口近くに立派なのがあり、テント場も備えている素晴らしい立地。
見晴は4年ぶり?ぐらいでしたが、いつの間にか尾瀬小屋がフレンチ料理を出すようになっていたことに驚きました…!
山の中で見事なフレンチ料理は食べてみたい!が今回は営業していなかったので桧枝岐小屋で食事をすることに。
正直尾瀬小屋のフレンチ料理が魅力的だとは思いますが、それでもしっかりと他の山小屋でも昼ご飯を提供しているのがとても助かりました。
こちらがメニューと店内の様子。
先ほど降られた雨も止んだので、今回は屋外での食事を堪能しました。
ちなみにジュースやお酒も冷えていますよ!
今回注文したのがオーソドックスではありますが、焼き肉定食。フランス料理が食べられなかったのを忘れるぐらい、とても美味しく、山の中で焼肉が食べられる事に感謝。ホント営業してくれてて良かった…!
行動食は持ってきていましたが、今回は山小屋で昼を食べる計画だったので待ったかいがありました。旨かった!!
ここ見晴にいる野鳥は人間に慣れているのか、けっこう近くまで寄ってきました。調べてみるとニュウナイスズメどの事で、はじめての野鳥にテンションアップ!
焼き肉と新しい野鳥が見れて、寄り道してきて良かった!
天気が良ければテント泊の予定でしたが今回は残念。せっかくなのでテント場の視察。平らで広いきれいなテント場でした、特にトイレも綺麗で素晴らしい!
今度はここに泊まってみたいです。
寄り道も無事に終わり、チェックイン時間になったので東電小屋に戻ります。その途中でも木道の端っこにあったザゼンソウ。
正直なんでこんな鼻の形をしてるか不思議な花でした。
2日目:再び見晴へ、そして竜宮小屋
夕日は残念ながら見れませんでしたが、日の出はもしかしたら雲が晴れそうなので、期待を込めて出かけました。予想では正面の燧ケ岳辺りから出てくるはず!
昨日は雨だったのに奇跡的に日の出の時間帯には青空が見えてきました。よし!日の出よ出てこい!
寒いと思ってたけど6°cは寒い。しっかりと防寒をしてくださいね!
日の出の写真がないから分かるかと思いますが、日の出は見れませんでした。 ただ青空は見れたので良し。帰りに飛行機雲も見れたのでパシャリ。
東電小屋に戻ると至仏山も綺麗に見えていました。
さて朝食も食べて、2日目は鳩待峠から帰るだけ。時期柄至仏山にも登れませんし、体力の落ちきったゆずではこの時期の燧ケ岳も行けません。
なのでいっそのこと尾瀬ヶ原をゆったりまったり帰ることにします。
昨日は東電小屋から見晴に行く途中は雨に降られたので、あまり景色は見れませんでしたがこちらの木道もいい雰囲気。
至仏山の見える位置も変わり、堂々とした山容を見ることができました。
よくよく見てみると春らしく、つくしが生えています。ニョキニョキしていて可愛い!
昨日に続きまた見晴に行ってきました。そしてこちらが尾瀬小屋のフレンチ料理。次回は是非とも食べてみたい。
テラス席もできており全体的にはおしゃれ仕様。
では昨日は歩かなかった見晴から、山ノ鼻まで一直線で帰ります。
至仏山と水芭蕉。
後ろを振り向くと見晴と燧ケ岳。いかに山小屋が密集している場所がわかりますね。
さてこちらは沼尻川に架かる『竜宮沼尻川橋』で、群馬県と福島県の県境です。微妙に左に傾いているのがなんともシュール。結構新しく作ってある橋なんですがね。
尾瀬ヶ原の真ん中に建つ竜宮小屋の雰囲気もとても良さそうで、是非とも次は泊まりたいと思ってしまいました。
尾瀬ヶ原の真ん中なのに、森林地帯のように森が茂っていてその中に佇む川と竜宮小屋の組み合わせが何とも素晴らしい。いやこれは行ってみたい!
