皆さんこんにちは、ゆずです。
どうでも良いことですが、2018年後半から、私は温泉にハマっています。色々な温泉本やインターネットで情報を漁りまくっています(笑)
そんな私が行きたかった温泉の1つ『万座温泉(まんざおんせん)』。
ただ万座温泉に行くには、公共交通機関でのアクセスが悪く、なかなかタイミングが合わずにいました。
今回『万座温泉 直行バスプラン』というものを見つけ、リーズナブルな金額、直行バスに魅力を感じて利用してきました!
その万座温泉に行ってきた詳細をご紹介していきます。
万座温泉は硫黄成分の含有量が日本一の温泉
万座温泉は、群馬県 吾妻郡 嬬恋村 干俣(ぐんまけん あがつまぐん つまごいむら ほしまた)にある温泉地です。
白濁した湯が特徴であり、硫黄成分の含有量が日本一の温泉です。高温で酸性泉の源泉を多く持ちます。また標高が1800mと高地にある温泉地であり、万座温泉特有の特徴があります。
私のブログだと、山で話した方がわかる人が多いと思います。日本百名山の草津白根山の西側に位置している温泉地です。
草津白根山の『東は草津』『西は万座』と、火山帯の麓は素晴らしいですね。
万座温泉へのアクセス
公共交通機関でいく場合
公共交通機関の場合、鉄道とバスで乗り継いで行かなくてはなりません。
東京~万座・鹿沢口駅 4時間~5時間 | 路線バスで約45分 | 3,350円+1350円
計4700円 |
東京~軽井沢駅 1時間20分 | 路線バスで約110分 | 5910円+2920円
計8830円 |
主に在来線+バス、新幹線+バスになります。
在来線は安いですが、時間が長く、乗り換えも多い。反対に新幹線は高いですが、乗り換えも少なく、時間が短い。
青春18きっぷなど使わない限り、最低でも片道4700円かかってしまいます。
直行バスプランの場合
では直行バスプランの詳細を説明していきます。
名前の通り、万座温泉まで乗り継ぎなく、バスで行くことが出来ます。出発する場所は新宿の都庁大型駐車場です。
ただこのプランは万座温泉にある『日進館』という旅館の専用プランになります。正確には日進館の1泊2食と往復直行バスがついているプランになります。
往復バスの時間は決まっており、自由度が少ないのが問題です。
草津温泉から万座温泉へ
草津白根山を越えて、硫黄泉で有名な草津温泉・万座温泉をつなぐバスもあります。
※2019年3月10日の時点では、草津白根山の警戒レベル2のため、通行禁止となっています。
天下の名湯「草津温泉」の公式ホームページです。温泉のみならず、草津に関する情報盛り沢山!きっと貴方も、草津の達人になれる…
今回はゆけむり館に宿泊
大きく部屋タイプが分かれており、一番安いのが『ゆけむり館』、順に『別館』『本館』と上がっていきます。今回はゆけむり館に宿泊。
平日 13380円 | 休日 14460円 |
そこの奥さん!安くしておきますよ!
と語りかけてくるような安さ。在来線+路線バスで、往復9400円。平日13380円から9400円をひいて、3980円。
平日1泊2日の2食付きが実質3980円ですよ、サンキュッパ!!(笑)。圧倒的な安さです。
今回の旅の紹介(写真付き)
日進館までの行程
都庁大型駐車場に到着。ここにはクラブツーリズムやHISといった、旅行会社のバスが多く集まります。画面真ん中にある壁に張り紙がしている場所にバスが止まります。
ここには多くの温泉直行バスが止まります。結構色々な温泉が多いですね。私は9:00発の万座温泉行きのバスに乗ります。
日進館行きのバスの到着。四列シート、トイレなし、コンセントなしです。
大体4時間半~5時間ほどの移動になります。1時間半に1回の休憩が15分ほどあり、そこまでトイレなどに困ることはなかったです。
13:15には到着。定刻よりもやや早く着きました。ここから広間に移動して、館内の案内を乗車していた客でまとめて聞きます。
平日で部屋が空いていたのか、部屋が別館にグレードアップしていました。
館内の写真
日進館はやや移動が大変です。分かりやすいのがあったのですが、写真を撮り忘れてしまったので、自作…。
本館・別館・ゆけむり館での移動は、矢印の階で移動する必要があります。本館、別館はエレベーターありますが、ゆけむり館はエレベーターありません。移動が大変なので注意しましょう。
ご飯などをふまえると、本館が一番無難な印象です(ご飯は本館1階)。値段とご相談を。
さて、本館玄関入ってすぐ。中はいい雰囲気でぐんまちゃんがお出迎え。車いすなどもあり、環境も良いですね。
こちらはフロント横の売店。内容よりも提灯の味がありますね!
