みなさん、こんちにはゆずです。
温泉は良いですよね。そのまま入るのも良いですが、登山の疲れた後に入ると更に幸せ。日帰りで帰るのも良いですが、登山後の後泊もいいですよ!
今回は越後の名峰『越後駒ケ岳』に登った時の後泊にお気に入りの『駒の湯山荘』をご紹介します。
携帯の電波が通じないところですが、宿自体の雰囲気やランプの風情良く、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。源泉32度のぬるゆがドバドバの温泉宿をご紹介します。
※宿泊は2018年10月末に宿泊。その時の情報です。
場所
新潟県の魚沼市にある大湯温泉。比較的大きな温泉街ですが、そこから東に進んだところに栃尾又温泉、駒の湯温泉と2つの独立した温泉があります。
そのうちの『駒の湯温泉』には一軒宿のみ『駒の湯山荘』があります。
公共交通機関で行く場合
結論からいうと、日祝以外はバスがありません、それも季節運航。あっても最寄りのバス停から徒歩30分ほどでなかなかに歩きます。結構厳しいですね。
①バスを使う場合
7月~10月の日祝限定。上越線の『小出駅』から枝折峠を経由する1日1本のバスを利用します。
最寄りのバス停は『灰の又』。そこから徒歩30分です。
②送迎を利用
宿泊者は送迎を利用できます。
残念ながら、駅からは難しいですがバスの本数が多い『大湯温泉バス停』までの送迎を行ってくれます。大湯温泉バス停までは平日・休日問わず、新幹線の浦佐駅、上越線の小出駅からバスが出ています。
現実的なのは、こちらですね。平日・休日や登山にも利用しやすいです。
駒の湯山荘の紹介
外観
※館内の写真はほとんど撮れていませんでした。こちらのサイトを参考にしてください。
温泉
温泉成分
- アルカリ性単純温泉
- 温度:32.9 °C
- pH: 8.52
- 湧出量:1,840L/min(駒の湯温泉2号源泉)
温泉の数は合計7つ
- 内湯2つ(混浴、女湯)
- 貸し切り露天風呂2つ
- 混浴露天風呂1つ
- 日帰り:混浴露天府風呂、女湯
混浴多めです。ただ貸し切り露天風呂が一番いいですね!独占して入ることが出来ます。
唯一の不満が、混浴露天に女性専用時間がないところですかね。赤い混浴用の湯あみがありましたが、混浴は苦手って人はいると思うんですよ。少しでもあれば、この露天の雰囲気も味わえてよかったのかなと思います。
源泉がぬるめなので、大きな源泉かけ流しの浴槽と、小型の加熱浴槽があります。加熱浴槽の方はボイラーで加熱してある源泉を、蛇口をひねると出てくる仕様。
注意点として、ずっと加熱源泉が注がれているわけではないので、前の人が入浴して時間が経っていると加熱浴槽はとてもぬるいです!温度確認してから入りましょう。
内湯
貸し切り露天風呂
混浴露天風呂
食事
夕食
朝食
その他
- 山奥の宿なので、携帯電話の電波は入りません
- 宿の人に言われましたが『山小屋』では無いので、キャンセル料金はちゃんと発生するので、勘違いしないように!
- トイレが男女共有
- ドライヤーは借りられる
- 宿泊したのは新館:11000円(税込み)
どの山に絡められるか?
登山と絡める場合、越後駒ケ岳が有力でしょう。下山口にもなっていますしアクセスも良いです。個人的には送迎も考えると、登山後がオススメ。
大変ではありますが『越後三山の縦走』の最後の目的地にするのもいいでしょう。
さいごに
今回は電波も届かない山奥の宿『駒の湯山荘』を紹介しました。源泉かけ流しのドバドバの源泉が注ぎ込まれる浴槽は圧巻。なにより貸切風呂のクオリティが素晴らしい。あの大きさを貸し切りに出来るのは良いですね。
食事も単調でなく、美味しいですし、宿の雰囲気もとてもいいです。
今回は越後駒ケ岳に登った後に泊まりましたが、天気もそこまで良くなかったので是非ともリベンジしてまた泊まりたいです。
ただ合う、合わないははっきりしている宿だと思います!!
合わない人
- 絶対に電波の通じないところは嫌だ
- 虫の多いところは嫌だ(山奥はカメムシとかいます。ただこれはしょうがないです…)
- 高級旅館、ホテル並みの接客を求める(比べるのが間違っています)
- 温泉は熱くてなんぼ!(ここはぬるゆを楽しむところ)
この点を理解して、気にならない人はとても満足できる宿だと思います。特にぬるゆ好きの人はオススメですよ!
今回は10月末に宿泊したので、今度はもう少し気温の高いところに行こうかな?