野鳥や風景撮影をする人にも有名な山小屋みたいなので、次の機会を楽しみにするとします!
2日目:竜宮小屋~鳩待峠~下山
相変わらず、この段々な色合いが見応えあります。
昨日と今日の朝で水芭蕉の群落をたくさん見たので水芭蕉には満足していました。他の見どころポイントとしては、ここ竜宮現象。
写真だと何とも分かりにくいですが、上・左・下から3方向からの水がちょうど真ん中に集まります。水の流れは入り口と書いてあるように、地下に潜り出口から湧き出るように出てきます。
そして反対側にあるこの大きな池が出口で、一番底から先ほどの水が湧き出てきています。
水芭蕉は所々に咲いていますが、人が増えてきて木道での撮影がやりにくくなってきました。なので端に避けて野鳥撮影してました。
こちらはホオアカ(たぶん)初めて会った野鳥です!
すると唐突に尾瀬ヶ原の池塘に現れるカモ。君はどこにでもいるなー。
木道とカモの組み合わせは面白かったので撮影してたら、見事水にダイブしている写真が撮影出来ました!
昨日も寄った牛首分岐と竜宮小屋の間にある、水芭蕉群生地です。水量も少し減り、水芭蕉はわかるように。至仏山も見えていますが、個人的には東電小屋ちかくの水芭蕉群生地の方が良かったですね。距離が少し離れていますし。
行き止まりポイントが撮影スポットになっているのですが、そこには7〜8人ぐらいずっと居る感じでしたので、撮影するならもっと早い時間帯ですかね。
それでも大きな川沿いにここまで咲くのは、この群落地だけですね。
昨日は帰る歩荷さんでしたが、今日は荷物を持ってくる歩荷さんにお会いしました!ほぼ毎日のように歩いているみたいで、本当にありがたいです!
そしていきなり山ノ鼻までワープしたのは、人が多くて木道渋滞が凄いので立ち止まって写真を撮るタイミングがありませんでした…。休憩ポイントはそこで休んでいる人達がたくさんいたので、そこも落ち着かない。とくに昨日は雨だったこともあるのか、今日はとても混んでいました。
この人混みを見て『雨の日』『宿泊』を選んでみて、混雑解消が狙えて良かったなと、昨日頑張って来たかいがあったと再認識。
昼ご飯は至仏山荘でスタミナ丼をいただきます。美味しくいただけましたが、ちょっとニンニクの味が強すぎて、昨日の焼き肉定食の方が美味しかった。
素直にカレーにすれば良かった(笑)
昼ご飯食べたあとは、最後の一踏ん張り。山ノ鼻から鳩待峠までのラストスパートです。ちなみにここが一番混んでいて、反対からも団体客がバンバン来る、後ろから抜きたいオーラを出してくる人が居たりと何とも落ち着かない木道歩きでした。
木道はいい点も多いですが、反対からもたくさん人が来ると追い抜きが非常に難しくなるので悩みものですね。
最後の急登で汗をかき、渋滞から開放されたので鳩待峠でご褒美の花豆ソフトクリームを!あとはバスを2つ乗り継いで、2時間ほどで上毛高原駅に到着します。
鳩待峠からのバスは長かったですが、新幹線から東京まではあっという間。雨に濡れた水芭蕉や艶のある木道、色合いが段々になっている白樺やダケカンバの景色を思い出しながら、帰路に着きました。
今回の山旅はこれにて終了!
さいごに
水芭蕉の時期の尾瀬、いかがでしょうか?
この規模の水芭蕉を見る場所はなかなか少なく、人が集まってくるのも分かります。それでも人は多すぎるので、ゆずとしては何度も言うことになりますが、泊まりや雨に来るなど人のいない環境や時間帯にくることを推奨したいです。
朝の静寂な静かな尾瀬を堪能すると非常に幻想的で、水芭蕉のみが尾瀬でないことを認識すると思います。小屋の人が話していた『白い虹』なども見どころはまだまだありそうですからね。
それではみなさん、良い山旅を!