館内には絵画や昔に使用していたスキーなどもあり、探索するのも面白かったです。
ここが私が泊まった『別館』。館内が結構迷子になる感じの構造となっていました。
温泉の案内
まずは6階にある『万天の湯』。ここは洗い場+内風呂のみです。
温泉成分表ではpHなどの記載はなし。源泉を混ぜているらしく、正確なものが分からないのでしょうか?宿泊者限定です。
ですがおそらく、酸性・かけ流し・加水ありですね。42℃ぐらいでしょうか?
次に本館1階の玄関入ってすぐ横『長寿の湯』。6つの温泉を楽しめます。洗い場+内風呂+露天風呂が味わえます。
万天の湯と温泉成分表は同じもの。正確な違いがわかりません。源泉を使い分けているのでしょうか?
- 苦湯:加水。42℃ぐらい。
- 姥湯:源泉100%。39-40℃ぐらい。
- 真湯:湧水を加熱しているもの。
- 滝湯:打たせ湯。加水。42℃ぐらい。
- 姥苦湯:露天風呂。加水。39℃ぐらい。
- ささ湯:露天風呂。加水。42℃ぐらい。
個人的には源泉が70℃ほどあるので、加水はしょうがないと思います。
ただ源泉100%の姥湯がややぬるめなのは、何ででしょうか?外気にさらして、冷ましているのか…。色々と工夫しているのでしょう。
せっかく泊まりで来ているので、私はぬるめで長く入れる姥湯、姥苦湯がオススメ!!
露天の写真が無くてすみません。玄関を出て50mほど下ると、露天風呂があります。男女別で露天風呂のみ、洗い場はありません。
加水あり、42℃ぐらいで雪見風呂を堪能しました!
食事風景
夕食、朝食ともにバイキング形式。ただ料理は種類もあって、美味しかったです。部屋食や個室などの環境を重視する方には向かないかもしれません。
夕食
朝食
タイムスケジュール
最後にタイムスケジュールをお伝えします。
集合 | 9:00出発 |
万座温泉到着 | 13:30ぐらい |
説明とチェックイン | 14:00 |
夕食 | 17:00~19:30 |
朝食 | 7:00~9:00 |
チェックアウト | 10:00 |
帰りのバス | 15:00出発 |
到着 | 19:30ぐらい |
ここで注意点はチェックアウトが10:00で、帰りのバスは15:00ということ。一応フロントで待機出来ますが、暇になるでしょうね。
ちなみに私は1日目、2日目にスキーを滑っていました。リフト券付きプランもあるので、おすすめですよ!
まとめ
メリット
- 直行バスプランは『日進館』で宿泊に限るが、安い
- 時間はかかるが、乗り換えなしで安い
- 温泉は素晴らしい(特に加水しているが、ぬるめの浴槽があるのがポイント!)
- リフト券付きプランなど、派生したものもある
デメリット
- 到着が遅いので、1日目に出来ることが少ない。
- 2日目のチェックアウトしてからの時間が長い(何かイベントはやっていた様子)
- 片道では使えない?(これは未確認情報ですが、おそらく無理かと)
- 長いバス乗車に慣れていない、電車の旅を楽しみたい方には不向き
- バイキング形式なので、部屋食を希望する人には不向き
- 館内の移動が大変。特にゆけむり館の場合
さいごに
今回は万座温泉に行く、直行バスプランを紹介しました。
自家用車を持っていない方は、私と同じで公共交通機関を使う必要がありますね。このようなプランが用意されているのは、大変助かります。
バスで来るのは、草津側からも来れるのですが警戒レベルが2なので、残念です。レベルが下がれば、草津と万座を2泊で楽しむのも良いかもしれませんね!
万座温泉に行ってみたい方、このプランを参考に、ぜひ温泉を楽しみましょう!